ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス

於田縫紀

文字の大きさ
126 / 322
第25章 開拓の日々

おまけ(舞台裏) 第214話以降 エルマくん当番のはじまり

しおりを挟む
 今日はエルマ当番の日。だから私のベッドにはエルマくんが一緒に寝ている。

 正直非常に邪魔だ。何せ大型犬、人と同じかそれ以上に場所を取る。ただ可愛いのでベッドから追い出す気にもなれない。
 だから結局ベッドの上ではエルマくんが真ん中、私が壁際の端で寝るなんて事になる。

 なおエルマくん、結構寝息の音が大きい。時に『うひゃあふう』なんて寝言を言ったり、だだだだって走っているように足を動かしたりもする。

 つまり安眠の邪魔。それでも一緒にいると可愛い。だから仕方ない。

 最初からベッドで寝せていた訳ではない。
 元々はリビングで一人で寝るようにする予定だった。木箱に藁束を敷き詰め、更に上に布を被せた寝床も準備した。

 それがこうなってしまったのは家に来た最初の日の夜、エルマくんが頑張ったからだ。
 
 ◇◇◇

 最初は気のせいかと思った。しかし確かに聞こえる。
 ひゅう、ひゃう、わう。くーん、くーん。
 そんな声が。

 私はベッドに横になったまま偵察魔法を起動し、視点を1階リビングへ。
 うん、やはりエルマくんだ。入れられた箱の中で鳴いている。

 夜鳴きをする可能性はセレスから聞いていた。
 そして注意も受けていた。

「最初のうちは慣れない環境なので、夜鳴きをするかもしれません。ですが、ここは心を鬼にして無視してください。
 どうしても気になるようなら偵察魔法で確認してください。多分単に寂しがっているだけです。
 間違っても寂しそうだから、可哀そうだからと思って構いに行くなんて事はしないでください。
 鳴けば何とかなる、そう覚えてしまうと後で大変ですから」

 なるほど。セレスの言った通りだ。
 
 念の為偵察魔法でエルマくんの様子を更に詳しく確認。調子が悪そうな感じはない。ただ箱の壁に手をついて立ち上がり、上を向いて人を呼んでいるだけだ。

 健康に異常がある訳ではない。だから無視だ。セレスの言っている事は正しいから。
 そう思うけれど、どうしても気になってしまう。

 勿論セレスの手前、下の部屋へ行く訳にはいかない。偵察魔法で様子を見るだけ。

 エルマくん、ただ鳴くだけでは様子が変わらないと気付いたようだ。鳴きながらも箱から出ようと模索をはじめた。

 まずは箱の縁でジャンプして外へ出ようと試みる。しかし悲しいかな、胴長短足おなかぽよんな仔犬さん体形。足場も藁束と布で作られた柔らかい寝床。

 だからジャンプ力があまりにも足りない。何度も頑張っているのだが全く届く気配がない。

 それでも見ていると応援したくなる。頑張れ! 全然届いていないけれど負けるな!

 十何回目かの挑戦も失敗。エルマくん、鳴き止んで少し考え込むような顔をする。
 どうやらただジャンプしても届かない事に気づいたようだ。なかなか賢い。将来が楽しみだ。

 今度はエルマくん、箱の隅を、下側に向けて掘り堀りし始めた。敷いてある布をはがし、その下に敷いてある藁束を動かして掘り進む。

 最初はやみくもな掘り掘りだったが、途中でコツをつかんだようだ。藁束を前足と後足で転がして後方へと蹴り上げる方法で、穴を深くしていく。

 ついに箱の底が見えた。しかし残念、木の箱の底に穴は開いていない。脱出不可能。エルマくんの挑戦は残念ながら終了だ。

 エルマくん、箱の底部分の板に前足の爪を立てるが動かない。何度も挑戦するがそれ以上深くは掘れない。
 悲しそうな声でひゃうひゃう鳴く。思わず抱きしめに行きたくなるがこれも我慢。

 ついにエルマくん、諦めたようだ。元の場所に戻ろうとする。しかし戻れない。
 穴の深さはおよそ20指20cm。歩いている時のエルマくんの背中くらいの高さだ。しかし短足な子犬エルマくんにとってはかなりの高さ。

 エルマくん、頑張って上に近い部分の藁束をひっかく。しかし爪がひっかからない。力がうまく入らず藁束が崩れない。

 それでもがむしゃらにひっかく。ひっかくというかもがく。もがきまくる。
 何とか藁束の崖? に立つ事に成功した。今掘った穴の中から立って、上半身が今までの寝場所の高さに届いているかなという形だ。
 
 エルマくんジャンプ! ただお尻が重いのか足場が悪いのか、上に上がれない。
 再挑戦! 再々挑戦! しかし駄目だ。絶対的な高さの差が出来てしまっている。

 藁をただ敷くだけではなく、幾つかの束にして入れたのが失敗だったようだ。エルマくんが掘り掘りして動かした時、どういう訳か藁束が崖のようになって固まってしまった模様。
 きっちり組み合わさって登れそうも崩れそうもない。

 どうしようか。本来の寝床と大分様相が変わってしまったし、助けに行くべきだろうか。しかし健康に問題がある訳ではない。藁束の間に出来た隙間で寝ても問題は多分無い。

 でもエルマくん、悲痛に訴える。ピーピーキューキュー訴える。
 うう……どうしよう。

 おっと、エルマくん、また何かを考えたようだ。立った姿勢から前脚と頭を穴の中へと戻した。
 何をする気だろう。

 エルマくん、今度は箱の木の側板部分をひっかく。もがくようにひっかく。何度かやって立つことに成功した。

 次はその姿勢でジャンプする。どうやら藁束の上の寝床では無く、箱の外を目指す方針に変更したようだ。
 しかし勿論届かない。でも下が固いからかさっきより少しだけ上に届いた気がする。

 エルマくん、何度も何度もジャンプを繰り返す。もういいだろう、疲れるだろうと思うけれどジャンプする。

 おっとひっくり返った。起き上がろうともがく。しかしもがいているうち、ひっくりかえった姿勢のまますっぽり穴にはまってしまった。

 エルマくん、更にもがく。でもすっぽり背中と頭が穴にはまってしまったようで、動かない。動けない。
 ひゃうひゃうひゃうひゃう! 悲痛な声が響く。

 どうしよう。これはもう助けに行った方がいいだろうか。なら服を着なきゃ。そう私が思った時だった。

 階上でがたっと音がした。扉が開く音、そしてだだだだっと階段を降りて行く音が聞こえる。
 セレスだ。どうやら気になって偵察魔法でずっと見ていたらしい。

 セレスはひっくりかえったままもがくエルマくんを抱き上げる。くうーん、くうーん。甘えるエルマくんに頬ずりする。

「これはもう、仕方ないですよね。このままにしておくと危ない可能性がありますから」

 セレスはそう言い訳するように言うと、エルマくんを箱の中へ入れる。そして箱ごと抱えて階段へ。階段をのぼっていく音が続く。
 エルマくんのきゅーきゅー甘える声が上へと去って行った。

 ◇◇◇

 この夜の一部始終、私やセレスだけでなくリディナも偵察魔法で見ていたようだ。

「仕方ないよね。あれじゃ一人で寝せておくの心配だし」

 リディナの台詞にセレスはうんうん頷く。

「ですよね、仕方ないですよね」

「これからは順番でエルマの当番をしようか。当番の人は寝る時にエルマを一緒に寝室に連れて行くという事で」

「そうですね。その方が皆、安心できますよね」

 私も頷く。エルマくんが心配というのもあるけれど、それ以上に一緒に寝るなんてのが楽しそうだから。

 ◇◇◇

 以後ずっと、エルマくんは私達3人の誰かと一緒に寝る事になった。それは半年経ってエルマくんが大きくなった今でも変わらない。
 そして大きくなってもやっぱりエルマくん、甘えん坊で可愛い。

 布団の上に伸びていると寝る場所が狭い。掛け布団が動かないからうまくかけられない。でもやっぱりエルマくんは可愛い。
 だからまあ、仕方ないか。
しおりを挟む
感想 132

あなたにおすすめの小説

五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~

放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」 大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。 生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。 しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。 「すまない。私は父としての責任を果たす」 かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。 だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。 これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。

処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜

放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!? 「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」 不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!! 2巻2月9日電子版解禁です!! 紙は9日に配送開始、12日発売! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)

ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。

旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。 前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。 ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。 「この家は、もうすぐ潰れます」 家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。 手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。

【書籍化決定!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆皆様のおかげで、書籍化が決定致しました!3月中旬頃、発売予定です。よろしくお願い致します。 ※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』

放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。 「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」 身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。 冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。 「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」 得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。 これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。

家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜

奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。 パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。 健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。

余りモノ異世界人の自由生活~勇者じゃないので勝手にやらせてもらいます~

藤森フクロウ
ファンタジー
 相良真一(サガラシンイチ)は社畜ブラックの企業戦士だった。  悪夢のような連勤を乗り越え、漸く帰れるとバスに乗り込んだらまさかの異世界転移。  そこには土下座する幼女女神がいた。 『ごめんなさあああい!!!』  最初っからギャン泣きクライマックス。  社畜が呼び出した国からサクッと逃げ出し、自由を求めて旅立ちます。  真一からシンに名前を改め、別の国に移り住みスローライフ……と思ったら馬鹿王子の世話をする羽目になったり、狩りや採取に精を出したり、馬鹿王子に暴言を吐いたり、冒険者ランクを上げたり、女神の愚痴を聞いたり、馬鹿王子を躾けたり、社会貢献したり……  そんなまったり異世界生活がはじまる――かも?    ブックマーク30000件突破ありがとうございます!!   第13回ファンタジー小説大賞にて、特別賞を頂き書籍化しております。  ♦お知らせ♦    6巻発売です! 告知遅れてすみません……。  余りモノ異世界人の自由生活、コミックス1~6巻が発売中!  漫画は村松麻由先生が担当してくださっています。  よかったらお手に取っていただければ幸いです。    書籍1~9巻発売中。  1~8巻は万冬しま先生が、9巻以降は木々ゆうき先生がイラストを担当してくださっております。    現在別原稿を作業中のため、更新が停止しております。  しばらくしたらまた再開しますので、少々お待ちを……  コミカライズの連載は毎月第二水曜に更新となります。  漫画は村松麻由先生が担当してくださいます。  ※基本予約投稿が多いです。  たまに失敗してトチ狂ったことになっています。  原稿作業中は、不規則になったり更新が遅れる可能性があります。  現在原稿作業と、私生活のいろいろで感想にはお返事しておりません。  

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。