51 / 382
第六話
6
しおりを挟む
目を覚ますと、香奈姉ちゃんは僕に抱きついたまま眠っていた。
現在の時間は、午前5時。
この時間になってもまだ寝てるということは、今日のお弁当交換は無しだな。
お弁当交換については、個人的には嫌だなって考えていたところだったからちょうどいい。
だけど、僕には朝ごはんの準備がある。
なんとかして香奈姉ちゃんから離れて、朝ごはんを作らなきゃ。
僕は起き上がろうとして、抱きついていた香奈姉ちゃんの腕をそっと退かした。
すると、香奈姉ちゃんの眼がゆっくりと開く。
「…おはよう、弟くん」
まだ寝ぼけているのか、その目は僕を捉えていない。
着ている寝間着も少し乱れていて、胸元の辺りがチラリと見えている。
起床するには、まだはやい。
僕は、布団をかけなおし香奈姉ちゃんを寝かせようとした。
「まだ時間的に早いから、もう少しだけ休むといいよ」
たぶん、それがいけなかったんだと思う。
僕も、すっかり油断していた。
香奈姉ちゃんは、迷うことなく僕の腕を掴み、そのまま布団の中に引き摺り込んだ。
「弟くん……」
「っ……⁉︎」
ちょっと……。香奈姉ちゃん⁉︎
思わず声に出して言うところだったが、僕はなんとかして口を閉ざしていた。
香奈姉ちゃんは、ぎゅうっと締めつけるように僕を抱きしめてくる。
それにしても、いつから目覚めていたんだろうか。
僕は、たまらず香奈姉ちゃんの腰のあたりをポンポンと優しく叩いて降参の意思を示した。
「香奈姉ちゃん! ギブギブ! ギブアップ! 参ったから、離して!」
「ホントに降参したのかな?」
「うん。ホントに降参だよ」
「だったら、私にすることがあるでしょ」
香奈姉ちゃんは、笑顔を浮かべそう言ってくる。
そんなこと言われてもわかるはずもなく、僕は思案げに訊いていた。
「香奈姉ちゃんにすることって?」
「『おはよう』のキスだよ。そんなの恋人同士だったら、当然するでしょ。それとも、言わないとわからないのかな?」
香奈姉ちゃんは、恥ずかしそうにそう言って頬を染める。
「いや……。それはさすがに……」
こんな時、僕はどうすればいいのかよくわからない。
しばらくジッとしていると、香奈姉ちゃんは僕の首元に腕をまわしてきて
「まったく……。しょうがないなぁ、弟くんは──」
そう言って、唇を押しつけてきた。
抵抗なんてできるはずもない。
僕は、香奈姉ちゃんの綺麗な顔をジッと見ていた。
とりあえず、香奈姉ちゃんとのお弁当交換はなしにしても、自分の分のお弁当は作らないと……。
そう思い、今日の分のお弁当を作っていると、制服に着替えを済ませた香奈姉ちゃんが思案げな顔をして近づいてきた。
「ねぇ、楓。やっぱり、私とのお弁当交換はダメなの?」
「香奈姉ちゃんは、どうしたいの?」
僕は、お弁当のおかずを作る手を止める。
「私はその……。楓が、いいって言ってくれるのなら、私は喜んで作るよ」
香奈姉ちゃんは頬を染め、もじもじしながらそう言った。
そんな、もじもじされてもなぁ。
またあのお弁当を作られたら、僕の方がたまらないし……。
「ハートマーク付きの恥ずかしいお弁当を作らないのなら、別に構わないよ」
「そんなぁ……。愛情たっぷりのお弁当なのに……」
香奈姉ちゃんは、すごく哀しそうな顔をして言う。
別に香奈姉ちゃんの愛情が迷惑なわけじゃないんだけど……。
香奈姉ちゃんのそのまごころが、僕の胸にささるのだ。
「愛情なのはわかるけど……。普通のお弁当の方が、僕としては嬉しいかも」
「普通のお弁当? そんなもので本当にいいの? 何の取り柄もない普通のお弁当だよ」
「普通だから、いいんだよ。変に何かにこだわったものよりも、普通のお弁当ならまずハズレがないからね」
「何よ、それ。私のお弁当は、ハズレだって言いたいの?」
香奈姉ちゃんは、ムッとした表情になる。
いや、別にハズレとは言ってないんだけどな。
そう言いたかったが、僕は口を閉ざしてしまい、つい別のことを言ってしまう。
「うーん……。香奈姉ちゃんが作るお弁当はとても美味しいんだけど……」
「美味しいけど…何かな?」
あ……。これは、香奈姉ちゃん、怒ってらっしゃいますね。
笑顔を浮かべていても、確実に怒っているよ。
僕は、この際ハッキリ言おうと思い、口を開く。
「他の人に見せられるお弁当じゃないし、なにより、一人で落ち着いて食べられないよ」
「そうかな? 私的には、これ以上ない完璧なお弁当だと思うんだけどなぁ」
たしかに完璧だと思うよ。味もまったく問題ないし。しかし、あれはどう考えたって……。
「完璧なのはわかるんだけど、僕の気持ちも察してくれないと。僕でさえ、香奈姉ちゃんのために作るお弁当は、周りに見られても恥ずかしくないようにしてるんだしさ」
「楓は、女子校に伝わっているジンクスを知らないから、そう言えるんだよ」
「大体のことは、慎吾から聞いてるよ。──女子校の子からお弁当を貰った男子は、その日のうちに返事を返さなければならないって……」
「そうだよ。女子校の子にとって、意中の男子にお弁当を渡す行為は、愛情を伝えるための唯一の手段なんだから。すぐに返事をしてもらわないと、女の子の方も困っちゃうからね」
「気持ちはわかるけど……。僕たちの場合は、お弁当交換だよ。お互いに恥ずかしくないようにお弁当を作って渡すっていう話だと思ったんだけど……。香奈姉ちゃんが、僕のために作ってくれるお弁当は、紛れもなく愛情が表現されてるよね」
「うん。だから、私のお弁当は恥ずかしくないように工夫して作ってるんだよ」
香奈姉ちゃんは、自信ありげにそう言った。
あのハートマークとか『LOVE』とかって、香奈姉ちゃんからしたら恥ずかしくないんだ。
「そっか……。香奈姉ちゃんなりに工夫してるんだね」
「当たり前じゃない。むしろ楓のお弁当に困ってるんだよ」
「どう困っているの?」
「楓が作るお弁当から愛を感じなくて、不満に思ってたところなの」
「そんなこと言われてもなぁ。栄養バランスはしっかり考えて作ってるから、そこまではさすがに……」
「それならさ。『香奈、愛してるよ』とかの内容でお手紙を書いて、一緒に入れてほしいかな」
「ははは……。それは、ちょっと恥ずかしいかな」
僕は、苦笑してそう言った。
手紙にそんなこと書いたら、僕はもう、恥ずかしくて香奈姉ちゃんの前に顔を出すことができなくなりそうだよ。
どこのキザ男なんだ。それは……。
僕の兄ならやるかもしれないけど、僕にはできそうにない。
香奈姉ちゃんは、僕の態度が気に入らなかったのか、ムッとした表情になり口を開く。
「恥ずかしくなんかないよ。楓なら、絶対にできるって!」
「そこ、強調するところかな?」
「それじゃ聞くけど、私と楓の関係はなんなのかな?」
「姉弟みたいなもの…かな」
僕は、『うーん……』と唸りながら答える。
すると香奈姉ちゃんは、僕の唇に指を当てて言う。
「違うでしょ! 私と楓は、正式に付き合ってるんだから、恋人同士みたいなものだよね」
「恋人同士っていうには、さすがにまだはやいんじゃ……。まだエッチなこともしてないんだし」
まぁ、エッチなことと言っても、大したことはしてないと思う。
軽いスキンシップみたいなことはしたとは思うけど……。
「それは、楓が拒否するからでしょ。私は、いつでも準備はできてるんだからね」
「そうは言っても、僕たち、まだ高校生だよ。さすがに、できることには限度があるって……」
「エッチな本に載ってるような過激なことさえしなければ、全然大丈夫だよ。それとも楓は、私の身体に触れることは嫌なことなの?」
香奈姉ちゃんは、悲しそうな顔をして聞いてきた。
そんな顔をされると、僕はどうしていいのかわからなくなるから、やめてほしいな。
それに、普段から過剰気味に触れているし。
「嫌ではないよ。香奈姉ちゃんは、僕の大切な人だよ」
僕は、香奈姉ちゃんを優しく抱きしめてそう言っていた。
香奈姉ちゃんは、嬉しそうに僕に抱きしめる。
「ありがとう、楓」
──まったく。
まだお弁当を作っている途中なんだけどな……。
現在の時間は、午前5時。
この時間になってもまだ寝てるということは、今日のお弁当交換は無しだな。
お弁当交換については、個人的には嫌だなって考えていたところだったからちょうどいい。
だけど、僕には朝ごはんの準備がある。
なんとかして香奈姉ちゃんから離れて、朝ごはんを作らなきゃ。
僕は起き上がろうとして、抱きついていた香奈姉ちゃんの腕をそっと退かした。
すると、香奈姉ちゃんの眼がゆっくりと開く。
「…おはよう、弟くん」
まだ寝ぼけているのか、その目は僕を捉えていない。
着ている寝間着も少し乱れていて、胸元の辺りがチラリと見えている。
起床するには、まだはやい。
僕は、布団をかけなおし香奈姉ちゃんを寝かせようとした。
「まだ時間的に早いから、もう少しだけ休むといいよ」
たぶん、それがいけなかったんだと思う。
僕も、すっかり油断していた。
香奈姉ちゃんは、迷うことなく僕の腕を掴み、そのまま布団の中に引き摺り込んだ。
「弟くん……」
「っ……⁉︎」
ちょっと……。香奈姉ちゃん⁉︎
思わず声に出して言うところだったが、僕はなんとかして口を閉ざしていた。
香奈姉ちゃんは、ぎゅうっと締めつけるように僕を抱きしめてくる。
それにしても、いつから目覚めていたんだろうか。
僕は、たまらず香奈姉ちゃんの腰のあたりをポンポンと優しく叩いて降参の意思を示した。
「香奈姉ちゃん! ギブギブ! ギブアップ! 参ったから、離して!」
「ホントに降参したのかな?」
「うん。ホントに降参だよ」
「だったら、私にすることがあるでしょ」
香奈姉ちゃんは、笑顔を浮かべそう言ってくる。
そんなこと言われてもわかるはずもなく、僕は思案げに訊いていた。
「香奈姉ちゃんにすることって?」
「『おはよう』のキスだよ。そんなの恋人同士だったら、当然するでしょ。それとも、言わないとわからないのかな?」
香奈姉ちゃんは、恥ずかしそうにそう言って頬を染める。
「いや……。それはさすがに……」
こんな時、僕はどうすればいいのかよくわからない。
しばらくジッとしていると、香奈姉ちゃんは僕の首元に腕をまわしてきて
「まったく……。しょうがないなぁ、弟くんは──」
そう言って、唇を押しつけてきた。
抵抗なんてできるはずもない。
僕は、香奈姉ちゃんの綺麗な顔をジッと見ていた。
とりあえず、香奈姉ちゃんとのお弁当交換はなしにしても、自分の分のお弁当は作らないと……。
そう思い、今日の分のお弁当を作っていると、制服に着替えを済ませた香奈姉ちゃんが思案げな顔をして近づいてきた。
「ねぇ、楓。やっぱり、私とのお弁当交換はダメなの?」
「香奈姉ちゃんは、どうしたいの?」
僕は、お弁当のおかずを作る手を止める。
「私はその……。楓が、いいって言ってくれるのなら、私は喜んで作るよ」
香奈姉ちゃんは頬を染め、もじもじしながらそう言った。
そんな、もじもじされてもなぁ。
またあのお弁当を作られたら、僕の方がたまらないし……。
「ハートマーク付きの恥ずかしいお弁当を作らないのなら、別に構わないよ」
「そんなぁ……。愛情たっぷりのお弁当なのに……」
香奈姉ちゃんは、すごく哀しそうな顔をして言う。
別に香奈姉ちゃんの愛情が迷惑なわけじゃないんだけど……。
香奈姉ちゃんのそのまごころが、僕の胸にささるのだ。
「愛情なのはわかるけど……。普通のお弁当の方が、僕としては嬉しいかも」
「普通のお弁当? そんなもので本当にいいの? 何の取り柄もない普通のお弁当だよ」
「普通だから、いいんだよ。変に何かにこだわったものよりも、普通のお弁当ならまずハズレがないからね」
「何よ、それ。私のお弁当は、ハズレだって言いたいの?」
香奈姉ちゃんは、ムッとした表情になる。
いや、別にハズレとは言ってないんだけどな。
そう言いたかったが、僕は口を閉ざしてしまい、つい別のことを言ってしまう。
「うーん……。香奈姉ちゃんが作るお弁当はとても美味しいんだけど……」
「美味しいけど…何かな?」
あ……。これは、香奈姉ちゃん、怒ってらっしゃいますね。
笑顔を浮かべていても、確実に怒っているよ。
僕は、この際ハッキリ言おうと思い、口を開く。
「他の人に見せられるお弁当じゃないし、なにより、一人で落ち着いて食べられないよ」
「そうかな? 私的には、これ以上ない完璧なお弁当だと思うんだけどなぁ」
たしかに完璧だと思うよ。味もまったく問題ないし。しかし、あれはどう考えたって……。
「完璧なのはわかるんだけど、僕の気持ちも察してくれないと。僕でさえ、香奈姉ちゃんのために作るお弁当は、周りに見られても恥ずかしくないようにしてるんだしさ」
「楓は、女子校に伝わっているジンクスを知らないから、そう言えるんだよ」
「大体のことは、慎吾から聞いてるよ。──女子校の子からお弁当を貰った男子は、その日のうちに返事を返さなければならないって……」
「そうだよ。女子校の子にとって、意中の男子にお弁当を渡す行為は、愛情を伝えるための唯一の手段なんだから。すぐに返事をしてもらわないと、女の子の方も困っちゃうからね」
「気持ちはわかるけど……。僕たちの場合は、お弁当交換だよ。お互いに恥ずかしくないようにお弁当を作って渡すっていう話だと思ったんだけど……。香奈姉ちゃんが、僕のために作ってくれるお弁当は、紛れもなく愛情が表現されてるよね」
「うん。だから、私のお弁当は恥ずかしくないように工夫して作ってるんだよ」
香奈姉ちゃんは、自信ありげにそう言った。
あのハートマークとか『LOVE』とかって、香奈姉ちゃんからしたら恥ずかしくないんだ。
「そっか……。香奈姉ちゃんなりに工夫してるんだね」
「当たり前じゃない。むしろ楓のお弁当に困ってるんだよ」
「どう困っているの?」
「楓が作るお弁当から愛を感じなくて、不満に思ってたところなの」
「そんなこと言われてもなぁ。栄養バランスはしっかり考えて作ってるから、そこまではさすがに……」
「それならさ。『香奈、愛してるよ』とかの内容でお手紙を書いて、一緒に入れてほしいかな」
「ははは……。それは、ちょっと恥ずかしいかな」
僕は、苦笑してそう言った。
手紙にそんなこと書いたら、僕はもう、恥ずかしくて香奈姉ちゃんの前に顔を出すことができなくなりそうだよ。
どこのキザ男なんだ。それは……。
僕の兄ならやるかもしれないけど、僕にはできそうにない。
香奈姉ちゃんは、僕の態度が気に入らなかったのか、ムッとした表情になり口を開く。
「恥ずかしくなんかないよ。楓なら、絶対にできるって!」
「そこ、強調するところかな?」
「それじゃ聞くけど、私と楓の関係はなんなのかな?」
「姉弟みたいなもの…かな」
僕は、『うーん……』と唸りながら答える。
すると香奈姉ちゃんは、僕の唇に指を当てて言う。
「違うでしょ! 私と楓は、正式に付き合ってるんだから、恋人同士みたいなものだよね」
「恋人同士っていうには、さすがにまだはやいんじゃ……。まだエッチなこともしてないんだし」
まぁ、エッチなことと言っても、大したことはしてないと思う。
軽いスキンシップみたいなことはしたとは思うけど……。
「それは、楓が拒否するからでしょ。私は、いつでも準備はできてるんだからね」
「そうは言っても、僕たち、まだ高校生だよ。さすがに、できることには限度があるって……」
「エッチな本に載ってるような過激なことさえしなければ、全然大丈夫だよ。それとも楓は、私の身体に触れることは嫌なことなの?」
香奈姉ちゃんは、悲しそうな顔をして聞いてきた。
そんな顔をされると、僕はどうしていいのかわからなくなるから、やめてほしいな。
それに、普段から過剰気味に触れているし。
「嫌ではないよ。香奈姉ちゃんは、僕の大切な人だよ」
僕は、香奈姉ちゃんを優しく抱きしめてそう言っていた。
香奈姉ちゃんは、嬉しそうに僕に抱きしめる。
「ありがとう、楓」
──まったく。
まだお弁当を作っている途中なんだけどな……。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
幼馴染みのメッセージに打ち間違い返信したらとんでもないことに
家紋武範
恋愛
となりに住む、幼馴染みの夕夏のことが好きだが、その思いを伝えられずにいた。
ある日、夕夏のメッセージに返信しようとしたら、間違ってとんでもない言葉を送ってしまったのだった。
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる