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この世界事態が幻ような世界なのだから、何が起きたって可笑しくはないけれど、この転生者の存在が今後どんな影響を与えるのか注意だと思う。
良い方向へ向いてくれれば良いなぁと願っていた。
「俺、旅に出ることになるんやけど、お父ちゃんおお母ちゃんのこと任せてえぇか?」
お兄ちゃんはそう訊ねてきたが、あの人が旅に同行するのであれば、私は断る理由がない。
「お兄ちゃんひとりで旅に出るわけじゃないよね?」
「おん。ムシューニ君とキヨ君とケイト君と俺の4人。あと2人候補者がおってな?今日その2人に会ってきて勧誘してきたで」
「その2人は来てくれそうなの?」
「来るやろ、絶対」
自信満々に答えたお兄ちゃんに、私は良いよ、行ってきな、と声をかけた。
手紙は時々で良いから出してね、と約束を取り付けた。
この旅がどうかお兄ちゃんとあの人との仲を深めますように、そう願いながら。
結果としてあの人ともうひとりの転生者は共に旅に出ることになった。
そして、転生者はもうひとり見つかり、合計7人で旅に出ることになったのだとお兄ちゃんから手紙が届いた。
その後も何通か手紙が届いたけれど、どれも辿り着いた街の風景や食べ物の情報しか書かれておらず、あの人のことは何も書かれていなかった。
妹に話すのが恥ずかしいから書かないのか、あの人と接していないから書けないのかどっちなのだろう。
この手紙に書いていないだけで2人の距離が少しでも縮んでいるなら良いのだけれど。
良い方向へ向いてくれれば良いなぁと願っていた。
「俺、旅に出ることになるんやけど、お父ちゃんおお母ちゃんのこと任せてえぇか?」
お兄ちゃんはそう訊ねてきたが、あの人が旅に同行するのであれば、私は断る理由がない。
「お兄ちゃんひとりで旅に出るわけじゃないよね?」
「おん。ムシューニ君とキヨ君とケイト君と俺の4人。あと2人候補者がおってな?今日その2人に会ってきて勧誘してきたで」
「その2人は来てくれそうなの?」
「来るやろ、絶対」
自信満々に答えたお兄ちゃんに、私は良いよ、行ってきな、と声をかけた。
手紙は時々で良いから出してね、と約束を取り付けた。
この旅がどうかお兄ちゃんとあの人との仲を深めますように、そう願いながら。
結果としてあの人ともうひとりの転生者は共に旅に出ることになった。
そして、転生者はもうひとり見つかり、合計7人で旅に出ることになったのだとお兄ちゃんから手紙が届いた。
その後も何通か手紙が届いたけれど、どれも辿り着いた街の風景や食べ物の情報しか書かれておらず、あの人のことは何も書かれていなかった。
妹に話すのが恥ずかしいから書かないのか、あの人と接していないから書けないのかどっちなのだろう。
この手紙に書いていないだけで2人の距離が少しでも縮んでいるなら良いのだけれど。
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