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メイドたちも欲しがる魅力的な獲物1
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エリゼさんリンゼさん、メガネをかけた内気な(脱衣所で出会した)メイドさんの勢いに押される形で、俺は3人を部屋に入れた。
広い部屋には男一人と女3人。開け放たれた窓からは噴水から発せられる水の音が聞こえてきた。
突然のことで俺が戸惑っていると、大人しいメイドであるリンゼさんが頃合いを見計らって話す。
「ハルト様、今度行われる王室主催パーティーに着る服を決めるためにやって参りました」
「な、なるほど」
いきなり脱げとかご奉仕とか言われたもので、頭が回らなかったが、王室主催パーティーというキーワードを聞いた瞬間納得した。
でもちょっと不思議だな。普通、フォーマルな服装だと胸や腰周りのサイズを測ることから始まるのが定石だが、目の前にはすでに出来上がった服がずらりと並んでいる。
なので、俺は小首を傾げて、メガネをかけたメイドと服を交互に見ていたら、俺の心を察したのか、彼女が遠慮がちに口を開く。
「こ、この服は、どれもハルト様のためだけに私が作った服です……なのでサイズの測る必要はございません」
「そ、そうですか?」
「はい。ハルト様のサイズは……アニエス様から全部伺っておりますので……」
「っ!」
なんだかリンゼさんとエリゼさんが向けてくる視線がとても痛いが、なぜだろう……
まあ、とにかく、せっかく俺のために作ってくれたんだ。
俺はほくそ笑むエリゼさんとリンゼさんをスルーし、メガネメイドに軽く微笑みを向けてから話す。
「わかりました。それでは、試着してみます。何から着ればいいですか?んとその… …」
「あ!私はハガルと申します!まずこの服を着ていただいて……」
ハガルというメイドは、隣の洋服ハンガーにかかっている豪華な服のうち一着を俺に渡す。
それを受け取った俺は小さく頭を下げてから視線で外で待ってくださいと合図した。
だけど、
3人は一歩たりとも動かない。
「?」
俺が怪訝そうな眼差しを3人に向けても、彼女らはここを出ようとしない。リンゼさんとエリゼさんに至っては、頬を少し桜色に染め、急に息を弾ませている。ハガルさんは、目を逸らして、体をブルブル震わせている。一体何を考えているんですか……
「ハルト様、私たちがお手伝いいたしましょう」
「そうですよ!ハルト様の立派なお体はいくら見ても減るもんじゃありませんし、私たちにお任せを!ひひひ……あっ!本音でちゃった……」
「……この間のアニエス様を抱えた時のハルト様の体をまた……」
そんな謎の呟きを漏らしつつ3人は近づいてくる。
「あ、あの……ちょっと……っ!」
エリゼさんとリンゼさんは目を光らせて、凄まじいスピードで俺の制服を脱がして行く。ハガルさんは二人から俺の制服を受け取った。
俺の体を隠しているのはパンツ一枚のみ。
「……」
「……」
「……」
3人はそんな俺の姿に色っぽい視線を送ってくる。3美女とは違うけど、何かを欲するような眼差し。
俺はちょっと気まずかったので、視線を逸らしたが、ハガルさんが咳払いを数回してから言葉をかけた。
「ハルト様」
「は、はい」
「失礼ですが、体を触ってもよろしいですか?」
「え?」
「……これからハルト様の服をたくさん作っていくことになりますので、その……ハルト様の体をちゃんと色々確かめたいんです……」
「そ、そういうことなら、ど、どうぞ」
震える声で俺に言ったハガルさんは、パンツ姿の俺に近寄って、肩を触り出す。見かけによらず大胆だな。
「……す、すごいお身体ですね……剣士や騎士より体は引き締まっているのに、それでいて無駄のないバランス……」
「そ、そうですか?」
「はい……こんなパーフェクトな体を維持できるなんて……この体が、アニエス様の体を……」
「ハガルさん、なんか息上がってません?」
「はあ……はあ……違います。これはハルト様の服を作るための……」
ハガルさんの瞳は揺れている。そんな彼女の姿を見た子供っぽいエリゼさんがツッコミを入れてきた。
「ハガルちゃん!一人で触るなんてずるい!私も触りたい!」
「え、エリゼさん!?」
エリゼさんは急に飛び入り参戦して、俺の腹筋を手で触り出した。
「こ、これはすっごい……」
「……」
ハガルさんとエリゼさんのやっていることって服と関係あるのだろうか。と、思った俺は大人しいリンゼさんに視線を送って助けを求める。
すると、
「……」
いつも冷静で落ち着き感のあるリンゼさんは俺の体を見ては、スカートをぎゅっと握り込んで頬をほんのり赤く染めている。
そして、意を決したように
「えいっ!失礼いたします!ハルト様!私をお許しください!」
「っ!リンゼさん!?」
リンゼさんも飛び入り参戦して、俺の太もも辺りを触り出した。
「これは一体……」
目がやばい3人のメイドに囲まれて体を触られる俺。
俺が手に持っている服を着ることはしばらくないように思える。
これって……いつまで続くの?ていうか、なんで3人とも舌舐めずりなんかしてるんですか!?
そう思った瞬間、
「えっへん!」
広い部屋には男一人と女3人。開け放たれた窓からは噴水から発せられる水の音が聞こえてきた。
突然のことで俺が戸惑っていると、大人しいメイドであるリンゼさんが頃合いを見計らって話す。
「ハルト様、今度行われる王室主催パーティーに着る服を決めるためにやって参りました」
「な、なるほど」
いきなり脱げとかご奉仕とか言われたもので、頭が回らなかったが、王室主催パーティーというキーワードを聞いた瞬間納得した。
でもちょっと不思議だな。普通、フォーマルな服装だと胸や腰周りのサイズを測ることから始まるのが定石だが、目の前にはすでに出来上がった服がずらりと並んでいる。
なので、俺は小首を傾げて、メガネをかけたメイドと服を交互に見ていたら、俺の心を察したのか、彼女が遠慮がちに口を開く。
「こ、この服は、どれもハルト様のためだけに私が作った服です……なのでサイズの測る必要はございません」
「そ、そうですか?」
「はい。ハルト様のサイズは……アニエス様から全部伺っておりますので……」
「っ!」
なんだかリンゼさんとエリゼさんが向けてくる視線がとても痛いが、なぜだろう……
まあ、とにかく、せっかく俺のために作ってくれたんだ。
俺はほくそ笑むエリゼさんとリンゼさんをスルーし、メガネメイドに軽く微笑みを向けてから話す。
「わかりました。それでは、試着してみます。何から着ればいいですか?んとその… …」
「あ!私はハガルと申します!まずこの服を着ていただいて……」
ハガルというメイドは、隣の洋服ハンガーにかかっている豪華な服のうち一着を俺に渡す。
それを受け取った俺は小さく頭を下げてから視線で外で待ってくださいと合図した。
だけど、
3人は一歩たりとも動かない。
「?」
俺が怪訝そうな眼差しを3人に向けても、彼女らはここを出ようとしない。リンゼさんとエリゼさんに至っては、頬を少し桜色に染め、急に息を弾ませている。ハガルさんは、目を逸らして、体をブルブル震わせている。一体何を考えているんですか……
「ハルト様、私たちがお手伝いいたしましょう」
「そうですよ!ハルト様の立派なお体はいくら見ても減るもんじゃありませんし、私たちにお任せを!ひひひ……あっ!本音でちゃった……」
「……この間のアニエス様を抱えた時のハルト様の体をまた……」
そんな謎の呟きを漏らしつつ3人は近づいてくる。
「あ、あの……ちょっと……っ!」
エリゼさんとリンゼさんは目を光らせて、凄まじいスピードで俺の制服を脱がして行く。ハガルさんは二人から俺の制服を受け取った。
俺の体を隠しているのはパンツ一枚のみ。
「……」
「……」
「……」
3人はそんな俺の姿に色っぽい視線を送ってくる。3美女とは違うけど、何かを欲するような眼差し。
俺はちょっと気まずかったので、視線を逸らしたが、ハガルさんが咳払いを数回してから言葉をかけた。
「ハルト様」
「は、はい」
「失礼ですが、体を触ってもよろしいですか?」
「え?」
「……これからハルト様の服をたくさん作っていくことになりますので、その……ハルト様の体をちゃんと色々確かめたいんです……」
「そ、そういうことなら、ど、どうぞ」
震える声で俺に言ったハガルさんは、パンツ姿の俺に近寄って、肩を触り出す。見かけによらず大胆だな。
「……す、すごいお身体ですね……剣士や騎士より体は引き締まっているのに、それでいて無駄のないバランス……」
「そ、そうですか?」
「はい……こんなパーフェクトな体を維持できるなんて……この体が、アニエス様の体を……」
「ハガルさん、なんか息上がってません?」
「はあ……はあ……違います。これはハルト様の服を作るための……」
ハガルさんの瞳は揺れている。そんな彼女の姿を見た子供っぽいエリゼさんがツッコミを入れてきた。
「ハガルちゃん!一人で触るなんてずるい!私も触りたい!」
「え、エリゼさん!?」
エリゼさんは急に飛び入り参戦して、俺の腹筋を手で触り出した。
「こ、これはすっごい……」
「……」
ハガルさんとエリゼさんのやっていることって服と関係あるのだろうか。と、思った俺は大人しいリンゼさんに視線を送って助けを求める。
すると、
「……」
いつも冷静で落ち着き感のあるリンゼさんは俺の体を見ては、スカートをぎゅっと握り込んで頬をほんのり赤く染めている。
そして、意を決したように
「えいっ!失礼いたします!ハルト様!私をお許しください!」
「っ!リンゼさん!?」
リンゼさんも飛び入り参戦して、俺の太もも辺りを触り出した。
「これは一体……」
目がやばい3人のメイドに囲まれて体を触られる俺。
俺が手に持っている服を着ることはしばらくないように思える。
これって……いつまで続くの?ていうか、なんで3人とも舌舐めずりなんかしてるんですか!?
そう思った瞬間、
「えっへん!」
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