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16 新たな形。そして、共に(2)
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暗いグレーのガウンをはおり、玄関に向かうと、そこにはーーー。
「.....い、いぬ?」
そこには、ふさふさの黒い毛を揺らしながら、尻尾を振る小さな犬。
リードネストを見据えて、行儀良くお座りしている。
はっはっ、と荒い息が聞こえるが、興奮しているのだろうか。
犬を凝視していると、カーヴィンが申し訳なさそうに答えた。
「........はい。........実は.....その、あの犬が、いつの間にやら、邸の敷地内に入っていたそうで。ハルカたちが、なんとか外に出そうと手を尽くしてみたのですが、全く動かず。無理やり摘み出せば良いのですが、どうもこちらの言葉を理解している素振りがあって、気になったものですから」
「........言葉を理解?......そんなこと、あるわけがないだろう。犬、だぞ?」
「.......そのはずなのですが.......」
カーヴィンが、そう言い淀んだところで、犬が一声吠えた。
見た目よりも低い声で、「わん!」と。
「......まぁ、いい。ちょっと見てみよう」
何はともあれ、近づいてよく観察してみよう、と階段を降りて玄関に立てば、ますます犬は尻尾をぶんぶん振りながら鼻息を荒くする。
そこで、はた、とリードネストは気づいた。
「.....おい......この瞳......」
犬の瞳の色は、琥珀色をしている。
この色。どこかで見たことがある.....どこだったか。
しばしその姿を見つめて、必死に記憶を辿る。
止まっていた歩みをすすめ、さらに数歩近づいたところで、よく知る香りが鼻を掠めた。
これは......?
その瞬間、リードネストは雷に打たれるほどの衝撃に襲われる。
「........ローネル!?」
その声に、犬はますます嬉しいとばかりに、尻尾を振り回し、飛びかかってきた。
そしてーーー。
「ふふ、やっほー!リード!元気?」
「お、お前!!本当にローネルなのか!?......その姿、しかも......喋って?」
「驚いた?」
してやったり、という顔でリードネストにのしかかっている犬......いや、ローネルは、イタズラが成功した時みたいな笑みを浮かべて.......いるように見える。
犬だから、まぁ、わかりにくいが。
「驚いたもなにも、一体どうなってるんだ?お前、今度は何をした?」
モモネリアにした仕打ちを思えば、警戒して当然だ。
のしかかられていた体を退け、体勢を立て直して問えば、「きゅぅぅん」とわかりやすく尻尾を丸めて、怖がっているフリをする。
「うわぁー。そんなに怖い顔しないでよ.....」
「.....これでも、冷静に話をしている方だ。俺がお前を捕まえようとしているのは知っているだろう。わざわざ会いにくるとは......何を考えている」
「わかってるよー。モモネリアにも.....本当に悪いことをしたと思ってる。とても怖がらせたよね.....。ごめん」
いつもふざけた態度のローネルには珍しく、本当に反省している様子.......なのだろう。
伏せのポーズで前足に頭を乗せて、ひたすら上目遣いで目をうるうる......。
「わかっているならいい。話はあとでじっくり聞こう。......お前から出てきてくれたんだ。これから、俺はお前を捕まえて牢にいれる。処遇が決まるまで、おとなしくしていろ」
体ごと抱き上げようと手を差し出すと、ローネルは慌てて起き上がってひょいっと後退りした。
「ま、ま、待ってよ。.....確かに、僕はモモネリアを危険に晒した。本当に申し訳なかったと思ってる。もう二度としない。約束するよ。何なら、魔法契約書で契約を結んでもいい。........あれ?でもその場合サインは、肉球でスタンプすれば......いけるかな?」
途中、座り込んで右手をあげて、自分の肉球を真剣に見つめる。
そして。
「もちろん、ペナルティはたっぷりと付け加えてもらっていい。だから.....また.....モモネリアのそばに置いてくれないかな」
「.........はぁ!?」
怒りと困惑と驚きと.....色々な感情が渦巻いてリードネストは大きな声をあげた。
魔法契約とは、ローネルの国、ナターシェリア国で魔法使いが作る特別な紙、『魔法契約書』というものを使って契約を結ぶ。
契約が破られた際のペナルティをお互いの了承があれば自由に設けることができ、魔法による拘束力があるため、もし本当に契約が破られた時にはペナルティから逃れることはできないというものだ。
ペナルティを重いものにすればするほど、契約を結ぶ相手の本気度がうかがえ、社会的にも信用が高い。
「.......お願いだよ。リード。......モモネリアに会わせて」
複雑な感情をなんとかおしとどめ、勝手に力が入りわなわなと震えだす身体をなだめながら、リードネストは低く、威圧的な声音で答えた。
「......魔法契約は知っている。だが、無理な相談だ。.....モモネリアは、俺の命より大切な、可愛い番だ。......あいつを危険な目にあわせたお前を、二度と会わせるつもりはない」
「........リード」
付け入る隙も与えない言い方に、ローネルも俯いてしまった。
その時......。
カタッ。
小さな音がして、二人は振り返る。
今しがた、リードネストが降りてきた階段を見上げれば、可愛らしい女性が心許ない様子でガウンの裾をきゅっと合わせてきつく握っていた。
モモネリアだ。
「モモネリア!」
すぐさまリードネストが階段をかけあがり、踊り場で立ちすくむ婚約者を抱き寄せる。
「どうして?先に寝ていてと言っただろう?」
「ごめんなさい.....。なんだか、大きな声が聞こえたから......心配になって。どうかしたの?」
「............」
どう答えたものか、思案しながら、チラリと玄関をみたリードネストの視線を追って、モモネリアも玄関を見遣る。
「......犬??」
不安げだった瞳はさっと色を変え、今度は驚きの色を見せている。
「........あぁ」
「可愛い~。もしかして、迷子犬なの?」
こぢんまりとお座りをして、きゅるん、と首を傾げている可愛らしい犬を見て、モモネリアは駆け寄った。
「あっ......モモネリア、そいつは.......」
焦って声をかけるも、モモネリアは犬のもとに辿り着き腰を低く落としてしまった。
そして、あろうことかそのままヨシヨシと体を撫で始めた。
ローネルも、お座りの姿勢のまま、気持ちよさそうに目を細め、はっはっと舌をだらんと垂らしている。
イラァッと、胸の内がざわつくが、仕方ないとモモネリアに説明することにした。
「.......はぁ。モモネリア、そいつはどうやら、犬に姿を変えたローネルだ」
ピタリと動きが静止する。
「.......ロー、ネル?......え、だって......」
口をパクパクさせながら、何かブツブツ呟く婚約者に、リードネストはまたひとつ小さなため息を漏らす。
「......しかも......あれは、お前に会いにきた」
「むぅっ!?.....“あれ“とは、さすがに失礼じゃない?」
「.........!?」
「........そして、喋る」
「...........」
........よく見れば、毛並みの色や瞳が、ローネルのそれと同じだ。
「.......モモネリア」
自分の名前を呼ばれてモモネリアは、犬を凝視する。
間違いない。確かに、ローネルだ。
「......ローネル、久しぶりね。.....その姿、一体どうしたの?」
しばらく言葉に迷っていた彼は、意を決して話し出した。
モモネリアに自分の気持ちを押し付けていたこと。
心から謝罪しに来たこと。
そして、またモモネリアのそばにいるために、『禁術』を使って動物に姿を変えたこと。
そして、許されるなら、これからはモモネリアの“友人“としてそばに居たいこと。
「この姿なら、リードも、モモネリアのそばに居てもいいって言ってくれるんじゃないかと思って」
話しを聞くうちに、もともと大きなモモネリアの目はさらに溢れんばかりに見開かれていく。
モモネリアの頭の中は、フル回転で忙しく動き回っていた。
そんな様子をリードネストが、見逃すわけがない。
「.......もしかして、ローネルにここにいてほしいのか?」
「........っ!?......ど、どうして!?」
「.......はぁ。......お前のことは、なんとなくわかる。お前のどんな表情も、見逃したくないからな」
「.........」
愛おしそうに、でも、困った顔で微笑むリードネストに申し訳なくなりながら、モモネリアはおずおずと口を開いた。
「.........わ、たし。.......ローネルと、友人になりたいわ」
「............」
「........ダメ?」
リードネストの服の裾をきゅっとひっぱりながら、眉を下げて上目遣いで尋ねられれば、モモネリアに激甘なリードネストは、拒否できない。
グッと小さく唸って、それはそれは長く、息を吐いて、諦めたように額に手を当てた。
「.........わかった」
「......本当!?」
キラキラと目を輝かせて自分を見上げてくる番には、敵わないなぁ、と苦笑いを浮かべて、リードネストは続けた。
「あぁ。ただし.....これから上げる条件をのむなら、だ」
モモネリアと一緒に、表情をパッと明るくして今にも邸の中に足を踏み入れようとするローネルに、リードネストは指をつき立てて制止した。
「.......ぐっ!!......はい。何なりと」
何かとんでもない条件を出されると予感したのだろう。
ローネルは、咄嗟に一歩後退りして、だが、仕方ないと腹を括るみたいに言葉を発した。
案の定、リードネストが出した条件は、かなり、いや、ほとんどローネルに自由がないものだった。
暗いグレーのガウンをはおり、玄関に向かうと、そこにはーーー。
「.....い、いぬ?」
そこには、ふさふさの黒い毛を揺らしながら、尻尾を振る小さな犬。
リードネストを見据えて、行儀良くお座りしている。
はっはっ、と荒い息が聞こえるが、興奮しているのだろうか。
犬を凝視していると、カーヴィンが申し訳なさそうに答えた。
「........はい。........実は.....その、あの犬が、いつの間にやら、邸の敷地内に入っていたそうで。ハルカたちが、なんとか外に出そうと手を尽くしてみたのですが、全く動かず。無理やり摘み出せば良いのですが、どうもこちらの言葉を理解している素振りがあって、気になったものですから」
「........言葉を理解?......そんなこと、あるわけがないだろう。犬、だぞ?」
「.......そのはずなのですが.......」
カーヴィンが、そう言い淀んだところで、犬が一声吠えた。
見た目よりも低い声で、「わん!」と。
「......まぁ、いい。ちょっと見てみよう」
何はともあれ、近づいてよく観察してみよう、と階段を降りて玄関に立てば、ますます犬は尻尾をぶんぶん振りながら鼻息を荒くする。
そこで、はた、とリードネストは気づいた。
「.....おい......この瞳......」
犬の瞳の色は、琥珀色をしている。
この色。どこかで見たことがある.....どこだったか。
しばしその姿を見つめて、必死に記憶を辿る。
止まっていた歩みをすすめ、さらに数歩近づいたところで、よく知る香りが鼻を掠めた。
これは......?
その瞬間、リードネストは雷に打たれるほどの衝撃に襲われる。
「........ローネル!?」
その声に、犬はますます嬉しいとばかりに、尻尾を振り回し、飛びかかってきた。
そしてーーー。
「ふふ、やっほー!リード!元気?」
「お、お前!!本当にローネルなのか!?......その姿、しかも......喋って?」
「驚いた?」
してやったり、という顔でリードネストにのしかかっている犬......いや、ローネルは、イタズラが成功した時みたいな笑みを浮かべて.......いるように見える。
犬だから、まぁ、わかりにくいが。
「驚いたもなにも、一体どうなってるんだ?お前、今度は何をした?」
モモネリアにした仕打ちを思えば、警戒して当然だ。
のしかかられていた体を退け、体勢を立て直して問えば、「きゅぅぅん」とわかりやすく尻尾を丸めて、怖がっているフリをする。
「うわぁー。そんなに怖い顔しないでよ.....」
「.....これでも、冷静に話をしている方だ。俺がお前を捕まえようとしているのは知っているだろう。わざわざ会いにくるとは......何を考えている」
「わかってるよー。モモネリアにも.....本当に悪いことをしたと思ってる。とても怖がらせたよね.....。ごめん」
いつもふざけた態度のローネルには珍しく、本当に反省している様子.......なのだろう。
伏せのポーズで前足に頭を乗せて、ひたすら上目遣いで目をうるうる......。
「わかっているならいい。話はあとでじっくり聞こう。......お前から出てきてくれたんだ。これから、俺はお前を捕まえて牢にいれる。処遇が決まるまで、おとなしくしていろ」
体ごと抱き上げようと手を差し出すと、ローネルは慌てて起き上がってひょいっと後退りした。
「ま、ま、待ってよ。.....確かに、僕はモモネリアを危険に晒した。本当に申し訳なかったと思ってる。もう二度としない。約束するよ。何なら、魔法契約書で契約を結んでもいい。........あれ?でもその場合サインは、肉球でスタンプすれば......いけるかな?」
途中、座り込んで右手をあげて、自分の肉球を真剣に見つめる。
そして。
「もちろん、ペナルティはたっぷりと付け加えてもらっていい。だから.....また.....モモネリアのそばに置いてくれないかな」
「.........はぁ!?」
怒りと困惑と驚きと.....色々な感情が渦巻いてリードネストは大きな声をあげた。
魔法契約とは、ローネルの国、ナターシェリア国で魔法使いが作る特別な紙、『魔法契約書』というものを使って契約を結ぶ。
契約が破られた際のペナルティをお互いの了承があれば自由に設けることができ、魔法による拘束力があるため、もし本当に契約が破られた時にはペナルティから逃れることはできないというものだ。
ペナルティを重いものにすればするほど、契約を結ぶ相手の本気度がうかがえ、社会的にも信用が高い。
「.......お願いだよ。リード。......モモネリアに会わせて」
複雑な感情をなんとかおしとどめ、勝手に力が入りわなわなと震えだす身体をなだめながら、リードネストは低く、威圧的な声音で答えた。
「......魔法契約は知っている。だが、無理な相談だ。.....モモネリアは、俺の命より大切な、可愛い番だ。......あいつを危険な目にあわせたお前を、二度と会わせるつもりはない」
「........リード」
付け入る隙も与えない言い方に、ローネルも俯いてしまった。
その時......。
カタッ。
小さな音がして、二人は振り返る。
今しがた、リードネストが降りてきた階段を見上げれば、可愛らしい女性が心許ない様子でガウンの裾をきゅっと合わせてきつく握っていた。
モモネリアだ。
「モモネリア!」
すぐさまリードネストが階段をかけあがり、踊り場で立ちすくむ婚約者を抱き寄せる。
「どうして?先に寝ていてと言っただろう?」
「ごめんなさい.....。なんだか、大きな声が聞こえたから......心配になって。どうかしたの?」
「............」
どう答えたものか、思案しながら、チラリと玄関をみたリードネストの視線を追って、モモネリアも玄関を見遣る。
「......犬??」
不安げだった瞳はさっと色を変え、今度は驚きの色を見せている。
「........あぁ」
「可愛い~。もしかして、迷子犬なの?」
こぢんまりとお座りをして、きゅるん、と首を傾げている可愛らしい犬を見て、モモネリアは駆け寄った。
「あっ......モモネリア、そいつは.......」
焦って声をかけるも、モモネリアは犬のもとに辿り着き腰を低く落としてしまった。
そして、あろうことかそのままヨシヨシと体を撫で始めた。
ローネルも、お座りの姿勢のまま、気持ちよさそうに目を細め、はっはっと舌をだらんと垂らしている。
イラァッと、胸の内がざわつくが、仕方ないとモモネリアに説明することにした。
「.......はぁ。モモネリア、そいつはどうやら、犬に姿を変えたローネルだ」
ピタリと動きが静止する。
「.......ロー、ネル?......え、だって......」
口をパクパクさせながら、何かブツブツ呟く婚約者に、リードネストはまたひとつ小さなため息を漏らす。
「......しかも......あれは、お前に会いにきた」
「むぅっ!?.....“あれ“とは、さすがに失礼じゃない?」
「.........!?」
「........そして、喋る」
「...........」
........よく見れば、毛並みの色や瞳が、ローネルのそれと同じだ。
「.......モモネリア」
自分の名前を呼ばれてモモネリアは、犬を凝視する。
間違いない。確かに、ローネルだ。
「......ローネル、久しぶりね。.....その姿、一体どうしたの?」
しばらく言葉に迷っていた彼は、意を決して話し出した。
モモネリアに自分の気持ちを押し付けていたこと。
心から謝罪しに来たこと。
そして、またモモネリアのそばにいるために、『禁術』を使って動物に姿を変えたこと。
そして、許されるなら、これからはモモネリアの“友人“としてそばに居たいこと。
「この姿なら、リードも、モモネリアのそばに居てもいいって言ってくれるんじゃないかと思って」
話しを聞くうちに、もともと大きなモモネリアの目はさらに溢れんばかりに見開かれていく。
モモネリアの頭の中は、フル回転で忙しく動き回っていた。
そんな様子をリードネストが、見逃すわけがない。
「.......もしかして、ローネルにここにいてほしいのか?」
「........っ!?......ど、どうして!?」
「.......はぁ。......お前のことは、なんとなくわかる。お前のどんな表情も、見逃したくないからな」
「.........」
愛おしそうに、でも、困った顔で微笑むリードネストに申し訳なくなりながら、モモネリアはおずおずと口を開いた。
「.........わ、たし。.......ローネルと、友人になりたいわ」
「............」
「........ダメ?」
リードネストの服の裾をきゅっとひっぱりながら、眉を下げて上目遣いで尋ねられれば、モモネリアに激甘なリードネストは、拒否できない。
グッと小さく唸って、それはそれは長く、息を吐いて、諦めたように額に手を当てた。
「.........わかった」
「......本当!?」
キラキラと目を輝かせて自分を見上げてくる番には、敵わないなぁ、と苦笑いを浮かべて、リードネストは続けた。
「あぁ。ただし.....これから上げる条件をのむなら、だ」
モモネリアと一緒に、表情をパッと明るくして今にも邸の中に足を踏み入れようとするローネルに、リードネストは指をつき立てて制止した。
「.......ぐっ!!......はい。何なりと」
何かとんでもない条件を出されると予感したのだろう。
ローネルは、咄嗟に一歩後退りして、だが、仕方ないと腹を括るみたいに言葉を発した。
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