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しおりを挟む冷たい床に熱い頬を当て、玲は肩で息をしていた。
達した拓斗が、体内から引き抜く気配を感じる。
ようやく終わったのだ。
「イヤだって言いながら、ずいぶん気持ち悦さそうだったじゃねえか。あぁ?」
揶揄の響きを持つ拓斗の言葉に、玲の耳が、かっと熱くなった。
拓斗の言うとおりだ。
(恥ずかしい……!)
床の上で無理やり犯されて、それでも感じて悦がっていた自分を恥じた。
だが、拓斗は情け容赦ない。
「来いよ」
「え? えぇっ、ちょっと待って!」
引きずられるように寝室へ押し込まれ、ベッドにねじ伏せられた。
「やめてよ、拓斗! 明日早いから。もう、休まないといけないから……」
「俺の知ったことか!」
拓斗は玲の顎に手を掛け、無理に口を開けさせた。
彼の太い指が咥内にねじ込まれ、喉奥をくすぐる。
(どうしちゃったんだろう、拓斗。今日に限って、どうしてこんなに意地悪なんだろう!)
拓斗の暴力に、苦しさと悲しい気持ちとがグチャグチャに混ざる。
涙が、あふれてきた。
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