僕の姉的存在の幼馴染が、あきらかに僕に好意を持っている件〜

柿 心刃

文字の大きさ
174 / 382
第十五話

13

しおりを挟む
楓は、私に気を遣ってか神妙な面持ちで私を見ていた。

「ねぇ。どうしても一緒に入らないとダメなの?」
「当たり前じゃない。この間、約束したでしょ? 楓は、私と一緒にお風呂に入るって──」

私は、制服を脱ぎながらそう言う。
もう楓の前で服を脱ぐのは、恥ずかしくない。

「でも……。わざわざ香奈姉ちゃんの家に来てお風呂だなんて……。お風呂なら、僕の家でも入れると思うんだけど」
「何言ってるの。楓の家には、隆一さんがいるでしょ。さすがに隆一さんがいる前で楓と一緒にお風呂に入るって言ったら、覗きに来ちゃう可能性があるからこうしてるんだよ。そのくらい察してよね」
「うん……。さすがに兄貴に言ったらまずいよね。それは、よくわかるよ」

楓は、服を脱ぐのをまだ躊躇っているみたいだった。

「わかったのなら、さっさと服を脱いでよね。花音が来たら、ややこしいことになっちゃうから」
「う、うん」

私が言葉で急かすと、楓は少しだけ焦った様子で服を脱ぎ始める。
できるなら、お風呂の後もこのまま楓と二人で過ごしたいんだけど。
そんな私の気持ちを、楓はわかってくれるだろうか。
楓が裸になったのを確認すると、私は楓の背を押してそのまま浴室へと入っていく。

「ほらほら。はやく一緒に入ろう」
「ちょっ……。香奈姉ちゃん。待って……」
「待ちません」

楓の背を押している私も、もちろん裸だ。
バスタオルは一応、体に巻いているけど……。本来なら巻く必要はないと思う。
全裸だと楓が嫌がるから、仕方なくバスタオルを巻いて胸と大事な箇所を隠しているんだけど。
浴室に入ると、私はすぐに楓をバスチェアに座らせる。
楓はいつもどおり背中をこちらに向けて待っていたが、私は楓に言った。

「ちょっと待ってね。今回は、いつもと違うから」
「え? いつもどおり、背中を洗ってくれるんじゃないの?」

楓は、こっちを見ようとする。
私は咄嗟に楓の肩に手を置いて、こちらに振り向かせないようにした。
今からバスタオルを外して、全裸でご奉仕しようとしたんだけど……。これじゃダメだ。
私は平静を装い、楓の質問に答える。

「たしかに背中を洗うけど……。それだと、もうワンパターンだと思うのよ」
「いや、お風呂なんだし。ワンパターンもなにも、普通なんじゃないかな」

楓は、思案げにそう言ってきた。
私がしたいのは、楓とのスキンシップだ。
私はすぐに楓の大事な箇所を手で優しく掴む。
途端、楓の体がビクンと動く。

「うっ……」
「私がしたいことは……。これでわかるかな?」

後ろから掴んでいるから、楓の大事なものがどんな状態なのかはわからない。
だけど、いい感じで勃っているのはよくわかる。

「香奈姉ちゃん……」

楓にも私の意図が伝わったのか、私の手の上に手を添えてきた。
私は、楓の体に覆い被さる形でもたれかかる。
私のおっぱいの感触は、たぶん楓の背中に伝わっていると思う。
せっかくだから、バスタオルを外せばよかったかな。
でも、これは後のお楽しみにしておこう。
もしかしたら、楓が外してくれるかもしれないし。
とにかく、楓の体を洗う前には、きちんとアレも済ませておきたい。
お風呂に入る時ってお互いに裸だし、遠慮なんていらないよね。

湯船にはもちろん、いつもどおり二人で一緒に入った。
楓が後ろで私が前だ。
これもまたいつもどおり、楓の体にもたれかかり、楓の手が自然と私のおっぱいにいくようにしたんだけど……。
楓は、私に気を遣ってか私のおっぱいに触れるか触れないかの間で手を泳がせていた。

「どうしたの、楓? 私のおっぱい、触らないの?」
「えっと……。その……」

私の言葉に、楓は何も言えなくなってしまう。
もちろん湯船に浸かるときにバスタオルなんて巻いてない。この時は完全に全裸だ。
そうなると楓の手は、直に私のおっぱいに触れることになる。
もう慣れただろうなと思ったんだけど……。

「一緒に入ってるんだから、別に気を遣わなくてもいいんだよ」
「でも……。香奈姉ちゃんと一緒に入ってたら、どうしても……」

楓はそう言って、先に湯船から出ようとする。
湯船に浸かってから、まだそんなに時間は経ってない。
一体、どうしたんだろう。
恥ずかしいってわけじゃなさそうだし。
もしかして──。
私は、楓の方に体を向ける。

「さては、学校で何かあったのね。そういうことなら、何も心配しなくていいよ。私は、生徒会長になるつもりなんて、全然ないから」
「いや、そういうことじゃないから……。頼むから、こっち向かないで……」

楓は、羞恥に顔を赤くし、視線を逸らす。
楓になら、見られたって平気だ。
私は楓の手を取って、そのまま私のおっぱいを触らせる。

「楓は心配しすぎ。他の人になんて言われたって、私の答えは変わらないから。それに……多少、激しく揉みしだいても大丈夫だよ。むしろ、楓のそっちの方が気になるっていうか──」
「え……」

さすがに楓自身のものだから、気づいたんだろう。
楓は、おもむろに下を見る。
すると楓の大事な箇所がいい具合に勃っていたのだ。
大きさ的には、いつもよりちょっと大きい感じ。
私の大事な秘部に入れるには、ちょっと無理があるような気もするくらい。
楓は、恥ずかしかったのかすぐに立ち上がり、両手で大事な箇所を隠した。

「これは、その……。別に意識したつもりじゃなくて、つい……」
「私の体に反応したのかな? 楓ったら……。口では素直じゃないのに、そっちの方は素直なんだね」
「うぅ……。そんなつもりじゃ……」

無理しなくてもいいのに。
男の子のあそこって、女の子の体には敏感になるっていう話は、何度も聞いたことがあるから、今さら驚きもしないんだけどね。
ただ──。
その大きくなった楓の大事な箇所が、私の中にちゃんと入るかどうかは、わからないかな。
でも、少しだけ興味がある。
だけど……。
お風呂場ですることじゃないよね。

「それならさ。お風呂から上がったら、私の部屋に行こっか? ベッドの上でなら、いつでもオッケーだよ」
「いやいや。さすがにそれは……。僕は、先に家に帰ると思うし……」
「そっか。家に帰っちゃうんだ……。ふ~ん……」

楓の言葉に、私は不機嫌になる。
私と一緒にお風呂に入っておいて、泊まっていかないだなんて。許されることじゃないな。うん。
私は、楓を離さないと言わんばかりにギュッと抱きしめた。
その時に、楓の大事な箇所が私の大事な秘部に当たる。
もう少しで、私の中に挿入ったと思ったんだけど……。
楓のものが少しだけ大きくて、私の中にすんなりと挿入らなかった。
なかなか上手くはいかないか。

「香奈姉ちゃん? 何を?」
「ベッドの上でダメなら、ここでやっちゃうのもいいかなって思ってね」
「ダメだよ、そんなの……。ここでやっちゃったら、確実にのぼせてしまうよ」

まぁ、お風呂には入っているから、セックスなんてしたら、確実にのぼせてしまうだろうな。
だけど、この機会を逃すのは勿体ない気がする。

「それなら、どうする? お風呂から上がったら、楓が私を襲っちゃう? 私は、それでも別に構わないよ」
「そういう事じゃなくて……。僕は……」

楓は、神妙な面持ちで言葉を詰まらせてしまう。
そんな顔をされてもね。
私だって、必死なんだよ。
ただでさえ楓は、他の女の子たちから好意を持たれてしまっているのだから。
このくらいのアプローチはしておかないと、ダメなんだよ。

「それとも、もう私のことなんて、飽きてしまったのかな?」

私は、哀しそうな目で楓を見つめる。
──さて。楓はどうでるのかな。
こんなことされたら、とるべき行動は一つしかないけど。
私の予想どおり、楓は私のことを抱きしめ返して、言った。

「そんなことないよ。香奈姉ちゃんとは幼馴染だし、飽きただなんて思うことは絶対にないから」
「そっか。それなら、よかった」

私は、嬉しくなってしまい、そう言っていた。
楓に嫌われてしまったらどうしようって思ってしまったけど、その心配はなさそうだ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

私の推し(兄)が私のパンツを盗んでました!?

ミクリ21
恋愛
お兄ちゃん! それ私のパンツだから!?

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

幼馴染みのメッセージに打ち間違い返信したらとんでもないことに

家紋武範
恋愛
 となりに住む、幼馴染みの夕夏のことが好きだが、その思いを伝えられずにいた。  ある日、夕夏のメッセージに返信しようとしたら、間違ってとんでもない言葉を送ってしまったのだった。

イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について

のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。 だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。 「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」 ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。 だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。 その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!? 仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、 「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」 「中の人、彼氏か?」 視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!? しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して―― 同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!? 「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」 代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

処理中です...