171 / 322
第32章 のんびりした生活の後に
第256話 答えはわからない
しおりを挟む
いかにもRPGに出てきそうな姿形のイラストとともに、解説文が載っていた。
『竜種
王国歴185年、ウェネティ近郊に飛来した時には体長20腕、翼を広げた場合の最大幅40腕、体高10腕。ただ迷宮内では体高1腕程度であった事から、大きさ、重さは自由に変えられる模様。
口から炎を吐く他、タイダルウェーブ、ハリケーン、アースクェイク等高レベルの攻撃魔法を使用可能。翼があるが一度に飛行可能な時間は10半時間程度。
地上での動きは素早く迷宮内では軽装の偵察騎士すら見つかったら逃げ切れない。
迷宮内の魔物が共食いを繰り返し成長した最終形態と推測される。分厚い皮膚は剣や槍を跳ね返し、攻撃魔法はほとんど効かない。
ただし迷宮外では魔素濃度が足りず、2週間程度しか生きられない。
王国歴185年に出現した竜種は迷宮から12日間で約100離を移動、ウェネティの北西2離の処で活動を停止した。死骸は急速に分解し1日後には痕跡すら残らなかった』
剣や槍を跳ね返し、攻撃魔法は効かないか。確かにこれを倒すのは無理そうだ。書いてある事が本当ならばだけれども。
混ざり物《キメラ》すら弱点属性以外の魔法はほぼ効かなかった。だから攻撃魔法が効かないというのは充分ありうる事だ。
「確かに倒すのは無理そう。それで今はどう対処している?」
「騎士団が迷宮周辺で警戒待機中。迷宮出口に近づいた場合は周辺の山を崩して出現を遅らせる予定。
近郊住民の避難も始まっているが進みは遅い。地上出現までに2割避難出来るかどうか」
状況はかなり絶望的、了解だ。
ただ……
私なら倒せる可能性はあるような気がする。
思いついたあやふやな考えを説明できるように頭の中で整理。
以前の経験で迷宮内は外からの偵察魔法が使えない事がわかっている。迷宮の壁も壊す事は出来ない。
しかし周囲の土を収納する事によって、迷宮そのものを地中深くに落とし込む事は出来るかもしれない。
そうすれば竜種が外に出ようとした際、地上に出るまで時間と手間をかけさせる事が可能だ。
縮地が使えれば数百腕程度の障害物は無視できる。しかし竜種は縮地を使えるだろうか。ウェネティまで辿り着けなかったという事は使えない可能性が高い、
迷宮を落とし込むか埋める等したら、次に内部にいる竜種以外の魔物をコツコツ倒していく。そうすれば迷宮そのものが弱体化する筈だ。
ある程度以上弱体化すれば迷宮は消える。この時に中の魔物も同時に消え去る。これはかつて私達が攻略した迷宮で確認済み。
もし迷宮が弱体化せず、竜種《ドラゴン》が迷宮外の地中へ出てもだ。土中から地上へ出てくるまで12日以上稼げれば被害が出る前に竜種《ドラゴン》は活動停止する可能性が高い。
この作戦には不確定要素が多い。迷宮を地中深くへ埋め込めるかわからないし、竜種が縮地を使えないとは限らない。だから確実に可能とは言えない。
しかしうまくいけば倒せる、もしくは活動停止するまでの時間を稼ぐ事が出来る。そうすれば最悪の事態、地上を荒らされて大勢の被害者が出るなんて事態は避けられる訳だ。
ただ私は指名依頼を受けたくない。もし受けてしまった場合、今後も何かあった際に呼び出される可能性が高くなる。
まあ今回呼び出された以上、指名依頼を受けなくても同じかもしれない。
しかし指名依頼を受け、万が一被害を出さない事に成功してしまったら。今の暮らしを続けられなくなる可能性がある。名誉だの地位だのなんだのが邪魔になって。
私は今の生活に満足している。有名になるつもりは全く無いしなりたくない。それなら……
でもその前に、ひとつ確認しておこう。
「もし私が逃げて指名依頼が受理されなかったとして、そのせいでミメイさんやカレンさん、他の人に迷惑がかかる事はない?」
「これはあくまで仮定の話で、今回の話ではない。でももし同じような事が起きても、一領民の行動まで領主や領主夫人が把握する義務は無い。領主は受領した命令を誠実に実行する義務があるだけ。冒険者ギルドも受けた依頼を誠実に伝達する義務があるだけ」
あくまで仮定と言っている。しかしきっとこれは今回の件に関してだ。
つまりミメイさんが此処へ来た事はカレンさんも承知しているのだろう。むしろカレンさんが指名依頼の件の情報元という可能性が高い。カレンさんなら王室にも冒険者ギルドにも知り合いが多いだろうから。
ならば。
「わかった。今夜中に此処を出る。指名依頼は受けない」
ミメイさんは明らかにほっとした表情を見せる。ただしリディナの表情は固い。
気付かれたかな、そう思ってすぐに思い直す。昔から私の考えはリディナにバレバレだった。今回に限ってバレないという事はないだろう。
「フミノ1人で行くつもり?」
勿論だ。
「リディナとセレスはこの場所を守っていて欲しい。ここが私の一番大事な場所だから」
「ならフミノ。危ない事はしない、そう約束してくれる?」
やっぱり完全に気付かれている。おまけにミメイさんの表情まで変わった。リディナの言葉の意味に気付いてしまったようだ。
「出来るだけ危険な目にはあわないようにする」
バレバレな言い方だとは自分でもわかっている。でもリディナに嘘は言いたくない。だからどうしてもこれ以上は言えない。
リディナは目を瞑ってゆっくり深呼吸。
そして口を開く。
「これは私の我儘。我儘というよりもっと性質が悪いかもしれない。
でもね、フミノ。私は私の知らない何万人という人よりフミノ1人の方が大事なの。
竜種《ドラゴン》のせいでロンバルドというスティヴァレ最大級の街が無くなるかもしれない。そのせいでスティヴァレという国そのものが無くなるかもしれない。
それでも私はフミノが無事な方がいい。だから……」
私はリディナにどう返答すればいいだろう。わからない。気休めの嘘は言えない。リディナにだけは言いたくない。
でも行かないという選択は多分出来ない。どうしても足がシンプローンに向いてしまう気がする。
英雄になりたい訳じゃない。むしろなりたくない。有名になんて絶対なりたくない。
ただ自分が何とかできるかもしれないのに見過ごす、それが嫌なだけなのだ。何とか出来るかもしれない、そう思う事が驕りなのかもしれないけれども。
それが自分の使命だとか世界平和の為とか、正義とかそういうのじゃない。むしろそんな美辞麗句は大嫌いだ。
そんな美辞麗句を言う人は何も助けてくれなかった。むしろ傍観者より有害だった。カウンセリングだの何だのと言って金を搾り取ったり、私に変な罪悪感を押しつけようとしたりして。
偏見だとはわかっている。でも日本にいた頃の私の経験であり事実。だから私にとってはそんな美辞麗句は憎むべき、唾棄すべきもの。
だから私をシンプローンへ行かせようとするのは、もっとマイナスな何かだ。呪いというのが多分一番近い。
どう考えても不幸だった私の、不幸時代の呪い。自分も自分以外もそういった不幸になるのを見たくないし、そうなると感じたくも無い。そんな呪い。
だからきっと私は行く。シンプローンへと行ってしまう。
でもそれなら私はリディナにどう答えればいいのだろう。私にとって一番大切で、大事にしたいリディナに。
『竜種
王国歴185年、ウェネティ近郊に飛来した時には体長20腕、翼を広げた場合の最大幅40腕、体高10腕。ただ迷宮内では体高1腕程度であった事から、大きさ、重さは自由に変えられる模様。
口から炎を吐く他、タイダルウェーブ、ハリケーン、アースクェイク等高レベルの攻撃魔法を使用可能。翼があるが一度に飛行可能な時間は10半時間程度。
地上での動きは素早く迷宮内では軽装の偵察騎士すら見つかったら逃げ切れない。
迷宮内の魔物が共食いを繰り返し成長した最終形態と推測される。分厚い皮膚は剣や槍を跳ね返し、攻撃魔法はほとんど効かない。
ただし迷宮外では魔素濃度が足りず、2週間程度しか生きられない。
王国歴185年に出現した竜種は迷宮から12日間で約100離を移動、ウェネティの北西2離の処で活動を停止した。死骸は急速に分解し1日後には痕跡すら残らなかった』
剣や槍を跳ね返し、攻撃魔法は効かないか。確かにこれを倒すのは無理そうだ。書いてある事が本当ならばだけれども。
混ざり物《キメラ》すら弱点属性以外の魔法はほぼ効かなかった。だから攻撃魔法が効かないというのは充分ありうる事だ。
「確かに倒すのは無理そう。それで今はどう対処している?」
「騎士団が迷宮周辺で警戒待機中。迷宮出口に近づいた場合は周辺の山を崩して出現を遅らせる予定。
近郊住民の避難も始まっているが進みは遅い。地上出現までに2割避難出来るかどうか」
状況はかなり絶望的、了解だ。
ただ……
私なら倒せる可能性はあるような気がする。
思いついたあやふやな考えを説明できるように頭の中で整理。
以前の経験で迷宮内は外からの偵察魔法が使えない事がわかっている。迷宮の壁も壊す事は出来ない。
しかし周囲の土を収納する事によって、迷宮そのものを地中深くに落とし込む事は出来るかもしれない。
そうすれば竜種が外に出ようとした際、地上に出るまで時間と手間をかけさせる事が可能だ。
縮地が使えれば数百腕程度の障害物は無視できる。しかし竜種は縮地を使えるだろうか。ウェネティまで辿り着けなかったという事は使えない可能性が高い、
迷宮を落とし込むか埋める等したら、次に内部にいる竜種以外の魔物をコツコツ倒していく。そうすれば迷宮そのものが弱体化する筈だ。
ある程度以上弱体化すれば迷宮は消える。この時に中の魔物も同時に消え去る。これはかつて私達が攻略した迷宮で確認済み。
もし迷宮が弱体化せず、竜種《ドラゴン》が迷宮外の地中へ出てもだ。土中から地上へ出てくるまで12日以上稼げれば被害が出る前に竜種《ドラゴン》は活動停止する可能性が高い。
この作戦には不確定要素が多い。迷宮を地中深くへ埋め込めるかわからないし、竜種が縮地を使えないとは限らない。だから確実に可能とは言えない。
しかしうまくいけば倒せる、もしくは活動停止するまでの時間を稼ぐ事が出来る。そうすれば最悪の事態、地上を荒らされて大勢の被害者が出るなんて事態は避けられる訳だ。
ただ私は指名依頼を受けたくない。もし受けてしまった場合、今後も何かあった際に呼び出される可能性が高くなる。
まあ今回呼び出された以上、指名依頼を受けなくても同じかもしれない。
しかし指名依頼を受け、万が一被害を出さない事に成功してしまったら。今の暮らしを続けられなくなる可能性がある。名誉だの地位だのなんだのが邪魔になって。
私は今の生活に満足している。有名になるつもりは全く無いしなりたくない。それなら……
でもその前に、ひとつ確認しておこう。
「もし私が逃げて指名依頼が受理されなかったとして、そのせいでミメイさんやカレンさん、他の人に迷惑がかかる事はない?」
「これはあくまで仮定の話で、今回の話ではない。でももし同じような事が起きても、一領民の行動まで領主や領主夫人が把握する義務は無い。領主は受領した命令を誠実に実行する義務があるだけ。冒険者ギルドも受けた依頼を誠実に伝達する義務があるだけ」
あくまで仮定と言っている。しかしきっとこれは今回の件に関してだ。
つまりミメイさんが此処へ来た事はカレンさんも承知しているのだろう。むしろカレンさんが指名依頼の件の情報元という可能性が高い。カレンさんなら王室にも冒険者ギルドにも知り合いが多いだろうから。
ならば。
「わかった。今夜中に此処を出る。指名依頼は受けない」
ミメイさんは明らかにほっとした表情を見せる。ただしリディナの表情は固い。
気付かれたかな、そう思ってすぐに思い直す。昔から私の考えはリディナにバレバレだった。今回に限ってバレないという事はないだろう。
「フミノ1人で行くつもり?」
勿論だ。
「リディナとセレスはこの場所を守っていて欲しい。ここが私の一番大事な場所だから」
「ならフミノ。危ない事はしない、そう約束してくれる?」
やっぱり完全に気付かれている。おまけにミメイさんの表情まで変わった。リディナの言葉の意味に気付いてしまったようだ。
「出来るだけ危険な目にはあわないようにする」
バレバレな言い方だとは自分でもわかっている。でもリディナに嘘は言いたくない。だからどうしてもこれ以上は言えない。
リディナは目を瞑ってゆっくり深呼吸。
そして口を開く。
「これは私の我儘。我儘というよりもっと性質が悪いかもしれない。
でもね、フミノ。私は私の知らない何万人という人よりフミノ1人の方が大事なの。
竜種《ドラゴン》のせいでロンバルドというスティヴァレ最大級の街が無くなるかもしれない。そのせいでスティヴァレという国そのものが無くなるかもしれない。
それでも私はフミノが無事な方がいい。だから……」
私はリディナにどう返答すればいいだろう。わからない。気休めの嘘は言えない。リディナにだけは言いたくない。
でも行かないという選択は多分出来ない。どうしても足がシンプローンに向いてしまう気がする。
英雄になりたい訳じゃない。むしろなりたくない。有名になんて絶対なりたくない。
ただ自分が何とかできるかもしれないのに見過ごす、それが嫌なだけなのだ。何とか出来るかもしれない、そう思う事が驕りなのかもしれないけれども。
それが自分の使命だとか世界平和の為とか、正義とかそういうのじゃない。むしろそんな美辞麗句は大嫌いだ。
そんな美辞麗句を言う人は何も助けてくれなかった。むしろ傍観者より有害だった。カウンセリングだの何だのと言って金を搾り取ったり、私に変な罪悪感を押しつけようとしたりして。
偏見だとはわかっている。でも日本にいた頃の私の経験であり事実。だから私にとってはそんな美辞麗句は憎むべき、唾棄すべきもの。
だから私をシンプローンへ行かせようとするのは、もっとマイナスな何かだ。呪いというのが多分一番近い。
どう考えても不幸だった私の、不幸時代の呪い。自分も自分以外もそういった不幸になるのを見たくないし、そうなると感じたくも無い。そんな呪い。
だからきっと私は行く。シンプローンへと行ってしまう。
でもそれなら私はリディナにどう答えればいいのだろう。私にとって一番大切で、大事にしたいリディナに。
434
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』
放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。
「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」
身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。
冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。
「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」
得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。
これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
【書籍化決定!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆皆様のおかげで、書籍化が決定致しました!3月中旬頃、発売予定です。よろしくお願い致します。
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
余りモノ異世界人の自由生活~勇者じゃないので勝手にやらせてもらいます~
藤森フクロウ
ファンタジー
相良真一(サガラシンイチ)は社畜ブラックの企業戦士だった。
悪夢のような連勤を乗り越え、漸く帰れるとバスに乗り込んだらまさかの異世界転移。
そこには土下座する幼女女神がいた。
『ごめんなさあああい!!!』
最初っからギャン泣きクライマックス。
社畜が呼び出した国からサクッと逃げ出し、自由を求めて旅立ちます。
真一からシンに名前を改め、別の国に移り住みスローライフ……と思ったら馬鹿王子の世話をする羽目になったり、狩りや採取に精を出したり、馬鹿王子に暴言を吐いたり、冒険者ランクを上げたり、女神の愚痴を聞いたり、馬鹿王子を躾けたり、社会貢献したり……
そんなまったり異世界生活がはじまる――かも?
ブックマーク30000件突破ありがとうございます!!
第13回ファンタジー小説大賞にて、特別賞を頂き書籍化しております。
♦お知らせ♦
6巻発売です! 告知遅れてすみません……。
余りモノ異世界人の自由生活、コミックス1~6巻が発売中!
漫画は村松麻由先生が担当してくださっています。
よかったらお手に取っていただければ幸いです。
書籍1~9巻発売中。
1~8巻は万冬しま先生が、9巻以降は木々ゆうき先生がイラストを担当してくださっております。
現在別原稿を作業中のため、更新が停止しております。
しばらくしたらまた再開しますので、少々お待ちを……
コミカライズの連載は毎月第二水曜に更新となります。
漫画は村松麻由先生が担当してくださいます。
※基本予約投稿が多いです。
たまに失敗してトチ狂ったことになっています。
原稿作業中は、不規則になったり更新が遅れる可能性があります。
現在原稿作業と、私生活のいろいろで感想にはお返事しておりません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。