55 / 94
~会議と報告~(お知らせ)
しおりを挟む
誠に勝手ながら、来月からのファンタジー小説大賞に参加するため、今月いっぱいの更新を止めさせて頂きます。
5万文字を執筆しないといけないので、申し訳ありません!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
臨海学校も終わり、また精霊学園での授業が始まった。そして学園長室で会議が行われていた。
「さて、今回の魔王軍の襲撃についてじゃが─」
各人物の目の前に資料が置かれて目を通していた。
「なるほど。今回は初めての大規模襲撃だったけど、問題なく対処できたわね」
「そうだな。新しい四天王の内、二人も倒せたしな」
今回参加していなかったイフリートとノームが報告を聞いて頷いた。
「一年生達の成長もあるが、シオンが前に言っていた情報が命という行動信念がやっとわかったわ。確かに敵が攻めてくるとわかれば対処がしやすく、危険度も下がるわね」
風の精霊シルフィードが、今回の成果を深く受け止めていた。
「確かにのぅ、前回は魔王軍の襲来に我々四大精霊が個別にやられた教訓を生かした感じじゃな」
「ええ、下級精霊でも私の風の精霊達は情報伝達が早いわ。それを広範囲に広げて、魔物などの情報を連絡させる案は良かったわね」
シルフィードは満足げな顔で頷いた。
「シルクード領内はウンディーネが水脈を利用した探知魔術を使っているからな。その補完にはもってこいって訳だ」
今回の報告が終わり、嬉しい顔で褒めていたイフリートの顔が変わった。
「………それで?情報漏洩の元はわかったのか?」
「ええ、一部の生徒の家族が人質になって、仕方なく情報を伝えていたそうよ。生徒の部屋に普通の伝書鳩を送って手紙でやり取りしてたそうよ」
流石に普通の鳥までは探知不可能である。
「対策は大丈夫?」
「全ての生徒の実家に精霊を派遣した。万が一、魔王軍が襲ってきた場合はすぐに連絡がくる手筈になっている」
「これで魔王軍が精霊学園のスケジュール把握する術を失った訳だ。後は─」
コンコンッ
学園長の扉を叩いた音が聞こえてきた。
「入っていいわよ」
ガチャ
「失礼する」
入って来たのは海龍のリヴィだった。
「首尾はどうじゃった?」
「うむ、あの四天王(笑)の情報の元、魔王軍の拠点を逆に襲撃したのだが、3つの内2つはダミーだったよ。確かに洞窟があり魔物が住んでいたけどね。魔王軍とは関係無かった。でも最後の1つは、間違いなく魔王軍のアジトだった」
四大精霊の顔つきが変わった。
「それで、どんな感じであった?」
「魔王軍のアジトは、ここにあった」
リヴィは地図を指さした。
「陸と海の境か……」
「入口が陸と海、両方にあり海底洞窟になっていた。取り敢えず暴れて最下層にいき、ブレスを吐いて壊しまくったら、崩れた壁から隠し部屋がでてきたので、そこにいた四天王っぽい奴らを倒しておいた」
ああ、これではどちらが魔王軍かわかりませんね。名もなき四天王は人知れず壊滅したのだった。
「ありがとうリヴィ、怪我とかない?」
「ウンディーネやシオンと戦った時より歯ごたえがなく退屈だったよ」
ニヤリと笑うリヴィにウンディーネだけは、軽くため息を付くのだった。
5万文字を執筆しないといけないので、申し訳ありません!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
臨海学校も終わり、また精霊学園での授業が始まった。そして学園長室で会議が行われていた。
「さて、今回の魔王軍の襲撃についてじゃが─」
各人物の目の前に資料が置かれて目を通していた。
「なるほど。今回は初めての大規模襲撃だったけど、問題なく対処できたわね」
「そうだな。新しい四天王の内、二人も倒せたしな」
今回参加していなかったイフリートとノームが報告を聞いて頷いた。
「一年生達の成長もあるが、シオンが前に言っていた情報が命という行動信念がやっとわかったわ。確かに敵が攻めてくるとわかれば対処がしやすく、危険度も下がるわね」
風の精霊シルフィードが、今回の成果を深く受け止めていた。
「確かにのぅ、前回は魔王軍の襲来に我々四大精霊が個別にやられた教訓を生かした感じじゃな」
「ええ、下級精霊でも私の風の精霊達は情報伝達が早いわ。それを広範囲に広げて、魔物などの情報を連絡させる案は良かったわね」
シルフィードは満足げな顔で頷いた。
「シルクード領内はウンディーネが水脈を利用した探知魔術を使っているからな。その補完にはもってこいって訳だ」
今回の報告が終わり、嬉しい顔で褒めていたイフリートの顔が変わった。
「………それで?情報漏洩の元はわかったのか?」
「ええ、一部の生徒の家族が人質になって、仕方なく情報を伝えていたそうよ。生徒の部屋に普通の伝書鳩を送って手紙でやり取りしてたそうよ」
流石に普通の鳥までは探知不可能である。
「対策は大丈夫?」
「全ての生徒の実家に精霊を派遣した。万が一、魔王軍が襲ってきた場合はすぐに連絡がくる手筈になっている」
「これで魔王軍が精霊学園のスケジュール把握する術を失った訳だ。後は─」
コンコンッ
学園長の扉を叩いた音が聞こえてきた。
「入っていいわよ」
ガチャ
「失礼する」
入って来たのは海龍のリヴィだった。
「首尾はどうじゃった?」
「うむ、あの四天王(笑)の情報の元、魔王軍の拠点を逆に襲撃したのだが、3つの内2つはダミーだったよ。確かに洞窟があり魔物が住んでいたけどね。魔王軍とは関係無かった。でも最後の1つは、間違いなく魔王軍のアジトだった」
四大精霊の顔つきが変わった。
「それで、どんな感じであった?」
「魔王軍のアジトは、ここにあった」
リヴィは地図を指さした。
「陸と海の境か……」
「入口が陸と海、両方にあり海底洞窟になっていた。取り敢えず暴れて最下層にいき、ブレスを吐いて壊しまくったら、崩れた壁から隠し部屋がでてきたので、そこにいた四天王っぽい奴らを倒しておいた」
ああ、これではどちらが魔王軍かわかりませんね。名もなき四天王は人知れず壊滅したのだった。
「ありがとうリヴィ、怪我とかない?」
「ウンディーネやシオンと戦った時より歯ごたえがなく退屈だったよ」
ニヤリと笑うリヴィにウンディーネだけは、軽くため息を付くのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
宿敵の家の当主を妻に貰いました~妻は可憐で儚くて優しくて賢くて可愛くて最高です~
紗沙
恋愛
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる