悪徳領主の娘に転生しました。『魔法学園恋愛編!』たぶん!

naturalsoft

文字の大きさ
83 / 94

ついに対面!

しおりを挟む
シオン達が進むと、大きな黒い扉が見えてきた。

「この先ね………」
「油断せずに開けるのじゃ!」

開けたとたんに攻撃魔法とか飛んでくるかも知れないからね!

しかし扉は自然とギギギッと開いていった。

「歓迎のつもりかのぅ?」

ウンディーネを先頭にゆっくりと中へ入っていった。すると、中はダンジョンボスの部屋ぐらい広く、地面にはよく分からない紋様が書かれており、紫色に光っていた。

「よくきたな。四大精霊とその契約者よ」

部屋の奥に魔王とダークリキッドが待ち構えていた。

「私の名前はシオンよ!覚えておきなさいよ!」
「威勢がいいな?ここまで私の花嫁になりにきた訳でもなかろう?」
「当たり前じゃない!あなたを倒しにきたのよ!」

シオンはビシッと指をさして言った。
魔王は薄笑いをしながら後ろを指差した。

「私の後ろにあるものが、なんだかわかるか?」

魔王の後ろには不気味な大きな時計?の様なものがあった。

「趣味の悪い時計ね?あなたにピッタリじゃないかしら?」

シルフィードが皮肉を言った。
しかし、顔には冷や汗が流れていた。

「気付いたか?流石は四大精霊の知恵袋と言ったところかな?」

シオン達が尋ねた。

「シルフィ?あれはなんなの?」

厳しい顔でシルフィが話した。

「あれは邪神復活のメーターだわ」

!?

時計の針を見ると少しずつ動いており、針は22時を指していた。

「この針が↑を指したとき、邪神は復活する!」

魔王は高々に叫んだ。

「この魔王城が空を飛んでいるのは、地上で死んだ人間達の魂や魔力、怨念を吸い上げる為に浮いているのだ」
「魔王軍が各国に攻めている理由が邪神の供物を集めるためって訳だったのね!」
「如何にも!」

確かに余り時間はないみたい。
でも──

「なら、さっさと貴方を倒せばいいだけのことね!」

!!!!?

ウンディーネとシルフィードはシオンに合わせて攻撃魔法を放った!

「水よ!邪悪を払いて敵を穿て!激流波!!!」
「風よ!邪気を浄化し邪悪を滅ぼす刃となれ!聖風斬!!!!」

「えっ、ええっっと、とにかく倒れなさい!魔力弾!!!」


ウンディーネとシルフィードは魔族などにz効果を発揮する聖属性の魔法を放ったが、シオンはカッコいい呪文が思い付かず、無属性の魔力の弾丸を放った。

なんとも格好が着かないのである。

魔王は黒い光を空中に出したが、シオン達の魔法は吸収されず、打ち破り魔王に着弾した。

「やったわ!」

爆発音と共に煙が晴れていくと、魔王は健在だった。

「流石にやるではないか?埃が着いてしまったぞ?」

全くの無傷!?

「今のは小手調べじゃ。これから本気で行くのじゃ!」

出遅れたセリスやスノー、クリスも臨戦態勢を取ったのだった。







しおりを挟む
感想 22

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。

琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。 ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!! スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。 ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!? 氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。 このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……

buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。 みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

処理中です...