DTガール!

Kasyta

文字の大きさ
28 / 453
がっこうにいこう!

10話「見学会一日目」

しおりを挟む
 魔道具科の教室へ見学に訪れた俺たちを出迎えてくれたのはアンナ先生だ。

「おおっ! よく来てくれたね! 六人も来てくれるなんて嬉しいよ!」

 アンナ先生の歓迎に言葉を返す。

「魔道具に興味がありましたので。」
「うんうん、素晴らしいねぇ。他のみんなは付き添いと言ったところかな?」

「はい、それぞれの見たい所へみんなで順番に回って行くつもりです。」
「仲の良いことは良い事だよ、うん。まぁ退屈はさせないからさ、キミ達も楽しんでいってくれたまえよ。」

 教室内にある席へ着く。
 俺達以外には誰もいない。

「さて、じゃあ始めようか。・・・・・・キミ達は、魔道具ってどういうものか分かるかな?」
「えーっと、魔力で動く道具、ですかね。」

「うん、大まかに言えばそうだね。例えば――」

 アンナ先生から魔道具についての説明が始まった。

 魔道具とは、魔法陣が組み込まれた道具の事だ。
 そして決められた言葉や動作で魔力が消費され、その魔法陣が発動するように設定されている。

 言葉の場合は、例えばギルド証の≪情報≫がそうだ。
 総称して”起動語”と呼ばれている。

 動作の場合はボタンを押せば発動、といった具合だ。
 寮にある炊飯器はスイッチを入れれば動くので、これに当たる。

 そして、これらが俺が魔道具に興味を持った理由である。
 ”魔法”が使えない俺にとっては、「簡単な言葉や動作で瞬時に発動できる」というのは非常に有難いのだ。

 魔術科とかもあるが、そちらは結局”魔法”が使えることが前提の学科である。
 そんな場所で、この”魔法”が使えない症状をどうにか出来るとも思えない。

「――まぁ、簡単に言えばこんなところかな。何か質問はあるかい?」

 説明タイムが終わり、今度は質問タイムだ。

「魔道具って昔からあるんですか?」
「大昔の神話とかにも出てくるくらい昔からだね。神様が作ったっていう物も存在するくらいだし。」

 先生がポケットから何やら取り出す。

「で、ヒトが初めて作ったと言う魔道具がこれ。まぁ、これは私が再現した物だけれどね。」

 見せられたのは手のひらサイズの直方体。
 小さい面に一つ穴が空いており、その横に小さなボタンがある。

「ここの出っ張りを押すと――」

 ポッ、と穴の上に小さな火が灯る。

「――こんな風に火が出るんだ。ライターという名前らしいけど、何を思ってこんな名前を付けたんだろうね?」

 なるほど、確かにライターだ。
 それを見たヒノカが発言する。

「それぐらいであれば、火の魔法で良いのでは・・・・・・?」

 この世界の人間にとっては至極当然の意見だ。

「ま、そうなんだけれどね。これの凄いところは、さっきも言ったように”初めてヒトが作った”という事だね。なんでも古代の魔道具を調査し続けて解析したのだとか。」
「気が遠くなりそうですね。」

「だねぇ。私も頭が上がらないよ。ただ、惜しむらくは・・・・・・この大発明が世に広まらなかったことだね。」

 説明を終えた先生が最後に一言付け加えた。

「・・・・・・まぁ、それは今でもそうかな。」

*****

 魔道具科の見学が終わり、少し早めの昼食をとっている。

「中々興味深い話だったな。」
「そうね、三年からは魔道具科に行ってもいいかも知れないわ。」

「私はよく分かんなかったよー。」
「・・・・・・さっぱり。」
「ぅぅ・・・・・・。」

 俺は次の予定を思い出しながらリーフに尋ねる。

「次は魔術科だったっけ?」

「ええ、そうよ。お昼を食べ終わってから少し余裕があるけれど、どうする?」
「人が多そうだし、早めに行った方がいいかもね。」

「そうだな、先程のように私たちだけ、ということはあるまい。」

 魔道具科は不人気のトップ争い常連らしいからな・・・・・・。

*****

 魔術戦用の競技場が魔術科の見学会場となっている。
 やはり人気の学科らしく人が多い。

 競技場の舞台の上に現れたのは青いローブを着たお爺さんだ。

「皆さん、よく来てくれました。私は魔術科講師のアイヴィです。」

 先生の説明によれば、魔術科は魔法での実戦に特化した授業のようだ。
 見学会では希望者は授業で行う模擬戦の体験をできるという。

 魔術科希望の二人に声を掛けてみる。

「だってさ、フラムとリーフはどうするの?」

「ゎ、私は・・・・・・見学・・・・・・で。」
「そうね、私も見学にしておくわ。この後に戦術科も見るんだしね。」

 二人に続き他の皆も見学するみたいだ。

「じゃあ、あっちの観覧席行ってみようか。」

 大会にも使われるであろうこの競技場には立派な観覧席が設けられており、そこから見学が出来るのだ。
 観覧席に上がると、会場の様子がよく見える。

「おおー、いい眺めだね。」
「うむ、ここなら良く見えるな。」

「・・・・・・風もいい気持ち。」
「た・・・・・・、高いぃ・・・・・・。」

「もう始まってるみたいよ。」

 リーフの指差した舞台ではすでに魔法が飛び交っている。
 円形の舞台の端と端に設置された魔法陣から魔法を撃ち合っているようだ。

「当たり前だけど、やっているのは魔術戦ね。」
「だが、私の知っているのはもっと舞台の全体を使っていたが。」

「安全のために魔法陣から出ないようにしているんじゃないかしら。あの魔法陣は相手の魔法に反応して防御壁を張るようになっているはずだから。」
「ああ、確かそうだったな。だがあれだと魔力量の勝負になるな。」

「実力が拮抗していればそうなるわね。」
「お、あそこの人、五人も抜いたよ。ありゃ、今度はあっさり負けちゃった。」

「魔力が切れたんだろう。流石に連戦ではな。」
「うーん、思ったよりつまらないね。」

 キャッチボールの風景をずっと眺めているみたいだ。投げるのはボールじゃないが。

「・・・・・・むぐむぐ。」

「って、何食べてんの、フィー!?」
「・・・・・・あっちで売ってた。」

 見るといくつか出店がならんでいる。
 店員は制服を着ているので学院生のようだが・・・・・・、結構繁盛している。

 興味が湧いたのか、ヒノカとリーフが席を立つ。

「ふむ、面白そうだな。私も何か買ってこよう。」
「そうね、行ってみましょう。」

「あ、ボクもー!」

 席を離れ、すたすたとニーナを含めた三人で行ってしまった。
 俺も席を立ち、フラムの方に振り返る。

「フラムも行く?」
「ぁ・・・・・・う、ぅん。」

 フラムが差し出した手をおずおずと握り返してくる。

「・・・・・・わたしもいく。」

 おかわりですか、姉さん。

*****

 出店は料理科の生徒が出しているものだった。
 料理科では食事による能力向上の研究を行っており、
 出店ではお試しで効果が薄く、お手軽なものを扱っているという。

 俺が買ったのは【速度上昇アップルパイ】だ。
 食べてみると味も良好で、確かに効果がある・・・・・・ような気がする。

「味は悪くないな、何だか力が湧いてきた気もする。」
「食事一つで変わるものなのね。」

「うん、頭が良くなった気がする!」
「・・・・・・わたし、料理科にしようかな。」

 評価は上々のようだ。
 ただのプラシーボ効果かもしれないが。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぁ、ぁっぃ。」

 たこ焼きを一気に頬張ればそうなると思うよ・・・・・・。

 出店の食べ比べに夢中になっていると、いつのまにか魔術科の見学会が終わっていた。
 次の見学会にはまだ余裕があるので、模擬戦に参加していた者たちも出店に群がっている。

 魔術科のアイヴィ先生まで買い食いしている始末だ。
 そして先生がもう一人。

「・・・・・・アンナ先生?」
「・・・・・・ぎくっ! あ、あははー。さっきぶりだねぇ。」

 手は出店で売られている食料で塞がっている。

「いやいやー、料理科がもう出店出してるっていうからつい、ね。キミ達もそうなんでしょ?」
「いえ、私達は魔術科の見学に来てて・・・・・・まぁ、後半はこっちにいましたが・・・・・・。」

「そうだよね、出店があったらこっち来ちゃうよね!?」
「・・・・・・そうですね、見学会も気付けば終わってしまいましたし。でも、こんなところでお店なんて出して良いんでしょうか?」

「アイヴィ先生の許可も下りてますからね。というより、自分が行くのが面倒だから此処に出させてるんですよ? 職権乱用ですね、まったく。・・・・・・っと、そろそろ戻らなきゃ。それじゃあね。」

 アンナ先生は両手いっぱいに食料を抱えたまま駆けて行った。

「・・・・・・ここにまともな先生はいるのかしら?」

 いると信じたい。

*****

 戦術科の見学会場はグラウンドだ。
 集まっている人達はほとんどが男性で女性は僅か。
 なんとも男臭い学科である。
 意外にも冒険者のような人は少ない。

 冒険者は魔物を相手に戦ってるし、今更ということか。
 やはり魔法騎士科に殺到しているのであろう。
 この学院に居る時点でエリートと呼んでも遜色はないが、あちらは言わばエリート中のエリートだ。

 集まった生徒達の前に一人の男が立つ。
 短髪の黒髪にガッシリと鍛え上げられた傷だらけの身体。
 冒険者風の出で立ちで、腰には二本の刀。

「おう、よく集まったな。俺はジロー・アズマ。この戦術科の講師だ。」

 どうやらヒノカと同じ国の出身らしい。それも闘術大会優勝者の。

「戦術科は戦いの中で生き残る術を教える学科だ。剣術科と違って型なんてもんはねえ。ま、要は勝てばいいんだ。」

 ジロー先生が説明を続ける。

 戦術科の授業は対魔物が中心なようだ。
 魔物がもっと蔓延っていた頃に戦術科が作られたらしい。
 当初の目的は互いに切磋琢磨し、情報共有することで生存率を上げるためだとか。

 そして、この学科でも模擬戦をやるみたいだ。
 と言っても先輩を相手に、こちらが攻撃を仕掛けるだけのスパーリングのようなものらしいが。

「よし、説明はこんなもんだな。・・・・・・それからお前。」

 先生がヒノカを指差し、ニィ、と笑う。

「その刀、同郷の者だな?」
「はい。ヒノカ・アズマです。」

「よし、お前は俺と手合わせだ。いいな?」
「分かりました。」

 突然の指名に平然と答えるヒノカ。

「ちょっと、大丈夫なの?」
「ああ、よくある事だ。」

 そう言ってヒノカはジロー先生の前へと進む。

「よろしくお願いします。」

 互いに礼をし、構える。

「ああっと、忘れてた。希望者は適当にウチの生徒捕まえて勝手にやりな! じゃあいくぜ!」

 その言葉を皮切りにあちこちで試合が始まった。
 俺達はヒノカを応援することにし、ギャラリーに混ざる。

 互いにジリジリと間合いを計るジロー先生とヒノカ。
 そして、とん、と一歩踏み出したかと思うとヒノカが鋭い一撃とともに一気に間合いを詰めた。
 金属のぶつかり合う音が三度響く。

「おっと、へへ、中々良い太刀筋だな。しかしおとなしいな、お前。いつもならもっと鼻っ柱の高い奴が来るんだがな。っと。」
「すでに欠片も残っておりませんよ。」

「はは、面白い奴だな、お前。名は?」
「・・・・・・先程名乗りましたが。」

「あー・・・・・・、悪ぃ。忘れたわ。ハハハ!」
「ヒノカ・アズマです。」

「ヒノカね、覚えたぜ! っと。」

 喋りながら剣を打ち合わせているようだが、随分と余裕のようだ。
 何度か剣を交え、距離を取るヒノカ。

「どうする、まだやるかい?」
「・・・・・・いえ、ありがとうございました。」

 刀を納めてヒノカが礼をし、こちらへと戻ってくる。

「待たせたな。」
「お疲れ様、飲み物を買ってきてあるわ、どうぞ。」

「やっぱヒノカはすごいねー。」
「か・・・・・・、格好、良かった・・・・・・です。」

「あれ、お姉ちゃん?」

 ヒノカと入れ替わりにジロー先生の前と立ち、ぺこりと頭を下げる。

「・・・・・・よろしくおねがいします。」
「はははっ、俺の所に来るとは中々良い根性してるな、嬢ちゃん。あいつの友達か?」

「・・・・・・はい、同じパーティです。」
「そうか、あいつは俺の同郷なんだ、仲良くしてやってくれや。じゃあ来な!」

 フィーが剣を抜いて構える。

「ふふ、フィーもやるのか。これは応援せねばな。」
「あの子っておとなしそうなのに案外武闘派なのね。」

「昔はボクと違って、もっとおとなしくて運動も出来なかったんだよ。本ばっかり読んでたし。今でも読んではいるけど。」
「それは初耳だが・・・・・・、想像がつかないな。」

「実際フィーって強いのかしら?」
「リーフはまだフィーが戦ってるところは見た事ないんだっけ?」

「ゎ、私も・・・・・・なぃ。」
「ふむ、そうだな・・・・・・。フィーが本気を出せば私より強いのではないか?」

「ええっ!? 嘘でしょう!? ・・・・・・じゃあ、アリスが戦ったら?」
「私が? ・・・・・・うーん、剣だけだと勝てないと思う。魔法使っても厳しいかも。」

 特に剣に関しては、俺やニーナが比にならないほど真面目にやっていたからな。

「そ、そんなに・・・・・・?」
「冒険者の試験を受けた時なんか凄かったんだよ。一瞬消えたと思ったら試験官の剣が飛んでいってさ。」

「まぁ、見ていれば分かるだろう。そろそろ始まるようだぞ。」

 フィーがジロー先生に剣で斬りかかる。
 強化魔法を全開にしていないため、まだ追える速さだ。
 だが、徐々に強化を強めており、速さも一撃の重さも増していっている。

「すげえなっ! 嬢ちゃん! はははっ!」

 それでも余裕で捌くジロー先生。

 気が付けばグラウンドには二本の剣が奏でる音のみが響いていた。
 他の者たちも手を止めて魅入ってしまっているようだ。

「あ、ありえないわ・・・・・・あんなの・・・・・・。」
「す、すご、ぃ・・・・・・。」

「しかし、あれを捌ける先生も凄いな。」
「さすが戦術科の先生だねー。」

 キィンと一際大きな音が響き、フィーとジロー先生の間合いが開いた。
 もう一度間合いを詰めるためにフィーが身体を沈ませて力を溜める。

「あー、待っただ待った!」

 先生がフィーを制止し、刀を納める。

「・・・・・・?」

 フィーも同様に剣を納める。

「へへっ、これ以上やると本気でやり合いたくなっちまうからな、今日のところはこれで勘弁してくれや。」
「・・・・・・わかりました。ありがとうございました。」

 礼をし、フィーがこちらへ戻ってくる。
 リーフが飲み物を戻ってきたフィーに手渡す。

「お疲れ様、貴方も凄いのね。どうぞ。」
「・・・・・・ありがとう。」

「やはり凄まじいな、フィーは。いつか私の師匠にも会わせてみたいものだ。勿論、アリスも一緒にな。」
「くそー、ボクとの差が開く一方だよ。」

 ニーナはそう言っているものの、強化魔法無しの状態でフィーがニーナに勝ったところは見たことが無い。
 技術面ではニーナの方が二枚も三枚も上手なのだ。
 俺は・・・・・・まぁ、魔法があるし・・・・・・。

「いや、ニーナだって素晴らしい実力を持っているぞ。少なくとも三年前の私では勝てない。あの二人が規格外なだけだ。」
「ぁ・・・・・・あの・・・・・・、向こぅ・・・・・・行かな、ぃ?」

 フラムが俺の裾を引く。
 周りを見れば多くの注目を集めてしまっている。

「そうだね。皆でお店の方に行ってみよう。さっきの所とは別の物が売ってるみたいだよ。」
「確かに落ち着かないし、そうしましょう。」

 皆で揃って料理科の店へと向かった。
 そこには――

「・・・・・・アンナ先生?」

 またもや両手いっぱいに荷物を抱えたアンナ先生の姿が。

「あ、あれー。・・・・・・奇遇だねぇ。」
「まだ見学会の時間なのでは・・・・・・?」

「あー、私はね、時間は有意義に使うものだと思うのだよ、うん。君たちは戦術科の見学かな?」
「ええ、そうです。明日は魔法騎士科と剣術科に行く予定です。」

「ふふ、人気どころは全て網羅というわけかな。良いと思うよ。・・・・・・っと急いで戻らないと見回りが来てしまいますね。それじゃっ!」

 そう言ってアンナ先生は荷物を抱えたままスタコラと走って行った。
 その後、時間終わりまで屋台の味を堪能し、初日の見学会は幕を閉じた。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

修復スキルで無限魔法!?

lion
ファンタジー
死んで転生、よくある話。でももらったスキルがいまいち微妙……。それなら工夫してなんとかするしかないじゃない!

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。

久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。 事故は、予想外に起こる。 そして、異世界転移? 転生も。 気がつけば、見たことのない森。 「おーい」 と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。 その時どう行動するのか。 また、その先は……。 初期は、サバイバル。 その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。 有名になって、王都へ。 日本人の常識で突き進む。 そんな感じで、進みます。 ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。 異世界側では、少し非常識かもしれない。 面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

処理中です...