特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし

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鷹取晴翔は鷹取晴翔である1

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 王宮から派遣されたと見られる人々が入ってくる事を確認した俺はアニエスさんの邸宅を出る。そして、しばし歩くと、異国風情溢れる街が出てきた。

 太陽を見るに時間は14時ほど。

 果物や野菜を売っているお店、武器や甲冑などを売っている防具やさん、楽器を手に持ち、小気味よくケルト音楽っぽい旋律を奏でて道ゆく人たちを楽しませる演奏者、魔法を使って大道芸をするものも。

「まさしくthe異世界だな……」

 日本とは違う環境に戸惑いつつも、憧れていた異世界独特の雰囲気に当てられ、少し頬が緩む。

「とりあえず流れ的にはギルド会館って感じか」

 と、呟いてから俺はギルド会館に向かった。

X X X

「名前を教えてください」
「ええっと……名前は鷹取晴翔です」
「たかとり……はると?」
「まあ、あまりここで使われない名前ですが、俺の名前です」
「わかりました!それでは、ここにある冒険者用ステータスクリエイターに右手をかざしてください!」
 
 ギルド会館にやってきた俺は案内係の女性に言われるままに、目の前の石みたいなものに手をかざした。

 すると、手から光が発生し、その光が一箇所に集まって、俺の目の前に移動した。しばしたつと、変な数字と文字が見えてくる。なので俺はそれを読んでみることにした。

「たかとりはると、クラスは5、職種は召喚魔術師……てか文字読めるじゃん」

「く、クラス5!?!?!?」
「っ!びっくりした!」

 案内係の女性が突然、手で机をパンとたたき、目を丸くした。そしたら、あっという間に周りがざわつく。

「ま、マジかよ……クラス5は初めて見るぜ!」
「しかも、魔法に精通している貴族しかなれない召喚魔術師!?」
「す、すげ……ハイクラスの貴族とかかな?」
「こりゃ、下手にちょっかい出したら、コテンパンにされるやつだ!」
「背もそこそこあるし、体も相当鍛えられている。贅沢ばかりしてお腹が出ている貴族なんかとは格が違うな……」
「あの服装は初めて見るけど、もしかして、他国からきた貴族?」

 いろんな会話が聞こえてくる中、俺は受付係の女性に聞いてみることにした。

「俺のステータスって高い方ですか?」
「高いってものじゃありません!これはすごい……クラス5の召喚魔術師は、ここラオデキヤ王国に生息するモンスターや魔物を全部やっつけられるほどの強さを持っています!」
「そ、そいつはすごいですね」
「どうして冒険者登録をしようとお決めになったんですか?差し支えなければ教えて頂けますか?」
「そ、それはですね……」
「それは……」




「クエストをクリアしてお金を稼ぎたいんですよ。所持金ゼロなので」




「「えええええええええええええええ!?!?!!?!?!」」


 どうやら、俺は最強クラスの召喚魔術師のようだ。


X X X

 と、いうわけで、俺は今絶賛ハンティング中である。

 依頼(クエスト)を受けてそれをクリアしたら報酬が得られる。案内係の女性の話を聞くと、俺はめっちゃ強いらしい。なのでジャージ姿のまま耳栓だけしといて、特殊部隊だった頃に使っていた小銃を召喚し、引き金を引く。


たん!たん!たん!

「ぐええええ!」

 巨大な猪も

たん!たん!たん!たん!

「ぎええええええ!」

 3メートルを悠に超える巨大カエルも

 俺の放った弾丸になすすべもなく次から次へと倒れていく。
 
 ゴーレムだって同じ。

「おああああああああ!!!」
「っ!あの堅さだと銃は通用しなそうだな。だったらこれだ!」

 俺は銃を消えさせ、携帯用対戦車武器を召喚した。

 どっしりとした重量感。この世界にきてからあまり時間が経過してないにもかかわらず、とても懐かしく感じられる。

「狙いを定めて……」

「おああああああああ!!!」

「よし……発射!」


 走ってくるゴーレムの胸あたりにものすごい勢いで飛んでいくロケット弾。結果は見事命中。

「ぐうううううう……」

 と、いう変な音を出しながら倒れて灰になるゴーレムを眺めながら俺は満足げに頷いた。

「すごい……なんでも倒せるなんて……この力があれば異世界無双できるんじゃ……」

 訓練を受けるときより臨場感が半端ない。なので、高まる鼓動を感じる俺は勢いに任せて夜までモンスターを狩った。
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