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幸せな日々の中で
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静かで幸せな日々が流れていく。
ロイドはわたしを支えてくれる。
わたしも彼を支えた。
聖騎士の仕事が忙しい時とか、寄り添って愛し合った。
そんな日々が流れ続け、ロイドの屋敷で順風満帆な生活を送っていた頃。しばらく経つと最近、屋敷の様子がおかしいと違和感を感じていた。
物が少し動いていたり、人がいるような気配。
まさか幽霊……そんなはずないよね。
「どうしたんだい、イリス」
心配そうにわたしの手を握ってくれるロイド。
不安が少し取り除かれた。
「最近、屋敷内で物が動いたり、変な物音がしている気がするんです」
そう感じていることを打ち明けると、ロイドは真剣な眼差しでうなづいた。
「イリス、君もかい」
「え……。では、ロイド様も?」
「そうなんだ。僕も同じことを思っていた。ここ最近は幽霊にとりつかれた気分で、ぞっとしていた」
「やっぱりそう思いますよね」
「ああ、けどその正体は不明。本当に幽霊かもね」
「ご、ご冗談を……」
「さあ、どうだろう。でも、一度聖職者に屋敷を見てもらおうよ。それで安心が得られるかもしれないし」
「分かりました。お願いします」
夕刻までには幽霊退治専門の聖職者が来て、屋敷を見てもらえることになった。
ロイドはわたしを支えてくれる。
わたしも彼を支えた。
聖騎士の仕事が忙しい時とか、寄り添って愛し合った。
そんな日々が流れ続け、ロイドの屋敷で順風満帆な生活を送っていた頃。しばらく経つと最近、屋敷の様子がおかしいと違和感を感じていた。
物が少し動いていたり、人がいるような気配。
まさか幽霊……そんなはずないよね。
「どうしたんだい、イリス」
心配そうにわたしの手を握ってくれるロイド。
不安が少し取り除かれた。
「最近、屋敷内で物が動いたり、変な物音がしている気がするんです」
そう感じていることを打ち明けると、ロイドは真剣な眼差しでうなづいた。
「イリス、君もかい」
「え……。では、ロイド様も?」
「そうなんだ。僕も同じことを思っていた。ここ最近は幽霊にとりつかれた気分で、ぞっとしていた」
「やっぱりそう思いますよね」
「ああ、けどその正体は不明。本当に幽霊かもね」
「ご、ご冗談を……」
「さあ、どうだろう。でも、一度聖職者に屋敷を見てもらおうよ。それで安心が得られるかもしれないし」
「分かりました。お願いします」
夕刻までには幽霊退治専門の聖職者が来て、屋敷を見てもらえることになった。
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