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第31章 次の始まりの少し前に ~春の章~
157 指導者不在のホワイトデー
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奈津希さんは、留学先での手続きその他で島を離れている。
この後18日に戻ってきて19日に卒業式で、そして2日挟んで22日に日本を発つ予定。
勿論盛大に見送るつもりだが、今の問題はそこじゃない。
本日は3月14日、日曜日。世間で言うところのホワイトデー。
つまりお返しスイーツを、奈津季さん抜きで作らなければならないという事だ。
面子は俺、ルイス、ロビー。
俺は例によってどら焼きを大量生産する予定。
ルイスとロビーはどうするのだろうか。
大変に不安だ。
なお現場は、学生会工房内に設けられた特設キッチン。
かつてのアジの開き作成機を改造した大型オーブンや仮設で作ったコンロ、流しも一応あるので一通りのことは出来る筈だ。
無論腕があれば、という事なのだが。
なお今回は『共同作業なし・アドバイスすら禁止』という制約もついている。
「その方が面白そうですよね」
そう言ったのは風遊美さんで、困った事にその場の全員が同意してしまった。
なので俺は手が空いても、ルイスやロビーの作業を手伝う事が出来ない。
さあ、どうなるのか。
見たところ、ルイスはケーキ風の何かを作る模様だ。
今は溶かしバターと卵と砂糖と小麦粉を、物凄く念入りにかき混ぜている。
俺の魔法による成分分析では、グルテンが大量に出ているが、大丈夫だろうか。
共同作業なし口出し厳禁なので、何も出来ないが。
よくわからないのがロビーだ。
卵を少なくとも10個は割ってかき混ぜている。
他に自作らしいバケツに見えるものが数点。
何をする気だろう。
まあいいけれど。
なお、今年は腹ペコのグレムリンは登場しない予定。
マンションの方で責任を持って管理するとの事だ。
小豆をうましつつ、どら焼きの皮の代用となるホットケーキを量産中の俺。
今回はどら焼きの中にはあんこだけでなく生クリームも入れる予定。
なお生クリームは市販のホイップ済みのものが冷蔵庫に既に準備されている。
正直泡立てるのも面倒いし冷やすのも……という訳で、簡単な方を選ばせて貰った。
味に対するリスク管理という面もある。
ホットケーキミックスを使うのも、同様のリスク管理。
俺は自分の料理技能を信じていないのだ。
料理にはレシピに書いていないお約束事が多すぎる。
なので今回は出来るだけリスクを回避して無難路線を目指すべきだろう。
僚友の腕を信頼できない今は余計にだ。
制限時間は午後5時。
現在は午後1時。
このまま行けば俺は余裕だけれど、2人はどうだろうか。
見るとルイスは、カップにさっき混ぜていたものを入れてオーブンに入れる模様。
ロビーは……何をやっているのだろう。新造したらしい釜らしき物に、バケツっぽい金属容器を3つセットして火を焚き始めた。
どうなるんだ一体!
俺は大変に不安だ。
◇◇◇
とりあえず皆、完成はしたらしい。
ここは工房なので、適当な容器は山ほどある。
なので適当な容器に入れ、俺の軽バンに乗せて皆で帰宅。
普段はバネ運送に使う台車で、10階の部屋まで運び込む。
「おかえりなさい。料理の方は出来ているれすよ」
ジェニーが迎えてくれた。
奈津季さんがいない今、キッチンは風遊美さん、香緒里ちゃん、ジェニー、ソフィーの4人による合同管理制。
おかげで麺類の比重が増えた。
まあ麺類と一口に言っても色々な種類を出してくれるので、飽きはこないのだけれど。
「今日はおやつがメインらから、夕御飯は簡単につけ麺れすよ」
そう言ってもいわゆる具沢山のタイプなので、充分なボリュームがある。
味もなかなか美味しい。
この調子なら奈津季さんがいなくても、我慢はしなくて済みそうだ。
そしていよいよ、食後のデザートの時間だ。
それぞれがテーブルに運び、配置する。
俺は1人1つずつのちょっと大きめのどら焼き。
ルイスはカップケーキの上をくり抜いてクリームをつめ、くり抜いた部分をクリームの上にうさぎ耳状に飾ったもの。
小さいけれど、見た目はなかなか美味しそうだ。
問題作はロビー作のバケツ?
大皿の上にバケツにしか見えないものが逆さに置かれている。
それが3つ。
何なんだこれは?
「いただきますの前にロビーさん、このバケツはどうやって扱うのですか?」
流石の風遊美さんも理解できない模様。
「これはバケツプッチンプリンデス。これからプッチンするデス」
よく見るとバケツの裏側に、折ることができそうな突起があった。
それをロビーが魔法とパワーで折り取る。
確かに何かが皿の上に落ちた気配がした。
俺の魔法で確認する限り中はちゃんと固まっているようだ。崩れてもいない。
しかしロビー、このためにわざわざステンレスでバケツを作ったのか。
俺にはよくわからないセンスだ。
ロビーがバケツを上げると、ドーム球場のような感じに潰れた黄色いプルプルの塊が現れた。
多少重力で潰れ気味だしちょっとすが入っちゃった感じで凸凹だが、確かに巨大プリンが出来ている。
「うーんバケツプリンの話は前にしたれすが、実物を見るのは始めてれす」
「ジェパニーズバケツプリンは確かプリンの素で作るのがスタンダードれす。まさか焼きプリンで作れるとは思いませんでした」
間違った日本文化の伝道師である北米組2名による感想。
成程、この2人に影響された訳か。
という事でデザートの時間がスタートする。
「うーん、修のは間違いは無いんだけど新味に欠ける感じよね。無難という評価かな」
由香里姉、あなたが作る毒シリーズよりはましだと思っています!
「でもこれはこれで悪くないよな」
「よくある味だけど美味しいです」
まあ無難路線狙いだからな。
「これはフェアリーケーキですか。ちょっと固めだけど美味しいですね」
風遊美さんがルイスのケーキを食べている。
俺も食べてみるが確かに硬い。
クッキーよりも下手すれば硬い。
味はいいけれど。
「多分混ぜ過ぎで膨らまなかったのですね。でも味は美味しいですわ」
月見野先輩の評価がきっと正しいのだろう。
ルイスがちょっとほっとした顔をしている。
どうも心配だったらしい。
一方、巨大プリンは。
「これは美味しいけど取ると崩れるのです!」
そう言いつつ大量に分捕る詩織ちゃん。
確かに強度がぎりぎりなせいか、ちょっと取るとふにゃっと変形する。
「あとカラメルソースも出来れば欲しかったのです」
「まあどら焼きのあんこやケーキのクリームと食べればいいんじゃないでしょうか」
概ね好評のようだ。
奈津季さんがいない割には、上手くいったと思っていいだろう。
取り敢えずめでたしめでたし……かな。
この後18日に戻ってきて19日に卒業式で、そして2日挟んで22日に日本を発つ予定。
勿論盛大に見送るつもりだが、今の問題はそこじゃない。
本日は3月14日、日曜日。世間で言うところのホワイトデー。
つまりお返しスイーツを、奈津季さん抜きで作らなければならないという事だ。
面子は俺、ルイス、ロビー。
俺は例によってどら焼きを大量生産する予定。
ルイスとロビーはどうするのだろうか。
大変に不安だ。
なお現場は、学生会工房内に設けられた特設キッチン。
かつてのアジの開き作成機を改造した大型オーブンや仮設で作ったコンロ、流しも一応あるので一通りのことは出来る筈だ。
無論腕があれば、という事なのだが。
なお今回は『共同作業なし・アドバイスすら禁止』という制約もついている。
「その方が面白そうですよね」
そう言ったのは風遊美さんで、困った事にその場の全員が同意してしまった。
なので俺は手が空いても、ルイスやロビーの作業を手伝う事が出来ない。
さあ、どうなるのか。
見たところ、ルイスはケーキ風の何かを作る模様だ。
今は溶かしバターと卵と砂糖と小麦粉を、物凄く念入りにかき混ぜている。
俺の魔法による成分分析では、グルテンが大量に出ているが、大丈夫だろうか。
共同作業なし口出し厳禁なので、何も出来ないが。
よくわからないのがロビーだ。
卵を少なくとも10個は割ってかき混ぜている。
他に自作らしいバケツに見えるものが数点。
何をする気だろう。
まあいいけれど。
なお、今年は腹ペコのグレムリンは登場しない予定。
マンションの方で責任を持って管理するとの事だ。
小豆をうましつつ、どら焼きの皮の代用となるホットケーキを量産中の俺。
今回はどら焼きの中にはあんこだけでなく生クリームも入れる予定。
なお生クリームは市販のホイップ済みのものが冷蔵庫に既に準備されている。
正直泡立てるのも面倒いし冷やすのも……という訳で、簡単な方を選ばせて貰った。
味に対するリスク管理という面もある。
ホットケーキミックスを使うのも、同様のリスク管理。
俺は自分の料理技能を信じていないのだ。
料理にはレシピに書いていないお約束事が多すぎる。
なので今回は出来るだけリスクを回避して無難路線を目指すべきだろう。
僚友の腕を信頼できない今は余計にだ。
制限時間は午後5時。
現在は午後1時。
このまま行けば俺は余裕だけれど、2人はどうだろうか。
見るとルイスは、カップにさっき混ぜていたものを入れてオーブンに入れる模様。
ロビーは……何をやっているのだろう。新造したらしい釜らしき物に、バケツっぽい金属容器を3つセットして火を焚き始めた。
どうなるんだ一体!
俺は大変に不安だ。
◇◇◇
とりあえず皆、完成はしたらしい。
ここは工房なので、適当な容器は山ほどある。
なので適当な容器に入れ、俺の軽バンに乗せて皆で帰宅。
普段はバネ運送に使う台車で、10階の部屋まで運び込む。
「おかえりなさい。料理の方は出来ているれすよ」
ジェニーが迎えてくれた。
奈津季さんがいない今、キッチンは風遊美さん、香緒里ちゃん、ジェニー、ソフィーの4人による合同管理制。
おかげで麺類の比重が増えた。
まあ麺類と一口に言っても色々な種類を出してくれるので、飽きはこないのだけれど。
「今日はおやつがメインらから、夕御飯は簡単につけ麺れすよ」
そう言ってもいわゆる具沢山のタイプなので、充分なボリュームがある。
味もなかなか美味しい。
この調子なら奈津季さんがいなくても、我慢はしなくて済みそうだ。
そしていよいよ、食後のデザートの時間だ。
それぞれがテーブルに運び、配置する。
俺は1人1つずつのちょっと大きめのどら焼き。
ルイスはカップケーキの上をくり抜いてクリームをつめ、くり抜いた部分をクリームの上にうさぎ耳状に飾ったもの。
小さいけれど、見た目はなかなか美味しそうだ。
問題作はロビー作のバケツ?
大皿の上にバケツにしか見えないものが逆さに置かれている。
それが3つ。
何なんだこれは?
「いただきますの前にロビーさん、このバケツはどうやって扱うのですか?」
流石の風遊美さんも理解できない模様。
「これはバケツプッチンプリンデス。これからプッチンするデス」
よく見るとバケツの裏側に、折ることができそうな突起があった。
それをロビーが魔法とパワーで折り取る。
確かに何かが皿の上に落ちた気配がした。
俺の魔法で確認する限り中はちゃんと固まっているようだ。崩れてもいない。
しかしロビー、このためにわざわざステンレスでバケツを作ったのか。
俺にはよくわからないセンスだ。
ロビーがバケツを上げると、ドーム球場のような感じに潰れた黄色いプルプルの塊が現れた。
多少重力で潰れ気味だしちょっとすが入っちゃった感じで凸凹だが、確かに巨大プリンが出来ている。
「うーんバケツプリンの話は前にしたれすが、実物を見るのは始めてれす」
「ジェパニーズバケツプリンは確かプリンの素で作るのがスタンダードれす。まさか焼きプリンで作れるとは思いませんでした」
間違った日本文化の伝道師である北米組2名による感想。
成程、この2人に影響された訳か。
という事でデザートの時間がスタートする。
「うーん、修のは間違いは無いんだけど新味に欠ける感じよね。無難という評価かな」
由香里姉、あなたが作る毒シリーズよりはましだと思っています!
「でもこれはこれで悪くないよな」
「よくある味だけど美味しいです」
まあ無難路線狙いだからな。
「これはフェアリーケーキですか。ちょっと固めだけど美味しいですね」
風遊美さんがルイスのケーキを食べている。
俺も食べてみるが確かに硬い。
クッキーよりも下手すれば硬い。
味はいいけれど。
「多分混ぜ過ぎで膨らまなかったのですね。でも味は美味しいですわ」
月見野先輩の評価がきっと正しいのだろう。
ルイスがちょっとほっとした顔をしている。
どうも心配だったらしい。
一方、巨大プリンは。
「これは美味しいけど取ると崩れるのです!」
そう言いつつ大量に分捕る詩織ちゃん。
確かに強度がぎりぎりなせいか、ちょっと取るとふにゃっと変形する。
「あとカラメルソースも出来れば欲しかったのです」
「まあどら焼きのあんこやケーキのクリームと食べればいいんじゃないでしょうか」
概ね好評のようだ。
奈津季さんがいない割には、上手くいったと思っていいだろう。
取り敢えずめでたしめでたし……かな。
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