89 / 189
レンタルボーイ、金持ちの玩具
女オーナー
しおりを挟む
翌日、沢渡さんから渡された名刺を頼りに、その住所を探し歩いた。
その場所は、都内でも一等地のタワーマンションで、一階のロビーにはコンシェルジュがいる。
名刺に記されていた部屋番号を入力し、呼び出し音を鳴らした。
「はい」
声の感じからすると、若い男のような声だ。
「あの、沢渡さんの紹介で来ました古賀と言います」
「はい、どうぞ」
エントランスのドアが開錠する音がして中に踏み入れた。
このマンションは35階建てで、その最上階の一室がこの秘密のクラブの事務所になってるらしい。
エレベーターはあっという間に最上階に着き、部屋番号を見ながら玄関の前に立った。
すると、ガチャっとドアが開き、中から黒服を着た20代半ばの爽やかな笑顔のイケメンが対応し、中に入らせて貰った。
億ションというだけあって、もの凄い高級感溢れるラグジュアリーな空間だった。
どれもこれも高そうな物ばかりだ。
壁には絵画がいくつも飾られていた。
ソファーもテーブルも何もかもが眩く感じだ。
「どうぞこちらへ」
丁寧な対応に、オレは萎縮してしまった。
もっと殺伐とした雰囲気で、ヤクザの連中がいるものだと思っていたが、まるで正反対だ。
「沢渡さんから話は聞いてます。古賀亮輔さん16才。間違えありませんか?」
「はい、そうです」
長身で痩せ型のイケメンは年下のオレにまるでお客様の様な対応をする。
「では何か身分を証明できるのはこざいますか?」
「えっと、保険証でも大丈夫ですか?」
「えぇ、勿論結構ですよ」
オレは財布に入れていた保険証を見せた。
「はい、結構です」
保険証をチェックして本人だという確認をしたのだろうか。
「少々お待ちいただけますか?今オーナーが別の部屋にいますので、ここからはオーナーとの面談になります」
イケメンはリビングから別の部屋へ移り、オーナーが出てくるのを待った。
オーナーって、やっぱりヤクザなんだろうな…
いや、ヤクザだろうが何だろうが、オレはここしかないんだ…
暫くして、別の部屋のドアが開くと、身体のラインを強調したVネックのニットに、タイトで短めな黒のスカートを履いた女性が現れた。
どこか妖艶でフェロモン漂う40代前半ぐらいの女性だろうか。
髪は茶髪のセミロングで毛先がカールしており、顔はキリッとした瞳に薄い唇、和風な顔立ちで、どことなく母親と似ているように思えた。
「ようこそ」
少しハスキーな声のオーナー女性は右手を差し出した。
握手のつもりだろう。
オレも右手を差し出し、手を握り返した。
「…うん、合格。貴方は指名が多くとれそうね。頑張ってちょうだい」
はっ?握手しただけで合格?何、何なんだ?
「私はまず最初に握手をするの。そして相手の手の握り方でその人がどんな人物か分かるの。
貴方はソフトで繊細に握ってきたから、女性の扱いが上手そうだと思ったから合格にしたの。フフッ、貴方、まだ若いのにかなりの女性を相手にしてきたでしょう?」
色っぽく笑みを浮かべた。
母とのセックスで女性の扱いを徹底的に教えこまれたせいか、その部分を握手だけで見抜いた。何者だ、この人は?
その場所は、都内でも一等地のタワーマンションで、一階のロビーにはコンシェルジュがいる。
名刺に記されていた部屋番号を入力し、呼び出し音を鳴らした。
「はい」
声の感じからすると、若い男のような声だ。
「あの、沢渡さんの紹介で来ました古賀と言います」
「はい、どうぞ」
エントランスのドアが開錠する音がして中に踏み入れた。
このマンションは35階建てで、その最上階の一室がこの秘密のクラブの事務所になってるらしい。
エレベーターはあっという間に最上階に着き、部屋番号を見ながら玄関の前に立った。
すると、ガチャっとドアが開き、中から黒服を着た20代半ばの爽やかな笑顔のイケメンが対応し、中に入らせて貰った。
億ションというだけあって、もの凄い高級感溢れるラグジュアリーな空間だった。
どれもこれも高そうな物ばかりだ。
壁には絵画がいくつも飾られていた。
ソファーもテーブルも何もかもが眩く感じだ。
「どうぞこちらへ」
丁寧な対応に、オレは萎縮してしまった。
もっと殺伐とした雰囲気で、ヤクザの連中がいるものだと思っていたが、まるで正反対だ。
「沢渡さんから話は聞いてます。古賀亮輔さん16才。間違えありませんか?」
「はい、そうです」
長身で痩せ型のイケメンは年下のオレにまるでお客様の様な対応をする。
「では何か身分を証明できるのはこざいますか?」
「えっと、保険証でも大丈夫ですか?」
「えぇ、勿論結構ですよ」
オレは財布に入れていた保険証を見せた。
「はい、結構です」
保険証をチェックして本人だという確認をしたのだろうか。
「少々お待ちいただけますか?今オーナーが別の部屋にいますので、ここからはオーナーとの面談になります」
イケメンはリビングから別の部屋へ移り、オーナーが出てくるのを待った。
オーナーって、やっぱりヤクザなんだろうな…
いや、ヤクザだろうが何だろうが、オレはここしかないんだ…
暫くして、別の部屋のドアが開くと、身体のラインを強調したVネックのニットに、タイトで短めな黒のスカートを履いた女性が現れた。
どこか妖艶でフェロモン漂う40代前半ぐらいの女性だろうか。
髪は茶髪のセミロングで毛先がカールしており、顔はキリッとした瞳に薄い唇、和風な顔立ちで、どことなく母親と似ているように思えた。
「ようこそ」
少しハスキーな声のオーナー女性は右手を差し出した。
握手のつもりだろう。
オレも右手を差し出し、手を握り返した。
「…うん、合格。貴方は指名が多くとれそうね。頑張ってちょうだい」
はっ?握手しただけで合格?何、何なんだ?
「私はまず最初に握手をするの。そして相手の手の握り方でその人がどんな人物か分かるの。
貴方はソフトで繊細に握ってきたから、女性の扱いが上手そうだと思ったから合格にしたの。フフッ、貴方、まだ若いのにかなりの女性を相手にしてきたでしょう?」
色っぽく笑みを浮かべた。
母とのセックスで女性の扱いを徹底的に教えこまれたせいか、その部分を握手だけで見抜いた。何者だ、この人は?
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる