132 / 230
過去と現在
20. あげあげ!カラリュリコ王国
しおりを挟む
速行を使いまくった僕らは森に足を踏み入れる前に立てた予定からはちょっぴり遅い時刻に、先行したラルクラートが確保してくれた宿屋に到着した。
宿屋の名前は“秋の背赤熊亭”入り口に掲げられてる下げ看板は背赤熊が大きな魚を咥えてる図で、なんだかとっても既視感。
予定だと馬耳前(お昼前)には宿屋に到着するはずだったんだ。今はまだ日は高いけどもうすぐ夕暮れがやってくる、そんな時刻だ。
各々部屋に落ち着き荷物を下ろして外套を脱ぎ、宿屋の一階にある食堂へと集合した。今日は宿屋に着くのを優先して朝しかご飯を食べてないから夕食には早いがお腹は割と空いている。
宿屋を押さえたラルクラートが宿屋の人に人数分の料理などを頼んでいるのを横目に、アンテルーレと並んで六人分の椅子があるテーブルを選んで腰を下ろした。
向かい側にはクリソッカが座り、フェジンが店の人に頼んで用意してもらった水差しと人数分のカップというには大きな、ジョッキ?を運んできてそれに水を注いで配ってくれてくれてる。
手渡された水を喉に流し込んだら、意外と喉が渇いていたのかゴクゴクと一気に半分も飲んでまった。
「??アンテルーレ、どうしたの?難しい顔して」
僕の隣でジョッキを両手で包んだままアンテルーレが顔を顰めて、黙ってじっとなみなみと注がれた水面を睨んでいる。
「いや、……ちょっとスカシタンが気の毒な気がして」
「なんで?」
え?スカシタン??
彼は今頃、辺境伯領のお屋敷で最上級の待遇を受けてのんびりと療養しているのでは?
「実は、シュアクーン様。ロプシンは“オニグンソー”と新人からは影で呼ばれてて……」
オニ軍曹?軍曹なんてこの世界になんて無いよね??
「ねぇ、それって……」
「ハイ、“オニグンソー”は勇者様の残したお言葉です」
やっぱり。
アンテルーレの言う事には“オニグンソー”とは血も涙もない特に厳しい教官のことを指して使う言葉なんだとか。……ロプシン、お前オニグンソーだったんだ。
「きっと帰りの道中は二人きりなので、スカシタンはぎゅうぎゅうに絞られるかと。それはもう、絞っても水一滴も滲み出ないカッスカスのボロ雑巾かのように…………」
まあね。一緒に旅してて困ってたもんね、僕ら。帰路の旅は二人しかいなきゃ従者の仕事だのなんだの言ってらんないだろうと思うし。
「私はオニグンソーたちにやられている新人たちの味方をずっとしてきましたから……」
そう呟いた後にふるふるっと身を震わすアンテルーレ。アンテルーレも水分無くなるまで一緒に絞られたクチなんだねー。
「奴は、シュアクーン様の教師になる前は主に新人育成教官をしていたんですよ!」
奴て。ロプシン完全敵扱いじゃん。
「ん?なんかいい匂い……」
匂いにつられて壁際の席を見ると二人席に座る常連らしき人が地走り鳥の燻製をあぶったものをツマミにお酒を飲んでいる。
男性が一切れ摘んで口に運ぶ。
んーーっ!と旨そうな笑顔がたまらなく僕のお腹を刺激してくる。
僕のお腹がグーーッとそろそろ主張するかな?って思ったら。
「さあさあ!これがこの町の名物ですよ!たーーーんとお上がり!」
宿のおかみさんらしき前掛けをした声の大きな女性が僕らのテーブルに料理を運んできてくれた。
「僕もあっちの、地ばしり鳥の燻製ロースト……」
「さぁ!こちらはここの国の特別な料理“テンプラ”です。旅にはうってつけの縁起担ぎの料理!我々の到着に合わせて女主が揚げたてを用意してくださいました」
「女主の気遣い有り難くいただくとしよう」
「当然僕は知っているぞ!運気を上げるというこの国特有の料理だ!揚げたてを食えるとはそれは嬉しい事だな。カラリュリコ王国は海に多く面しているから漁業が盛んで魚介類も豊富で特にエビの天ぷらは────」
「ええ、ええ、皆様が到着したらすぐにお召し上がりになれるように手配しておきました!我が宿自慢の料理、思う存分お召し上がりください!」
おかみさんと一緒に料理を運ぶいるラルクラート。
次々と料理を受け取り並べるニコニコ顔のフェジン。
ペロリと唇を舐めて腕まくりを始めたアンテルーレはおかみさんにいそいそとお酒を注文してるし、知識として知ってはいたが、実際に初めて見る料理に目を輝かせてるクリソッカが、ご自慢の知識をひけらかしにかかる。
「────と、内陸部では油キビが広く栽培されている。菜種油や胡麻油、油キビを絞って採れるキビ油が特産品で僕たちの国にも安価で入ってきていて、揚げ物料理に良く使われているのだ」
知ってるよ。油キビは、茎に油分が多く含まれるのでサトウキビのように刈り取って絞って油を抽出している。
勇者時代に油キビの刈り入れや絞るのを手伝った事あるからさ。かなりの重労働なんだぜ?その頃にはもうテンプラはカラリュリコ王国名物だったな。
「つまり!カラリュリコ王国では料理に油をふんだんに使用出来る環境が整っていた。そこで聖女の考案したのがこのテンプラで“食材を油であげる”という調理法から、ここカラリュリコ王国では“運気をあげる”縁起の良い食べ物として親しまれ、国中どこの食事処でも食べられる名物となったのです!」
エッヘンと胸を張って自慢げなソリクッカ。
運気を上げるのに験担ぎで食べる料理。試合前にトンカツ食べたり少し違うけれど、スルメをあたりめと呼ぶ様なモノだね。
それにしてもクリソッカ。誰も話を聞いてないから、立板に水ぶっかけてダバダバ地面にずっと流れていってるけど……別にいっか。
「あらあら、坊ちゃんよう知ってるわねー!運の良く無い人はそこから上がるように。運のいい人は更に上がるように。
旅の安全祈願に、日々の平穏が続くように、落ち込んだ気分を上げるのにと、ずっと愛されてきている料理なのよ?」
おかみさんが商売人らしくお愛想言ってくれるのを聞き流しながら追加注文する時にと用意されたメニューを開くシュアクーン。
勇者や聖女が名付けたと言い伝えられているメニューには上に印が付けられていて、ラルクラートが気を利かせて印の付いたテンプラ料理を優先的に頼んでくれたのだという。
それを聞いて興味を持ったシュアクーンは、メニューにある印のついたテンプラ料理の説明部分を読んでみた。
ー・ー・ー・ー・ー・ー
《単品》
・やぼ天
数種の野菜と牛蒡のかき揚げ
・どうなっ天
同長ネギの緑部分の小口切りと納豆を合わせて少しだけ小麦粉を入れてふわっふわになるまでよくかき混ぜてからシソの葉に乗せ揚げたもの
《盛り合わせ》
・さぼ天
里芋の天ぷら
牛蒡の天ぷら
・なにし天
ナスの天ぷら
人参のかき揚げ
白身魚の天ぷら
ー・ー・ー・ー・ー・ー
「いや、うん。駄洒落??語呂合わせ?じゃん」
読みながら、メニューとテーブルの上の料理と見比べるシュアクーン。
“やぼ天は、多分漢字なら“野暮天”と書くんだろうな。人参のかき揚げは本当に人参だけで、ん?コレ、海苔の上に乗っけて揚げてあるんだ。
……名前がアレなクセに、どれもこれも普通に美味しそうなのが腹立つな。
「油を大量に使うから家でするよりお店で食べた方が、出来たてを食べられて美味しいし後始末もしなくても良いしと結構繁盛してるのですよね?酒となら……私は塩をサッと振るのをおすすめしますね」
料理を並べ終わって席についたラルクラートが小皿に塩を乗せ手元に引きよせながらアンテルーレにも勧めている。
「あらぁ、あんたも詳しいねぇ!じゃあ食べ方の説明はあんたに任せて私は酒をとってくるとしようかね!」
人数分の天つゆと重ねられた小皿から一枚づつが配られて、天つゆに入れる大根おろしとおろし生姜、塩、くし切りのレモンとすだち、醤油も用意されている。
テンプラは揚げたてのサックサクのぷりぷりで、どれも美味しかった。
熱々の揚げたてを頬張るみんな。
折角の揚げたて。僕だって負けてない。My箸を取り出してカリサクぷりハフモグごっくん海老天は大好物さ!
「ああ、そうそう。天丼にしたい場合は別料金で、ご飯とカケダレも用意出来るから欲しかったら言っとくれね」
お酒を持ってきたおかみさんの言葉にその手があったか!!とつい頼んでしまう。
ありがたい。ありがたいんだけどさ、腹ペコであの匂いを嗅いだ僕には地走り鳥の燻製の炙りが……ぅぅタベタカッタ。モウオナカイッパイデス。
宿屋の名前は“秋の背赤熊亭”入り口に掲げられてる下げ看板は背赤熊が大きな魚を咥えてる図で、なんだかとっても既視感。
予定だと馬耳前(お昼前)には宿屋に到着するはずだったんだ。今はまだ日は高いけどもうすぐ夕暮れがやってくる、そんな時刻だ。
各々部屋に落ち着き荷物を下ろして外套を脱ぎ、宿屋の一階にある食堂へと集合した。今日は宿屋に着くのを優先して朝しかご飯を食べてないから夕食には早いがお腹は割と空いている。
宿屋を押さえたラルクラートが宿屋の人に人数分の料理などを頼んでいるのを横目に、アンテルーレと並んで六人分の椅子があるテーブルを選んで腰を下ろした。
向かい側にはクリソッカが座り、フェジンが店の人に頼んで用意してもらった水差しと人数分のカップというには大きな、ジョッキ?を運んできてそれに水を注いで配ってくれてくれてる。
手渡された水を喉に流し込んだら、意外と喉が渇いていたのかゴクゴクと一気に半分も飲んでまった。
「??アンテルーレ、どうしたの?難しい顔して」
僕の隣でジョッキを両手で包んだままアンテルーレが顔を顰めて、黙ってじっとなみなみと注がれた水面を睨んでいる。
「いや、……ちょっとスカシタンが気の毒な気がして」
「なんで?」
え?スカシタン??
彼は今頃、辺境伯領のお屋敷で最上級の待遇を受けてのんびりと療養しているのでは?
「実は、シュアクーン様。ロプシンは“オニグンソー”と新人からは影で呼ばれてて……」
オニ軍曹?軍曹なんてこの世界になんて無いよね??
「ねぇ、それって……」
「ハイ、“オニグンソー”は勇者様の残したお言葉です」
やっぱり。
アンテルーレの言う事には“オニグンソー”とは血も涙もない特に厳しい教官のことを指して使う言葉なんだとか。……ロプシン、お前オニグンソーだったんだ。
「きっと帰りの道中は二人きりなので、スカシタンはぎゅうぎゅうに絞られるかと。それはもう、絞っても水一滴も滲み出ないカッスカスのボロ雑巾かのように…………」
まあね。一緒に旅してて困ってたもんね、僕ら。帰路の旅は二人しかいなきゃ従者の仕事だのなんだの言ってらんないだろうと思うし。
「私はオニグンソーたちにやられている新人たちの味方をずっとしてきましたから……」
そう呟いた後にふるふるっと身を震わすアンテルーレ。アンテルーレも水分無くなるまで一緒に絞られたクチなんだねー。
「奴は、シュアクーン様の教師になる前は主に新人育成教官をしていたんですよ!」
奴て。ロプシン完全敵扱いじゃん。
「ん?なんかいい匂い……」
匂いにつられて壁際の席を見ると二人席に座る常連らしき人が地走り鳥の燻製をあぶったものをツマミにお酒を飲んでいる。
男性が一切れ摘んで口に運ぶ。
んーーっ!と旨そうな笑顔がたまらなく僕のお腹を刺激してくる。
僕のお腹がグーーッとそろそろ主張するかな?って思ったら。
「さあさあ!これがこの町の名物ですよ!たーーーんとお上がり!」
宿のおかみさんらしき前掛けをした声の大きな女性が僕らのテーブルに料理を運んできてくれた。
「僕もあっちの、地ばしり鳥の燻製ロースト……」
「さぁ!こちらはここの国の特別な料理“テンプラ”です。旅にはうってつけの縁起担ぎの料理!我々の到着に合わせて女主が揚げたてを用意してくださいました」
「女主の気遣い有り難くいただくとしよう」
「当然僕は知っているぞ!運気を上げるというこの国特有の料理だ!揚げたてを食えるとはそれは嬉しい事だな。カラリュリコ王国は海に多く面しているから漁業が盛んで魚介類も豊富で特にエビの天ぷらは────」
「ええ、ええ、皆様が到着したらすぐにお召し上がりになれるように手配しておきました!我が宿自慢の料理、思う存分お召し上がりください!」
おかみさんと一緒に料理を運ぶいるラルクラート。
次々と料理を受け取り並べるニコニコ顔のフェジン。
ペロリと唇を舐めて腕まくりを始めたアンテルーレはおかみさんにいそいそとお酒を注文してるし、知識として知ってはいたが、実際に初めて見る料理に目を輝かせてるクリソッカが、ご自慢の知識をひけらかしにかかる。
「────と、内陸部では油キビが広く栽培されている。菜種油や胡麻油、油キビを絞って採れるキビ油が特産品で僕たちの国にも安価で入ってきていて、揚げ物料理に良く使われているのだ」
知ってるよ。油キビは、茎に油分が多く含まれるのでサトウキビのように刈り取って絞って油を抽出している。
勇者時代に油キビの刈り入れや絞るのを手伝った事あるからさ。かなりの重労働なんだぜ?その頃にはもうテンプラはカラリュリコ王国名物だったな。
「つまり!カラリュリコ王国では料理に油をふんだんに使用出来る環境が整っていた。そこで聖女の考案したのがこのテンプラで“食材を油であげる”という調理法から、ここカラリュリコ王国では“運気をあげる”縁起の良い食べ物として親しまれ、国中どこの食事処でも食べられる名物となったのです!」
エッヘンと胸を張って自慢げなソリクッカ。
運気を上げるのに験担ぎで食べる料理。試合前にトンカツ食べたり少し違うけれど、スルメをあたりめと呼ぶ様なモノだね。
それにしてもクリソッカ。誰も話を聞いてないから、立板に水ぶっかけてダバダバ地面にずっと流れていってるけど……別にいっか。
「あらあら、坊ちゃんよう知ってるわねー!運の良く無い人はそこから上がるように。運のいい人は更に上がるように。
旅の安全祈願に、日々の平穏が続くように、落ち込んだ気分を上げるのにと、ずっと愛されてきている料理なのよ?」
おかみさんが商売人らしくお愛想言ってくれるのを聞き流しながら追加注文する時にと用意されたメニューを開くシュアクーン。
勇者や聖女が名付けたと言い伝えられているメニューには上に印が付けられていて、ラルクラートが気を利かせて印の付いたテンプラ料理を優先的に頼んでくれたのだという。
それを聞いて興味を持ったシュアクーンは、メニューにある印のついたテンプラ料理の説明部分を読んでみた。
ー・ー・ー・ー・ー・ー
《単品》
・やぼ天
数種の野菜と牛蒡のかき揚げ
・どうなっ天
同長ネギの緑部分の小口切りと納豆を合わせて少しだけ小麦粉を入れてふわっふわになるまでよくかき混ぜてからシソの葉に乗せ揚げたもの
《盛り合わせ》
・さぼ天
里芋の天ぷら
牛蒡の天ぷら
・なにし天
ナスの天ぷら
人参のかき揚げ
白身魚の天ぷら
ー・ー・ー・ー・ー・ー
「いや、うん。駄洒落??語呂合わせ?じゃん」
読みながら、メニューとテーブルの上の料理と見比べるシュアクーン。
“やぼ天は、多分漢字なら“野暮天”と書くんだろうな。人参のかき揚げは本当に人参だけで、ん?コレ、海苔の上に乗っけて揚げてあるんだ。
……名前がアレなクセに、どれもこれも普通に美味しそうなのが腹立つな。
「油を大量に使うから家でするよりお店で食べた方が、出来たてを食べられて美味しいし後始末もしなくても良いしと結構繁盛してるのですよね?酒となら……私は塩をサッと振るのをおすすめしますね」
料理を並べ終わって席についたラルクラートが小皿に塩を乗せ手元に引きよせながらアンテルーレにも勧めている。
「あらぁ、あんたも詳しいねぇ!じゃあ食べ方の説明はあんたに任せて私は酒をとってくるとしようかね!」
人数分の天つゆと重ねられた小皿から一枚づつが配られて、天つゆに入れる大根おろしとおろし生姜、塩、くし切りのレモンとすだち、醤油も用意されている。
テンプラは揚げたてのサックサクのぷりぷりで、どれも美味しかった。
熱々の揚げたてを頬張るみんな。
折角の揚げたて。僕だって負けてない。My箸を取り出してカリサクぷりハフモグごっくん海老天は大好物さ!
「ああ、そうそう。天丼にしたい場合は別料金で、ご飯とカケダレも用意出来るから欲しかったら言っとくれね」
お酒を持ってきたおかみさんの言葉にその手があったか!!とつい頼んでしまう。
ありがたい。ありがたいんだけどさ、腹ペコであの匂いを嗅いだ僕には地走り鳥の燻製の炙りが……ぅぅタベタカッタ。モウオナカイッパイデス。
1
あなたにおすすめの小説
剣の世界のβテスター~異世界に転生し、力をつけて気ままに生きる~
島津穂高
ファンタジー
社畜だった俺が、βテスターとして異世界に転生することに!!
神様から授かったユニークスキルを軸に努力し、弱肉強食の異世界ヒエラルキー頂点を目指す!?
これは神様から頼まれたβテスターの仕事をしながら、第二の人生を謳歌する物語。
[完結]前世引きこもりの私が異世界転生して異世界で新しく人生やり直します
mikadozero
ファンタジー
私は、鈴木凛21歳。自分で言うのはなんだが可愛い名前をしている。だがこんなに可愛い名前をしていても現実は甘くなかった。
中高と私はクラスの隅で一人ぼっちで生きてきた。だから、コミュニケーション家族以外とは話せない。
私は社会では生きていけないほどダメ人間になっていた。
そんな私はもう人生が嫌だと思い…私は命を絶った。
自分はこんな世界で良かったのだろうかと少し後悔したが遅かった。次に目が覚めた時は暗闇の世界だった。私は死後の世界かと思ったが違かった。
目の前に女神が現れて言う。
「あなたは命を絶ってしまった。まだ若いもう一度チャンスを与えましょう」
そう言われて私は首を傾げる。
「神様…私もう一回人生やり直してもまた同じですよ?」
そう言うが神は聞く耳を持たない。私は神に対して呆れた。
神は書類を提示させてきて言う。
「これに書いてくれ」と言われて私は書く。
「鈴木凛」と署名する。そして、神は書いた紙を見て言う。
「鈴木凛…次の名前はソフィとかどう?」
私は頷くと神は笑顔で言う。
「次の人生頑張ってください」とそう言われて私の視界は白い世界に包まれた。
ーーーーーーーーー
毎話1500文字程度目安に書きます。
たまに2000文字が出るかもです。
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。
最強魔法は生活魔法!? ~異世界ではモンスター退治も生活のうち~
gagaga
ファンタジー
神の気まぐれにより異世界へと転移した主人公田辺竜太(大学生)が生活魔法を駆使して冒険したり町の人と触れ合ったりする物語です。
なお、神が気まぐれすぎて一番最初に降り立つ地は、無人島です。
一人称視点、独り言多め、能天気となっております。
なお、作者が気ままに書くので誤字脱字は多いかもしれませんが、大目に見て頂けるとありがたいです。
ただ、敢えてそうしている部分もあり、ややこしくてすいません。(^^;A
ご指摘あればどんどん仰ってください。
※2017/8/29 連載再開しました!
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
スライムに転生した俺はユニークスキル【強奪】で全てを奪う
シャルねる
ファンタジー
主人公は気がつくと、目も鼻も口も、体までもが無くなっていた。
当然そのことに気がついた主人公に言葉には言い表せない恐怖と絶望が襲うが、涙すら出ることは無かった。
そうして恐怖と絶望に頭がおかしくなりそうだったが、主人公は感覚的に自分の体に何かが当たったことに気がついた。
その瞬間、謎の声が頭の中に鳴り響いた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる