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プロローグ
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プロローグ
『歴代最強の勇者』
そう呼ばれた魔術師を、あなたは知っているだろうか。
光輝く魔法陣に包まれ、なびく赤茶のワンレンショート。
「【天災級魔法】スーパーノヴァ・エクスプロージョン」
力強い声に合わせ降り注ぐ隕石。大地を揺るがす轟音と、圧倒的な魔力の渦。
それに貫かれたものに与えられるのは、『死』ただ一つだけ。
「SS級ドラゴン、討伐完了っ! いやー、骨が折れたよね」
細められる黄色の瞳。その姿を見守る4人の影。
「お前一人で突っ走りすぎなんだよ。……まあ、お前が強いことはわかってるけどさ」
黒髪の男は拗ねた様子で両手剣を鞘に納める。
「流石アリシアだね。……僕も、負けない様に頑張らないと」
薄緑髪の小柄な男は、憧れの混じる目で彼女を見上げる。
「君が強くなるたび、俺の仕事が減るから困るな。怪我がないのはいいことだけどね」
銀髪の男はガタリと音を立て、大きな盾を魔法で収納する。
「ふふ、最初は俺の方が強かったはずなのに、いつの間にか抜かれちゃったかな。お兄さん、ちょっと困るかも」
金髪の男は飄々とした笑みを浮かべ、わざとらしく肩をすくめる。
女はゆらりと振り向いて、ドラゴンの上から4人の男を見下ろした。
「当然でしょ? 私はみんなのリーダーで、みんなを守る『妻』なんだから」
にやりと不敵な笑みを浮かべる女。
この女こそ、伝説の勇者・アリシア。
曰く、回復魔法も攻撃魔法も、物理戦闘すらこなす女傑
曰く、4人の男を平等に愛し、愛された女王
曰く、平民から公爵に成り上がった実力派シンデレラ
これはそんな彼女がただのありふれた冒険者から、誰よりも愛された世界最強の勇者になるまでの成り上がりストーリーである。
『歴代最強の勇者』
そう呼ばれた魔術師を、あなたは知っているだろうか。
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「君が強くなるたび、俺の仕事が減るから困るな。怪我がないのはいいことだけどね」
銀髪の男はガタリと音を立て、大きな盾を魔法で収納する。
「ふふ、最初は俺の方が強かったはずなのに、いつの間にか抜かれちゃったかな。お兄さん、ちょっと困るかも」
金髪の男は飄々とした笑みを浮かべ、わざとらしく肩をすくめる。
女はゆらりと振り向いて、ドラゴンの上から4人の男を見下ろした。
「当然でしょ? 私はみんなのリーダーで、みんなを守る『妻』なんだから」
にやりと不敵な笑みを浮かべる女。
この女こそ、伝説の勇者・アリシア。
曰く、回復魔法も攻撃魔法も、物理戦闘すらこなす女傑
曰く、4人の男を平等に愛し、愛された女王
曰く、平民から公爵に成り上がった実力派シンデレラ
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