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第15章 とっても長い春休み⑵ 過度な宣伝はやめましょう
67 SNSの噂話
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「こんな処ですね。あと幽霊は残念ながら私の管轄外です。他に謎はありません」
「でも噂の半分は事実だった訳ですね」
「まあ、オカルトな部分を除けば」
何せ内部の人間が、実際にあるものや出来事を元に噂を作ったのだ。
元になる事物があるのは当然だ。
「何なら空スパの神像も信者に用意させますよ」
「見えざるピンクのユニコーン像はどうしますか」
「あれは見えないのが教義なので無理ですね」
最後に倉庫全体の写真と、キャンピングカーやボートの写真を撮って終了とする。
なお俺自身の写真も撮られそうになったが、辞退させてもらった。
魂が抜けると困るので。
結局俺自身の作業が全く出来ないまま、俺は工房を閉めることにした。
何かやる気がなくなったというのもある。
あと、マンションに帰ってやることが出来たせいもあった。
◇◇◇
マンションに帰ると、ジェニー以外は全員リビングにいた。
好都合な事に風遊美さんと奈津希さんもいる。
というかこの2人は春休み中、ほとんどこの部屋に泊まり込んでいるが。
俺は自室からパソコンを持ち出して液晶テレビに接続。
あの謎の工房の鳥瞰図を液晶テレビに映した。
「どうした修、お、これはこれは」
奈津希さんの言葉で、液晶テレビ前に皆が集まる。
「なにこれ、あそこの工房ですよね」
「キャプションはともかく、絵は良く描けていますね」
「よく見ると、ほぼあの工房そのままだわ」
全員の意見が出たところで、俺は話を切り出した。
「さっき、この噂を元に工房に探検部の取材が来た。一応全部見せてオカルト関係は否定しておいたけどな」
「取材って何だ?」
奈津希さんが尋ねる。
「探検部に、工房を調べてくれという要望が結構来ているんだと。噂の元はテキストベースの掲示板らしいけどな」
「ジェニーですよね」
香緒里ちゃんがその名前を出した。
というか全員、気づいていたと思う。
「という訳でジェニーの部屋へ突入する。けど俺が先だと着替え中とかだと不味いから、先頭お願いしていいかな」
「おっしゃ、面白そうだ」
奈津希さんが先頭に立って歩き出した。
そしてジェニーの部屋をノックする。
「ジェニー」
返事がない。
奈津希さんがそーっとドアを開け、中を覗く。
そしてこっちを見て手招きする。
見ると、ジェニーは巨大なディスプレイを前にペンタブで絵を描いている様子だ。
集中しているせいか、こちらにまるで気づかない。
なので俺達はゆっくり静かにまわりを取り囲んで、画面を覗き込んだ。
画面に映されているのは、まさにあの工房の絵だった。
ただ、色々付加された画像が増えている。
「ジェニー!」
俺は肩を軽く叩いた。
ジェニーはビクッと身体を震わせ、そしてこっちを向く。
「驚いたのれす。急にどうしたれすか」
「まさに今描いているイラストのことで、話があるんだけれど」
そう言いつつ、とっさにウィンドウを最小化しようと動かしたペンを取り上げる。
「これって何処のイラストかな」
「ははははは、何のことれすか」
ジェニーは笑って誤魔化そうとするが、誤魔化しきれていない。
「この件で今日、探検部からの取材があった」
「思ったより早かったれすね」
お、ジェニーが開き直った。
「でも、イラストは私れすけれど、噂そのものは私れはないれすよ」
ジェニーはそう言って、マウスで別のウィンドウを立ち上げる。
開いているのはSNSのまとめサイトだ。
タイトルは『魔技高専学生会の噂』とある。
「確かにイラストを描いたのは私れすし、このまとめを作ったのも私れす。でも、ほとんどの噂はSNSで呟かれたもので、私が作ったものれはないれすよ」
俺はそのまとめサイトの、噂一覧という部分をのぞいてみる。
『そう言えば校舎の裏の倉庫みたいなの、あれ学生会の工房だってか。学生会が何故工房なんて使うんだ』
『学生会工房?は危険かも。1月に警察と自衛隊が来て何やら調べた後、暫くの間立入禁止になってた』
『立入禁止のロープの外から見たんですが、所々に血のような赤黒い痕が見えました。実際血の匂いもしていました。補助魔法科医療専攻なので自信あります』
『立入禁止の工房、俺も見た。でっかい机から血らしきものがたれていて下の床に染みになっていた。あとその机の奥に抜き身の日本刀。誰か生贄の儀式でもしたんじゃね』
『学生会工房の警察立入、あの時、結構野次馬いたよね。あと右の方はずらっと祭壇のようにバネが並んでいて不気味だった。私の見間違いじゃないと思う』
『あと奥の方で何か真っ赤に燃えているのを確認。1,000℃は超えている。俺のファイアボールより熱そう』
「なるほどな。あの襲撃の時の野次馬が元になっているのか」
ある程度俺は納得したが、謎が残っていないわけではない。
「でも空スパ教やユニコーンの噂は、どう考えても身内でないと出ないだろ」
「ごめんなさいです」
お、香緒里ちゃんが自白した。
「掲示板をみていたら面白そうだったので、ついスパモン教の神像を見たっていうデマを書いてしまいました」
「僕はそれを読んで、どうせなら僕が信仰する神も足してやれと思って書き込んだ。後悔はしていない」
奈津希さんまで自白した。
「私も書き込みました。夏の夜に出る裸の女性の霊は私の創作です」
風遊美さんも。
「秘密基地説は私よ。あのキャンピングカー、ついでだからミサイルとか装備しない」
由香里姉まで。
「つまり俺以外の全員が犯人だった訳ですか」
「修は遊び心が足りないんだよ」
奈津希さんにあっさり斬られた。
しかし俺は引き下がらない。
「取り敢えず、書き込んだ責任は取ってもらいましょう」
「責任って、どうするんだい」
奈津希さんが尋ねる。
「それぞれ自分が書き込んだ物を実際に作ってもらいます。材料は工房にありますから。加工は手伝いますからそれぞれ責任をもって作って下さい。造り終わったら探検部に再度取材してもらって、記事に反省文も一緒に掲載してもらいます」
「ブー!ブー!」
奈津希さんのブーイング。
「黙らっしゃい。どうせ掲示板に書き込んでいる位ですから、暇くらいあるでしょう。取り敢えず明日から噂の現物完成まで、露天風呂は使用不可にさせてもらいます」
「監査役、横暴だぞ!」
「不正を発見して正すのが監査役ですから」
実は完成が遅くなって露天風呂が使えない日が続いた方が、俺にとってありがたい。
そんな事は勿論、口に出さないけれど。
「武士の情けで、今日いっぱいは露天風呂OKです。0時を過ぎたら湯を抜きます」
俺は皆にそう宣言した。
◇◇◇
正直、やり過ぎたとは思う。
おかげで魔技高専に新たな名所が出来てしまった。
その名は学生会工房。
マイクロバスと船の横には、本物そっくりのミサイルキャリアと重機関銃を設置。
作業台の上では服を着た蝋人形が、両腕を斬られて失神している。
工房の奥には2メートル大のスパモン神が、空中からあたりを睥睨。
運が良ければ見えざるピンクのユニコーンの御姿を感じることが出来るし、更に深夜運が良ければ集団で踊っている裸の小人の霊を見ることもできるだろう。
工作魔法と幻惑魔法と火事場のクソ力とその他によって、わずか1日で完成したこれらのギミック。
探検部の記事のおかげもあって宣伝効果は抜群。
春休み中にも関わらず見物客も多い。
ただ工房の中で作業する俺達は、檻の中のパンダ感覚だ。
「修兄、実は反省しているでしょう」
「反省はしている。後悔はしていない」
香緒里ちゃんのバネ作業は、マンション代もかかっているのでやめられない。
新学期が始まったら行事続き。
だから今のうちに数をこなしておく必要がある訳だ。
ただ、俺も香緒里ちゃんもジェニーも真面目にお仕事をやっているのだが、見ようと思えばバネを使った儀式に見えなくもない。
ジェニーが聖なるバネを開封して、教祖様こと香緒里ちゃんがバネに魔法を注入して、俺が信徒あてに梱包する。
うん、御札を作っている宗教団体そのものだな。
「まあ学生会に少しでも関心を持ってもらえるようになって、良かったじゃないか」
「修、白々しいれす」
ジュニーの糾弾。
わかっている。
今度ばかりは俺も反省しているのだ。
本当に。
「でも噂の半分は事実だった訳ですね」
「まあ、オカルトな部分を除けば」
何せ内部の人間が、実際にあるものや出来事を元に噂を作ったのだ。
元になる事物があるのは当然だ。
「何なら空スパの神像も信者に用意させますよ」
「見えざるピンクのユニコーン像はどうしますか」
「あれは見えないのが教義なので無理ですね」
最後に倉庫全体の写真と、キャンピングカーやボートの写真を撮って終了とする。
なお俺自身の写真も撮られそうになったが、辞退させてもらった。
魂が抜けると困るので。
結局俺自身の作業が全く出来ないまま、俺は工房を閉めることにした。
何かやる気がなくなったというのもある。
あと、マンションに帰ってやることが出来たせいもあった。
◇◇◇
マンションに帰ると、ジェニー以外は全員リビングにいた。
好都合な事に風遊美さんと奈津希さんもいる。
というかこの2人は春休み中、ほとんどこの部屋に泊まり込んでいるが。
俺は自室からパソコンを持ち出して液晶テレビに接続。
あの謎の工房の鳥瞰図を液晶テレビに映した。
「どうした修、お、これはこれは」
奈津希さんの言葉で、液晶テレビ前に皆が集まる。
「なにこれ、あそこの工房ですよね」
「キャプションはともかく、絵は良く描けていますね」
「よく見ると、ほぼあの工房そのままだわ」
全員の意見が出たところで、俺は話を切り出した。
「さっき、この噂を元に工房に探検部の取材が来た。一応全部見せてオカルト関係は否定しておいたけどな」
「取材って何だ?」
奈津希さんが尋ねる。
「探検部に、工房を調べてくれという要望が結構来ているんだと。噂の元はテキストベースの掲示板らしいけどな」
「ジェニーですよね」
香緒里ちゃんがその名前を出した。
というか全員、気づいていたと思う。
「という訳でジェニーの部屋へ突入する。けど俺が先だと着替え中とかだと不味いから、先頭お願いしていいかな」
「おっしゃ、面白そうだ」
奈津希さんが先頭に立って歩き出した。
そしてジェニーの部屋をノックする。
「ジェニー」
返事がない。
奈津希さんがそーっとドアを開け、中を覗く。
そしてこっちを見て手招きする。
見ると、ジェニーは巨大なディスプレイを前にペンタブで絵を描いている様子だ。
集中しているせいか、こちらにまるで気づかない。
なので俺達はゆっくり静かにまわりを取り囲んで、画面を覗き込んだ。
画面に映されているのは、まさにあの工房の絵だった。
ただ、色々付加された画像が増えている。
「ジェニー!」
俺は肩を軽く叩いた。
ジェニーはビクッと身体を震わせ、そしてこっちを向く。
「驚いたのれす。急にどうしたれすか」
「まさに今描いているイラストのことで、話があるんだけれど」
そう言いつつ、とっさにウィンドウを最小化しようと動かしたペンを取り上げる。
「これって何処のイラストかな」
「ははははは、何のことれすか」
ジェニーは笑って誤魔化そうとするが、誤魔化しきれていない。
「この件で今日、探検部からの取材があった」
「思ったより早かったれすね」
お、ジェニーが開き直った。
「でも、イラストは私れすけれど、噂そのものは私れはないれすよ」
ジェニーはそう言って、マウスで別のウィンドウを立ち上げる。
開いているのはSNSのまとめサイトだ。
タイトルは『魔技高専学生会の噂』とある。
「確かにイラストを描いたのは私れすし、このまとめを作ったのも私れす。でも、ほとんどの噂はSNSで呟かれたもので、私が作ったものれはないれすよ」
俺はそのまとめサイトの、噂一覧という部分をのぞいてみる。
『そう言えば校舎の裏の倉庫みたいなの、あれ学生会の工房だってか。学生会が何故工房なんて使うんだ』
『学生会工房?は危険かも。1月に警察と自衛隊が来て何やら調べた後、暫くの間立入禁止になってた』
『立入禁止のロープの外から見たんですが、所々に血のような赤黒い痕が見えました。実際血の匂いもしていました。補助魔法科医療専攻なので自信あります』
『立入禁止の工房、俺も見た。でっかい机から血らしきものがたれていて下の床に染みになっていた。あとその机の奥に抜き身の日本刀。誰か生贄の儀式でもしたんじゃね』
『学生会工房の警察立入、あの時、結構野次馬いたよね。あと右の方はずらっと祭壇のようにバネが並んでいて不気味だった。私の見間違いじゃないと思う』
『あと奥の方で何か真っ赤に燃えているのを確認。1,000℃は超えている。俺のファイアボールより熱そう』
「なるほどな。あの襲撃の時の野次馬が元になっているのか」
ある程度俺は納得したが、謎が残っていないわけではない。
「でも空スパ教やユニコーンの噂は、どう考えても身内でないと出ないだろ」
「ごめんなさいです」
お、香緒里ちゃんが自白した。
「掲示板をみていたら面白そうだったので、ついスパモン教の神像を見たっていうデマを書いてしまいました」
「僕はそれを読んで、どうせなら僕が信仰する神も足してやれと思って書き込んだ。後悔はしていない」
奈津希さんまで自白した。
「私も書き込みました。夏の夜に出る裸の女性の霊は私の創作です」
風遊美さんも。
「秘密基地説は私よ。あのキャンピングカー、ついでだからミサイルとか装備しない」
由香里姉まで。
「つまり俺以外の全員が犯人だった訳ですか」
「修は遊び心が足りないんだよ」
奈津希さんにあっさり斬られた。
しかし俺は引き下がらない。
「取り敢えず、書き込んだ責任は取ってもらいましょう」
「責任って、どうするんだい」
奈津希さんが尋ねる。
「それぞれ自分が書き込んだ物を実際に作ってもらいます。材料は工房にありますから。加工は手伝いますからそれぞれ責任をもって作って下さい。造り終わったら探検部に再度取材してもらって、記事に反省文も一緒に掲載してもらいます」
「ブー!ブー!」
奈津希さんのブーイング。
「黙らっしゃい。どうせ掲示板に書き込んでいる位ですから、暇くらいあるでしょう。取り敢えず明日から噂の現物完成まで、露天風呂は使用不可にさせてもらいます」
「監査役、横暴だぞ!」
「不正を発見して正すのが監査役ですから」
実は完成が遅くなって露天風呂が使えない日が続いた方が、俺にとってありがたい。
そんな事は勿論、口に出さないけれど。
「武士の情けで、今日いっぱいは露天風呂OKです。0時を過ぎたら湯を抜きます」
俺は皆にそう宣言した。
◇◇◇
正直、やり過ぎたとは思う。
おかげで魔技高専に新たな名所が出来てしまった。
その名は学生会工房。
マイクロバスと船の横には、本物そっくりのミサイルキャリアと重機関銃を設置。
作業台の上では服を着た蝋人形が、両腕を斬られて失神している。
工房の奥には2メートル大のスパモン神が、空中からあたりを睥睨。
運が良ければ見えざるピンクのユニコーンの御姿を感じることが出来るし、更に深夜運が良ければ集団で踊っている裸の小人の霊を見ることもできるだろう。
工作魔法と幻惑魔法と火事場のクソ力とその他によって、わずか1日で完成したこれらのギミック。
探検部の記事のおかげもあって宣伝効果は抜群。
春休み中にも関わらず見物客も多い。
ただ工房の中で作業する俺達は、檻の中のパンダ感覚だ。
「修兄、実は反省しているでしょう」
「反省はしている。後悔はしていない」
香緒里ちゃんのバネ作業は、マンション代もかかっているのでやめられない。
新学期が始まったら行事続き。
だから今のうちに数をこなしておく必要がある訳だ。
ただ、俺も香緒里ちゃんもジェニーも真面目にお仕事をやっているのだが、見ようと思えばバネを使った儀式に見えなくもない。
ジェニーが聖なるバネを開封して、教祖様こと香緒里ちゃんがバネに魔法を注入して、俺が信徒あてに梱包する。
うん、御札を作っている宗教団体そのものだな。
「まあ学生会に少しでも関心を持ってもらえるようになって、良かったじゃないか」
「修、白々しいれす」
ジュニーの糾弾。
わかっている。
今度ばかりは俺も反省しているのだ。
本当に。
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