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ゴーレム馬の軍団
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ブリッツとラヴィーネに頭のゴーレム馬。
その装甲や骨格、パワーとスピードは、Aランクの魔物にも負けない性能を有している。
さらにブリッツとラヴィーネは怖れを知らない。
通常の馬は非常に臆病な生き物だ。
馬の視界は広く、戦争で騎馬が密集陣形で突撃する事はとても難しい。ブリンカーで視界を遮り、密集陣形で走る訓練を積まないと使えない。
現在、ドラーク伯爵軍の騎馬隊は、普通の馬を運用するのは、伝令兵や後方支援など、前線には出ない位置に配備されているのみだ。
それ以外の馬は全てゴーレム馬に変更されている。
ブリッツやラヴィーネほどの性能はないが、馬鎧の性能も含め、Bランクの魔物をものともしない。
オリハルコンやアダマンタイトは使っていないが、魔鋼という魔素や魔力により変質した鋼をメインに使用している。
魔鋼は、通常の鋼よりも強靭で、魔力の流れが良くエンチャントが掛けやすい。
骨格と外装の馬鎧には、アダマンタイトをメッキのように薄くコーティングして強度を上げている。
さらに一般の兵士や弓騎兵用のゴーレム馬も生産が進んでいる。
ランカス率いる一騎当千の精鋭騎士が操るゴーレム馬軍団。
数万の敵を相手にも対抗しうる精鋭騎士団を作り上げた訳だが、これはこれで少し、いや、だいぶ不味いんだよ。
俺は未開地の領地を治める為には、戦力強化は必要だと進めて来たけど、俺達ドラーク伯爵軍が、サーメイヤ王国で突出した軍事力を持ってしまった。
これを面白く思わない中央の貴族も多い。
今のところ、王弟の反乱から帝国との戦争時、国家崩壊の危機を救ったのは、俺達ドラーク軍とバスターク辺境伯軍だ。その所為で、あまり表立って言ってこないが、裏でドラーク伯爵軍は危険だと訴える貴族は多い。
だからと言って、ウチが方針転換する訳じゃないんだけどね。
なんせ領地が増えて、しかもそれが旧チラーノス辺境伯領だから、帝国と国境を接するようになってしまった。
そう言う理由もあって、ウチの軍団は強化路線をばく進中だ。
エルが戦争時はアンナさんと装甲軍事車両に乗るので、ラヴィーネはイリアが使っている。
ランカス、バルデスには専用ゴーレム馬が与えられている。
そこでもう一頭、ブリッツやラヴィーネについてこれるゴーレム馬が必要になった。
オウカ用なんだけど、俺的には後方支援部隊に居た方がいいと思ったんだけど、オウカが引かなかった。
素材や魔石に関しては、日々の魔物の領域での訓練で、確保してあるので問題なかった。
一頭造るついでじゃないけど、ランカス達のゴーレム馬を強化しておいた。
あと隊長格用のゴーレム馬も十頭造る。
何度も造っている物なので、十頭くらいなら鼻歌まじりの楽な作業だ。
俺的には、新しい物を造ったり考えたりする方が楽しいんだけどな。
「ギャアーーー!!」
夜の闇の中悲鳴があがる。
場所は騎士団のある建物。
警備の兵士が駆けつけると、そこに黒装束の不審な男が倒れていた。
「まただよ。バカだなこいつ」
「そうだな。どこの勢力かな」
警備兵が倒れている男を拘束して連れて行く。
ここは騎士団のゴーレム馬が格納されている場所。
ドラーク伯爵領は、間諜対策は厳重にしているが、それでも全くゼロにする事は出来ていない。
これが領主館なら、ネズミ一匹も通さないだろうが、騎士団には外部からの人の出入りも多く、間諜の類を全くゼロに出来ていないのが現状だった。
だからといって何もしていない訳じゃなく、今回のようにゴーレム馬を盗みに来た相手には、ゴーレム馬からの攻撃が待っている。
この間諜は、ゴンドワナ帝国やローラシア王国からだけでなく、国内の貴族からも送られて来るのがうっとうしい。
王が未だ若年で、国内貴族を抑えきれていないのは仕方ないが、国内が混乱することはやめて欲しい。
今日もスーラと俺で、凡庸型ゴーレム馬を二十頭作製した。
ドラーク伯爵軍の騎馬部隊が着々と増強されていく。何故か俺の直感がそれを勧めている。
その装甲や骨格、パワーとスピードは、Aランクの魔物にも負けない性能を有している。
さらにブリッツとラヴィーネは怖れを知らない。
通常の馬は非常に臆病な生き物だ。
馬の視界は広く、戦争で騎馬が密集陣形で突撃する事はとても難しい。ブリンカーで視界を遮り、密集陣形で走る訓練を積まないと使えない。
現在、ドラーク伯爵軍の騎馬隊は、普通の馬を運用するのは、伝令兵や後方支援など、前線には出ない位置に配備されているのみだ。
それ以外の馬は全てゴーレム馬に変更されている。
ブリッツやラヴィーネほどの性能はないが、馬鎧の性能も含め、Bランクの魔物をものともしない。
オリハルコンやアダマンタイトは使っていないが、魔鋼という魔素や魔力により変質した鋼をメインに使用している。
魔鋼は、通常の鋼よりも強靭で、魔力の流れが良くエンチャントが掛けやすい。
骨格と外装の馬鎧には、アダマンタイトをメッキのように薄くコーティングして強度を上げている。
さらに一般の兵士や弓騎兵用のゴーレム馬も生産が進んでいる。
ランカス率いる一騎当千の精鋭騎士が操るゴーレム馬軍団。
数万の敵を相手にも対抗しうる精鋭騎士団を作り上げた訳だが、これはこれで少し、いや、だいぶ不味いんだよ。
俺は未開地の領地を治める為には、戦力強化は必要だと進めて来たけど、俺達ドラーク伯爵軍が、サーメイヤ王国で突出した軍事力を持ってしまった。
これを面白く思わない中央の貴族も多い。
今のところ、王弟の反乱から帝国との戦争時、国家崩壊の危機を救ったのは、俺達ドラーク軍とバスターク辺境伯軍だ。その所為で、あまり表立って言ってこないが、裏でドラーク伯爵軍は危険だと訴える貴族は多い。
だからと言って、ウチが方針転換する訳じゃないんだけどね。
なんせ領地が増えて、しかもそれが旧チラーノス辺境伯領だから、帝国と国境を接するようになってしまった。
そう言う理由もあって、ウチの軍団は強化路線をばく進中だ。
エルが戦争時はアンナさんと装甲軍事車両に乗るので、ラヴィーネはイリアが使っている。
ランカス、バルデスには専用ゴーレム馬が与えられている。
そこでもう一頭、ブリッツやラヴィーネについてこれるゴーレム馬が必要になった。
オウカ用なんだけど、俺的には後方支援部隊に居た方がいいと思ったんだけど、オウカが引かなかった。
素材や魔石に関しては、日々の魔物の領域での訓練で、確保してあるので問題なかった。
一頭造るついでじゃないけど、ランカス達のゴーレム馬を強化しておいた。
あと隊長格用のゴーレム馬も十頭造る。
何度も造っている物なので、十頭くらいなら鼻歌まじりの楽な作業だ。
俺的には、新しい物を造ったり考えたりする方が楽しいんだけどな。
「ギャアーーー!!」
夜の闇の中悲鳴があがる。
場所は騎士団のある建物。
警備の兵士が駆けつけると、そこに黒装束の不審な男が倒れていた。
「まただよ。バカだなこいつ」
「そうだな。どこの勢力かな」
警備兵が倒れている男を拘束して連れて行く。
ここは騎士団のゴーレム馬が格納されている場所。
ドラーク伯爵領は、間諜対策は厳重にしているが、それでも全くゼロにする事は出来ていない。
これが領主館なら、ネズミ一匹も通さないだろうが、騎士団には外部からの人の出入りも多く、間諜の類を全くゼロに出来ていないのが現状だった。
だからといって何もしていない訳じゃなく、今回のようにゴーレム馬を盗みに来た相手には、ゴーレム馬からの攻撃が待っている。
この間諜は、ゴンドワナ帝国やローラシア王国からだけでなく、国内の貴族からも送られて来るのがうっとうしい。
王が未だ若年で、国内貴族を抑えきれていないのは仕方ないが、国内が混乱することはやめて欲しい。
今日もスーラと俺で、凡庸型ゴーレム馬を二十頭作製した。
ドラーク伯爵軍の騎馬部隊が着々と増強されていく。何故か俺の直感がそれを勧めている。
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