僕の姉的存在の幼馴染が、あきらかに僕に好意を持っている件〜

柿 心刃

文字の大きさ
153 / 382
第十四話

12

しおりを挟む
部屋に着くと楓は、緊張した面持ちで私のことを見てきた。

「あの……。香奈姉ちゃん。聞きたいことがあるって言っていたけど……。何かな?」
「うん。楓のバイト先にいる女の子のことなんだけどね──」
「女の子って、千聖さんのこと?」

楓の部屋なのに、私がいるとそこまで緊張しちゃうのかな。
それとも、私が『ご奉仕する』って言ったから、余計に気を遣っているのか。
どちらにしても、私が楓にご奉仕するのには、変わりはないけど。

「そうそう。千聖ちゃんね。…その子とだけは、付き合うのはやめておきなさいよって言いたかったんだけど……。その様子だと付き合ってはいないみたいだね。ちょっと安心したかな」
「どうして付き合ったらダメなの?」

まさか楓の口から、そんな言葉が出てくるとは思わなかった。
楓なら素直に『わかった』の一言で済ませてしまうんだけど。
たぶん、興味本位だろうな。
本気で付き合うつもりはないんだろう。
何故付き合ったらダメなのかを聞きたいだけだろうと思う。

「千聖ちゃんはたぶん、私との関係を壊そうとしてるんだよ」
「香奈姉ちゃんとの関係を? そんなバカなこと……」
「バカなことでもないよ。一人の女の子の所為で、バンドメンバー同士の仲が微妙になって、そのまま解散ってこともザラにあるんだから」
「千聖さんに限って、そんな──」

どうやら楓は、千聖ちゃんのことを疑ってないみたいだ。
まぁ、信じたいのはわかるんだけどね。
私の中にある女の勘が『あの子は危険だ』って訴えてくるのだ。
だけどそれは、あまりにも漠然としていてわかりにくいから、確証はもてないのだけど……。

「まぁ、そうと決まったわけじゃないから、断言はできないんだけどね。…だけど、気をつけた方がいいのはたしかだよ」
「香奈姉ちゃんがそう言うのなら……。気をつけるよ」

楓にとって、私の言葉は重かったようだ。
彼は素直にそう言った。
そんな楓を見て、私は嬉しくなってしまい、そのまま楓の首元をそっと抱きすくめる。

「さすが楓だね。わかっているじゃない」
「いや……。そんなことは……」

楓は、あきらかに照れてるのか顔を赤くして言った。
そんな表情も、また可愛いとさえ思ってしまう。
このままエッチな行為に及んでもいいんだけど、楓のことだ。きっと嫌がるだろう。
だから、楓には言ってやることにする。

「千聖ちゃんは、確実に楓のことを狙っているよ」
「僕のことを? どうして?」
「それは…ねぇ。女の子っていうのは、色々と思うところがあるものだからね」
「そっか。そんなものなんだ」

楓は、なにやら納得した様子でそう言った。
これ以上は、私が何を言ったところで無駄だと思う。楓自身に納得してもらうしかない。
楓のことを想う気持ちなら、私も負けないんだけどな。

いつもどおりにご奉仕を済ませると私は、楓にキスをしていた。
キスをしてるついでに中に舌を入れて、楓の舌を舐めとる。
グイグイ来るかと思っていたんだけど、楓は頬を赤くして、私がいくのを待っていた。
これって、普通は男の方から来るものだと思っていたんだけどな。
どうやら、楓の場合はそうじゃないらしい。
だったら私から攻めてもいいよね。
でも、やっぱり感情には素直なもので、楓は私の内股の辺りを触ってくる。

「んっ……」

楓の手は、いよいよ私の大事なあそこに触れた。
一応、服は着ているがショーツを脱いでいるので、感触ですぐにわかってしまう。
さっき、たくさんやったばかりだというのに……。まだそんな元気があるんだな。
それとも、私に屈服させられっぱなしは嫌なのかな。
まぁ、どっちでもいいことだけど。
最近、エッチだけじゃ満足できない私がいる。
ただ単に、楓があんまり激しくしてきてくれないのが、原因なのかもしれないけれど……。
だからこそ、私の大事なあそこをなぞるように愛撫してくる楓の手が、少しだけ気持ち良かったりする。
楓ったら、いつの間にこんなテクニックを身につけたんだろう。
これなら、私の胸を優しく揉んでくれてもいいかもしれない。
私は、私の大事なあそこを愛撫していた楓の手をギュッと掴んだ。

「え……。香奈姉ちゃん?」

案の定、楓はキョトンとした表情で私の顔を見てくる。
でも顔が赤くなっているのは、変わらなかったが。
こんな時こそ、最高のご奉仕をしてあげないといけない。

「まだだよ、楓。私のご奉仕は、まだ終わっていないよ」

そう言うと私は、騎乗位の状態になり楓を見下ろす。
普通は逆だろって言いたくなるが、楓の場合はこれでいい。

「香奈姉ちゃん。…今日は、何をするつもりなの?」

まるで漫画のヒロインのようなことを言ってくる。
ヒロインは、私なんだけどな。

「今日はね。楓の体に抱きついて、そのまま一緒に寝るの。…どうかな? 私にしては、いいご奉仕だと思うでしょ?」
「香奈姉ちゃんと一緒に寝るのか。…うん。香奈姉ちゃんらしい、良いご奉仕だね」
「そうでしょ。こんな『ご奉仕』、滅多にないんだからね」

私は、そう言って着ている服の上を脱いだ。
これで楓の前にいるのは、ほぼ裸に近い私だ。
ブラジャーに関しては、楓に任せよう。
楓は、当然のように私が身につけているブラジャーに手をかけてきて、言ってくる。

「これ……。外してもいいかな?」
「楓に任せるよ。私のおっぱいがそんなに見たいのなら、どうぞ」

ブラジャーを外したら、私のおっぱいが楓の前に晒されてしまうだろう。
まぁ、楓になら、別に見せても構わないんだけど。
私のたわわなおっぱいのすべてを、楓に見てもらうのか。
改めて見せるとなると、ちょっと恥ずかしいかもしれない。

「それじゃ、遠慮なく」

楓は、そう言うとブラジャーのホックに指をかけて、ゆっくりと外していく。
ブラジャーがはらりとベッドの上に落ちる。
それと同時に、私のおっぱいがぷるんと揺れた。
私は頬を赤く染めて、思わずおっぱいの先端の部分を手で隠す。
なんで隠す必要があるんだろうかと今更ながら思ったが、やっぱり恥ずかしいんだと再確認できた。
楓は、私のおっぱいに手を触れてきて言う。

「香奈姉ちゃんのおっぱい。…やっぱり大きいや」
「おっぱいを触るだけなの? それだけでいいの?」

私は、楓の手をギュッと掴み、そのまま私のおっぱいを揉ませる。
こうなるとおっぱいの先端を隠す必要がないから、楓に全部見せた。

「香奈姉ちゃんが、いいって言うなら。僕は──」

楓は、私のおっぱいを両手で触れてきて、そのまま揉みしだく。
途端、私は変な気持ちになり、口元に手を添える。
楓は、私のおっぱいの先端を指先でクニクニとつねり始めた。

「あ……」

私は、たまらず声を上げる。
どうしようもないほどの気持ちよさと解放感が、私の全身を駆け抜け、私はおっぱいを楓に差し出すように姿勢を整えていた。
いっそのこと、楓のその口で私のおっぱいの先端を舐めてくれないかな。
楓は、私のおっぱいを揉みしだきながら、おっぱいの先端を弄っていた。
──なにこれ。
とっても気持ちいいんだけど。
これだと楓とのエッチよりも、こっちの方がいいと感じてしまう。
もっとやってほしいな。
そうした思いがあふれてきて、楓をそのまま抱きしめたくなったが、やめておいた。
楓は、私の顔を見てきて言ってきた。

「おっぱいの先端……。クニクニしてて変な感じだね。試しに舐めてみてもいいかな?」
「楓がしたいようにすればいいよ」

私は、恍惚とした表情を浮かべてそう答える。
もう何をされても、怒る気にはなれない。
楓が私のおっぱいを舐めたいのなら、そうすればいい。
私は、楓の恋人としてここにいるのだから。
でも、少しだけ手の力を緩めてほしいな。
今も、にぎにぎと揉みしだいているけど、このままだとちょっと私の精神が保たないかも……。
だけど、おっぱいの先端を舐められたら、私はどうなっちゃうんだろう。やっぱりイッてしまうんだろうか。
楓の舌なら上手く舐めてくれるから、きっと気持ちよくなれるに違いない。
少なくとも、普通にやるセックスよりも、これは重要なことだ。
楓は、私のおっぱいの先端をまじまじとみた後、指でツンっと突いてきた。

「んっ……」

私は、思わず体を震わせる。
やっぱり精神が保ちそうにない。

「香奈姉ちゃんのおっぱいって、意外と敏感にできてるんだね」
「それは……。私のじゃなくても、敏感だと思うけど」

女の子のおっぱいは、女にとっては急所にもなってるところだからね。
敏感にならないことの方がおかしいと思う。
むしろ男よりも性感帯が多いと思うから、楓にどこを触らせようか迷う時がある。
気分によって、触ってほしい箇所が異なる時があるから。

「そうなんだ」
「そうだよ。普通に揉みしだかれただけでも、結構くるものなんだから。楓にも、わかってほしいくらいだよ」
「う~ん……」

楓は、私の体を見て、なにやら悩んでいる様子だった。
どうやら私のおっぱいを見て、どうしようか悩んでいるみたいだ。
やっぱり舐めるのはやめるとか、そういうことかな。
楓は、私のおっぱいからゆっくりと手を離す。
私は、途端に不安になり訊いていた。

「どうしたの? もう触らないの?」
「うん。やっぱり、今回はもういいかな。また次の機会があれば、触らせてもらおうかなって」

楓は、名残惜しそうに私のおっぱいを見て言う。
そんな目で見られたら、私の方が名残惜しくなってしまうんだけど。

「次の機会…か。──うん。その時がきたら、また…ね」

私は、苦笑いを浮かべてそう言うとベッドの上に落ちてるブラジャーを手に取った。
次の機会って言うけど、そんな時は…きっとあるんだろうな。
そう考えながら、ブラジャーを身につけようとしていた時、楓は急に私に抱きついてきて

「最後に…いいかな?」

と、言ってきた。
これは、私とセックスがしたいって言ってるのかな。
まだブラジャーを身につける手前だったから、また楓のベッドの上に落ちてしまったけど。
楓は、何を思ったのか抱きしめたまま私を押し倒してくる。
私は一切の抵抗をせず、楓を見つめた。

「やっぱり抱きたくなったの?」
「香奈姉ちゃんのおっぱいを見ていたら、つい……。もっと欲しくなっちゃって……」

楓は、頬を赤く染めてそう言った。
そういうことなら、仕方ないか。

「私のおっぱいは、誰のものでもないんだけどなぁ」
「うん。わかってる。だけど、我慢できなくて……」

そう言って楓は、私のおっぱいに再び手を触れてくる。
そんなに触り心地がいいんだろうか。
私にとっては、変な感じがするだけなんだけど……。

「あ……」

またしても、声に出してしまった。
楓ったら、私のおっぱいを揉みしだき、おっぱいの先端部をクニクニと優しくつねってきたのだ。
しかも大胆にも、両方のおっぱいを……。
さすがに両方のおっぱいを攻められたら、抵抗なんてできない。
私は、恥ずかしさというべきかなんというか頬を上気させてしまい、楓から視線を逸らしてしまう。

「もっと、優しくして……」
「あ、うん。ごめん……」

楓は、素直に謝ってくる。
そうは言ってもやめる気はないようで、楓はしばらく私のおっぱいを揉みしだいた後、ゆっくりとした動作で顔を埋めてくる。
私は思案げな表情を浮かべ、楓の頭に両手を添える。

「楓? どうしたの?」
「香奈姉ちゃんの心臓の音を聴いてるんだ」
「私の心臓の音?」
「うん」

楓は、ギュッと私の体を抱きしめてきた。
私の心臓の音なんか聴いて、何があるんだろうか。

「何かわかったことでもあったかな?」
「人のぬくもり…かな」
「ぬくもり…か。たしかに、私の肌のぬくもりは感じるかもね」
「うん。柔らかくて気持ちいい……」

楓は、そう言って私のおっぱいを枕のようにして顔を埋めてくる。
不思議と嫌な感じはしない。
むしろ私の中にある母性本能がくすぐられてしまうのは、気のせいだろうか。

「そっか」

私は、微笑を浮かべると楓の頭に両手を添えた。
きっと楓は、私とのスキンシップのとり方に悩んでいたのかもしれない。
ちなみに私の『ご奉仕』は、まだ終わってはいないから、楓にスキンシップのとり方を教えるには十分だろう。
まずその前に、お互いに裸にならないとね。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

私の推し(兄)が私のパンツを盗んでました!?

ミクリ21
恋愛
お兄ちゃん! それ私のパンツだから!?

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

幼馴染みのメッセージに打ち間違い返信したらとんでもないことに

家紋武範
恋愛
 となりに住む、幼馴染みの夕夏のことが好きだが、その思いを伝えられずにいた。  ある日、夕夏のメッセージに返信しようとしたら、間違ってとんでもない言葉を送ってしまったのだった。

イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について

のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。 だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。 「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」 ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。 だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。 その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!? 仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、 「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」 「中の人、彼氏か?」 視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!? しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して―― 同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!? 「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」 代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

処理中です...