特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし

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狩りの楽しさ、守られる嬉しさ、そして押し掛ける3人のメイド2

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「それにしても、この乗り物はすごく便利ですわ」
「ええ。馬車と比べ物にならないほど早いし、餌もいらないなんて」

 俺はアリスとカロルを自衛隊の高機動車に乗せて、果てしなく広がる荒野を走っている。

「まあ、軽油はいるんだけど」
「軽油?」
「軽油?」
「ああ、この機械を動かすためには軽油という液体がいるんだ」
「ほええ……」
「ん……」

 助手席に乗っているアリスと、後ろに座っているカロルが首を捻って補足説明を求める。まあ、説明すると長くなるから、スルーしとこ。
 
 俺は軽く笑って、窓を開けた。すると、心地の良い風が入り込んでくる。

「風、気持ちいいよね」

 風に靡くピンク色の髪を整えることなく、俺を凝視する二人。

「うん!」
「はい!」

 彼女らはそう明るく答えたが、相変わらず俺を見つめ続ける。早く前を見て、安全運転をしたいが、なかなかさせてくれないアリスとカロル。

 俺の家は小汚い宿ではなく、メディチ家の豪邸に変わった。

 そして、俺と一緒に狩りをしてラオデキヤ王国の平和を守りたいと頼み込んできたアリスとカロルを連れてきて本当に良かったと口角を微かに吊り上げた。

X X X

 メディチ家の邸宅

 夜

「アリス!カロル!おかえりなさい!ハルト様も!」
「ママ!」
「お母様!」
 
 戦闘服から制服に着替えた俺は、無事にアリスとカロルを家に連れて行った(王都辺りからは馬車で移動した)。

 二人の姉妹はアニエスさんと談話を交わしている。

「今日はとっても楽しかったですわ!ハルトお兄様が私を守ってくださって、無事に帰ることができましたの!」
「拉致や襲撃される恐怖を感じずに外出ができたのは、本当に久しぶりです。お母様、私、嬉しくて嬉しくて……」
「ふふ、よかったですわね」

 アニエスさんは、自分が産んだ二人の娘を優しく抱きしめる。
 
 3人はずっと恐怖を感じながら生きていたようだ。こんなに親切でかわいくて綺麗で地位も権力も持っているのに、今まで彼女らに安全と安らぎを与えてくれそうな男が現れなかったことに怒りを感じる。

 握り拳を作ってこの異世界の貴族男性を恨んでいると、突然アニエスさんが俺に話しかけた。

「ハルト様」
「はい」
「今日は無理なお願いをして申し訳ありませんでした」
「いいえ。アリスとカロルの笑顔が見られて、とても楽しかったです。それに、二人ともとても強くて、むしろ俺の方が助かりました」
「ふふ、またまたご謙遜を……今日はゆっくり休んでください。ちなみに、明日は私もアリスもカロルも用事がありますので、リンゼとエリゼともう一人のメイドがハルト様のお相手をしてくれますわ」
「相手?」

 俺が小首を傾げて聞き返すが、アニエスさんは手の甲を口の端に当てて妖艶な笑みを浮かべるのみだった。

X X X

 翌日の朝

 アニエスさんはビジネスの件で、アリスとカロルは魔法学院で授業を受けるために、夙に出掛けて屋敷に3人はいない。

 俺は少し遅めの朝ごはんを食べ終わって自分の部屋に向かった。

 すると、

 ドアの前にエリゼとリンゼとこの前、脱衣所で出会したメイドが立っている。隣にはゴージャスな服がいっぱいかかっている洋服かけがあった。

 大人しいリンぜさんが俺を見て口を開く。

「ハルト様、お待ちしておりました」
「これは一体……」

 俺が戸惑っていると、すかさず子供っぽいリンぜさんが口を開いた。

「ハルト様、脱いでもらいますよ」
「え?、ぬ、脱ぐ?」
「はい!」
 
 言っていることがわからなくて、怪訝そうに3人を交互に見つめていると、脱衣所で出会したメイドが恥ずかしそうに話す。

「今日は……一生懸命ご奉仕させていただきます……」

 ご、ご奉仕!?

「……」
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