150 / 179
緑風の魔法少女と黒闇の魔法少女
しおりを挟む
緑風の魔法少女、ミドリは路地を歩きながら呆然と今後の事を考えていた。
天使を崇拝して、役に立とうとし、悪魔を殺そうと、悪を滅ぼそうとしていた。
いずれ消える感情はできるだけ大切にしていこうと決めていた。
愛情も喜びも、無くなる事を受け入れていたし、怖くはなかった。
なかったのだ。
しかし、アオイが暴走して助けようとした時に現れたミカエル。
友達だと、仲間だと言っても意味が無く、不要の烙印をアオイに押して処分しようとした。
仲間であっても、悪魔に取り憑かれたらそれまでの存在だとされた。
その瞬間、ミドリは自分の行いに恐怖を覚えたのだ。
感情が消える事に対する恐怖と言うより、大切にしようとした感情が天使に壊されると言う恐怖。
ミドリの甘さや優しさは、完全に魔法少女にはなりきれない要因となっていた。
何をするにも意識が向かない。
「はぁ。あかんな。学業を疎かにしてもうてる」
それだと施設の家族達が心配してしまうと、必死に笑顔を作ろうとする。
そんなミドリの背後の建物屋上に、真っ黒な少女が立っていた。
静かに向けられる殺気を捉えたミドリは、一瞬で理解した。
「クロエ⋯⋯」
「ミドリお姉様、お久しぶりでございますわ」
真っ黒な魔法少女の衣装に、ボブカットの少女。
「銀光に続いて、黒闇も来たの?」
「そうですわ。わたくしに任された任務はただ一つ、裏切り者の排除ですわ」
「⋯⋯そう、か」
ミドリは天使に裏切り者、不良品の烙印を押されたと言う事になる。
信頼していた存在から見捨てられた、それはミドリの心に深淵のそこまで続く穴を空けた。
「うちは、裏切ったつもりはないけどなぁ」
「それは残念ですわね。天使様の意向を無視した時点で、裏切りと変わりないですわ」
「そっか。そっかぁ」
これまでの人生を振り返り、虚しい気持ちになる。
でも、今さら生き方を変える事なんて無理だ。
「ミドリお姉様、わたくしは悲しいですわ。わたくしがどれだけミドリお姉様を信用していたか、お分かりですの?」
「⋯⋯だったら、一緒に」
一緒に行こう、戦おう、そう口にするよりも前に、怒気のこもったクロエの言葉が辺りに響く。
「裏切り者!」
その一言だけを叫んだ。
「裏切り者裏切り者! わたくしが、ミドリお姉様をどれだけ、信用していたか、どれだけ慕っていたか。どうして、天使様の考えに逆らったのですか!」
「それは⋯⋯」
「友達だから? くだらないですわね。ミドリお姉様には我々がいるではありませんか。悪魔にたぶらかされたゴミなんて、死んで当然ですのに!」
「アオイちゃんをゴミって言うなや!」
互いに怒りをぶつける。
それだけでクロエの覚悟は決まった。
「残念ですわ。わたくしはミドリお姉様の事、血の繋がった姉のように思ってましたのに⋯⋯結局、両親や友達、親友と同程度と言う事ですの。わたくしはまた、裏切られるのですね」
「そんな。うちも」
ミドリは弁解しようとした。
自分もクロエの事を妹のように思っていたと。
しかし、その言葉が届くよりも前に、深淵のように真っ黒な闇がミドリを覆う。
「ミドリお姉様、身体が心に染まる前に、永遠の闇の中で、お眠り下さい」
「くっ」
最高速度でミドリはクロエの背後に立った。
風速で動けるミドリにとって、不意打ちだろうが即座に反応して回避はできる。
どこぞの自称光速の魔法少女とは違い、完璧な風速。
「さすがですわねミドリお姉様。あぁ、だから辛い。裏切られた事が辛い。辛いですわ」
爪を歯でギシギシしながら、怒りを自分の爪に与えていく。
それによって頭に昇った血が下がっていく。
「苛立ちますわ。ミドリお姉様、素直に闇にお沈みくださいませ。闇の中は静かで、心地いい場所ですよ。ほら、見てくださいまし」
床に広がる闇の中から人の顔のようなモノが出て来る。
その全ては安らかに眠っている様に見える。血の通ってない真っ白な肌。
「この中にミドリお姉様もお入りください。安心してくださいまし。孤独にはしませんわ。常にわたくしと一緒ですわよ」
「お断りや!」
「残念ですわ! 今の綺麗なお姉様の状態で、入って欲しいのですが」
クロエは空に向かって手を掲げる。
「おいでなさい」
手から広がる闇からゆっくりと現れる三つの頭を有した狼。
ケロベロス、定番な地獄の番犬。
「わたくしのお気に入りの傀儡ですの」
テイムした魔物をこんなところで出すのは異常である。
そもそも危険な魔物を外で出せるにはある程度の条件下じゃないとダメである。
しかし、クロエはそんな世界の条件すら無視して魔物を呼び出した。
「さぁ、ミドリお姉様の身体が心に染まる前に、綺麗な状態で、食べなさい」
ケロベロスは三つの頭で同時に咆哮をあげた。
ミドリを食らう為に動き出す。
「ほんまは嫌や」
緑色の魔法少女衣装がなびく。
ミドリを中心に広がる強風。
「素晴らしいですわ」
推奨レベル8のダンジョンの魔物であるケロベロスをクロエアレンジした魔物。
そいつに向かってミドリは動いた。
◆
「さすがですわね」
去っていたミドリの背中を名残惜しそうに見つめるクロエ。
その下には首が切断されたケロベロスが倒れていた。
「はぁ。この傀儡程度ではダメですか。またお会いましょう、ミドリお姉様」
歪んだ笑みを浮かべるクロエ。
天使を崇拝して、役に立とうとし、悪魔を殺そうと、悪を滅ぼそうとしていた。
いずれ消える感情はできるだけ大切にしていこうと決めていた。
愛情も喜びも、無くなる事を受け入れていたし、怖くはなかった。
なかったのだ。
しかし、アオイが暴走して助けようとした時に現れたミカエル。
友達だと、仲間だと言っても意味が無く、不要の烙印をアオイに押して処分しようとした。
仲間であっても、悪魔に取り憑かれたらそれまでの存在だとされた。
その瞬間、ミドリは自分の行いに恐怖を覚えたのだ。
感情が消える事に対する恐怖と言うより、大切にしようとした感情が天使に壊されると言う恐怖。
ミドリの甘さや優しさは、完全に魔法少女にはなりきれない要因となっていた。
何をするにも意識が向かない。
「はぁ。あかんな。学業を疎かにしてもうてる」
それだと施設の家族達が心配してしまうと、必死に笑顔を作ろうとする。
そんなミドリの背後の建物屋上に、真っ黒な少女が立っていた。
静かに向けられる殺気を捉えたミドリは、一瞬で理解した。
「クロエ⋯⋯」
「ミドリお姉様、お久しぶりでございますわ」
真っ黒な魔法少女の衣装に、ボブカットの少女。
「銀光に続いて、黒闇も来たの?」
「そうですわ。わたくしに任された任務はただ一つ、裏切り者の排除ですわ」
「⋯⋯そう、か」
ミドリは天使に裏切り者、不良品の烙印を押されたと言う事になる。
信頼していた存在から見捨てられた、それはミドリの心に深淵のそこまで続く穴を空けた。
「うちは、裏切ったつもりはないけどなぁ」
「それは残念ですわね。天使様の意向を無視した時点で、裏切りと変わりないですわ」
「そっか。そっかぁ」
これまでの人生を振り返り、虚しい気持ちになる。
でも、今さら生き方を変える事なんて無理だ。
「ミドリお姉様、わたくしは悲しいですわ。わたくしがどれだけミドリお姉様を信用していたか、お分かりですの?」
「⋯⋯だったら、一緒に」
一緒に行こう、戦おう、そう口にするよりも前に、怒気のこもったクロエの言葉が辺りに響く。
「裏切り者!」
その一言だけを叫んだ。
「裏切り者裏切り者! わたくしが、ミドリお姉様をどれだけ、信用していたか、どれだけ慕っていたか。どうして、天使様の考えに逆らったのですか!」
「それは⋯⋯」
「友達だから? くだらないですわね。ミドリお姉様には我々がいるではありませんか。悪魔にたぶらかされたゴミなんて、死んで当然ですのに!」
「アオイちゃんをゴミって言うなや!」
互いに怒りをぶつける。
それだけでクロエの覚悟は決まった。
「残念ですわ。わたくしはミドリお姉様の事、血の繋がった姉のように思ってましたのに⋯⋯結局、両親や友達、親友と同程度と言う事ですの。わたくしはまた、裏切られるのですね」
「そんな。うちも」
ミドリは弁解しようとした。
自分もクロエの事を妹のように思っていたと。
しかし、その言葉が届くよりも前に、深淵のように真っ黒な闇がミドリを覆う。
「ミドリお姉様、身体が心に染まる前に、永遠の闇の中で、お眠り下さい」
「くっ」
最高速度でミドリはクロエの背後に立った。
風速で動けるミドリにとって、不意打ちだろうが即座に反応して回避はできる。
どこぞの自称光速の魔法少女とは違い、完璧な風速。
「さすがですわねミドリお姉様。あぁ、だから辛い。裏切られた事が辛い。辛いですわ」
爪を歯でギシギシしながら、怒りを自分の爪に与えていく。
それによって頭に昇った血が下がっていく。
「苛立ちますわ。ミドリお姉様、素直に闇にお沈みくださいませ。闇の中は静かで、心地いい場所ですよ。ほら、見てくださいまし」
床に広がる闇の中から人の顔のようなモノが出て来る。
その全ては安らかに眠っている様に見える。血の通ってない真っ白な肌。
「この中にミドリお姉様もお入りください。安心してくださいまし。孤独にはしませんわ。常にわたくしと一緒ですわよ」
「お断りや!」
「残念ですわ! 今の綺麗なお姉様の状態で、入って欲しいのですが」
クロエは空に向かって手を掲げる。
「おいでなさい」
手から広がる闇からゆっくりと現れる三つの頭を有した狼。
ケロベロス、定番な地獄の番犬。
「わたくしのお気に入りの傀儡ですの」
テイムした魔物をこんなところで出すのは異常である。
そもそも危険な魔物を外で出せるにはある程度の条件下じゃないとダメである。
しかし、クロエはそんな世界の条件すら無視して魔物を呼び出した。
「さぁ、ミドリお姉様の身体が心に染まる前に、綺麗な状態で、食べなさい」
ケロベロスは三つの頭で同時に咆哮をあげた。
ミドリを食らう為に動き出す。
「ほんまは嫌や」
緑色の魔法少女衣装がなびく。
ミドリを中心に広がる強風。
「素晴らしいですわ」
推奨レベル8のダンジョンの魔物であるケロベロスをクロエアレンジした魔物。
そいつに向かってミドリは動いた。
◆
「さすがですわね」
去っていたミドリの背中を名残惜しそうに見つめるクロエ。
その下には首が切断されたケロベロスが倒れていた。
「はぁ。この傀儡程度ではダメですか。またお会いましょう、ミドリお姉様」
歪んだ笑みを浮かべるクロエ。
0
あなたにおすすめの小説
異世界から日本に帰ってきたら魔法学院に入学 パーティーメンバーが順調に強くなっていくのは嬉しいんだが、妹の暴走だけがどうにも止まらない!
枕崎 削節
ファンタジー
〔小説家になろうローファンタジーランキング日間ベストテン入り作品〕
タイトルを変更しました。旧タイトル【異世界から帰ったらなぜか魔法学院に入学。この際遠慮なく能力を発揮したろ】
3年間の異世界生活を経て日本に戻ってきた楢崎聡史と桜の兄妹。二人は生活の一部分に組み込まれてしまった冒険が忘れられなくてここ数年日本にも発生したダンジョンアタックを目論むが、年齢制限に壁に撥ね返されて入場を断られてしまう。ガックリと項垂れる二人に救いの手を差し伸べたのは魔法学院の学院長と名乗る人物。喜び勇んで入学したはいいものの、この学院長はとにかく無茶振りが過ぎる。異世界でも経験したことがないとんでもないミッションに次々と駆り出される兄妹。さらに二人を取り巻く周囲にも奇妙な縁で繋がった生徒がどんどん現れては学院での日常と冒険という非日常が繰り返されていく。大勢の学院生との交流の中ではぐくまれていく人間模様とバトルアクションをどうぞお楽しみください!
この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~
仮実谷 望
ファンタジー
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。
祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。
試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。
拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。
さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが……
暫くするとこの世界には異変が起きていた。
謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。
謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。
そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。
その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。
その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。
様々な登場人物が織りなす群像劇です。
主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。
その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。
ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。
タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。
その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる