異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow

文字の大きさ
179 / 241
第3章

第179話 起きたら裸の女が!

しおりを挟む
 俺は自分が今この世界で1番賢いと想っていた。
 あながち間違いではない。
 何故ならば現代における日本の大学を優秀?な成績で卒業しているからだ。

 ごめんなさい嘘をつきました。
 大学は辛うじて卒業です。
 単位が足らなくて補習や追加のレポートを出してお情けで単位を貰いました・・・

 でもこの世界にない知識を持っているし、何よりも大学を出ているのは大きい。 
 またお金の動かし方、経理はバッチリだ。

 大学側は両親の自殺、その後身を寄せていた祖母の死と度重なる家族の死に同情し、正当な理由が認められると勘違いしてくれた。

 実際は自動車関連のイベントに友人と参加していて、うっかり最低出席日数を割ってしまった。

 こう言えば聞こえが良いが、無茶なレース参加に夢中になり、偶々葬儀が重なっただけだ。

 実際若気の至りというのかな?かなり荒れていて、当時は女関係もだらしなかった。

 ドリフトにもハマり、街道で調子こいている時にガードレールに突っ込み、崖から落ちて車をボコボコにした事もある。 
 奇跡的に数回転するも、崖の下は道路で、少し打ち身があっただけで何とか自走したりできていた。
 各種ロールバーと4点式シートベルトとレカロシートは俺の命をしっかりと守ってくれたな。

 そんな昔の夢を見ていた。

「そのドリフトというのは楽しいのですか?」

 俺は傍らにいるシャルルから質問されていた。

 彼女は俺の胸元に体を預け、俺にその裸体を押し付けている。

 俺は呟いていたようだ。
 また、背中にはアウィンがやはり裸でくっついているのが分かる。

 俺も裸だ。

「ああ。昔の、もう30年位前の夢を見ていたんだ。あの頃は無茶をしたんだよな」

「おかしな事をおっしゃられるのですわね。3年ではなく30年・・・?ですか?流石に陛下はまだお生まれになる前では?」

 俺はアウィンも抱き寄せると、その温もりを感じていた。
 やはり人肌は良い!

 ただ、抱き寄せて背中に腕を回しているから、胸が見えない。
 しくじった。
 抱き寄せる時に向きを変えるんだった。そうしたら、手を伸ばした先に胸があり、どさくさに紛れてモミモミしたのに。

 でも意味が分からない。
 シャルルはいつでも求めて欲しいと、その代わりにみっちゃんやニーナより序列は後ろで良いから妻の1人にして欲しいと言われていた。

 本当はとっとと手を出して俺の女にしたかったけど、王族の女に手を出す事の意味は重過ぎて、一連の問題が解決するまで彼女の事は先送りにしていた。
 ただ、今のこの状況は必要なら説明してくれるかな?
 でも今、生の胸が見えなくて良かったのかも。
 背中はそれはそれでセクシーだけど、胸を見たら間違いなく理性が飛び、2人を同時にやってしまい、彼女らの求める責任を取る事になるところだった。

 シャルルは分かるが、何故アウィンも?それはともかく、シャルルが言った事でなんとなく覚えているが、気になるワードがあった。

「そう言えばドラゴンがどうのと言っていなかったか?魔王が云々?」

「流石陛下はこの状況に落ち着かれておいでですのね。益々好きになります。手を出されても宜しいのですわよ。引き受けて頂いた対価とお思いください。シャルルの身も心も陛下のモノ。このアウィンもお付けしますわ」

 俺はシャルルにデコピンをくれてやる。

「ひゃいっ!」

 短い悲鳴をあげる。

「失礼しました。ドラゴンですわね。簡単に言いますと、ドラゴンは魔王の眷族ですわ。古文書にこうあります。魔王現れし時ドラゴンが現れるであろう!ただ、ドラゴンも魔王とは関係なく数百年に1度くらいは現れますが、短時間に2体目を倒されておりますので、ドラゴンの出没状況から魔王復活は確定です」

 いつの間にやら俺の布団の上でシャルルが正座をしていたが、その裸体を感じ取れていなかった。
 話の内容が俺を大賢者モードにしていたからだ。
 アウィンは何も言わず服を着だした。

 俺は部屋を見渡し服を探したが、察したアウィンが俺に持ってきて着させていく。

 その間もシャルルは俺に配慮して象徴としての皇帝。城の者は顔と名前を把握するが、下々の者は知らないようにすると。

 こちらから名乗らなければ町中でバレないと。
 大陸を統一したのは今まで誰もいなかった。
 俺なら何とかするとシャルルは思っているとうっとりと離す。

 もう逃げられないようなので、俺も腹をくくる。

「分った。俺の知識を総動員して大陸を統一するのは良い。面倒くさいのは嫌だけどさ、その魔王とかを倒したら引退するからな!それで良いのか?」

「はい。引退後なさるときは私達は側室で良いのでご一緒にいさせてください!」

「シャルルは前から言っているから分かるが、アウィンもか?」

 アウィンはまだ服の前が開けていたが、剣を取り忠誠を誓ってきた。
 しまらないが、気になるお胸よりも、《なぜ?》だ。

「確かに受け取ったけど何故だ?この前は確かお前とか貴様とか言っていなかったか?」

 俺はアウィンの服を直しつつ胸のボタンを留めていく。
 隠すのは勿体ないが、今はその時ではない。

「女が男を好きになるのに理由がいるのだろうか?それとも私のように骨張った筋肉質な女は嫌いなのですか?あっ!どさくさに紛れて胸を触りましたね!責任を取ってもらいます!」

「アウィン、支離滅裂ですわよ。陛下、アウィンは1人の女として陛下を愛しているのですよ!」

 俺はアウィンの事が加わった事もあり、頭がぐちゃぐちゃだったが、シャルルにワンピースを着させた直後、みっちゃんがノックなしに入って来た。

「何やっているのよ!起きたのなら早く来なさいよ!朝食が冷めるわよ!」

 俺はまだシャルルとの話の続きがあったが、食堂に連れられていく。

 そしてこの国の支配者が俺になり、統治を前国王の次男に(深刻王は王だったと認めない)委託すると聞いた。
 家臣一同がおり、俺に一言を求めてきた。

「シャルルから聞いたから受け入れるが、知っているのは城の警護の者までにして欲しい。町中に普通に出られないと困るから。それと城を戻すから、城のあった場所から人を全て追い出してくれ。いたら死ぬからな。それよりも腹が減ったな」

 そこから食事をしていたが、アイリーンが俺に何が起こったか話してくれた。

 どうやら発動したばかりのタウンドリフトを短時間で2度も長い距離で使ったので、その魔力に体が慣れておらず、魔力酔いというのに掛かったらしい。

 本来だと少ない人数を隣町等で使い、慣れる必要があったのでは?と皆から言われ、みっちゃんからはもっと辛辣だった。

「あんたねぇ!賢いのか馬鹿なのかどっちなのよ!少し考えれば分かるでしょ!いきなりやる事じゃないでしょ!練習をすっぽかした罰よ!それに当たりはシャルルとアウィンだったけど、私も瑞希もしたんだから、皆に感謝しなさいよ!」

「みっちゃん、それだと栃郎さんは分からないわよ。あのね、その魔力酔いの時は体が冷えて、場合によっては死んじゃうの。だからみんな裸で直接温めていたの」 

 そんな所だと思った。
 この前もそうだが、やはり温めてくれていたのだと分かる。
 初めて抱く時は、俺が服を脱がさないとな。だって段々と肌があらわになっていくのって興奮するもん!

 コホン。
 俺は皆に感謝しつつ、やはりあーんさせられていたのであった。
しおりを挟む
感想 19

あなたにおすすめの小説

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

異世界帰還者の気苦労無双録~チートスキルまで手に入れたのに幼馴染のお世話でダンジョン攻略が捗らない~

虎柄トラ
ファンタジー
 下校帰りに不慮の事故に遭い命を落とした桜川凪は、女神から開口一番に異世界転生しないかと勧誘を受ける。  意味が分からず凪が聞き返すと、女神は涙ながらに異世界の現状について語り出す。  女神が管理する世界ではいま魔族と人類とで戦争をしているが、このままだと人類が負けて世界は滅亡してしまう。  敗色濃厚なその理由は、魔族側には魔王がいるのに対して、人類側には勇者がいないからだという。  剣と魔法が存在するファンタジー世界は大好物だが、そんな物騒な世界で勇者になんてなりたくない凪は断るが、女神は聞き入れようとしない。  一歩も引かない女神に対して凪は、「魔王を倒せたら、俺を元の身体で元いた世界に帰還転生させろ」と交換条件を提示する。  快諾した女神と契約を交わし転生した凪は、見事に魔王を打ち倒して元の世界に帰還するが――。

レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。

玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!? 成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに! 故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。 この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。 持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。 主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。 期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。 その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。 仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!? 美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。 この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。

レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)

荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」 俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」 ハーデス 「では……」 俺 「だが断る!」 ハーデス 「むっ、今何と?」 俺 「断ると言ったんだ」 ハーデス 「なぜだ?」 俺 「……俺のレベルだ」 ハーデス 「……は?」 俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」 ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」 俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」 ハーデス 「……正気……なのか?」 俺 「もちろん」 異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。 たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!

収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~

エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます! 2000年代初頭。 突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。 しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。 人類とダンジョンが共存して数十年。 元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。 なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。 これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。

独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活

髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。 しかし神は彼を見捨てていなかった。 そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。 これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!! 2巻2月中旬出棺です!! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

処理中です...