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ハシビロコウの夫婦二人で(三章の『その後』です)
2 〔完〕
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◇
カチャ....。
「あ...青司さん。寝かしつけ、ありがとう」
どのくらい経っただろうか。
青司が寝かしつけを終え、再びリビングに入ってきた。ソファに腰掛けて考え事をしていた桜子は、振り返る。
「ああ、どうってことないよ。...絵本を読んだらすぐに寝ついてくれた」
「ふふ、久しぶりにパパに会えてはしゃいでたから。きっと疲れてたんでしょうね」
笑った桜子は、「あ、コーヒーでも淹れましょうか?」と立ち上がった。
「....いや....コーヒーより」
「.......?」
青司は桜子の隣までやってきて、また彼女をソファへと促した。
先ほどまでの賑やかさはなく。二人だけのリビングはシンと落ち着いた静けさが際立っている。
照明は、控えめの明るさに照度を下げていて。
大きな窓からのぞく夜景が、煌めきを増していた。
久しぶりの二人きりの空間。
隣にゆっくり腰を下ろした青司は、じっと桜子を見つめた。
青司の瞳が鏡みたいに、桜子の姿をうつしているのがよく見える。
と、おもむろに青司が口を開いた。
その声は、ただただ穏やかで....
何でも話してしまいそうになる安心感があった。
「....何か悩んでる?」
「あ.......」
青司は、何でもお見通しだったようだ。
隠しはしていても、やはり彼は桜子のことをよくわかっていた。
「.....何でもないの。本当に些細なことで」
桜子は俯いて...青司と目を合わせられなかった。
何だか、泣いてしまいそうな気がしたから。
頼りになる夫に、今すぐに甘えて縋りつきたくなってしまいそうだったから。
でも、それではダメだ。
きっと自分が夫に甘えて...頼りないから。
青都は自分に甘えられないのかもしれない。
ーーしっかりしなければ。
「..........」
そんな心の葛藤を見透かすみたいに、顔を俯ける桜子を青司の視線が貫いてくる。
「...なぁ、桜子」
青司はそっと大きな手を桜子の華奢な手に重ねて...
ぴったり寄り添い、彼女の身体を温める。
「......はい」
桜子は青司の体温にホッとしながら....
でも顔をあげられない。
「....僕は君の...夫だよね」
「........」
確かめる言い方に、意図をつかめず。
だが、桜子は言葉なく...こくり頷いた。
「....僕は頼りないかな?」
バッと顔をあげて桜子は勢いよく首を振った。
「そんなことない!...青司さんは、いつもとても頼りになるわ」
「..........」
青司は、何も答えない。ただ黙って桜子を見つめる。
「...違うの。青司さんが頼りないなんてありえない。頼りないのは...」
ーー私なの。
「.....桜子が?」
青司は、目を見開いて聞き返す。
桜子は、空いた片手できゅっと....ルームウェアのパンツの生地を握った。
「....青都が」
ーーあまり甘えてくれないの。
「..........」
静まり返った部屋に桜子の声だけが響く。
「....あの子、とても優しいでしょ?本当...青司さんそっくりで。....私の体調が悪い時や疲れている時を敏感に感じ取って、自分で頑張っちゃうの。...あんなに小さいのに....私、情けなくて。あの子は青司さんがいる時の方がワガママ言ったり....子供らしく居られてる気がして」
「...........」
「あなたは、一生懸命家族のために頑張ってくれてるのに、私....あなたが留守の間さえ、子供のこと満足に甘やかしてあげられないなんて....ごめんなさい」
そこまで言って黙った桜子を...青司は優しく包み込む。
ぎゅうと大きな胸に顔を埋めた桜子は、ついに涙腺が緩んだ。
「....桜子?」
「....はい」
「....一人で背負いこまなくていい。君は十分やってくれてる」
「..........」
「....君は一人じゃない。青都は、僕と...君の。“二人の“子供なんだ。二人で育てればいいんだよ?」
「....うん」
「青都は優しい子だ。....ママが大好きで、ママが元気に笑ってくれてるのが嬉しいんだろう。だから頑張る」
「....笑ってるのが嬉しいから?」
桜子がゆるゆる目を見開いて聞き返すと、青司は優しく...目尻を垂れながら頷いた。
「ああ。....大切な人のために頑張るって、悪いことだと僕は思わないんだ。どんなに小さくても、あの子は男の子だからね。きっとママに優しくしたいって思いが強いんだろう」
「.......ええ」
「....それに僕からすると、青都は十分君に甘えているよ。ふいに抱きついて君の胸に頬擦りして。『ママ』と呼んでは『こっちを見て』といわんばかりの顔をして、色々披露している。君は『すごいね』と頭を撫でたり笑いかけたり。さっきだって...濡れた髪をごく自然に君が拭いてあげていて。それを当然のごとく彼は受け入れていた。青都は青都の思う形で、君を頼りにしているし....君は、十分青都を甘えさせてやっている」
「......そう、かしら」
桜子の頬が紅潮して、みるみると表情が明るくなってくる。
「ああ、僕はそう思うよ。....だって、僕は時々、大人気なくあの子に妬いてしまうんだから」
そう言って青司は、また笑った。
「....青司さんが、あの子に?」
「そうだよ?いつも桜子に抱きしめてもらって、優しく笑いかけてもらっているのを見ると、こう.....ちょっぴりね。.....羨ましいなって」
照れながら、ぽりぽりと頭をかく。
「.....ふ、ふふふ。青司さんったら」
そして、二人で笑い合った。
桜子の心は軽やかで。さっきまで悩んでいたことが嘘のようにふわふわしていた。
「ありがとう、青司さん。私、何だか視野が狭くなっていたみたい。あなたの言う通りかもしれません」
「うん。きっと大丈夫だよ。桜子はとてもよくやってくれてる。.....僕こそ、いつも子供を守ってくれてありがとう」
「....はい」
優しい言葉と共に、触れるだけのあたたかなキスが落ちてくる。桜子は目を閉じてしっとり触れる青司の肌を感じていた。
と、スッと青司が立ち上がって、ソファの背に回り込む。
「....肩、凝ってる?」
言いながら、桜子の肩を揉んでくれた。
「よくわかりましたね。最近痛くて。....肌も、手入れする前に寝てしまったりで....出会った頃より、年齢を重ねたのがわかってしまうでしょ?....嫌に、なってない?」
何だか恥ずかしくなってしまって、桜子は頬を両手で覆いながらこぼした。
「そんなことないよ。....君は会うたびに素敵になっていく。出会った頃から素敵なのに、今はもっと...色香が増して....離れているのが心配になるほどだ」
「.....本当?」
「もちろん。.....今だって」
ーーずっと我慢してるんだよ?
「..........っ」
耳元で言われて、カァと桜子の頬が熱をもつ。
結われてあらわになった桜子の白いなうなじは、みるみる赤く染まり.....青司は背後からそれをじっと見下ろしていたーー。
彼の長い指の背が、うなじをスルリと滑る。
ピクリと桜子は体を揺らすーー。
「....綺麗だ」
その、甘さと....妖しさを含んだ声音を。
桜子はただ...胸を高鳴らし。身体を緊張させて。
聞いていたーー。
「....ねぇ、桜子?」
ーーそろそろ僕のことも....構ってほしいな。
それは、色気と懇願と....桜子へのたっぷりの愛情を閉じ込めた言葉。
桜子は、そろりと....振り返り。
青司を見上げるーー。
その目はすでに潤んでいて....小さく開いた唇、火照った頬と相まって。まさに青司の言う『色香』を漂わせていたーー。
「.....たまらないな」
青司はごくりと喉を鳴らして....桜子をギラギラと見つめた。
そしてーー。
「....桜子....愛してるよ」
グイッと力強く手を引いて....
夫婦の部屋へと向かっていったーー。
カチャ....。
「あ...青司さん。寝かしつけ、ありがとう」
どのくらい経っただろうか。
青司が寝かしつけを終え、再びリビングに入ってきた。ソファに腰掛けて考え事をしていた桜子は、振り返る。
「ああ、どうってことないよ。...絵本を読んだらすぐに寝ついてくれた」
「ふふ、久しぶりにパパに会えてはしゃいでたから。きっと疲れてたんでしょうね」
笑った桜子は、「あ、コーヒーでも淹れましょうか?」と立ち上がった。
「....いや....コーヒーより」
「.......?」
青司は桜子の隣までやってきて、また彼女をソファへと促した。
先ほどまでの賑やかさはなく。二人だけのリビングはシンと落ち着いた静けさが際立っている。
照明は、控えめの明るさに照度を下げていて。
大きな窓からのぞく夜景が、煌めきを増していた。
久しぶりの二人きりの空間。
隣にゆっくり腰を下ろした青司は、じっと桜子を見つめた。
青司の瞳が鏡みたいに、桜子の姿をうつしているのがよく見える。
と、おもむろに青司が口を開いた。
その声は、ただただ穏やかで....
何でも話してしまいそうになる安心感があった。
「....何か悩んでる?」
「あ.......」
青司は、何でもお見通しだったようだ。
隠しはしていても、やはり彼は桜子のことをよくわかっていた。
「.....何でもないの。本当に些細なことで」
桜子は俯いて...青司と目を合わせられなかった。
何だか、泣いてしまいそうな気がしたから。
頼りになる夫に、今すぐに甘えて縋りつきたくなってしまいそうだったから。
でも、それではダメだ。
きっと自分が夫に甘えて...頼りないから。
青都は自分に甘えられないのかもしれない。
ーーしっかりしなければ。
「..........」
そんな心の葛藤を見透かすみたいに、顔を俯ける桜子を青司の視線が貫いてくる。
「...なぁ、桜子」
青司はそっと大きな手を桜子の華奢な手に重ねて...
ぴったり寄り添い、彼女の身体を温める。
「......はい」
桜子は青司の体温にホッとしながら....
でも顔をあげられない。
「....僕は君の...夫だよね」
「........」
確かめる言い方に、意図をつかめず。
だが、桜子は言葉なく...こくり頷いた。
「....僕は頼りないかな?」
バッと顔をあげて桜子は勢いよく首を振った。
「そんなことない!...青司さんは、いつもとても頼りになるわ」
「..........」
青司は、何も答えない。ただ黙って桜子を見つめる。
「...違うの。青司さんが頼りないなんてありえない。頼りないのは...」
ーー私なの。
「.....桜子が?」
青司は、目を見開いて聞き返す。
桜子は、空いた片手できゅっと....ルームウェアのパンツの生地を握った。
「....青都が」
ーーあまり甘えてくれないの。
「..........」
静まり返った部屋に桜子の声だけが響く。
「....あの子、とても優しいでしょ?本当...青司さんそっくりで。....私の体調が悪い時や疲れている時を敏感に感じ取って、自分で頑張っちゃうの。...あんなに小さいのに....私、情けなくて。あの子は青司さんがいる時の方がワガママ言ったり....子供らしく居られてる気がして」
「...........」
「あなたは、一生懸命家族のために頑張ってくれてるのに、私....あなたが留守の間さえ、子供のこと満足に甘やかしてあげられないなんて....ごめんなさい」
そこまで言って黙った桜子を...青司は優しく包み込む。
ぎゅうと大きな胸に顔を埋めた桜子は、ついに涙腺が緩んだ。
「....桜子?」
「....はい」
「....一人で背負いこまなくていい。君は十分やってくれてる」
「..........」
「....君は一人じゃない。青都は、僕と...君の。“二人の“子供なんだ。二人で育てればいいんだよ?」
「....うん」
「青都は優しい子だ。....ママが大好きで、ママが元気に笑ってくれてるのが嬉しいんだろう。だから頑張る」
「....笑ってるのが嬉しいから?」
桜子がゆるゆる目を見開いて聞き返すと、青司は優しく...目尻を垂れながら頷いた。
「ああ。....大切な人のために頑張るって、悪いことだと僕は思わないんだ。どんなに小さくても、あの子は男の子だからね。きっとママに優しくしたいって思いが強いんだろう」
「.......ええ」
「....それに僕からすると、青都は十分君に甘えているよ。ふいに抱きついて君の胸に頬擦りして。『ママ』と呼んでは『こっちを見て』といわんばかりの顔をして、色々披露している。君は『すごいね』と頭を撫でたり笑いかけたり。さっきだって...濡れた髪をごく自然に君が拭いてあげていて。それを当然のごとく彼は受け入れていた。青都は青都の思う形で、君を頼りにしているし....君は、十分青都を甘えさせてやっている」
「......そう、かしら」
桜子の頬が紅潮して、みるみると表情が明るくなってくる。
「ああ、僕はそう思うよ。....だって、僕は時々、大人気なくあの子に妬いてしまうんだから」
そう言って青司は、また笑った。
「....青司さんが、あの子に?」
「そうだよ?いつも桜子に抱きしめてもらって、優しく笑いかけてもらっているのを見ると、こう.....ちょっぴりね。.....羨ましいなって」
照れながら、ぽりぽりと頭をかく。
「.....ふ、ふふふ。青司さんったら」
そして、二人で笑い合った。
桜子の心は軽やかで。さっきまで悩んでいたことが嘘のようにふわふわしていた。
「ありがとう、青司さん。私、何だか視野が狭くなっていたみたい。あなたの言う通りかもしれません」
「うん。きっと大丈夫だよ。桜子はとてもよくやってくれてる。.....僕こそ、いつも子供を守ってくれてありがとう」
「....はい」
優しい言葉と共に、触れるだけのあたたかなキスが落ちてくる。桜子は目を閉じてしっとり触れる青司の肌を感じていた。
と、スッと青司が立ち上がって、ソファの背に回り込む。
「....肩、凝ってる?」
言いながら、桜子の肩を揉んでくれた。
「よくわかりましたね。最近痛くて。....肌も、手入れする前に寝てしまったりで....出会った頃より、年齢を重ねたのがわかってしまうでしょ?....嫌に、なってない?」
何だか恥ずかしくなってしまって、桜子は頬を両手で覆いながらこぼした。
「そんなことないよ。....君は会うたびに素敵になっていく。出会った頃から素敵なのに、今はもっと...色香が増して....離れているのが心配になるほどだ」
「.....本当?」
「もちろん。.....今だって」
ーーずっと我慢してるんだよ?
「..........っ」
耳元で言われて、カァと桜子の頬が熱をもつ。
結われてあらわになった桜子の白いなうなじは、みるみる赤く染まり.....青司は背後からそれをじっと見下ろしていたーー。
彼の長い指の背が、うなじをスルリと滑る。
ピクリと桜子は体を揺らすーー。
「....綺麗だ」
その、甘さと....妖しさを含んだ声音を。
桜子はただ...胸を高鳴らし。身体を緊張させて。
聞いていたーー。
「....ねぇ、桜子?」
ーーそろそろ僕のことも....構ってほしいな。
それは、色気と懇願と....桜子へのたっぷりの愛情を閉じ込めた言葉。
桜子は、そろりと....振り返り。
青司を見上げるーー。
その目はすでに潤んでいて....小さく開いた唇、火照った頬と相まって。まさに青司の言う『色香』を漂わせていたーー。
「.....たまらないな」
青司はごくりと喉を鳴らして....桜子をギラギラと見つめた。
そしてーー。
「....桜子....愛してるよ」
グイッと力強く手を引いて....
夫婦の部屋へと向かっていったーー。
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