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第五章
第八話 エレーヌの目的
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『ワオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォン!』
肝試しをして消えたエレーヌさんはどこに行ってしまったのだろう。そう考えていると、どこから獣の吠える声が聞こえてきた。
「リュシアンさん! この声、洞窟の奥から聞こえてきませんか?」
両耳に手を添えながら、ユリヤが洞窟の奥から聞こえるのではないかと訊いてくる。
「もしかしたらエレーヌさんと関係があるかもしれない。念のために洞窟の中に入ってみるか」
松明の明かりを使って洞窟の奥を照らす。
足場は悪く、小石などが散乱していた。
「足場が悪いから気をつけながら歩いて」
慎重に歩くように二人に言うと、俺は先頭になって洞窟の中に入っていく。
しばらく歩くと光を放つクリスタルが発光しているエリアに辿り着いた。
「ここはクリスタルのお陰で明るいですね」
「もう松明の火を消しても良いんじゃないの?」
「いや、あの声の持ち主がこの洞窟の中にいるとは限らない。松明はこのままにしておこう」
洞窟の中から聞こえたからと言って、洞窟の中にいるとは限らない。出入り口がもう一つあった場合、再び暗闇の中を歩くことになる。
再び奥に続いている通路を歩いていると、外に出た。
やっぱり、松明を消さなくて正解だったな。
『ワオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォン!』
再びあの声が聞こえてくる。
さっきよりも大きい。この声の持ち主は近くにいる。
「こっちから聞こえてきた」
俺は足元に気をつけながら声が聞こえた方に向けて走る。
金属同士がぶつかり合うような甲高い声が聞こえてきた。
誰かが戦っているのか?
可能性としてはエレーヌさんしか考えられない。でも、エレーヌさんって戦ったことってあったけ?
過去を思い出してみるも、俺の記憶の中ではエレーヌさんが戦っている姿は一度もみたことがない。
『ワオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォン!』
「はあ!」
更に走ると、巨大オオカミ相手に戦っている人の姿が見えた。
水色の髪をクラシカルストレートにしている女性が剣を構えてモンスターと対峙している。
「エレーヌさん!」
「あら? リュシアン君たちじゃない。やっぱり来てしまったのね。あらあら、どうしましょう?」
ギルドマスターに声をかけると、彼女は戦闘中にも関わらず頬に手を置いて小首を傾げる。
戦闘中なのにエレーヌさんは余裕を感じさせる表情をしている。相手はブリザードフェンリルじゃないか。
エレーヌさんが戦っているモンスターは、四足歩行の巨大オオカミだ。鋭い牙と爪を持ち、足首にはクリスタルのような氷が皮膚についている。
『ワオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォン!』
ブリザードフェンリルが吠えると、やつは口から冷気を吐き出す。その冷気をモンスターが浴び、体を氷で覆う。
やつは体に氷を纏うことで防御力を上げることができる。更に頭には氷の角が生え、あれで串刺しにされて亡くなるハンターもいるほど驚異的だ。
くそう。こうなるのなら、太刀を持って来るんだった。
今の俺は武器どころかアイテムが入っているポーチすら身に付けていない。
だけど、相手はブリザードフェンリルなんだ。エレーヌさん一人では危険すぎる。
「エレーヌさん! 俺も手伝います。攻撃することはムリでも、囮になることはできますから」
「ふふふ、ありがとう。でも大丈夫よ。ワンちゃんを倒すだけだから、心配しないで」
いや、心配するなと言われても相手があのブリザードフェンリルじゃないか。
「リュシアンさん。気持ちは分かりますけど、ここはエレーヌさんの言うことを聞いて、邪魔にならないようにしておきましょう」
ユリヤが俺の腕を掴み、エレーヌさんの邪魔にならないようにしようと言う。
確かに戦闘手段を持ち合わせていない今の俺は、足手纏いになるかもしれない。だけどただ見ているだけと言うのは歯痒い。
「エレーヌさん! 前!」
ブリザードフェンリルが頭部の角を使ってエレーヌさんを貫こうとしているのが見え、俺は声を上げる。
「もう、人が話している最中に横槍を入れないでよ。本当に聞き分けのないワンちゃんね」
エレーヌさんが剣を横に振ると、彼女の握っている剣の刃が何分割かされ、刃と刃の間に隙間ができる。
剣が鞭のようになった!
彼女の武器の刃がモンスターの角に絡み付くと、氷の角が砕ける。
「一発でブリザードフェンリルの角を破壊した!」
「さぁ、もうお休みの時間よ。このまま永遠にお眠りなさい」
エレーヌさんが目を細めると、鞭と化した剣を振る。
ヘビのような動きでモンスターの纏っている氷を破壊し、そのままやつの肉体を切り刻んでいく。
『ワオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォン!』
ブリザードフェンリルが吠えると、やつはそのまま地面に倒れて動かなくなった。
「これで討伐完了ね。久しぶりだったけど、腕が鈍っていなくてよかったわ」
彼女の戦いに唖然としていると、エレーヌさんは俺のところにやって来る。
「あ、あのう。その武器はいったい?」
「あ、これね。剣と鞭の能力を両方持っているわたしの武器よ。接近戦だけではなく、中距離戦闘もできるから、使い勝手がいいのよ」
「へぇー、そんな武器があるのですね」
俺は彼女の持つ武器をマジマジと見る。
世の中には俺の知らない武器もあるんだな。って、武器の方も気にはなったけど、一番聞かないといけないことが他にもあるじゃないか!
「エレーヌさん、どうしてブリザードフェンリルと戦っていたのですか?」
「あ、これね。わたしが受けた依頼だからよ。依頼主さんにこの島と別荘を借りる代わりに、ブリザードフェンリルの討伐をする契約を交わしたから」
「ブリザードフェンリルの討伐なら、どうして俺たちに言ってくれないのですか! 教えてくれれば、俺たちがやりましたのに!」
どうしてエレーヌさんがブリザードフェンリルと戦っていたのか、その理由を聞いて思わず声を上げた。
「何を言っているのよ。元々はリュシアン君たちを労うためにバカンスをしていたのよ。それなのに討伐をさせては労いの意味がなくなるじゃないの。だからギルドマスターであるわたしが戦うしかない」
エレーヌさんの気持ちは部下としては嬉しかった。だけど、納得がいかない。
教えてくれれば、エレーヌさん一人にムリをさせることはなかったからだ。
「ありがとう。気持ちだけでも十分嬉しいわ。こんなに心配してくれるなんて、ギルドマスターとして鼻が高い。いい部下を持って、わたしは幸せね」
俺が拳を握っていることがバレてしまったのか、エレーヌさんがお礼を言ってくる。
「そうだ! ブリザードフェンリルの剥ぎ取りをお願いできるかしら? 心配させたお詫びとして剥ぎ取った素材はあげるから。それじゃね」
剥ぎ取りをお願いすると、エレーヌさんは逃げるようにこの場から離れて行く。
なんだかはぐらかされたような気がするけど、上司の命令だ。彼女の指示には従わないといけない。
「ユリヤ、テレーゼ剥ぎ取りを始めようか」
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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肝試しをして消えたエレーヌさんはどこに行ってしまったのだろう。そう考えていると、どこから獣の吠える声が聞こえてきた。
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足場は悪く、小石などが散乱していた。
「足場が悪いから気をつけながら歩いて」
慎重に歩くように二人に言うと、俺は先頭になって洞窟の中に入っていく。
しばらく歩くと光を放つクリスタルが発光しているエリアに辿り着いた。
「ここはクリスタルのお陰で明るいですね」
「もう松明の火を消しても良いんじゃないの?」
「いや、あの声の持ち主がこの洞窟の中にいるとは限らない。松明はこのままにしておこう」
洞窟の中から聞こえたからと言って、洞窟の中にいるとは限らない。出入り口がもう一つあった場合、再び暗闇の中を歩くことになる。
再び奥に続いている通路を歩いていると、外に出た。
やっぱり、松明を消さなくて正解だったな。
『ワオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォン!』
再びあの声が聞こえてくる。
さっきよりも大きい。この声の持ち主は近くにいる。
「こっちから聞こえてきた」
俺は足元に気をつけながら声が聞こえた方に向けて走る。
金属同士がぶつかり合うような甲高い声が聞こえてきた。
誰かが戦っているのか?
可能性としてはエレーヌさんしか考えられない。でも、エレーヌさんって戦ったことってあったけ?
過去を思い出してみるも、俺の記憶の中ではエレーヌさんが戦っている姿は一度もみたことがない。
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更に走ると、巨大オオカミ相手に戦っている人の姿が見えた。
水色の髪をクラシカルストレートにしている女性が剣を構えてモンスターと対峙している。
「エレーヌさん!」
「あら? リュシアン君たちじゃない。やっぱり来てしまったのね。あらあら、どうしましょう?」
ギルドマスターに声をかけると、彼女は戦闘中にも関わらず頬に手を置いて小首を傾げる。
戦闘中なのにエレーヌさんは余裕を感じさせる表情をしている。相手はブリザードフェンリルじゃないか。
エレーヌさんが戦っているモンスターは、四足歩行の巨大オオカミだ。鋭い牙と爪を持ち、足首にはクリスタルのような氷が皮膚についている。
『ワオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォン!』
ブリザードフェンリルが吠えると、やつは口から冷気を吐き出す。その冷気をモンスターが浴び、体を氷で覆う。
やつは体に氷を纏うことで防御力を上げることができる。更に頭には氷の角が生え、あれで串刺しにされて亡くなるハンターもいるほど驚異的だ。
くそう。こうなるのなら、太刀を持って来るんだった。
今の俺は武器どころかアイテムが入っているポーチすら身に付けていない。
だけど、相手はブリザードフェンリルなんだ。エレーヌさん一人では危険すぎる。
「エレーヌさん! 俺も手伝います。攻撃することはムリでも、囮になることはできますから」
「ふふふ、ありがとう。でも大丈夫よ。ワンちゃんを倒すだけだから、心配しないで」
いや、心配するなと言われても相手があのブリザードフェンリルじゃないか。
「リュシアンさん。気持ちは分かりますけど、ここはエレーヌさんの言うことを聞いて、邪魔にならないようにしておきましょう」
ユリヤが俺の腕を掴み、エレーヌさんの邪魔にならないようにしようと言う。
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ブリザードフェンリルが頭部の角を使ってエレーヌさんを貫こうとしているのが見え、俺は声を上げる。
「もう、人が話している最中に横槍を入れないでよ。本当に聞き分けのないワンちゃんね」
エレーヌさんが剣を横に振ると、彼女の握っている剣の刃が何分割かされ、刃と刃の間に隙間ができる。
剣が鞭のようになった!
彼女の武器の刃がモンスターの角に絡み付くと、氷の角が砕ける。
「一発でブリザードフェンリルの角を破壊した!」
「さぁ、もうお休みの時間よ。このまま永遠にお眠りなさい」
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彼女の戦いに唖然としていると、エレーヌさんは俺のところにやって来る。
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「あ、これね。剣と鞭の能力を両方持っているわたしの武器よ。接近戦だけではなく、中距離戦闘もできるから、使い勝手がいいのよ」
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どうしてエレーヌさんがブリザードフェンリルと戦っていたのか、その理由を聞いて思わず声を上げた。
「何を言っているのよ。元々はリュシアン君たちを労うためにバカンスをしていたのよ。それなのに討伐をさせては労いの意味がなくなるじゃないの。だからギルドマスターであるわたしが戦うしかない」
エレーヌさんの気持ちは部下としては嬉しかった。だけど、納得がいかない。
教えてくれれば、エレーヌさん一人にムリをさせることはなかったからだ。
「ありがとう。気持ちだけでも十分嬉しいわ。こんなに心配してくれるなんて、ギルドマスターとして鼻が高い。いい部下を持って、わたしは幸せね」
俺が拳を握っていることがバレてしまったのか、エレーヌさんがお礼を言ってくる。
「そうだ! ブリザードフェンリルの剥ぎ取りをお願いできるかしら? 心配させたお詫びとして剥ぎ取った素材はあげるから。それじゃね」
剥ぎ取りをお願いすると、エレーヌさんは逃げるようにこの場から離れて行く。
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