314 / 382
第二十五話
4
しおりを挟む
今日は、帰ってくるのがずいぶんと遅かったな。
一体、どこでなにをしていたんだろう。
とっても気になる。
メールとかを送ればよかったんだけど、忙しそうにしている楓に迷惑をかけるわけにはいかないから、敢えてやめておいたのだが……。
逆効果だったのかな?
私は、ジーッと楓の顔を見つめていた。
それに気づいた楓は、私の顔を見て思案げな表情をする。
「どうしたの、香奈姉ちゃん? 僕の顔になにかついてる?」
「ううん。なにもついてないよ。ただ、ちょっとね。今日は、帰ってくるのが遅かったなって思って……」
「それは……。色々あって……」
楓は、説明しづらいのかそう言って私から視線を逸らす。
楓の態度を見る限り、なにかを隠している。
私に隠し事をするのは、許さないって何度も言ってるはずなのに。
「そうなんだ。色々ってなんのことかな? 弟くん」
私は、笑顔でそう訊いていた。
決して怒ってはいない…はずだ。
それなのに、どうして楓はそんな緊張した面持ちになるんだろう。
ちょっと不思議である。
「あー、いや……。こっちの事情というか……。その……」
「ふ~ん。話したくないのなら、敢えては聞かないけど……」
「うん……。ごめん……」
「なんで謝るの? 別に悪いことをしてるわけじゃないのに」
「それは……。なんとなく、かな」
「そっか。なんとなく、か。弟くんが、そうやって謝る時って、何かあった時なんだよね?」
「………」
楓は、そのまま俯いて黙り込んでしまう。
その顔は、図星といった様子だ。
何があったのか気になるところだが、直接聞くのもなんだか気が引ける。
こんな時は、どうしたらいいんだろう。
「でも弟くんなら、自分でなんとかしたんでしょ?」
「うん。とりあえずは…ね」
楓は、微苦笑してそう言う。
それも、なんだか歯切れが悪い。
私は、楓の頬に手を添えて言った。
「それなら、いいんじゃないかな。弟くんは優しいから、油断すると他の女の子にナンパされちゃうかもしれないよ。私としては、そっちの方が心配かな」
「そんなことは……。僕の気持ちは、もう決まっているし──」
「まぁ、それならいいけど……。二股や浮気は絶対にダメだからね!」
「それはもう、充分すぎるくらいわかっているよ。僕はこう見えて、そこまで女の子の知り合いが多いわけじゃないし」
楓は、きっぱりとそう言ってのける。
そうは言うけど、古賀さんとかバンドメンバーたちとかは、どういった関係になるんだろう。
ちょっと疑問に思ったが、ここは聞かない方がいいのかな。
「わかっているなら、いいんだけど。弟くんは、油断ならないからなぁ」
「うぅ……。そこは、信じてほしいな……」
「そう言うのなら、ちゃんと説明できるよね? 今日はどこでなにをしていたのかな?」
「それは……。ちょっと説明しづらいかも……」
「もう! そこは、きちんと説明してくれないと──」
「いや……。説明したら、絶対に怒ると思うし……」
「そこは、まぁ……。内容次第かな」
私は、そう言って楓に笑みを見せる。
この笑みが、心の内からのものではないとわかっているのか、楓は苦い表情を浮かべていた。
「それこそ絶対に理不尽な話だよ……」
私は、楓のためを思ってやっているのにな……。
こうなったら、思い切って楓のことを誘惑してみようかな?
楓のとってる態度からして、そんなことをしたい気分ではないんだろうけど……。
やっぱり、どちらにしてもダメだよね。
楓の部屋だからって、強引に攻めたって楓に嫌われてしまうだけだ。
「そんな顔しなくても大丈夫だよ。弟くんなら、他の女の子に迫られても、ちゃんとお断りをするってわかっているから」
「そうだといいんだけど……」
それは、小声で囁くように言ったものだ。
聞こえなければよかったんだけど……。
なぜだか、それは私にもよく聞こえていた。
だからこそ、つい訊いてしまう。
「なにかあったの?」
「ううん。なんにもないよ。…ちょっとね」
それが、なにかを誤魔化しているものだというのは、私にもわかる。
その『ちょっと』が、とっても気になるんだけど。
「気になるじゃない! 怒らないから、ちゃんと説明してよ」
「う~ん……。大したことじゃないんだけどなぁ」
「私からのセッカンとスキンシップ。どっちがいい?」
「それって、どっちも変わらないような……」
「変わるわよ。弟くんの返答次第によっては、私からのご褒美が全然違うんだから──」
「なにもしてないのに『ご褒美』っていうのは……。かなり怪しいっていうか……」
「そんなこと言っちゃうんだ? 私は、あなただけの『お姉ちゃん』なのに……」
私は、これ以上にないくらい楓に対して好意を示している…つもりだ。
楓にとっては、まだ足りないのかな?
そうは思ったが、私からは言えない。なぜなら──
「いつも一緒にお風呂に入ってくれる以上の『ご褒美』があるの?」
楓は、照れ臭いのか顔を赤くしてそう言っていた。
たしかに楓とは毎回、一緒にお風呂に入っている。
これ以上の『ご褒美』って言われたら、答えられないかもしれない。
お風呂場での楓とのスキンシップって言ったら、セックスになりかねないから。
「例えば、セックスとか……。ゴムは着用してるんだから、そのくらいは平気だよね?」
「ゴムはその……。避妊具としては、完璧じゃない気も──」
「うん。完璧ではないね。でも弟くんは、気持ち良さそうだし……。大丈夫なのかなって」
「香奈姉ちゃんに迫られたら、その……。色々と大丈夫じゃないかも……」
「そっか。なら、気をつけないといけないね」
私は、そう言って笑みを見せる。
やっぱり、必要以上のセックスは気をつけないといけないか。
わかってはいた事だけど……。
でも楓のあそこの魅力は、味わったものにしかわからないんだよね。
楓のあそこの過敏な反応は、もうクセになりそうで──
私ったら、何を考えてるんだろう。
本格的なセックスなんて、まだはやいのに……。
「見た感じ、香奈姉ちゃんは大丈夫そうだよね」
「なんでよ?」
「だって、いつも積極的にスキンシップをとってくるから。少しくらい激しいのも平気なのかなって──」
「そんなわけないじゃない。私だって、嫌なものは嫌って言えるわよ」
「例えば?」
「そうねぇ。例えば、強引なのはちょっと嫌かも……」
「そっか。それなら、僕が強引に攻めたら、香奈姉ちゃんも嫌がるってことか……」
「いや、それは……。弟くんの場合は、少しくらい強引な方がいいかも」
「そうなの?」
「少なくとも、私は弟くんからの誘いは絶対に断らないよ」
私は、微笑混じりにそう言っていた。
他の男の人ならともかく、楓の場合は話が別だ。
楓は、なにか言いたげな表情で私を見てくる。
なんだろう。
私ったら、なにか問題発言でもしちゃったかな?
そんな私を安心させるためなのか、楓は言う。
「それなら、一緒にお風呂に入ろうか? 試しに僕が香奈姉ちゃんを口説いてあげるよ」
「え、いや……。今は、その……。気分がね」
私は、苦笑いをしてそう返していた。
今の時間帯のお風呂はちょっと……。
色々と準備が必要というか。
「どうしたの? 僕の誘いは断らないんじゃなかったの?」
「そうだけど……」
「だったら──」
楓が何かを言いかけたところで、私は咄嗟に楓の口元に指を添える。
「女の子にも、色々あるんだよ。いきなりは、さすがの私もびっくりしちゃうし」
「ごめん……」
謝る必要はないんだけどな。それよりも──
「そんなことより、今日は何があったのかちゃんと説明してくれるかな?」
「香奈姉ちゃんが気にするようなことは何もないけど……。それでも、聞きたいなら」
「うん! ぜひ聞きたいな」
私は、興味本位でそう言っていた。
一緒のお風呂なんだから、そのくらいはね。
「仕方ないな。まぁ、浮気とか二股とか言われたくはないし……。実は──」
楓は、ゆっくりとだけど説明し始めた。
後ろめたいことをしてないのなら、私としては構わないんだけど。
一体、どこでなにをしていたんだろう。
とっても気になる。
メールとかを送ればよかったんだけど、忙しそうにしている楓に迷惑をかけるわけにはいかないから、敢えてやめておいたのだが……。
逆効果だったのかな?
私は、ジーッと楓の顔を見つめていた。
それに気づいた楓は、私の顔を見て思案げな表情をする。
「どうしたの、香奈姉ちゃん? 僕の顔になにかついてる?」
「ううん。なにもついてないよ。ただ、ちょっとね。今日は、帰ってくるのが遅かったなって思って……」
「それは……。色々あって……」
楓は、説明しづらいのかそう言って私から視線を逸らす。
楓の態度を見る限り、なにかを隠している。
私に隠し事をするのは、許さないって何度も言ってるはずなのに。
「そうなんだ。色々ってなんのことかな? 弟くん」
私は、笑顔でそう訊いていた。
決して怒ってはいない…はずだ。
それなのに、どうして楓はそんな緊張した面持ちになるんだろう。
ちょっと不思議である。
「あー、いや……。こっちの事情というか……。その……」
「ふ~ん。話したくないのなら、敢えては聞かないけど……」
「うん……。ごめん……」
「なんで謝るの? 別に悪いことをしてるわけじゃないのに」
「それは……。なんとなく、かな」
「そっか。なんとなく、か。弟くんが、そうやって謝る時って、何かあった時なんだよね?」
「………」
楓は、そのまま俯いて黙り込んでしまう。
その顔は、図星といった様子だ。
何があったのか気になるところだが、直接聞くのもなんだか気が引ける。
こんな時は、どうしたらいいんだろう。
「でも弟くんなら、自分でなんとかしたんでしょ?」
「うん。とりあえずは…ね」
楓は、微苦笑してそう言う。
それも、なんだか歯切れが悪い。
私は、楓の頬に手を添えて言った。
「それなら、いいんじゃないかな。弟くんは優しいから、油断すると他の女の子にナンパされちゃうかもしれないよ。私としては、そっちの方が心配かな」
「そんなことは……。僕の気持ちは、もう決まっているし──」
「まぁ、それならいいけど……。二股や浮気は絶対にダメだからね!」
「それはもう、充分すぎるくらいわかっているよ。僕はこう見えて、そこまで女の子の知り合いが多いわけじゃないし」
楓は、きっぱりとそう言ってのける。
そうは言うけど、古賀さんとかバンドメンバーたちとかは、どういった関係になるんだろう。
ちょっと疑問に思ったが、ここは聞かない方がいいのかな。
「わかっているなら、いいんだけど。弟くんは、油断ならないからなぁ」
「うぅ……。そこは、信じてほしいな……」
「そう言うのなら、ちゃんと説明できるよね? 今日はどこでなにをしていたのかな?」
「それは……。ちょっと説明しづらいかも……」
「もう! そこは、きちんと説明してくれないと──」
「いや……。説明したら、絶対に怒ると思うし……」
「そこは、まぁ……。内容次第かな」
私は、そう言って楓に笑みを見せる。
この笑みが、心の内からのものではないとわかっているのか、楓は苦い表情を浮かべていた。
「それこそ絶対に理不尽な話だよ……」
私は、楓のためを思ってやっているのにな……。
こうなったら、思い切って楓のことを誘惑してみようかな?
楓のとってる態度からして、そんなことをしたい気分ではないんだろうけど……。
やっぱり、どちらにしてもダメだよね。
楓の部屋だからって、強引に攻めたって楓に嫌われてしまうだけだ。
「そんな顔しなくても大丈夫だよ。弟くんなら、他の女の子に迫られても、ちゃんとお断りをするってわかっているから」
「そうだといいんだけど……」
それは、小声で囁くように言ったものだ。
聞こえなければよかったんだけど……。
なぜだか、それは私にもよく聞こえていた。
だからこそ、つい訊いてしまう。
「なにかあったの?」
「ううん。なんにもないよ。…ちょっとね」
それが、なにかを誤魔化しているものだというのは、私にもわかる。
その『ちょっと』が、とっても気になるんだけど。
「気になるじゃない! 怒らないから、ちゃんと説明してよ」
「う~ん……。大したことじゃないんだけどなぁ」
「私からのセッカンとスキンシップ。どっちがいい?」
「それって、どっちも変わらないような……」
「変わるわよ。弟くんの返答次第によっては、私からのご褒美が全然違うんだから──」
「なにもしてないのに『ご褒美』っていうのは……。かなり怪しいっていうか……」
「そんなこと言っちゃうんだ? 私は、あなただけの『お姉ちゃん』なのに……」
私は、これ以上にないくらい楓に対して好意を示している…つもりだ。
楓にとっては、まだ足りないのかな?
そうは思ったが、私からは言えない。なぜなら──
「いつも一緒にお風呂に入ってくれる以上の『ご褒美』があるの?」
楓は、照れ臭いのか顔を赤くしてそう言っていた。
たしかに楓とは毎回、一緒にお風呂に入っている。
これ以上の『ご褒美』って言われたら、答えられないかもしれない。
お風呂場での楓とのスキンシップって言ったら、セックスになりかねないから。
「例えば、セックスとか……。ゴムは着用してるんだから、そのくらいは平気だよね?」
「ゴムはその……。避妊具としては、完璧じゃない気も──」
「うん。完璧ではないね。でも弟くんは、気持ち良さそうだし……。大丈夫なのかなって」
「香奈姉ちゃんに迫られたら、その……。色々と大丈夫じゃないかも……」
「そっか。なら、気をつけないといけないね」
私は、そう言って笑みを見せる。
やっぱり、必要以上のセックスは気をつけないといけないか。
わかってはいた事だけど……。
でも楓のあそこの魅力は、味わったものにしかわからないんだよね。
楓のあそこの過敏な反応は、もうクセになりそうで──
私ったら、何を考えてるんだろう。
本格的なセックスなんて、まだはやいのに……。
「見た感じ、香奈姉ちゃんは大丈夫そうだよね」
「なんでよ?」
「だって、いつも積極的にスキンシップをとってくるから。少しくらい激しいのも平気なのかなって──」
「そんなわけないじゃない。私だって、嫌なものは嫌って言えるわよ」
「例えば?」
「そうねぇ。例えば、強引なのはちょっと嫌かも……」
「そっか。それなら、僕が強引に攻めたら、香奈姉ちゃんも嫌がるってことか……」
「いや、それは……。弟くんの場合は、少しくらい強引な方がいいかも」
「そうなの?」
「少なくとも、私は弟くんからの誘いは絶対に断らないよ」
私は、微笑混じりにそう言っていた。
他の男の人ならともかく、楓の場合は話が別だ。
楓は、なにか言いたげな表情で私を見てくる。
なんだろう。
私ったら、なにか問題発言でもしちゃったかな?
そんな私を安心させるためなのか、楓は言う。
「それなら、一緒にお風呂に入ろうか? 試しに僕が香奈姉ちゃんを口説いてあげるよ」
「え、いや……。今は、その……。気分がね」
私は、苦笑いをしてそう返していた。
今の時間帯のお風呂はちょっと……。
色々と準備が必要というか。
「どうしたの? 僕の誘いは断らないんじゃなかったの?」
「そうだけど……」
「だったら──」
楓が何かを言いかけたところで、私は咄嗟に楓の口元に指を添える。
「女の子にも、色々あるんだよ。いきなりは、さすがの私もびっくりしちゃうし」
「ごめん……」
謝る必要はないんだけどな。それよりも──
「そんなことより、今日は何があったのかちゃんと説明してくれるかな?」
「香奈姉ちゃんが気にするようなことは何もないけど……。それでも、聞きたいなら」
「うん! ぜひ聞きたいな」
私は、興味本位でそう言っていた。
一緒のお風呂なんだから、そのくらいはね。
「仕方ないな。まぁ、浮気とか二股とか言われたくはないし……。実は──」
楓は、ゆっくりとだけど説明し始めた。
後ろめたいことをしてないのなら、私としては構わないんだけど。
1
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
幼馴染みのメッセージに打ち間違い返信したらとんでもないことに
家紋武範
恋愛
となりに住む、幼馴染みの夕夏のことが好きだが、その思いを伝えられずにいた。
ある日、夕夏のメッセージに返信しようとしたら、間違ってとんでもない言葉を送ってしまったのだった。
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる