特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし

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運命3

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「す、すげー!魔法石より比べ物にならにほど明るいぞ!」
「これなら戦える!」
【ふふふ……小細工なんか弄しても僕には勝てん!!最強である僕に平伏すがいい!!】

 そう大声で言ったアランは、再び魔物を召喚して、目の前にいる貴族や冒険者や騎士団員を襲わせた。

「タカトリハルト様……どうしましょうか」

 騎士団長が心配そうに聞いてきた。

 彼の問いに対して俺は、前にいるみんなに向かって、

「アランとアランの召喚した魔物を攻撃して、時間を稼いでください!」

 そう叫ぶと、貴族、冒険者、騎士団員たちは、「おお!」と言って早速攻撃を開始する。騎士団長も「ソードマスター」と「身体強化」スキルを使ってアラン目掛けて突撃する。

 あとは……

 もっと魔力があれば、勝つ可能性が飛躍的に増えるが……

「ハルト?どうした?」
「……」

 眉間に皺を寄せている俺を見つめて心配の表情を見せるアリス。

 その瞬間、人熱を掻き分けて現れた二人が俺に向かって大声で話しかけてきた。





「タコ焼きの兄さん!!!!」
「タコ焼きの兄さん!!!!」
「っ!いつも俺のタコ焼きを買ってくれる冒険者さん!?」

 そう、いつも大変お世話になっているヤクザっぽい名知らぬ冒険者たちである。

 照明弾の明るい光に照らされた彼らの顔つきはお世辞にもいいとは言えない。なので、俺のそばにいるアリスが俺の後ろに隠れた。でも、この人たちは、俺をいつも助けてくれるありがたい存在である。

「アリス、この二人の冒険者は悪い人じゃないんだ」
「……そ、そう……ハルトがそう言うなら……」

 と言って、外套を羽織っているアリスが、冒険者二人に姿を現す。すると、

「ピンク色髪……青色の瞳……パーフェクトな美しさ……まさか、謎に包まれたあのメディチ家の人間!?」
「間違いない……この美貌は……」

 二人の冒険者は、足をブルブルさせて、俺とアリスを交互に見てきた。

 そして、

「お兄様!!!!!!!!」
「ハルト様!」

 遠いところから、多くの護衛を引き連れて馬に乗った状態で動きやすいドレス姿の二人の美女がこちらにやってくる。

「アニエスさんにカロルまで!?」

 目の前には一生懸命アランと彼が召喚した魔物と戦っている貴族と騎士団員と、冒険者たちの勇敢なる姿が。

 そして、すぐ隣には、メディチ家の美人母娘とヤクザっぽい男二人。

「……おおおお俺、言っただろ?にいさんって結構強い男って!やっぱり俺は人を見る目があったで!」
「おおおおおおおおおおおお俺も言ったぞ!若造の中ではあんたがピカイチってよ!」

 細い体の男とガタイのいい男は震える声で言う。小物感が半端ないな……

 だが、俺は彼らの言葉に反応できるほどの余裕を持ち合わせていない。

「……」
「お兄様……私、お兄様を手伝いに来ましたの!」
「ハルト様、話は全部聞かせていただきました。他の公爵家の人たちもあの忌まわしき存在を倒すためにここに向かっているので、夫……総司令官であるハルト様が私たちに指示を出してください。ご協力いたしましょう」
「……」

 俺は、この王国の人たちを良く知らない。魔法を使って戦う彼ら彼女らに細かい指示を出すことすらできていないのだ。

【弱い!!ハエより弱い虫ケラどもめ!!僕が最強であることを認めろ!!】
「あああ!!」
「っ!」

 アランと魔物たちの攻撃を受けて倒れる人たち。

 マシンガンでおびただしい量の弾丸をぶっ放してもやつは倒せない。あの回復能力だと、もっと強力な何かが必要なのだ。

 思い悩んでいる俺。

 だが

「おいにいさんよ!」
「?」

 そんな俺に二人の冒険者がサムズアップして話をかける。

「俺たちに言いたいこと、あるんじゃない?」
「俺たちに言いたいこと、あるんじゃない?」

 ヤクザっぽい顔つきだが、表情は明るい。

 メディチ家の3美女もまた、俺に優しい視線を向けていた。

 悩む必要はない。

「魔力が必要です。あの悪魔を圧倒的力で倒すための魔力を!」

 俺が目力を込めて二人の冒険者に返事する。

 すると、

 二人の冒険者はドヤ顔を見せ、自信に満ちた面持ちで返した。

「あんた、俺たちがどんなスキルを使えるか知っているのか?」
「俺たちがにいさんに出会ったのは運命だったね」
「スキル?運命?」

 俺は首を捻って彼らに続きを促した。

 彼らは傷跡だらけの拳を思いっきり握り締め、俺にその熱い瞳から発せられる視線を向けては







「(ガタイのいい男)俺の得意スキルは魔力増幅だ!!!!!」
「(体の細い男)俺の得意スキルは魔力移転だ!!!!!」
「な、なに!?」

 こ、これは……

 運命

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