俺が許すよ

mahiro

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前世でミファーは私の姉で、アルバートは、前世ではエドウィン・スカーという名前で私にとっては恩人であり、片想いの相手でもあった。
3人で仲良く過ごしていたけれど、ある時私はファントムという悪霊に取り憑かれてしまい、周りにいる人々を深く傷付けてしまった。
その間の記憶はひどく曖昧なのに、手の感触だけは鮮明で涙が止まらなかった。

自力でファントムを払おうとしたが、私の力が及ばず、全く払うことが出来なかったが、それを助けてくれたのがエドウィンだった。


なのに、その恩人とそれを止めようとしたミファーまでもをファントムが、いや、私の手が彼らを無情にも傷つけた後、私はファントムを払うことができ、封印まで行うことが出来たのだが、それが済んだときには周りに誰もいなくなっていたのだ。

生存者の人々には、私は悪くないという人もいた。
私の意思でやったわけではないのだから、と。
でも、それらをやった身体は私のものだ。
それを裏付けるように手の感触は転生した今でも覚えているのだから。


「………リラ、今でも苦しんでいるの?」
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