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日常編 ギルマスとしてのお仕事
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「現状で第一五階層までの魔物限定ってなるけどな。でも、近々キマイラ倒してBランクには昇格する実績までは積むつもりだ。そうなれば、第一九階層までは足を伸ばせる」
「第一九階層までとなると結構利幅が望めるレアドロップもありますね……。グレイズさんたちのパーティーがレアドロップ納品収集に特化してくれると冒険者ギルドも潤いますね。つまりグレイズさんがレアドロップ品をガンガン納品するから儲かりそうな納品をガンガン振れということですね」
「まぁ、そういうことだ。ただ、レアドロップ品の買い取り値はメリーと要相談になるが、メリーのことだから、両方が得する値段で折り合ってくれるはずだ。こちらとしても店に並べきれないレアドロップ品は倉庫の肥やしにしたくないからな。大量買取してくれる冒険者ギルドとは良好な関係を築きたいだろうし」
「といっても、メリーさんの店もブラックミルズの冒険者ギルドもグレイズさんがオーナーじゃないですか。グレイズさんはウハウハですよね?」
アルマの言った通り、俺自身は両方の組織の関係者になっているため、値段の交渉の場に入らない方がいいと判断している。
俺がいくらで売れ、いくらで買えと口を出せば、両者ともに文句を言わずに決めてしまい、不正の温床になりかねないからだ。
その点、俺が交渉に加わらなければ、近い間柄とはいえ商売人同士の交渉になり、双方の折り合う値段を弾き出してくれることを期待している。
今の俺の立場は外部から見れば癒着や不正のしたい放題に見えるため、なるべくやってることを透明化して出た利益は積極的に還元していくつもりでいた。
今回のこともメリーとアルマの間で契約書を交わしたら、冒険者たちには公表をするつもりでいるのだ。
隠せば、痛くもない腹を探られる。
すでにこの街の住人には俺の能力のことは知られているため、隠さずに何ごともおおっぴらにした方がいいと判断していた。
「ウハウハ? メリーの方も俺は下請けの運送屋社長だし、冒険者ギルドはジェネシスとメラニアから委任された雇われオーナーだしな。ウハウハってほどでもないぞ。ギルマスである俺の給料を知ってるだろ?」
ギルドマスター就任にあたり給料も公開していた。冒険者ギルドの全職員の中で一番の下の金額だ。
これも、俺に権力が集中したことで痛くもない腹を探られるのを防ぐために公開していた。
ぶっちゃけ、ギルドマスターの仕事はアルマの報告書に判を押すだけの仕事なので、これでも貰いすぎな気がしている。
すると、アルマが何かを思い出したように手を叩いていた。
「ああ、アレですね。グレイズさんの提案されたギルドマスターの給料はジェネシス様から却下されてます。『ギルマスが月二〇万ウェルはないわー』って言われて桁が一個増えてました。ってことで月二〇〇万ウェル+業績連動給が支払われますよ」
「は!? 月二〇〇万ウェル? ほとんど何もしてないのに?」
全く聞いてない話であった。他人から痛くもない腹を探られるのを防ぐためにわざわざ薄給に設定しておいたのに、それをジェネシスがひっくり返して高給取りにしてくれていたのだ。
その心遣いは嬉しく思うが、ただいかんせん金額がデカすぎる。
年間で二四〇〇万ウェルとかだと、ちょっとした領地を持つ貴族クラスの収入になってしまうのだ。
明らかに貰い過ぎである。ジェイミーの時代でもギルマスの月給は四〇万ウェルくらいだと聞いていた。
それの五倍とかになると絶対にどこかから反対の声が上がるはずである。
そんな不安を覚えた俺はもう一度、給料の額をアルマに確認した。
「本当に月額二〇〇万ウェルか?」
「はい、一応名目として私の生活費込みという理由もあります。あとジェネシス様は大金を扱う冒険者ギルドのトップ二人が薄給では横領される可能性もあるからと笑っておられましたが、メラニアさんの面倒を見てもらうグレイズさんに資産を持たせる言い訳だと思いました」
確かにジェネシスが心配するように、メラニアが与えられた領地のうちブラックミルズ以外については養父の実家の者たちを代官職に採用し、自分はブラックミルズだけの税を生活費として受け取ると公言し、公爵家としての家産は乏しい。
当主のメラニアに至っては俺の家に居候中でメイドみたいなことをしているのだ。
弟としてはそんな姉に不安を覚え、保護者である俺に金を与える口実を探していたようだ。
「あいつ、そんなこと一言も言ってなかったが」
「どうやら、ジェイミーさんがジェネシス様を唆したようですけど。冒険者ギルドのトップ二人が薄給に比べて、自分らが給料をもらい過ぎていて辛いって漏らしたようですよ」
「黒幕はジェイミーか……。あいつ、俺の給料増やして酒をたかろうとしているんじゃないだろうな……」
冒険者ギルドを新設する際、ギルド職員の給与水準を引き上げると約束したため、職員たちの給与も以前に比べ五割増しになって、平均で月三五万ウェル程度は支払われている。
俺が設定した月二〇万ウェルは新人一年目の職員と同じ給与であり、能力と経験で給与は上がっていくようになっているのだ。
「いや、ジェイミーさんの偽らざる心情だと思います。ギルド職員も薄給に苦しんでいる人いましたから。で、二〇〇万ウェルの振込先どうします? グレイズさん個人の口座か、パーティー資金の口座か、運送屋の口座か、それとも別口で新口座作ります?」
アルマがギルドマスターの給料の振込先を聞いてきたが、額が額なので答えに窮してしまう。
そんな俺を見たアルマがおずおずと執務机の上に置いてあった書類を取り差し出してきた。
「もし、グレイズさんがよければですが、また一つ投資して欲しい案件が舞い込んでいるんですけど……。冒険者ギルド予算だと本部から横やり入りそうな案件ですが、現状のブラックミルズだと急務の問題になりつつあるもので……。こちらの書類を見てもらってもいいですか?」
「投資案件? 内容によるが」
アルマが差し出した書類に目を通していく。
そこには歓楽街の宿屋オーナーたちによる新人冒険者たちの簡易宿泊所の共同整備の提案が書き記されていた。
「実はこのところの新規パーティー結成ラッシュと合わせて、新人冒険者希望者がブラックミルズに殺到してきてるんですよ。今月だけで一〇〇名近い新規登録者も増えました。それで歓楽街の宿が足りなくなってきてて、新人冒険者たちが寝床を探せずに野宿する人もちらほらいるんです。で、歓楽街の宿屋のオーナーたちから冒険者ギルドと共同で新人向けの簡易宿泊所作れないかなって提案が上がって来てまして。今後も新人冒険者は増えると予測されてますし、温かい時期はいいけど真冬に宿無しで放り出すのは忍びないので、グレイズさんがよければその使わないギルマスの給料を出資してもらえるとありがたいかなと思いまして……」
冒険者ギルドは宿泊業に手を出さない。
これは王都の本部が各地の支部に徹底させて守らせている鉄則であった。
巨大組織の冒険者ギルドが宿泊業に手を出せば、その都市の宿屋を駆逐しかねないため、国が冒険者ギルドに課した制約でもあるからだ。
そんな宿泊業に宿屋のオーナーたちからの要請が冒険者ギルドに来るとなると、事態は結構深刻さを増す可能性を秘めているのかもしれなかった。
「よし、俺個人の出資として出す。すぐに取りかかってくれ。とりあえず、月給は今まで通り二〇万ウェルで、残りは簡易宿泊所の運営費に回していいぞ」
「あ、ありがとうございます。では、すぐに取りかかります。あと、レアドロップの件はメリーさんと詰めればいいですね」
「ああ、メリーには伝えてあるからな」
「分かりました。そちらもすぐに内容を詰めます」
アルマは俺に頭を下げるともの凄い勢いで執務室から飛び出していった。
やはり、アルマは仕事をするのが大好きなのだろう。
それにしても、最近金回りが良くなりすぎて、このままだと何か良くないことが起きないかと心配になってしまう。
俺はそんな心配をしながら、アルマの後を追って窓口の方へ戻っていった。
「第一九階層までとなると結構利幅が望めるレアドロップもありますね……。グレイズさんたちのパーティーがレアドロップ納品収集に特化してくれると冒険者ギルドも潤いますね。つまりグレイズさんがレアドロップ品をガンガン納品するから儲かりそうな納品をガンガン振れということですね」
「まぁ、そういうことだ。ただ、レアドロップ品の買い取り値はメリーと要相談になるが、メリーのことだから、両方が得する値段で折り合ってくれるはずだ。こちらとしても店に並べきれないレアドロップ品は倉庫の肥やしにしたくないからな。大量買取してくれる冒険者ギルドとは良好な関係を築きたいだろうし」
「といっても、メリーさんの店もブラックミルズの冒険者ギルドもグレイズさんがオーナーじゃないですか。グレイズさんはウハウハですよね?」
アルマの言った通り、俺自身は両方の組織の関係者になっているため、値段の交渉の場に入らない方がいいと判断している。
俺がいくらで売れ、いくらで買えと口を出せば、両者ともに文句を言わずに決めてしまい、不正の温床になりかねないからだ。
その点、俺が交渉に加わらなければ、近い間柄とはいえ商売人同士の交渉になり、双方の折り合う値段を弾き出してくれることを期待している。
今の俺の立場は外部から見れば癒着や不正のしたい放題に見えるため、なるべくやってることを透明化して出た利益は積極的に還元していくつもりでいた。
今回のこともメリーとアルマの間で契約書を交わしたら、冒険者たちには公表をするつもりでいるのだ。
隠せば、痛くもない腹を探られる。
すでにこの街の住人には俺の能力のことは知られているため、隠さずに何ごともおおっぴらにした方がいいと判断していた。
「ウハウハ? メリーの方も俺は下請けの運送屋社長だし、冒険者ギルドはジェネシスとメラニアから委任された雇われオーナーだしな。ウハウハってほどでもないぞ。ギルマスである俺の給料を知ってるだろ?」
ギルドマスター就任にあたり給料も公開していた。冒険者ギルドの全職員の中で一番の下の金額だ。
これも、俺に権力が集中したことで痛くもない腹を探られるのを防ぐために公開していた。
ぶっちゃけ、ギルドマスターの仕事はアルマの報告書に判を押すだけの仕事なので、これでも貰いすぎな気がしている。
すると、アルマが何かを思い出したように手を叩いていた。
「ああ、アレですね。グレイズさんの提案されたギルドマスターの給料はジェネシス様から却下されてます。『ギルマスが月二〇万ウェルはないわー』って言われて桁が一個増えてました。ってことで月二〇〇万ウェル+業績連動給が支払われますよ」
「は!? 月二〇〇万ウェル? ほとんど何もしてないのに?」
全く聞いてない話であった。他人から痛くもない腹を探られるのを防ぐためにわざわざ薄給に設定しておいたのに、それをジェネシスがひっくり返して高給取りにしてくれていたのだ。
その心遣いは嬉しく思うが、ただいかんせん金額がデカすぎる。
年間で二四〇〇万ウェルとかだと、ちょっとした領地を持つ貴族クラスの収入になってしまうのだ。
明らかに貰い過ぎである。ジェイミーの時代でもギルマスの月給は四〇万ウェルくらいだと聞いていた。
それの五倍とかになると絶対にどこかから反対の声が上がるはずである。
そんな不安を覚えた俺はもう一度、給料の額をアルマに確認した。
「本当に月額二〇〇万ウェルか?」
「はい、一応名目として私の生活費込みという理由もあります。あとジェネシス様は大金を扱う冒険者ギルドのトップ二人が薄給では横領される可能性もあるからと笑っておられましたが、メラニアさんの面倒を見てもらうグレイズさんに資産を持たせる言い訳だと思いました」
確かにジェネシスが心配するように、メラニアが与えられた領地のうちブラックミルズ以外については養父の実家の者たちを代官職に採用し、自分はブラックミルズだけの税を生活費として受け取ると公言し、公爵家としての家産は乏しい。
当主のメラニアに至っては俺の家に居候中でメイドみたいなことをしているのだ。
弟としてはそんな姉に不安を覚え、保護者である俺に金を与える口実を探していたようだ。
「あいつ、そんなこと一言も言ってなかったが」
「どうやら、ジェイミーさんがジェネシス様を唆したようですけど。冒険者ギルドのトップ二人が薄給に比べて、自分らが給料をもらい過ぎていて辛いって漏らしたようですよ」
「黒幕はジェイミーか……。あいつ、俺の給料増やして酒をたかろうとしているんじゃないだろうな……」
冒険者ギルドを新設する際、ギルド職員の給与水準を引き上げると約束したため、職員たちの給与も以前に比べ五割増しになって、平均で月三五万ウェル程度は支払われている。
俺が設定した月二〇万ウェルは新人一年目の職員と同じ給与であり、能力と経験で給与は上がっていくようになっているのだ。
「いや、ジェイミーさんの偽らざる心情だと思います。ギルド職員も薄給に苦しんでいる人いましたから。で、二〇〇万ウェルの振込先どうします? グレイズさん個人の口座か、パーティー資金の口座か、運送屋の口座か、それとも別口で新口座作ります?」
アルマがギルドマスターの給料の振込先を聞いてきたが、額が額なので答えに窮してしまう。
そんな俺を見たアルマがおずおずと執務机の上に置いてあった書類を取り差し出してきた。
「もし、グレイズさんがよければですが、また一つ投資して欲しい案件が舞い込んでいるんですけど……。冒険者ギルド予算だと本部から横やり入りそうな案件ですが、現状のブラックミルズだと急務の問題になりつつあるもので……。こちらの書類を見てもらってもいいですか?」
「投資案件? 内容によるが」
アルマが差し出した書類に目を通していく。
そこには歓楽街の宿屋オーナーたちによる新人冒険者たちの簡易宿泊所の共同整備の提案が書き記されていた。
「実はこのところの新規パーティー結成ラッシュと合わせて、新人冒険者希望者がブラックミルズに殺到してきてるんですよ。今月だけで一〇〇名近い新規登録者も増えました。それで歓楽街の宿が足りなくなってきてて、新人冒険者たちが寝床を探せずに野宿する人もちらほらいるんです。で、歓楽街の宿屋のオーナーたちから冒険者ギルドと共同で新人向けの簡易宿泊所作れないかなって提案が上がって来てまして。今後も新人冒険者は増えると予測されてますし、温かい時期はいいけど真冬に宿無しで放り出すのは忍びないので、グレイズさんがよければその使わないギルマスの給料を出資してもらえるとありがたいかなと思いまして……」
冒険者ギルドは宿泊業に手を出さない。
これは王都の本部が各地の支部に徹底させて守らせている鉄則であった。
巨大組織の冒険者ギルドが宿泊業に手を出せば、その都市の宿屋を駆逐しかねないため、国が冒険者ギルドに課した制約でもあるからだ。
そんな宿泊業に宿屋のオーナーたちからの要請が冒険者ギルドに来るとなると、事態は結構深刻さを増す可能性を秘めているのかもしれなかった。
「よし、俺個人の出資として出す。すぐに取りかかってくれ。とりあえず、月給は今まで通り二〇万ウェルで、残りは簡易宿泊所の運営費に回していいぞ」
「あ、ありがとうございます。では、すぐに取りかかります。あと、レアドロップの件はメリーさんと詰めればいいですね」
「ああ、メリーには伝えてあるからな」
「分かりました。そちらもすぐに内容を詰めます」
アルマは俺に頭を下げるともの凄い勢いで執務室から飛び出していった。
やはり、アルマは仕事をするのが大好きなのだろう。
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