47 / 115
仲のよい3人
しおりを挟む
「ジュリアン様ありがとうございます。私の為に怒って下さったのですね。でも、報酬を返すなんてジュリアン様の迷惑になってしまいましたね」
個人的に私の事に同情してくださっても、ジュリアン様が引き受けた仕事とは別の様に思うから、ジュリアン様の手間や時間を使ったのは確かなんだし、前金まで返してしまっては、無駄足の只働きになってしまう。
「いいのよ、ステラ様。
ジュリアン兄様はおば様に知られないように使うお金が欲しかっただけなのですから、そんなお金ろくな事に使いませんわ」
そうか、もともと侯爵家の方だものね。
お金に困っているわけではなさそうだわ、ならいいのかしら?
「そうだステラ、気にする事はないよ。リアンの今までの行いが悪いから、おば上が怒ってお金を使った時に分かるようにしたんだ。
それなのに懲りもせず平民の振りをして金稼ぎなんかするから、ヒモになれなんて言われるんだ」
この時とばかりにアルフォンス様も説教モードのようです。
「そうですわ、なまじ顔はいいから、変な依頼ばかり引き受けて。
だからいい歳をして私やお兄様に怒られるのです」
こんなに言われても全然へこたれていないジュリアン様って凄いです。
私もあの伯爵家で相当嫌味も言われて慣れてしまいましたが、仲の悪くない家族や好きな人達に言われたら凹むと思うのだけれど、ジュリアン様は何だか嬉しそうにも見えるんですよね。
「2人ともそんなに僕の事心配なのか… なんだか愛されているなぁー」
ああ、そう言う考え方も出来るのか。なんと言う前向きな考え。
「はぁー 怒るのが馬鹿らしくなりますわ」
そうは言ってもアンネマリー様のお顔がちょっとだけ赤くなっています。
ふふふ 仲良しな事がよくわかりました。
個人的に私の事に同情してくださっても、ジュリアン様が引き受けた仕事とは別の様に思うから、ジュリアン様の手間や時間を使ったのは確かなんだし、前金まで返してしまっては、無駄足の只働きになってしまう。
「いいのよ、ステラ様。
ジュリアン兄様はおば様に知られないように使うお金が欲しかっただけなのですから、そんなお金ろくな事に使いませんわ」
そうか、もともと侯爵家の方だものね。
お金に困っているわけではなさそうだわ、ならいいのかしら?
「そうだステラ、気にする事はないよ。リアンの今までの行いが悪いから、おば上が怒ってお金を使った時に分かるようにしたんだ。
それなのに懲りもせず平民の振りをして金稼ぎなんかするから、ヒモになれなんて言われるんだ」
この時とばかりにアルフォンス様も説教モードのようです。
「そうですわ、なまじ顔はいいから、変な依頼ばかり引き受けて。
だからいい歳をして私やお兄様に怒られるのです」
こんなに言われても全然へこたれていないジュリアン様って凄いです。
私もあの伯爵家で相当嫌味も言われて慣れてしまいましたが、仲の悪くない家族や好きな人達に言われたら凹むと思うのだけれど、ジュリアン様は何だか嬉しそうにも見えるんですよね。
「2人ともそんなに僕の事心配なのか… なんだか愛されているなぁー」
ああ、そう言う考え方も出来るのか。なんと言う前向きな考え。
「はぁー 怒るのが馬鹿らしくなりますわ」
そうは言ってもアンネマリー様のお顔がちょっとだけ赤くなっています。
ふふふ 仲良しな事がよくわかりました。
3
あなたにおすすめの小説
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi(がっち)
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
初耳なのですが…、本当ですか?
あおくん
恋愛
侯爵令嬢の次女として、父親の仕事を手伝ったり、邸の管理をしたりと忙しくしているアニーに公爵家から婚約の申し込みが来た!
でも実際に公爵家に訪れると、異世界から来たという少女が婚約者の隣に立っていて…。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
追放された私の代わりに入った女、三日で国を滅ぼしたらしいですよ?
タマ マコト
ファンタジー
王国直属の宮廷魔導師・セレス・アルトレイン。
白銀の髪に琥珀の瞳を持つ、稀代の天才。
しかし、その才能はあまりに“美しすぎた”。
王妃リディアの嫉妬。
王太子レオンの盲信。
そして、セレスを庇うはずだった上官の沈黙。
「あなたの魔法は冷たい。心がこもっていないわ」
そう言われ、セレスは**『無能』の烙印**を押され、王国から追放される。
彼女はただ一言だけ残した。
「――この国の炎は、三日で尽きるでしょう。」
誰もそれを脅しとは受け取らなかった。
だがそれは、彼女が未来を見通す“預言魔法”の言葉だったのだ。
満場一致で削除されましたが、世界は問題なく回っております』
鷹 綾
恋愛
王太子アルベルトは、ある日、貴族全会の満場一致によって廃嫡された。
断罪もなければ、処刑もない。
血も流れず、罪状も曖昧。
ただ「順序を飛ばした」という一点だけで、彼は王位継承の座から静かに削除される。
婚約者だった公爵令嬢エリシアは、婚約破棄の時点で王都の構造から距離を取り、隣国との長期協定を進めていく。
彼女の世界は合理で動き、感情に振り回されることはない。
一方、王太子が選んだ“新たな聖女”は、どこまでも従順で、どこまでも寄り添う存在だった。
「殿下に従わない者は、私が処理しておきます」
その甘い囁きの裏で、王都では“偶然”が重なり始める。
だが真実は語られない。
急病も、辞任も、転任も、すべては記録上の出来事。
証拠はない。
ただ王太子だけが、血に濡れた笑顔の悪夢を見る。
そして気づく。
自分のざまあは、罰ではない。
「中心ではなくなること」だと。
王都は安定し、新王は即位し、歴史は何事もなかったかのように進む。
旧王太子の名は、ただ一行の記録として残るのみ。
婚約破棄のその後に始まる、静かな因果応報。
激情ではなく“構造”が裁く、最強レベルの心理ざまあ。
これは――
満場一致で削除された男と、最初から無関係な位置に立っていた令嬢の物語。
居候と婚約者が手を組んでいた!
すみ 小桜(sumitan)
恋愛
グリンマトル伯爵家の一人娘のレネットは、前世の記憶を持っていた。前世は体が弱く入院しそのまま亡くなった。その為、病気に苦しむ人を助けたいと思い薬師になる事に。幸いの事に、家業は薬師だったので、いざ学校へ。本来は17歳から通う学校へ7歳から行く事に。ほらそこは、転生者だから!
って、王都の学校だったので寮生活で、数年後に帰ってみると居候がいるではないですか!
父親の妹家族のウルミーシュ子爵家だった。同じ年の従姉妹アンナがこれまたわがまま。
アンアの母親で父親の妹のエルダがこれまたくせ者で。
最悪な事態が起き、レネットの思い描いていた未来は消え去った。家族と末永く幸せと願った未来が――。
ヴェルセット公爵家令嬢クラリッサはどこへ消えた?
ルーシャオ
ファンタジー
完璧な令嬢であれとヴェルセット公爵家令嬢クラリッサは期待を一身に受けて育ったが、婚約相手のイアムス王国デルバート王子はそんなクラリッサを嫌っていた。挙げ句の果てに、隣国の皇女を巻き込んで婚約破棄事件まで起こしてしまう。長年の王子からの嫌がらせに、ついにクラリッサは心が折れて行方不明に——そして約十二年後、王城の古井戸でその白骨遺体が発見されたのだった。
一方、隣国の法医学者エルネスト・クロードはロロベスキ侯爵夫人ことマダム・マーガリーの要請でイアムス王国にやってきて、白骨死体のスケッチを見てクラリッサではないと看破する。クラリッサは行方不明になって、どこへ消えた? 今はどこにいる? 本当に死んだのか? イアムス王国の人々が彼女を惜しみ、探そうとしている中、クロードは情報収集を進めていくうちに重要参考人たちと話をして——?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる