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物理系魔法少女、最高火力
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地面へと向かってまっすぐ高速で落下していく。
地面と衝突する僅かな一瞬で俺は白い闇に呑まれ、ドラゴンは地面にぶち当たりクレーターを作る。
僅かに見えた白い闇、やっぱり俺を回収するためのモノだったらしい。
「よっと。どう言う仕組みかね?」
「魔法ですわ」
俺が闇の中でジャンプすると、シロエさんの近くの闇から出る事ができた。
一体どんな仕組みなのか気になるところだが、気にしている時間は無い。
ドラゴンが立ち直る前に一発でも多くの攻撃を当てたいのだ。
殴りに向かっている時間すら惜しい。
「アカツキさん」
「さんきゅ」
シロエさんから野球ボールくらいのサイズはある闇の球体を受け取る。
それを全力でドラゴンに向かって投擲した。
風切り音を轟かせながら、ドラゴンへと飛来し、胴体にぶち当たる。
『これは魔法攻撃です』
『物理攻撃に見えるなぁ』
『白い分、まじで野球ボールを投げたようにしか見えないのはなぜぇなぜぇ』
それで怯んだドラゴンに向かって最速で近づき、蹴り上げを決める。
しっかりと入った俺の蹴りによって後ろに数歩下がる。懐に飛び込むように足を前に出す。
距離をなるべく取らない。
ある程度の距離になってしまうと尻尾の攻撃や魔法の攻撃が飛んでくる。
どれも脅威ではないが油断できる攻撃では無い。
しかもそれはあくまで足止めであり、本体はその隙に逃げたりするのだ。
だからこそ、奴が爪や牙での攻撃をして来る短い距離で戦った方が良い。
それだけじゃない。
その攻撃すらしにくいように常に俺は相手の懐にいないとダメだ。
俺の攻撃が届く間合い、相手が攻撃をやりにくい間合い。
「オラッ!」
懐に入り込み、拳をねじ込んで行く。
骨だけだと言うのに、その硬さはドラゴンゾンビの時よりも数段上である。
全力のパンチを入れたとしても一撃で倒せる自信はないかな。
それでも俺は攻撃の手を緩めない。
どれだけ硬くても、全くの無傷と言う訳ではない。
壊れるまで、倒れるまで、勝てるまで、殴り続ける。
「グガアアアアアアア!」
ドラゴンが翼を動かして空に逃げようとする瞬間、上から闇の弾丸が降る。
白い雨はドラゴンを空に飛ぶことを許さない。
「俺にも結構衝撃が来るな」
地面に落ちた闇が揺らす衝撃が地面に伝って俺の全身にも回る。
そんなのはお構い無しなのか、闇の攻撃は止まる事は知らない。
ドラゴンが動かないならそれでも良いのだが⋯⋯。
次なる攻撃をしようとしたタイミングで俺の足元に魔法陣が浮かび上がる。
「おまっ!」
自分ごと魔法で上に打ち上げるつもりだ。
かなり大きな魔法陣なので、さすがに危険だな。
俺はしかたないので、バックステップで懐から脱出する。
黒い炎が噴火したように上に向かって放たれ、使用者であるドラゴンも巻き込まれた。
ダメージを受けて、身体から煙を出しながらもドラゴンは空へ逃げる事に成功した。
「そこまでするか?」
「生き残るためなら、身を削ると言う事なのでしょうね」
身と言っても骨しかないけど。
さて、再び上空に逃げられてしまった。
「アカツキさん。最終奥義を使いますわ」
「そんなのあるの?」
「はい。何回もアカツキさんの攻撃を受け、自身の魔法でさらにダメージを受けて弱っている今がチャンスですわ!」
そんな最終奥義があるなんて知らなかった。
『何それ!』
『わくてか』
『はよ』
回復しているのか、ドラゴンは攻撃をしかけて来る様子はない。
その時間でシロエさんは俺の右手に闇を纏わせようとしているが、中々できないでいる。
「おかしいですわね。何かに吸われているような⋯⋯」
もしかして、演出神器さんがシロエさんの闇、魔力を吸収しているのか?
なんとなくだが、右手が熱くなるのを感じる。
ある程度吸収したのか、闇は普通に纏えるようになった。
シロエさんが纏わせた闇をどんどんと大きくしていく。
「巨人の腕ですわ」
巨大な腕の完成だ。
だけど、不思議と重みは感じない。
まるで本当に自分の手であるように、闇の指を自在に動かせる。
「そんじゃ、行きますか!」
俺はジャンプしてドラゴンに迫る。
奴も何をされるかくらいは察しができているのだろう。巨大な魔法陣を展開している。
「潰れろ!」
巨大な炎が放たれるが、巨大な闇の腕の前では無力。
それを打ち砕きながらドラゴンに向かって腕をさらに伸ばす。
ビューっと滑空してドラゴンは腕を回避し、シロエさんに向かって行こうとする。
「クソっ!」
腕がでかいから回転が難しい。
「間に合え!」
そう叫ぶど、闇の腕は全て右手に吸収され、ガントレットが姿を現した。
同時に、隣にゲートのようなモノが開いて、巨大なガントレットが現れる。そいつは拳を握ってる。
無意識にそれが何なのかを把握する。
『何あれ!』
『めっちゃごつい!』
『魔法少女?』
「必殺マジカルシリーズ、神・本気殴り」
俺がドラゴンに向かって拳を振るうと、巨大なガントレットはものすごいスピードでドラゴンに直進する。
安直な必殺技名だが、それが俺だ。
高速のガントレットは予想外なのか、回避は間に合わずドラゴンは拳に当たる。
そのまま止まる事はなく、地面に激突した。
地面が抉れて津波のようになり、シロエさんは逃げ出す。
地面と衝突する僅かな一瞬で俺は白い闇に呑まれ、ドラゴンは地面にぶち当たりクレーターを作る。
僅かに見えた白い闇、やっぱり俺を回収するためのモノだったらしい。
「よっと。どう言う仕組みかね?」
「魔法ですわ」
俺が闇の中でジャンプすると、シロエさんの近くの闇から出る事ができた。
一体どんな仕組みなのか気になるところだが、気にしている時間は無い。
ドラゴンが立ち直る前に一発でも多くの攻撃を当てたいのだ。
殴りに向かっている時間すら惜しい。
「アカツキさん」
「さんきゅ」
シロエさんから野球ボールくらいのサイズはある闇の球体を受け取る。
それを全力でドラゴンに向かって投擲した。
風切り音を轟かせながら、ドラゴンへと飛来し、胴体にぶち当たる。
『これは魔法攻撃です』
『物理攻撃に見えるなぁ』
『白い分、まじで野球ボールを投げたようにしか見えないのはなぜぇなぜぇ』
それで怯んだドラゴンに向かって最速で近づき、蹴り上げを決める。
しっかりと入った俺の蹴りによって後ろに数歩下がる。懐に飛び込むように足を前に出す。
距離をなるべく取らない。
ある程度の距離になってしまうと尻尾の攻撃や魔法の攻撃が飛んでくる。
どれも脅威ではないが油断できる攻撃では無い。
しかもそれはあくまで足止めであり、本体はその隙に逃げたりするのだ。
だからこそ、奴が爪や牙での攻撃をして来る短い距離で戦った方が良い。
それだけじゃない。
その攻撃すらしにくいように常に俺は相手の懐にいないとダメだ。
俺の攻撃が届く間合い、相手が攻撃をやりにくい間合い。
「オラッ!」
懐に入り込み、拳をねじ込んで行く。
骨だけだと言うのに、その硬さはドラゴンゾンビの時よりも数段上である。
全力のパンチを入れたとしても一撃で倒せる自信はないかな。
それでも俺は攻撃の手を緩めない。
どれだけ硬くても、全くの無傷と言う訳ではない。
壊れるまで、倒れるまで、勝てるまで、殴り続ける。
「グガアアアアアアア!」
ドラゴンが翼を動かして空に逃げようとする瞬間、上から闇の弾丸が降る。
白い雨はドラゴンを空に飛ぶことを許さない。
「俺にも結構衝撃が来るな」
地面に落ちた闇が揺らす衝撃が地面に伝って俺の全身にも回る。
そんなのはお構い無しなのか、闇の攻撃は止まる事は知らない。
ドラゴンが動かないならそれでも良いのだが⋯⋯。
次なる攻撃をしようとしたタイミングで俺の足元に魔法陣が浮かび上がる。
「おまっ!」
自分ごと魔法で上に打ち上げるつもりだ。
かなり大きな魔法陣なので、さすがに危険だな。
俺はしかたないので、バックステップで懐から脱出する。
黒い炎が噴火したように上に向かって放たれ、使用者であるドラゴンも巻き込まれた。
ダメージを受けて、身体から煙を出しながらもドラゴンは空へ逃げる事に成功した。
「そこまでするか?」
「生き残るためなら、身を削ると言う事なのでしょうね」
身と言っても骨しかないけど。
さて、再び上空に逃げられてしまった。
「アカツキさん。最終奥義を使いますわ」
「そんなのあるの?」
「はい。何回もアカツキさんの攻撃を受け、自身の魔法でさらにダメージを受けて弱っている今がチャンスですわ!」
そんな最終奥義があるなんて知らなかった。
『何それ!』
『わくてか』
『はよ』
回復しているのか、ドラゴンは攻撃をしかけて来る様子はない。
その時間でシロエさんは俺の右手に闇を纏わせようとしているが、中々できないでいる。
「おかしいですわね。何かに吸われているような⋯⋯」
もしかして、演出神器さんがシロエさんの闇、魔力を吸収しているのか?
なんとなくだが、右手が熱くなるのを感じる。
ある程度吸収したのか、闇は普通に纏えるようになった。
シロエさんが纏わせた闇をどんどんと大きくしていく。
「巨人の腕ですわ」
巨大な腕の完成だ。
だけど、不思議と重みは感じない。
まるで本当に自分の手であるように、闇の指を自在に動かせる。
「そんじゃ、行きますか!」
俺はジャンプしてドラゴンに迫る。
奴も何をされるかくらいは察しができているのだろう。巨大な魔法陣を展開している。
「潰れろ!」
巨大な炎が放たれるが、巨大な闇の腕の前では無力。
それを打ち砕きながらドラゴンに向かって腕をさらに伸ばす。
ビューっと滑空してドラゴンは腕を回避し、シロエさんに向かって行こうとする。
「クソっ!」
腕がでかいから回転が難しい。
「間に合え!」
そう叫ぶど、闇の腕は全て右手に吸収され、ガントレットが姿を現した。
同時に、隣にゲートのようなモノが開いて、巨大なガントレットが現れる。そいつは拳を握ってる。
無意識にそれが何なのかを把握する。
『何あれ!』
『めっちゃごつい!』
『魔法少女?』
「必殺マジカルシリーズ、神・本気殴り」
俺がドラゴンに向かって拳を振るうと、巨大なガントレットはものすごいスピードでドラゴンに直進する。
安直な必殺技名だが、それが俺だ。
高速のガントレットは予想外なのか、回避は間に合わずドラゴンは拳に当たる。
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