39 / 174
35
しおりを挟む
転生してからこんな大きな怪我をした覚えがない。
前世でだって喧嘩はしていたが、ここまで大きな怪我はしていなかったはず。
なら、いつこんな傷を負ったのだろう。
こんな大きな傷なら助からなかった可能性……そこまで考えてハッとした。
まさか、俺があの子を助けたときに出来た傷か?
でも、何で転生した今になってこんな傷が現れたんだ?
これも能力の影響なのだろうか。
「グレイ、もしかしてお前も日本から来たのか?」
「え?お前も?」
今、アレシアから『日本』って言葉も聞こえた気がするが気のせいか?
「そう!ほら、俺も転生前に出来た傷が現れて残ってんのよ!」
アレシアは上半身の服を目繰上げ、腹部を見せた。
そこには俺の身体にもあるような傷が存在した。
「何だ、俺たち仲間じゃん!グレイも先輩に恋してたの?」
「え」
ワクワクしたようにアレシアは目を輝かせながらそう言った。
ちょっと待て。
整理させて欲しい。
とりあえず今、俺の身体にある傷は先輩の結婚式に出席したときに出来たそれだと。
それでアレシアも前世で出来た傷が身体にある。
前世ってのが日本に暮らしていたときのそれで、尚且つ先輩に恋をしていたか?だって?
「何で知ってるんだ?」
「俺も同じだからに決まってるじゃん!」
前世でだって喧嘩はしていたが、ここまで大きな怪我はしていなかったはず。
なら、いつこんな傷を負ったのだろう。
こんな大きな傷なら助からなかった可能性……そこまで考えてハッとした。
まさか、俺があの子を助けたときに出来た傷か?
でも、何で転生した今になってこんな傷が現れたんだ?
これも能力の影響なのだろうか。
「グレイ、もしかしてお前も日本から来たのか?」
「え?お前も?」
今、アレシアから『日本』って言葉も聞こえた気がするが気のせいか?
「そう!ほら、俺も転生前に出来た傷が現れて残ってんのよ!」
アレシアは上半身の服を目繰上げ、腹部を見せた。
そこには俺の身体にもあるような傷が存在した。
「何だ、俺たち仲間じゃん!グレイも先輩に恋してたの?」
「え」
ワクワクしたようにアレシアは目を輝かせながらそう言った。
ちょっと待て。
整理させて欲しい。
とりあえず今、俺の身体にある傷は先輩の結婚式に出席したときに出来たそれだと。
それでアレシアも前世で出来た傷が身体にある。
前世ってのが日本に暮らしていたときのそれで、尚且つ先輩に恋をしていたか?だって?
「何で知ってるんだ?」
「俺も同じだからに決まってるじゃん!」
144
あなたにおすすめの小説
【完結】だから俺は主人公じゃない!
美兎
BL
ある日通り魔に殺された岬りおが、次に目を覚ましたら別の世界の人間になっていた。
しかもそれは腐男子な自分が好きなキャラクターがいるゲームの世界!?
でも自分は名前も聞いた事もないモブキャラ。
そんなモブな自分に話しかけてきてくれた相手とは……。
主人公がいるはずなのに、攻略対象がことごとく自分に言い寄ってきて大混乱!
だから、…俺は主人公じゃないんだってば!
悪役令息の兄って需要ありますか?
焦げたせんべい
BL
今をときめく悪役による逆転劇、ザマァやらエトセトラ。
その悪役に歳の離れた兄がいても、気が強くなければ豆電球すら光らない。
これは物語の終盤にチラッと出てくる、折衷案を出す兄の話である。
【8話完結】強制力に負けて死に戻ったら、幼馴染の様子がおかしいのですが、バグですか?
キノア9g
BL
目が覚めたら、大好きだったRPGの世界に転生していた。
知識チートでなんとか死亡フラグを回避した……はずだったのに、あっさり死んで、気づけば一年前に逆戻り。
今度こそ生き残ってみせる。そう思っていたんだけど——
「お前、ちょっと俺に執着しすぎじゃない……?」
幼馴染が、なんかおかしい。妙に優しいし、距離が近いし、俺の行動にやたら詳しい。
しかも、その笑顔の奥に見える“何か”が、最近ちょっと怖い。
これは、運命を変えようと足掻く俺と、俺だけを見つめ続ける幼馴染の、ちょっと(だいぶ?)危険な異世界BL。
全8話。
転生したけどやり直す前に終わった【加筆版】
リトルグラス
BL
人生を無気力に無意味に生きた、負け組男がナーロッパ的世界観に転生した。
転生モノ小説を読みながら「俺だってやり直せるなら、今度こそ頑張るのにな」と、思いながら最期を迎えた前世を思い出し「今度は人生を成功させる」と転生した男、アイザックは子供時代から努力を重ねた。
しかし、アイザックは成人の直前で家族を処刑され、平民落ちにされ、すべてを失った状態で追放された。
ろくなチートもなく、あるのは子供時代の努力の結果だけ。ともに追放された子ども達を抱えてアイザックは南の港町を目指す──
***
第11回BL小説大賞にエントリーするために修正と加筆を加え、作者のつぶやきは削除しました。(23'10'20)
**
悪役令嬢と同じ名前だけど、僕は男です。
みあき
BL
名前はティータイムがテーマ。主人公と婚約者の王子がいちゃいちゃする話。
男女共に子どもを産める世界です。容姿についての描写は敢えてしていません。
メインカプが男性同士のためBLジャンルに設定していますが、周辺は異性のカプも多いです。
奇数話が主人公視点、偶数話が婚約者の王子視点です。
pixivでは既に最終回まで投稿しています。
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
婚約破棄されて捨てられた精霊の愛し子は二度目の人生を謳歌する
135
BL
春波湯江には前世の記憶がある。といっても、日本とはまったく違う異世界の記憶。そこで湯江はその国の王子である婚約者を救世主の少女に奪われ捨てられた。
現代日本に転生した湯江は日々を謳歌して過ごしていた。しかし、ハロウィンの日、ゾンビの仮装をしていた湯江の足元に見覚えのある魔法陣が現れ、見覚えのある世界に召喚されてしまった。ゾンビの格好をした自分と、救世主の少女が隣に居て―…。
最後まで書き終わっているので、確認ができ次第更新していきます。7万字程の読み物です。
嘘つき王と影の騎士
篠雨
BL
「俺の役割は、貴方を守ることだ。……例え、貴方自身からも」
国の平穏を一身に背負い、十二年間「聖王」という偶像を演じ続けてきたセシル。
酷使し続けた心身はすでに限界を迎え、その命の灯火は今にも消えようとしていた。
そんな折、現れたのは異世界からの「転移者」。
代わりを見つけた国は、用済みとなったセシルからすべてを剥奪し、最果ての地へと追放する。
死を待つためだけに辿り着いた冬の山。
絶望に沈むセシルの前に現れたのは、かつて冷徹に王を監視し続けていた近衛騎士団長、アルヴィスだった。
守るべき王も、守るべき国も失ったはずの二人が過ごす、狭い小屋での夜。
無価値になり、壊れかけた自分を、なぜこの男は、そんな瞳で見つめるのか。
なぜ、そんなにも強く、抱きしめるのか。
これは、すべてを失った「聖王」が、一人の男の熱に暴かれ、再生していくまでの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる