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第二章
第二話 敗北は自主退学
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~タマモ視点~
「兄さんが来ている」
担任教師から言われた言葉は、あたしにとって衝撃的なことだった。
どうして兄さんが、こんなに朝の早い時間帯に来ているの?
疑問と驚き、そして恐怖を感じてしまうも、このまま教室に留まる訳にはいかない。
重い足取りではあるものの、勇気を振り絞って来賓室へと向かう。
「スカーレット家たる者、如何なる時でも優雅に可憐に大胆であるべき。もちろん、それは兄さんの前でも一緒よね」
窓越しに映る自分の顔は酷いものだ。こんな顔を兄さんに見せては、叱責の言葉が先に来てしまう。
一度両の頬を軽く叩き、気合いを入れ直す。
よし、いつものあたしの顔に戻った。大丈夫よ。きっと大した話しではないはずだわ。
何度も大丈夫と己に言い聞かせながら、来賓室の前に辿り着く。
扉をノックすると中から「どうぞ」と兄の声が聞こえた。
「失礼します」
入室する前の挨拶をしてから、ゆっくりと扉を開ける。すると、ソファーに座っている兄が視界に入り、鼓動が早鐘を打つ。
あたしとは微妙に違う耳と尻尾は、どちらかと言うと犬に近い。男性にしては珍しく、青い髪をロングにしているも、その髪の毛一本がサラサラとしており、女性並みに手入れをしていることが分かる。
相変わらず長い髪だ。その髪の長さから、色々と陰口を叩く者もいるが、それらを黙らせる黄色い瞳は、猫のように縦長になっており、睨まれるとカエルのように縮こまってしまう。
強い目力で見られたあたしも、例え肉親であっても例外ではなかった。
スーツ姿のところから、何処かに寄った次いでに立ち寄ったのだろうか。それならこんなに早い時間帯に訪れたのにも納得がいく。
「タマモ、座りなさい」
対面のソファーに腰をかけるように促され、言われた通りにソファーに座る。
「兄さん……今日は……どうのような要件で立ち寄られたのですか?」
緊張のせいか、思うように言葉が出ない。途切れ途切れではあったものの、どうにか言葉を話すことは辛うじてできた。
「また……レースで負けたようだな。これで1勝4敗ではないか」
「ごめん……なさい」
レースで敗れたことを責められ、あたしはただ謝ることしかできない。
あたしは最初のデビュー戦を勝利することができた。でも、そのレース以降は2着で終わっている。連敗に続く連敗で、世間でのあたしは、2着コレクターなんて言われているらしい。
「ごめんなさい。でも!」
「でも? なんだ?」
兄さんが睨んで来た瞬間、あたしは萎縮してしまう。彼の目は獲物を狩る獣の目だ。曝け出す表情からは、まるで背後に本物の獣が潜んでいそうなオーラを放っている。
正直怖い。でも、言わなければならないこともある。2着は2着でも、完全な敗北の2着ではないのだから。
「でも……これまでのレースは……どれも僅差」
目線を合わせることができず、顔を俯かせながらどうにかか細い声で兄に反論する。
「ふざけるな!」
言い返した途端、兄は机を拳で叩きつけ、声を上げた。
「何がハナの差やクビの差だ! 運が悪かっただ! そんなものは負けた時の言い訳にしかすぎない! 良いか! このレース業界では、例え入賞しても優勝できなければ敗者扱いだ! お前が負けるのは、根性が足りないからだ! 最後の最後まで粘り切れる強い意志がないから、お前は負けてしまうんだ!」
声を上げた兄は、続いて冷たい視線であたしのことを見てくる。
「確かにケモノ族は神族とは違う。あの女のようにはいかないことは百も承知だ。だが、4連敗だぞ! こんなこと、スカーレット家始まって以来の黒歴史だ! お前は名門スカーレットの恥晒しだ。お前が血の繋がった妹だと言うだけで、俺の株が下がっていく。どう責任を取ってくれる!」
「ごめんなさい……ごめんなさい」
怒鳴りつける兄に対して、あたしはただひたすら謝ることしかできない。例え僅差であったとしても、入賞したとしても、優勝出来なければ敗者扱いになるのだから。全てはあたしが悪い。最後に勝ちきれないあたしが悪いんだ。
「タマモには、次のレースとして、無限回路賞に出てもらう。賢いお前に唯一残されたレースだ。もし、このレースに優勝することが出来なければ、自主退学をしてもらう。これ以上、名門の名に傷を付けてもらっては困るからな」
「はい……わかりました」
「もし、勝てたのなら学園に残っても良い。だが、負けたときはどこかの貴族に嫁いでもらう。いくら落ちこぼれでも、名門の血を欲しがる者はいるからな。まぁ、お前のような落ちこぼれの子どもなんて、期待はできないがな」
次のレースで負ければ、あたしはこの学園を去ることになる。走者として与えられた最後のチャンスだ。絶対に負ける訳にはいかない。次のレースで勝って、絶対に見返してやる。
「そこにいるのは誰だ!」
次のレースのことを考えていると、突如兄が声を上げた。
びっくりして廊下の方を見るも、あたしには分からなかった。
誰かがそこにいるの? もしかして今の会話を聞かれた?
「ニャー! ニャー!」
廊下から猫ちゃんの鳴き声が聞こえる。確かこの声は、学園の敷地内で見かけたあの猫ちゃん。
「あの猫ちゃん、いつの間に校舎の中に入っていたの?」
「何だ。野良猫か。びっくりさせやがって。学園の敷地内に野良猫がいるなんて珍しいな」
廊下にいるのが猫ちゃんだと言うことが分かると、兄はゆっくりと立ち上がる。
「話しは以上だ。お前には期待していない。レース終了後に退学ができるように、俺は動いておく。お前も抗わずに、嫁入り修行でもしておくのだな」
捨て台詞を吐くと、兄は来賓室から出て行った。
彼が扉を閉めて姿が見えなくなると、あたしは拳を強く握る。
絶対に負けられない。次のレースだけは絶対に!
「兄さんが来ている」
担任教師から言われた言葉は、あたしにとって衝撃的なことだった。
どうして兄さんが、こんなに朝の早い時間帯に来ているの?
疑問と驚き、そして恐怖を感じてしまうも、このまま教室に留まる訳にはいかない。
重い足取りではあるものの、勇気を振り絞って来賓室へと向かう。
「スカーレット家たる者、如何なる時でも優雅に可憐に大胆であるべき。もちろん、それは兄さんの前でも一緒よね」
窓越しに映る自分の顔は酷いものだ。こんな顔を兄さんに見せては、叱責の言葉が先に来てしまう。
一度両の頬を軽く叩き、気合いを入れ直す。
よし、いつものあたしの顔に戻った。大丈夫よ。きっと大した話しではないはずだわ。
何度も大丈夫と己に言い聞かせながら、来賓室の前に辿り着く。
扉をノックすると中から「どうぞ」と兄の声が聞こえた。
「失礼します」
入室する前の挨拶をしてから、ゆっくりと扉を開ける。すると、ソファーに座っている兄が視界に入り、鼓動が早鐘を打つ。
あたしとは微妙に違う耳と尻尾は、どちらかと言うと犬に近い。男性にしては珍しく、青い髪をロングにしているも、その髪の毛一本がサラサラとしており、女性並みに手入れをしていることが分かる。
相変わらず長い髪だ。その髪の長さから、色々と陰口を叩く者もいるが、それらを黙らせる黄色い瞳は、猫のように縦長になっており、睨まれるとカエルのように縮こまってしまう。
強い目力で見られたあたしも、例え肉親であっても例外ではなかった。
スーツ姿のところから、何処かに寄った次いでに立ち寄ったのだろうか。それならこんなに早い時間帯に訪れたのにも納得がいく。
「タマモ、座りなさい」
対面のソファーに腰をかけるように促され、言われた通りにソファーに座る。
「兄さん……今日は……どうのような要件で立ち寄られたのですか?」
緊張のせいか、思うように言葉が出ない。途切れ途切れではあったものの、どうにか言葉を話すことは辛うじてできた。
「また……レースで負けたようだな。これで1勝4敗ではないか」
「ごめん……なさい」
レースで敗れたことを責められ、あたしはただ謝ることしかできない。
あたしは最初のデビュー戦を勝利することができた。でも、そのレース以降は2着で終わっている。連敗に続く連敗で、世間でのあたしは、2着コレクターなんて言われているらしい。
「ごめんなさい。でも!」
「でも? なんだ?」
兄さんが睨んで来た瞬間、あたしは萎縮してしまう。彼の目は獲物を狩る獣の目だ。曝け出す表情からは、まるで背後に本物の獣が潜んでいそうなオーラを放っている。
正直怖い。でも、言わなければならないこともある。2着は2着でも、完全な敗北の2着ではないのだから。
「でも……これまでのレースは……どれも僅差」
目線を合わせることができず、顔を俯かせながらどうにかか細い声で兄に反論する。
「ふざけるな!」
言い返した途端、兄は机を拳で叩きつけ、声を上げた。
「何がハナの差やクビの差だ! 運が悪かっただ! そんなものは負けた時の言い訳にしかすぎない! 良いか! このレース業界では、例え入賞しても優勝できなければ敗者扱いだ! お前が負けるのは、根性が足りないからだ! 最後の最後まで粘り切れる強い意志がないから、お前は負けてしまうんだ!」
声を上げた兄は、続いて冷たい視線であたしのことを見てくる。
「確かにケモノ族は神族とは違う。あの女のようにはいかないことは百も承知だ。だが、4連敗だぞ! こんなこと、スカーレット家始まって以来の黒歴史だ! お前は名門スカーレットの恥晒しだ。お前が血の繋がった妹だと言うだけで、俺の株が下がっていく。どう責任を取ってくれる!」
「ごめんなさい……ごめんなさい」
怒鳴りつける兄に対して、あたしはただひたすら謝ることしかできない。例え僅差であったとしても、入賞したとしても、優勝出来なければ敗者扱いになるのだから。全てはあたしが悪い。最後に勝ちきれないあたしが悪いんだ。
「タマモには、次のレースとして、無限回路賞に出てもらう。賢いお前に唯一残されたレースだ。もし、このレースに優勝することが出来なければ、自主退学をしてもらう。これ以上、名門の名に傷を付けてもらっては困るからな」
「はい……わかりました」
「もし、勝てたのなら学園に残っても良い。だが、負けたときはどこかの貴族に嫁いでもらう。いくら落ちこぼれでも、名門の血を欲しがる者はいるからな。まぁ、お前のような落ちこぼれの子どもなんて、期待はできないがな」
次のレースで負ければ、あたしはこの学園を去ることになる。走者として与えられた最後のチャンスだ。絶対に負ける訳にはいかない。次のレースで勝って、絶対に見返してやる。
「そこにいるのは誰だ!」
次のレースのことを考えていると、突如兄が声を上げた。
びっくりして廊下の方を見るも、あたしには分からなかった。
誰かがそこにいるの? もしかして今の会話を聞かれた?
「ニャー! ニャー!」
廊下から猫ちゃんの鳴き声が聞こえる。確かこの声は、学園の敷地内で見かけたあの猫ちゃん。
「あの猫ちゃん、いつの間に校舎の中に入っていたの?」
「何だ。野良猫か。びっくりさせやがって。学園の敷地内に野良猫がいるなんて珍しいな」
廊下にいるのが猫ちゃんだと言うことが分かると、兄はゆっくりと立ち上がる。
「話しは以上だ。お前には期待していない。レース終了後に退学ができるように、俺は動いておく。お前も抗わずに、嫁入り修行でもしておくのだな」
捨て台詞を吐くと、兄は来賓室から出て行った。
彼が扉を閉めて姿が見えなくなると、あたしは拳を強く握る。
絶対に負けられない。次のレースだけは絶対に!
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