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がっこうにいこう!
188話「告白」
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「あのね、フラム。一つだけ・・・・・・聞いてほしいことがあるんだ。とても・・・・・・大事なことだから。」
「・・・・・・うん。」
覚悟を決める。
どんな結果になろうとも、それを受け止めねばならない。
「あの、ウィロウさん。私達だけにしてもらえますか?」
「承知致しました。食事を用意させ直しますので、済みましたら食堂へいらして下さい。」
老執事がファラオームに肩を貸しながら、野次馬の使用人たちを伴って屋敷に戻っていく。
クルヴィナもフラムの頭を撫でてから、その後を追いかけていった。
「それじゃあ、私たちも行くわね。」
引き上げようとしたリーフたちを呼び止める。
「待って、皆にも伝えておきたいんだ。」
「ふぅ・・・・・・分かったわ。」
「それで、聞いてほしいこととは何だ?」
少しだけ時間を貰い、伝えたいことを頭の中で整理する。
「えーっと・・・・・・結論から言うとね。魔女の塔に所属した時点で私は魔女になってて、体の成長が止まってるんだ。」
「・・・・・・・・・・・・は? どういう意味よ、それ?」
「どうも何も、そのままの意味なんだけど・・・・・・。私の体は、これ以上成長しないってこと。」
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ。貴女の言ってること、全然理解できない。」
「って言われても、それ以上は説明のしようが・・・・・・。」
「そうじゃなくて! そんな大事なこと、どうして今まで黙ってたのよ!?」
リーフの声のトーンが跳ね上がった。
「そ、それは・・・・・・。」
彼女の勢いに気圧されて口を開いたが、それ以上の言葉が続かない。
様々な言い訳がグルグルと頭に浮かび、喉の奥へ消えていく。
流れる沈黙が、圧し潰すようにのし掛かってくる。
「嘘・・・・・・じゃないわよね?」
「時間が経てば分かると思うけど・・・・・・嘘じゃないよ。」
「う・・・・・・ぁ・・・・・・うぁぁぁぁぁ・・・・・・っ!」
その沈黙をつんざいたのはフィーの声だった。
リーフにギュッと抱きくようにして、泣き声を上げ続ける。
「お、おねえ・・・・・・ちゃん? ど、どうしたの・・・・・・?」
「どうしたの、じゃないわよ! 本当にフィーの気持ちが解らないの貴女は!?」
「・・・・・・。」
答えられない。
俺はフィーじゃないんだ。そんなの、分かるわけ――
「――ハァ、アリスの話はそれで終わりなの?」
リーフの大きな溜め息に思考を遮られ、小さく頷く。
「ぅ、うん・・・・・・。」
「分かったわ・・・・・・。その話はフィーが少し落ち着いてからにしましょう。私たちは先に戻っているわ。」
フィーの肩を抱いて、彼女は修練場を後にする。
「ふむ・・・・・・まぁ、そうだな・・・・・・。私には難しいことは分からぬが、話を聞くことくらいは出来たのではないかと思う。役には立てぬだろうがな。」
そう言って自嘲気味に嗤ったヒノカも踵を返して修練場を出て行った。
「ボクも難しいことは分からないけど・・・・・・、それでもフィーは教えて欲しかったんじゃないかな。」
それだけ言うと、ニーナもヒノカを追って修練場から去って行く。
どうやって伝えろって言うんだよ、こんなこと。
答えの出ない思考が巡る。
ただ一つ解ることは、それを避け続けてしまった結果が”今”だと言うことだ。
心の片隅では、こうなってしまう事は予想していた。恐れていた。
だから、先延ばしにしてしまっていた。結局時間が経てば嫌でもバレてしまうことなのに。
隠し通すことは可能だった。
でもそれは、彼女たちとの”別れ”を意味する。
俺は、その選択からも目を背けた。
全て自業自得だ。
「みんな、何言ってるにゃ? あるーはあるーのままにゃ。」
サーニャの一言に、どこか救われた気持ちになる。
まだ俺は”ヒト”だと言われているようで。
「うん・・・・・・・・・・・・そうだよ。ありがとう、サーニャ。」
「あるーもみんなも、なんかヘンにゃ。」
「ハハ・・・・・・そうかも。私はまだフラムと話があるから、先にご飯食べてていいよ。」
「ホントにゃ!?」
「うん、だから食堂に行っておいで。」
「わかったにゃ!」
スキップするように飛び跳ねて、サーニャは修練場を後にした。
残ったのは俺とフラムの二人。
フラムは黙って俺の言葉を待っていた。
「・・・・・・・・・・・・あの、ごめんね、フラム。」
「ど、どうして、謝るの?」
「だって、私が・・・・・・。」
「なにか、悪いことしたの?」
「・・・・・・。」
悪いこと・・・・・・なのだろうか。
でも、胸をざわつかせる罪悪感は確かなものだ。
それは、彼女たちに相談しなかったから?
「私も、難しいことは分からない・・・・・・けど、アリスにだって、話せないこと・・・・・・あるよね。」
「ち、違うよ。話せないんじゃなくて――」
――話さなかった・・・・・・いや、話したくなかったんだ。
魔女のことは口外禁止なんて規則は無いしな。
頭がオカしくなったと思われる確率の方が高いだろうし。
それに何より、壊したくなかった。彼女たちとの関係を。
俺は気付かないフリをして、自分を誤魔化していただけだった。
魔女になった時点で、もう彼女たちと共に同じ時間は過ごせないのだということを。
言葉にしてしまえば、それで終わりになってしまう気がして・・・・・・。
「ァ、アリスは、私のこと・・・・・・好き?」
フラムの瞳が真っ直ぐ覗き込んでくる。
「う、うん・・・・・・それは勿論。」
「私も、アリスのこと・・・・・・す、好き。」
逸らしたくなる視線をグッと留まらせ、フラムの言葉を受け止める。
そりゃ俺だってフラムのことは・・・・・・でも、そんな気持ちだけで決めていい問題じゃない。
おそらくこの先、彼女たちとの時間感覚はどんどんズレていくだろう。
それは覚悟していた・・・・・・つもりだった。俺一人の問題だと。
けど、それは間違っていた。結局こうして皆を巻き込んでしまったんだから。
再び黙してしまった場にフラムの小さな声が響く。
「い・・・・・・いい、よ。」
「・・・・・・え?」
「ア、アリスが、嫌なら・・・・・・結婚、なんて・・・・・・し、しなくても。ずっとアリスと一緒に居られたら、それで・・・・・・。」
「だ、だから結婚が嫌なんじゃないよ! ただ、一緒に居る時間が長ければそれだけ・・・・・・私がフラムの限りある時間を奪ってしまうことになるから・・・・・・。」
確かに未来のことなんて分からない。
でも、だからこそ、やり直しの効かない彼女の人生を俺の為なんかに使わせたくない。
「ち、ちがうよ・・・・・・!! 私が・・・・・・アリスの時間を、分けてほしいの。それじゃ・・・・・・だ、だめ?」
「それ、は・・・・・・。」
黙りこくってしまった俺の手を、フラムがゆっくりと引いた。
「・・・・・・フィーのところ、行こう?」
「え・・・・・・でも・・・・・・。」
「わ、私のことは・・・・・・いいから。フィーは、家族・・・・・・でしょ?」
その言葉にハッとなる。
フィーのことは「お姉ちゃん」と呼んではいるが、仲間として感じる意識の方が強く家族という意識は希薄だった気がする。
しかしそれは俺の一方的な感覚で、彼女にとってはたった一人の妹なのだ。
その妹が魔女だとか何だか分からない”モノ”になったなんて聞かされたら、そら泣きたくもなるか・・・・・・。
フラムに手を引かれながら修練場を出て屋敷に戻る。
彼女の足が止まり、うな垂れていた顔を上げると部屋の前についていた。
「あの・・・・・・フラム・・・・・・。」
「な、なに?」
「ありがとう・・・・・・。」
「・・・・・・が、がんばってね。」
フラムに手を離され、その温もりが逃げないよう軽く手を握り、扉を叩いた。
「・・・・・・うん。」
覚悟を決める。
どんな結果になろうとも、それを受け止めねばならない。
「あの、ウィロウさん。私達だけにしてもらえますか?」
「承知致しました。食事を用意させ直しますので、済みましたら食堂へいらして下さい。」
老執事がファラオームに肩を貸しながら、野次馬の使用人たちを伴って屋敷に戻っていく。
クルヴィナもフラムの頭を撫でてから、その後を追いかけていった。
「それじゃあ、私たちも行くわね。」
引き上げようとしたリーフたちを呼び止める。
「待って、皆にも伝えておきたいんだ。」
「ふぅ・・・・・・分かったわ。」
「それで、聞いてほしいこととは何だ?」
少しだけ時間を貰い、伝えたいことを頭の中で整理する。
「えーっと・・・・・・結論から言うとね。魔女の塔に所属した時点で私は魔女になってて、体の成長が止まってるんだ。」
「・・・・・・・・・・・・は? どういう意味よ、それ?」
「どうも何も、そのままの意味なんだけど・・・・・・。私の体は、これ以上成長しないってこと。」
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ。貴女の言ってること、全然理解できない。」
「って言われても、それ以上は説明のしようが・・・・・・。」
「そうじゃなくて! そんな大事なこと、どうして今まで黙ってたのよ!?」
リーフの声のトーンが跳ね上がった。
「そ、それは・・・・・・。」
彼女の勢いに気圧されて口を開いたが、それ以上の言葉が続かない。
様々な言い訳がグルグルと頭に浮かび、喉の奥へ消えていく。
流れる沈黙が、圧し潰すようにのし掛かってくる。
「嘘・・・・・・じゃないわよね?」
「時間が経てば分かると思うけど・・・・・・嘘じゃないよ。」
「う・・・・・・ぁ・・・・・・うぁぁぁぁぁ・・・・・・っ!」
その沈黙をつんざいたのはフィーの声だった。
リーフにギュッと抱きくようにして、泣き声を上げ続ける。
「お、おねえ・・・・・・ちゃん? ど、どうしたの・・・・・・?」
「どうしたの、じゃないわよ! 本当にフィーの気持ちが解らないの貴女は!?」
「・・・・・・。」
答えられない。
俺はフィーじゃないんだ。そんなの、分かるわけ――
「――ハァ、アリスの話はそれで終わりなの?」
リーフの大きな溜め息に思考を遮られ、小さく頷く。
「ぅ、うん・・・・・・。」
「分かったわ・・・・・・。その話はフィーが少し落ち着いてからにしましょう。私たちは先に戻っているわ。」
フィーの肩を抱いて、彼女は修練場を後にする。
「ふむ・・・・・・まぁ、そうだな・・・・・・。私には難しいことは分からぬが、話を聞くことくらいは出来たのではないかと思う。役には立てぬだろうがな。」
そう言って自嘲気味に嗤ったヒノカも踵を返して修練場を出て行った。
「ボクも難しいことは分からないけど・・・・・・、それでもフィーは教えて欲しかったんじゃないかな。」
それだけ言うと、ニーナもヒノカを追って修練場から去って行く。
どうやって伝えろって言うんだよ、こんなこと。
答えの出ない思考が巡る。
ただ一つ解ることは、それを避け続けてしまった結果が”今”だと言うことだ。
心の片隅では、こうなってしまう事は予想していた。恐れていた。
だから、先延ばしにしてしまっていた。結局時間が経てば嫌でもバレてしまうことなのに。
隠し通すことは可能だった。
でもそれは、彼女たちとの”別れ”を意味する。
俺は、その選択からも目を背けた。
全て自業自得だ。
「みんな、何言ってるにゃ? あるーはあるーのままにゃ。」
サーニャの一言に、どこか救われた気持ちになる。
まだ俺は”ヒト”だと言われているようで。
「うん・・・・・・・・・・・・そうだよ。ありがとう、サーニャ。」
「あるーもみんなも、なんかヘンにゃ。」
「ハハ・・・・・・そうかも。私はまだフラムと話があるから、先にご飯食べてていいよ。」
「ホントにゃ!?」
「うん、だから食堂に行っておいで。」
「わかったにゃ!」
スキップするように飛び跳ねて、サーニャは修練場を後にした。
残ったのは俺とフラムの二人。
フラムは黙って俺の言葉を待っていた。
「・・・・・・・・・・・・あの、ごめんね、フラム。」
「ど、どうして、謝るの?」
「だって、私が・・・・・・。」
「なにか、悪いことしたの?」
「・・・・・・。」
悪いこと・・・・・・なのだろうか。
でも、胸をざわつかせる罪悪感は確かなものだ。
それは、彼女たちに相談しなかったから?
「私も、難しいことは分からない・・・・・・けど、アリスにだって、話せないこと・・・・・・あるよね。」
「ち、違うよ。話せないんじゃなくて――」
――話さなかった・・・・・・いや、話したくなかったんだ。
魔女のことは口外禁止なんて規則は無いしな。
頭がオカしくなったと思われる確率の方が高いだろうし。
それに何より、壊したくなかった。彼女たちとの関係を。
俺は気付かないフリをして、自分を誤魔化していただけだった。
魔女になった時点で、もう彼女たちと共に同じ時間は過ごせないのだということを。
言葉にしてしまえば、それで終わりになってしまう気がして・・・・・・。
「ァ、アリスは、私のこと・・・・・・好き?」
フラムの瞳が真っ直ぐ覗き込んでくる。
「う、うん・・・・・・それは勿論。」
「私も、アリスのこと・・・・・・す、好き。」
逸らしたくなる視線をグッと留まらせ、フラムの言葉を受け止める。
そりゃ俺だってフラムのことは・・・・・・でも、そんな気持ちだけで決めていい問題じゃない。
おそらくこの先、彼女たちとの時間感覚はどんどんズレていくだろう。
それは覚悟していた・・・・・・つもりだった。俺一人の問題だと。
けど、それは間違っていた。結局こうして皆を巻き込んでしまったんだから。
再び黙してしまった場にフラムの小さな声が響く。
「い・・・・・・いい、よ。」
「・・・・・・え?」
「ア、アリスが、嫌なら・・・・・・結婚、なんて・・・・・・し、しなくても。ずっとアリスと一緒に居られたら、それで・・・・・・。」
「だ、だから結婚が嫌なんじゃないよ! ただ、一緒に居る時間が長ければそれだけ・・・・・・私がフラムの限りある時間を奪ってしまうことになるから・・・・・・。」
確かに未来のことなんて分からない。
でも、だからこそ、やり直しの効かない彼女の人生を俺の為なんかに使わせたくない。
「ち、ちがうよ・・・・・・!! 私が・・・・・・アリスの時間を、分けてほしいの。それじゃ・・・・・・だ、だめ?」
「それ、は・・・・・・。」
黙りこくってしまった俺の手を、フラムがゆっくりと引いた。
「・・・・・・フィーのところ、行こう?」
「え・・・・・・でも・・・・・・。」
「わ、私のことは・・・・・・いいから。フィーは、家族・・・・・・でしょ?」
その言葉にハッとなる。
フィーのことは「お姉ちゃん」と呼んではいるが、仲間として感じる意識の方が強く家族という意識は希薄だった気がする。
しかしそれは俺の一方的な感覚で、彼女にとってはたった一人の妹なのだ。
その妹が魔女だとか何だか分からない”モノ”になったなんて聞かされたら、そら泣きたくもなるか・・・・・・。
フラムに手を引かれながら修練場を出て屋敷に戻る。
彼女の足が止まり、うな垂れていた顔を上げると部屋の前についていた。
「あの・・・・・・フラム・・・・・・。」
「な、なに?」
「ありがとう・・・・・・。」
「・・・・・・が、がんばってね。」
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