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第24話 会敵する
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重力ジャンプから離脱すると、いきなり衝突警報が鳴り響き、防御システムが自動制御で動き出し、自動制御による緊急回避行動が行われた。
シートに座っていてベルトで固定していなければ、どこから投げ出されている程のGが掛かっている。
更に自動で戦艦の主砲や副砲が攻撃を行った。
AIが艦影から敵艦の確率を85%以上だと認識すれば、ジャンプの後はどう頑張っても3秒ほど操作ができない。何も出来ない人に代わり攻撃を行う。
ただ、不明の場合、防衛と障害物に対する衝突回避のみを行う。
敵は咄嗟に反応できなかった。
気が付いたら衝突する危険な位置に謎の艦が現れ、攻撃されたのだ。
自動攻撃により、200艦近くからの攻撃を食らった敵艦10艦は原型を保つことなく宇宙の藻屑と化した。
その映像を見れば圧巻だっただろう。
これは眠らなかった者達に託したシステムだった。
それがしっかり仕事をしたのだ。
特に緊急回避時は、慣性補正システムが働くとはいえ、身動きできなくなる程のGが掛かる。
ましてや動けたとしても、人が視認して状況判断、回避行動の実行をするのには1から2秒程掛かる。
しかし、システムだとコンマ1秒も掛からない。
操縦士が手動操縦に切り替える前に戦闘は終わっていた。
ダレン大佐は顔に出さなかったが、心臓は早鐘を打っており、思わず隣に座るミズリア少尉の手をきつく握っており、気が付いた時にはミズリアが苦痛に顔を歪ませていた。
戦術士から報告が入った。
「て、敵です!奴らです!10艦がおり、全て破壊されました。大佐の指示に従い自動制御を行ったお陰で、こちらに被害はありませんでした!全艦衝突を回避しました。破壊した艦の破片が当たり、外装に軽微な傷や凹みが生じた程度です」
「よし、よくやった!航宙士、現在位置や状況を確認をしろ!艦長、全艦の正確な被害状況をまとめ、報告しろ」
「了解しました。副長、本艦の状況をまとめろ。全艦に次ぐ、旗艦艦長マクスロイだ。先程のジャンプと遭遇戦により戦力が1%以上低下した艦と、機動力に影響が出る艦は至急報告を!他は艦隊共有情報へ被害状況を登録せよ!」
そんな中、この未知の星系に新たな敵艦隊が現れた。
「報告します。新たに敵艦が現れました」
「うむ。規模と構成は?」
「現在50艦目がジャンプアウトしましたが、続々と続いており、我々のデータにある艦が殆どですが、未知の艦もあります。ただ、艦の特徴から95%の確率で敵艦と認識しています」
「会敵するまでの時間は?」
・
・
・
会敵するまでこのままだと約2時間程の距離だった。
先程破壊した艦は今艦が現れた位置から移動してきたことが分かり、恐らく本体がジャンプする前に索敵する先行艦だろうとの初期評価だ。
敵はこちらの艦隊に攻撃を仕掛ける事にしたようだと、ダレン大佐は感じた。
それはこちらを視認した直後に、微妙にベクトルに変化が見られたからだ。
そしてジャンプアウトする艦が無くなり、全艦が新たと推測された。
驚いたことに、人類の艦の特徴を示す艦が紛れていた。
行動を共にしているので、向こうの勢力と判断される。
ただし、艦隊のデーターベースにはない種類だ。
敵艦隊が現れたとき、ダレン大佐はすぐに反応した。
敵艦隊の規模や編成や距離を確認し、戦闘計画を立て、全艦に向けて話した。
「全艦へ告ぐ!敵艦隊が接近している。敵艦隊は約200艦で構成されている。理由が分からないが、敵艦隊には人類の艦も含まれている。だが、それは行動を共にしていることから敵と見なせ。敵艦隊より我々は数で優勢だし、艦の個の力では劣っているとは思えないが、それでも敵艦隊に対して全力をもって戦う。我々は生き残り本星に帰る!皆、奴らを叩き潰すぞ!」
ダレン大佐は戦闘準備が整った旨の報告を受けた。
「了解した。新造艦文体は敵本隊の残存艦と交戦せよ。旧艦よ、新造艦を援護せよ。駐留艦隊よ、敵本隊の残存艦を追撃せよ。損傷艦は旗艦の護衛を!最初の一撃はフェニックスクラウンの主砲をお見舞いしてやる!」
敵艦隊に向かって突撃するように命令した。
彼はフェニックスクラウンを率いて、敵艦隊の中心に突入しようとした。
フェニックスクラウンは人類最強の戦闘艦であり、敵艦隊を大きく上回る性能を持っている。
そして敵艦隊に致命的な一撃を見舞う。
ただ、その前にダレン大佐は端末に向かって猛烈な勢いで操作をしていた。
すると、人類の艦の特徴を持った艦が敵艦隊から離脱し始めた。
また、提督席に操縦桿のようなものがあるが、それを展開し操作をし始めた。
ミズリアが見るに問題の50艦は、ダレンの操作に連動している動きを見せる。
「艦長、離脱した人類のだと思われる艦については、攻撃を受けない限り無視しろ。乗っ取れたはずだ。主砲の射程に敵が入り次第敵本体を攻撃せよ!」
フェニックスクラウンの主攻撃兵装には主砲しかなかったが、その主砲の威力は凄まじかった。
全長600メートルに及ぶ砲身から放たれる主砲の光弾は地球程度の大きさの惑星ならば表層を丸焦げにする威力がある。
敵の装甲や反射機構、その広範囲の砲撃は回避制御などの防御手段を無視し、敵の艦体や生命体、コンピュータなどの重要部位を貫通する。
砲撃の範囲内にいた艦は例外なく破壊し、艦隊の殆どを消滅させた。
フェニックスクラウンは主砲だけでなく、機動力も高かった。
フェニックスクラウンはいわゆる紙装甲だったが、それゆえに軽くて速く、なにより敏捷だった。
質量当りの推力比が巡航艦並にあり、駆逐艦並みの機動力を誇る。
フェニックスクラウンは敵の攻撃を回避するだけでなく、敵の死角に回り込んで主砲による一撃を放つこともできた。
もちろん威力を押さえ、連射も可能だ。
フェニックスクラウンは敵艦隊を圧倒し、敵艦隊の殆どをを破壊した。
新造艦や旧艦や駐留艦隊もフェニックスクラウンに続いて、生き残った敵艦隊に攻撃した。
彼らもハッキングした艦は一旦無視し、新型武器の試射を兼ねて敵艦隊を掃討していった。
数の上で数倍の差になり、反撃の隙を与えなかった。
敵は反転して逃げようとすらし、終始一方的な戦いに終わった。
彼らは訓練通りに敵艦隊に抗ったのだ。
新造艦は敵の新型艦と互角に渡り合った。
未知の敵艦は新型艦とみなした。
新造艦は主砲と副砲、ミサイルなどの多彩な武器を駆使して、敵の新型艦にダメージを与えた。
真っ先に残存艦に切り込んだ新造艦は、最新の防御手段で敵の新型艦の攻撃を防いだ。
敵艦は数の上で不利なのに、全艦を満遍なくターゲットとしていた。
特定の艦のみターゲットにすればあるいは道連れにできたかもだが、こちらの被害は防御シールドにより皆無に近かった。
旧艦も敵の旧型艦に対して優位に立った。
旧艦の主砲や副砲、ミサイルは単純な武器だったが、その威力は一撃で同型艦を葬るほどだった。
旧艦は金属の塊やミサイルなどの物理的な攻撃手段も併用し、逃走する敵艦に容赦なく攻撃を仕掛けた。
駐留艦隊も敵の残存艦や逃走艦に対して追撃したが、ほぼ出番はなかった。
元々駐留艦隊の殆どは損傷していたが、最低限の戦闘能力を持っていた。
駐留艦隊は実戦経験を生かし、敵の動きや戦術を読み、有利に戦えている。
途中から特に新造艦の経験値にすべく、駐留艦隊は敵艦隊に打撃を与えるのではなく、退路について牽制する役目に切り替えた。
彼らも敵艦隊に損害を与えたかっただろうが、ダレンの指示に従い、攻撃を譲ったのだ。
そして、ダレン大佐率いる艦隊は敵艦隊を見事に撃退した。
彼らは敵艦隊の残骸を見て安堵と、勝による感動に暫く歓喜した。
ブリッジでもオペレーター同士が性別に関わらず抱き合って勝利に涙した。
彼らは本星に帰ることに1歩近づいたと思ったが、その時ダレン大佐は不穏な事実に気づいた。
彼は敵艦隊から送られてきた信号を解析し、その内容に恐怖した。 それは、本星が陥落したことを告げる敵の宣戦布告と思える映像だった。
シートに座っていてベルトで固定していなければ、どこから投げ出されている程のGが掛かっている。
更に自動で戦艦の主砲や副砲が攻撃を行った。
AIが艦影から敵艦の確率を85%以上だと認識すれば、ジャンプの後はどう頑張っても3秒ほど操作ができない。何も出来ない人に代わり攻撃を行う。
ただ、不明の場合、防衛と障害物に対する衝突回避のみを行う。
敵は咄嗟に反応できなかった。
気が付いたら衝突する危険な位置に謎の艦が現れ、攻撃されたのだ。
自動攻撃により、200艦近くからの攻撃を食らった敵艦10艦は原型を保つことなく宇宙の藻屑と化した。
その映像を見れば圧巻だっただろう。
これは眠らなかった者達に託したシステムだった。
それがしっかり仕事をしたのだ。
特に緊急回避時は、慣性補正システムが働くとはいえ、身動きできなくなる程のGが掛かる。
ましてや動けたとしても、人が視認して状況判断、回避行動の実行をするのには1から2秒程掛かる。
しかし、システムだとコンマ1秒も掛からない。
操縦士が手動操縦に切り替える前に戦闘は終わっていた。
ダレン大佐は顔に出さなかったが、心臓は早鐘を打っており、思わず隣に座るミズリア少尉の手をきつく握っており、気が付いた時にはミズリアが苦痛に顔を歪ませていた。
戦術士から報告が入った。
「て、敵です!奴らです!10艦がおり、全て破壊されました。大佐の指示に従い自動制御を行ったお陰で、こちらに被害はありませんでした!全艦衝突を回避しました。破壊した艦の破片が当たり、外装に軽微な傷や凹みが生じた程度です」
「よし、よくやった!航宙士、現在位置や状況を確認をしろ!艦長、全艦の正確な被害状況をまとめ、報告しろ」
「了解しました。副長、本艦の状況をまとめろ。全艦に次ぐ、旗艦艦長マクスロイだ。先程のジャンプと遭遇戦により戦力が1%以上低下した艦と、機動力に影響が出る艦は至急報告を!他は艦隊共有情報へ被害状況を登録せよ!」
そんな中、この未知の星系に新たな敵艦隊が現れた。
「報告します。新たに敵艦が現れました」
「うむ。規模と構成は?」
「現在50艦目がジャンプアウトしましたが、続々と続いており、我々のデータにある艦が殆どですが、未知の艦もあります。ただ、艦の特徴から95%の確率で敵艦と認識しています」
「会敵するまでの時間は?」
・
・
・
会敵するまでこのままだと約2時間程の距離だった。
先程破壊した艦は今艦が現れた位置から移動してきたことが分かり、恐らく本体がジャンプする前に索敵する先行艦だろうとの初期評価だ。
敵はこちらの艦隊に攻撃を仕掛ける事にしたようだと、ダレン大佐は感じた。
それはこちらを視認した直後に、微妙にベクトルに変化が見られたからだ。
そしてジャンプアウトする艦が無くなり、全艦が新たと推測された。
驚いたことに、人類の艦の特徴を示す艦が紛れていた。
行動を共にしているので、向こうの勢力と判断される。
ただし、艦隊のデーターベースにはない種類だ。
敵艦隊が現れたとき、ダレン大佐はすぐに反応した。
敵艦隊の規模や編成や距離を確認し、戦闘計画を立て、全艦に向けて話した。
「全艦へ告ぐ!敵艦隊が接近している。敵艦隊は約200艦で構成されている。理由が分からないが、敵艦隊には人類の艦も含まれている。だが、それは行動を共にしていることから敵と見なせ。敵艦隊より我々は数で優勢だし、艦の個の力では劣っているとは思えないが、それでも敵艦隊に対して全力をもって戦う。我々は生き残り本星に帰る!皆、奴らを叩き潰すぞ!」
ダレン大佐は戦闘準備が整った旨の報告を受けた。
「了解した。新造艦文体は敵本隊の残存艦と交戦せよ。旧艦よ、新造艦を援護せよ。駐留艦隊よ、敵本隊の残存艦を追撃せよ。損傷艦は旗艦の護衛を!最初の一撃はフェニックスクラウンの主砲をお見舞いしてやる!」
敵艦隊に向かって突撃するように命令した。
彼はフェニックスクラウンを率いて、敵艦隊の中心に突入しようとした。
フェニックスクラウンは人類最強の戦闘艦であり、敵艦隊を大きく上回る性能を持っている。
そして敵艦隊に致命的な一撃を見舞う。
ただ、その前にダレン大佐は端末に向かって猛烈な勢いで操作をしていた。
すると、人類の艦の特徴を持った艦が敵艦隊から離脱し始めた。
また、提督席に操縦桿のようなものがあるが、それを展開し操作をし始めた。
ミズリアが見るに問題の50艦は、ダレンの操作に連動している動きを見せる。
「艦長、離脱した人類のだと思われる艦については、攻撃を受けない限り無視しろ。乗っ取れたはずだ。主砲の射程に敵が入り次第敵本体を攻撃せよ!」
フェニックスクラウンの主攻撃兵装には主砲しかなかったが、その主砲の威力は凄まじかった。
全長600メートルに及ぶ砲身から放たれる主砲の光弾は地球程度の大きさの惑星ならば表層を丸焦げにする威力がある。
敵の装甲や反射機構、その広範囲の砲撃は回避制御などの防御手段を無視し、敵の艦体や生命体、コンピュータなどの重要部位を貫通する。
砲撃の範囲内にいた艦は例外なく破壊し、艦隊の殆どを消滅させた。
フェニックスクラウンは主砲だけでなく、機動力も高かった。
フェニックスクラウンはいわゆる紙装甲だったが、それゆえに軽くて速く、なにより敏捷だった。
質量当りの推力比が巡航艦並にあり、駆逐艦並みの機動力を誇る。
フェニックスクラウンは敵の攻撃を回避するだけでなく、敵の死角に回り込んで主砲による一撃を放つこともできた。
もちろん威力を押さえ、連射も可能だ。
フェニックスクラウンは敵艦隊を圧倒し、敵艦隊の殆どをを破壊した。
新造艦や旧艦や駐留艦隊もフェニックスクラウンに続いて、生き残った敵艦隊に攻撃した。
彼らもハッキングした艦は一旦無視し、新型武器の試射を兼ねて敵艦隊を掃討していった。
数の上で数倍の差になり、反撃の隙を与えなかった。
敵は反転して逃げようとすらし、終始一方的な戦いに終わった。
彼らは訓練通りに敵艦隊に抗ったのだ。
新造艦は敵の新型艦と互角に渡り合った。
未知の敵艦は新型艦とみなした。
新造艦は主砲と副砲、ミサイルなどの多彩な武器を駆使して、敵の新型艦にダメージを与えた。
真っ先に残存艦に切り込んだ新造艦は、最新の防御手段で敵の新型艦の攻撃を防いだ。
敵艦は数の上で不利なのに、全艦を満遍なくターゲットとしていた。
特定の艦のみターゲットにすればあるいは道連れにできたかもだが、こちらの被害は防御シールドにより皆無に近かった。
旧艦も敵の旧型艦に対して優位に立った。
旧艦の主砲や副砲、ミサイルは単純な武器だったが、その威力は一撃で同型艦を葬るほどだった。
旧艦は金属の塊やミサイルなどの物理的な攻撃手段も併用し、逃走する敵艦に容赦なく攻撃を仕掛けた。
駐留艦隊も敵の残存艦や逃走艦に対して追撃したが、ほぼ出番はなかった。
元々駐留艦隊の殆どは損傷していたが、最低限の戦闘能力を持っていた。
駐留艦隊は実戦経験を生かし、敵の動きや戦術を読み、有利に戦えている。
途中から特に新造艦の経験値にすべく、駐留艦隊は敵艦隊に打撃を与えるのではなく、退路について牽制する役目に切り替えた。
彼らも敵艦隊に損害を与えたかっただろうが、ダレンの指示に従い、攻撃を譲ったのだ。
そして、ダレン大佐率いる艦隊は敵艦隊を見事に撃退した。
彼らは敵艦隊の残骸を見て安堵と、勝による感動に暫く歓喜した。
ブリッジでもオペレーター同士が性別に関わらず抱き合って勝利に涙した。
彼らは本星に帰ることに1歩近づいたと思ったが、その時ダレン大佐は不穏な事実に気づいた。
彼は敵艦隊から送られてきた信号を解析し、その内容に恐怖した。 それは、本星が陥落したことを告げる敵の宣戦布告と思える映像だった。
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