3 / 3
第一話
しおりを挟む
肺を満たす冷たい朝の空気と、乱れる呼吸。
まさか初日から寝坊するなんて……!
てか母さん達も父さんもなんで3人もいるのに、1人も起こしてくれないの!? いや起きられない私が悪いんだけどさ!
私はギルドの扉をバァンとあけて、中を見回す。まばらにいる人々の視線が一瞬だけこちらへ向けられたが,すぐに騒がしい雰囲気に戻っていった。
あれ……まだ、来てないのかな?
だがそこに目当ての人物の姿はない。
「もしかして、レオンも寝坊……?」
「んなわけねぇだろ」
「ひゃっ……! な、なんで後ろに!?」
慌てて後ろをふりむくと、そこに居たのは見慣れた黒髪だった。レオンは呆れた様子でため息をつく。
「アリシアが遅いから迎えに行こうとしたんだよ。そしたらお前俺とすれ違っても気付かねぇし」
「うっ、ごめん……」
「まだ俺が起こしてやらなきゃダメなのか? お子ちゃまだな」
「かもねぇ。明日からは目覚ましよろしくね、レオン」
どう頑張っても朝は自力じゃ起きられない。ここは素直に頼った方がいいよね。
「はぁ!? お、お前正気か!?」
「? 何が?」
レオンは顔を赤く染めながら、あたふたと慌て出す。
「何がってお前っ……! 起こすってことは、その、部屋に入ったりとか、その……」
「子供の頃はいつもそうだったじゃん」
「俺たち18だぞ!? ガキの頃とは違うだろ!?」
「あー、もー、わかったよ。じゃあ自力で起きるよ」
ぎゃーぎゃー喚くレオンの声を遮るように耳を塞ぐ。全く、いつまで経っても落ち着きがないお子ちゃまなんだから。
「とりあえずギルド登録して、教会にお祈り行こうよ」
「誰のせいで話進んでないと思ってんだよ……!」
レオンは苛立った様子で拳を握ってから、大きくため息をついた。いっつもイライラしてるよなぁ。
私はざわざわとしたギルドの中を通り抜け、そのままカウンターへ歩いて行く。
「すみません、2人分の登録お願いします。あと、初心者クエストの受注も」
受付のお兄さんはにっこりと笑って、差し出された申請書を受け取る。
「はい。えーと、魔導士のアリシア・レイヴンフォードさんと、剣士のレオン・ヴァレンティスさん。……あぁ、お二人が今年の領都冒険者学校の学部別最優秀者の方ですか」
「まあ、一応?」
事実ではあるけれど、こう言う風に言葉に出されるとむず痒いんだよなぁ。
「お二人は特に優秀な成績だったと伺っております。楽しみにしていますね」
お兄さんはそのまま私とレオンに『ギルド登録証』と書かれた一枚のカードを渡してくる。
「では、簡易説明をさせていただきますね。ご存知かもしれませんが,最初は全員Fランクスタート。その後はクエストのクリア実績次第でランクが上昇いたします。また、登録した人間との通信もできるシステムとなっておりますので、よろしければご活用ください」
「わかりました。ありがとうございます!」
「ふふ、元気でいいですね。……初心者クエストですが、現在空いている枠は2時間後となりますね。引率の方はEランクのシーフの方です。何か質問はありますか?」
私はふるふると首を横に振る。私が後衛、レオンが前衛だから、サポートジョブの先輩がついてくれるのはありがたい。
「大丈夫です。ありがとうございます」
顔写真と『F』という文字が印刷された紫色のカードを手に取る。口の端が緩むのがおさえきれない。
「ふふっ、これで私も冒険者……!」
私はるんるんと軽い足取りで、ギルドの外へと歩き出す。
「お前浮かれすぎだろ。まだ登録終わっただけじゃねえか」
「少しずつ進んでるのが嬉しいから良いのっ! こうして、私の勇者への道のりが始まるんだよぉ~!」
「お前昔からずっとそう言ってるよな……なんだよ勇者になるって……」
「だってだって、勇者様ってこの街の出身でしょ? もしかしたら私にも勇者の血が流れてるかもしれないじゃない? それで世界を平和にした勇者が、実は古の勇者の末裔でした~! とかなったらかっこいいじゃん!」
「ガキかよ……」
「それにそれに、みんなが幸せって良いことじゃない? 私、みんなが笑ってられる世界を作りたいの」
「頭の中お花畑かよ……」
レオンは呆れた笑みを浮かべながら、私の後ろを突いてくる。
「でも、レオンは着いてきてくれたじゃない。そういう情に厚いとこ好きだよ」
「はぁ!? おま、好きとか何言って……!?」
「いやー、持つべきものは頼れる幼馴染だよねぇ。……よし、到着~」
教会の外で歩みを止め目の前の建物を見上げる。子供の頃から何度も通った見慣れた建物。
こぢんまりとした扉を丁寧に開け、その中へと足を踏み入れる。
ステンドグラスから降り注ぐ光は、キラキラとカラフルに床を照らしていて。祈りを捧げる人の姿すら、どこか神秘的に見えるほどだった。
「あれ? アレク兄さん……?」
中央で一人祈りを捧げているプラチナブロンドの男性。彼はゆっくりと顔をあげ、こちらをみてニコリと微笑む。
「アリシア! 元気だったかい?」
「久しぶり~! いつ帰ってきたの? もう、連絡してくれればいいのに」
立ち上がるアレク兄さんに早足で歩み寄る。兄さんには滅多に会えないし、少しの時間も惜しいもの。
「今さっきだよ。二人が冒険者になるんだ、俺が見に来ないわけないだろう?」
「別に、お前が見にこなくても問題ねぇだろ。アリシアには俺が着いてるし。……てか、アリシアもいつまで兄さんってよんでんだよ。血の繋がりもねぇのに」
レオンは私の手をぐっと後ろにひきよせて、不機嫌そうにそう答える。
「いつのまにか随分と嫌われたみたいだね。昔はレオンも『アレク兄さんと冒険する~』って言ってたのに」
「何年前の話だよ。それにお前兄さんっていうかおっさんだろ」
「うっ……傷つくなぁ、俺まだ26だよ?」
アレク兄さんは困ったように肩をすくめてから、聖職者らしい黒いローブの内側に手を入れ、中から二つのネックレスを取り出した。
「とりあえず、お兄さんから2人にプレゼント。最近この辺りの魔物が凶暴化してるって話もあるし、冒険するにはアイテムが多い方がいい。状態異常防御アップのネックレスだよ」
「わあ、ありがとう!」
私は薄緑色の石がついたシンプルなそれを手に取る。キラキラと光を反射するそれに、思わず頬が緩む。
「アレク兄さんが着いててくれれば状態異常なんてすぐ治してもらえるけど、回復職いないと中々そうはいかないからねぇ」
ネックレスをつける私の隣で、レオンも渋々自分の分を手に取る。
「しょうがねぇからもらってやる。なんかあっても困るしな。……まあ、一応ありがとな」
「レオンって本当に素直じゃないよねぇ」
「うるせぇよ」
ネックレスをつけ終わり、宝石をそっと指先でつまむ。
「ふふ、どう? 似合う?」
兄さんの方を見上げると、彼はすっと目を細める。
「あぁ、凄く似合ってるよ」
「……私、ちゃんと大人になった、かな?」
大人になったら兄さんと一緒に冒険して、最後はお嫁さんになるの、なんて。昔言ったことを、兄さんは覚えているだろうか。
「うーん……どうかな。もう少し冒険して、色々経験したらかなぁ」
「……そっかぁ。まあ、まだ駆け出し、だもんね」
はぐらかすような答えに、ずきりと胸がいたむ。きっと兄さんは覚えてるんだろう。だからあえてこんなこと言うんだろうなぁ。
まあ、8つも離れてたら仕方ないか。
「じゃあ兄さんと同じS級になったら、その時はちゃんと大人だって認めて……一緒に、冒険してくれる?」
「もちろん。……楽しみだな」
俯いた私には、兄さんがどんな顔をしているのかわからない。だがその声は、微かに揺らいでいた。
「なあにがその時は、だ。別にアレクなんていなくても俺達2人で最強になってみせる」
レオンは私を庇うようにアレク兄さんと私の間に滑り込む。
「怖いなぁ、そんな顔で見ないでよ。……ネックレスも渡せたし、俺は他のみんなに挨拶してくるよ。またね、2人とも」
アレク兄さんはいつも通りの飄々とした声でそう告げて、ゆったりとした動作で去っていった。
それが寂しいなずなのに、心のどこかでほっとしていて。
「……お前、まだ諦めてねぇのかよ」
「うぅん、大丈夫。今ので、踏ん切りついたから」
鼻のツンとした痛みを無視して、首に力を入れて前を向く。
「これから冒険なのに、俯いてなんていられないし。……兄さんもびっくりするような強い冒険者になろうね、レオン!」
レオンは一瞬目を見開いてから、珍しく優しい顔で微笑んだ。
「……あぁ、そうだな」
私は女神様の方を向いて、膝をついて祈りをささげる。
今日は新たな門出の日。昔の恋に踏ん切りをつけて、冒険者として生きていく、新たな私の人生の始まりの日。
どうか私の冒険が幸せに満ちて、誰かを笑顔にできる日々になりますように。
そんな漠然とした願いを、女神様に捧げる。
まさかこの日を境に私の人生が大きく変わるなんて、知りもせずに。
まさか初日から寝坊するなんて……!
てか母さん達も父さんもなんで3人もいるのに、1人も起こしてくれないの!? いや起きられない私が悪いんだけどさ!
私はギルドの扉をバァンとあけて、中を見回す。まばらにいる人々の視線が一瞬だけこちらへ向けられたが,すぐに騒がしい雰囲気に戻っていった。
あれ……まだ、来てないのかな?
だがそこに目当ての人物の姿はない。
「もしかして、レオンも寝坊……?」
「んなわけねぇだろ」
「ひゃっ……! な、なんで後ろに!?」
慌てて後ろをふりむくと、そこに居たのは見慣れた黒髪だった。レオンは呆れた様子でため息をつく。
「アリシアが遅いから迎えに行こうとしたんだよ。そしたらお前俺とすれ違っても気付かねぇし」
「うっ、ごめん……」
「まだ俺が起こしてやらなきゃダメなのか? お子ちゃまだな」
「かもねぇ。明日からは目覚ましよろしくね、レオン」
どう頑張っても朝は自力じゃ起きられない。ここは素直に頼った方がいいよね。
「はぁ!? お、お前正気か!?」
「? 何が?」
レオンは顔を赤く染めながら、あたふたと慌て出す。
「何がってお前っ……! 起こすってことは、その、部屋に入ったりとか、その……」
「子供の頃はいつもそうだったじゃん」
「俺たち18だぞ!? ガキの頃とは違うだろ!?」
「あー、もー、わかったよ。じゃあ自力で起きるよ」
ぎゃーぎゃー喚くレオンの声を遮るように耳を塞ぐ。全く、いつまで経っても落ち着きがないお子ちゃまなんだから。
「とりあえずギルド登録して、教会にお祈り行こうよ」
「誰のせいで話進んでないと思ってんだよ……!」
レオンは苛立った様子で拳を握ってから、大きくため息をついた。いっつもイライラしてるよなぁ。
私はざわざわとしたギルドの中を通り抜け、そのままカウンターへ歩いて行く。
「すみません、2人分の登録お願いします。あと、初心者クエストの受注も」
受付のお兄さんはにっこりと笑って、差し出された申請書を受け取る。
「はい。えーと、魔導士のアリシア・レイヴンフォードさんと、剣士のレオン・ヴァレンティスさん。……あぁ、お二人が今年の領都冒険者学校の学部別最優秀者の方ですか」
「まあ、一応?」
事実ではあるけれど、こう言う風に言葉に出されるとむず痒いんだよなぁ。
「お二人は特に優秀な成績だったと伺っております。楽しみにしていますね」
お兄さんはそのまま私とレオンに『ギルド登録証』と書かれた一枚のカードを渡してくる。
「では、簡易説明をさせていただきますね。ご存知かもしれませんが,最初は全員Fランクスタート。その後はクエストのクリア実績次第でランクが上昇いたします。また、登録した人間との通信もできるシステムとなっておりますので、よろしければご活用ください」
「わかりました。ありがとうございます!」
「ふふ、元気でいいですね。……初心者クエストですが、現在空いている枠は2時間後となりますね。引率の方はEランクのシーフの方です。何か質問はありますか?」
私はふるふると首を横に振る。私が後衛、レオンが前衛だから、サポートジョブの先輩がついてくれるのはありがたい。
「大丈夫です。ありがとうございます」
顔写真と『F』という文字が印刷された紫色のカードを手に取る。口の端が緩むのがおさえきれない。
「ふふっ、これで私も冒険者……!」
私はるんるんと軽い足取りで、ギルドの外へと歩き出す。
「お前浮かれすぎだろ。まだ登録終わっただけじゃねえか」
「少しずつ進んでるのが嬉しいから良いのっ! こうして、私の勇者への道のりが始まるんだよぉ~!」
「お前昔からずっとそう言ってるよな……なんだよ勇者になるって……」
「だってだって、勇者様ってこの街の出身でしょ? もしかしたら私にも勇者の血が流れてるかもしれないじゃない? それで世界を平和にした勇者が、実は古の勇者の末裔でした~! とかなったらかっこいいじゃん!」
「ガキかよ……」
「それにそれに、みんなが幸せって良いことじゃない? 私、みんなが笑ってられる世界を作りたいの」
「頭の中お花畑かよ……」
レオンは呆れた笑みを浮かべながら、私の後ろを突いてくる。
「でも、レオンは着いてきてくれたじゃない。そういう情に厚いとこ好きだよ」
「はぁ!? おま、好きとか何言って……!?」
「いやー、持つべきものは頼れる幼馴染だよねぇ。……よし、到着~」
教会の外で歩みを止め目の前の建物を見上げる。子供の頃から何度も通った見慣れた建物。
こぢんまりとした扉を丁寧に開け、その中へと足を踏み入れる。
ステンドグラスから降り注ぐ光は、キラキラとカラフルに床を照らしていて。祈りを捧げる人の姿すら、どこか神秘的に見えるほどだった。
「あれ? アレク兄さん……?」
中央で一人祈りを捧げているプラチナブロンドの男性。彼はゆっくりと顔をあげ、こちらをみてニコリと微笑む。
「アリシア! 元気だったかい?」
「久しぶり~! いつ帰ってきたの? もう、連絡してくれればいいのに」
立ち上がるアレク兄さんに早足で歩み寄る。兄さんには滅多に会えないし、少しの時間も惜しいもの。
「今さっきだよ。二人が冒険者になるんだ、俺が見に来ないわけないだろう?」
「別に、お前が見にこなくても問題ねぇだろ。アリシアには俺が着いてるし。……てか、アリシアもいつまで兄さんってよんでんだよ。血の繋がりもねぇのに」
レオンは私の手をぐっと後ろにひきよせて、不機嫌そうにそう答える。
「いつのまにか随分と嫌われたみたいだね。昔はレオンも『アレク兄さんと冒険する~』って言ってたのに」
「何年前の話だよ。それにお前兄さんっていうかおっさんだろ」
「うっ……傷つくなぁ、俺まだ26だよ?」
アレク兄さんは困ったように肩をすくめてから、聖職者らしい黒いローブの内側に手を入れ、中から二つのネックレスを取り出した。
「とりあえず、お兄さんから2人にプレゼント。最近この辺りの魔物が凶暴化してるって話もあるし、冒険するにはアイテムが多い方がいい。状態異常防御アップのネックレスだよ」
「わあ、ありがとう!」
私は薄緑色の石がついたシンプルなそれを手に取る。キラキラと光を反射するそれに、思わず頬が緩む。
「アレク兄さんが着いててくれれば状態異常なんてすぐ治してもらえるけど、回復職いないと中々そうはいかないからねぇ」
ネックレスをつける私の隣で、レオンも渋々自分の分を手に取る。
「しょうがねぇからもらってやる。なんかあっても困るしな。……まあ、一応ありがとな」
「レオンって本当に素直じゃないよねぇ」
「うるせぇよ」
ネックレスをつけ終わり、宝石をそっと指先でつまむ。
「ふふ、どう? 似合う?」
兄さんの方を見上げると、彼はすっと目を細める。
「あぁ、凄く似合ってるよ」
「……私、ちゃんと大人になった、かな?」
大人になったら兄さんと一緒に冒険して、最後はお嫁さんになるの、なんて。昔言ったことを、兄さんは覚えているだろうか。
「うーん……どうかな。もう少し冒険して、色々経験したらかなぁ」
「……そっかぁ。まあ、まだ駆け出し、だもんね」
はぐらかすような答えに、ずきりと胸がいたむ。きっと兄さんは覚えてるんだろう。だからあえてこんなこと言うんだろうなぁ。
まあ、8つも離れてたら仕方ないか。
「じゃあ兄さんと同じS級になったら、その時はちゃんと大人だって認めて……一緒に、冒険してくれる?」
「もちろん。……楽しみだな」
俯いた私には、兄さんがどんな顔をしているのかわからない。だがその声は、微かに揺らいでいた。
「なあにがその時は、だ。別にアレクなんていなくても俺達2人で最強になってみせる」
レオンは私を庇うようにアレク兄さんと私の間に滑り込む。
「怖いなぁ、そんな顔で見ないでよ。……ネックレスも渡せたし、俺は他のみんなに挨拶してくるよ。またね、2人とも」
アレク兄さんはいつも通りの飄々とした声でそう告げて、ゆったりとした動作で去っていった。
それが寂しいなずなのに、心のどこかでほっとしていて。
「……お前、まだ諦めてねぇのかよ」
「うぅん、大丈夫。今ので、踏ん切りついたから」
鼻のツンとした痛みを無視して、首に力を入れて前を向く。
「これから冒険なのに、俯いてなんていられないし。……兄さんもびっくりするような強い冒険者になろうね、レオン!」
レオンは一瞬目を見開いてから、珍しく優しい顔で微笑んだ。
「……あぁ、そうだな」
私は女神様の方を向いて、膝をついて祈りをささげる。
今日は新たな門出の日。昔の恋に踏ん切りをつけて、冒険者として生きていく、新たな私の人生の始まりの日。
どうか私の冒険が幸せに満ちて、誰かを笑顔にできる日々になりますように。
そんな漠然とした願いを、女神様に捧げる。
まさかこの日を境に私の人生が大きく変わるなんて、知りもせずに。
10
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
転生したら4人のヤンデレ彼氏に溺愛される日々が待っていた。
aika
恋愛
主人公まゆは冴えないOL。
ある日ちょっとした事故で命を落とし転生したら・・・
4人のイケメン俳優たちと同棲するという神展開が待っていた。
それぞれタイプの違うイケメンたちに囲まれながら、
生活することになったまゆだが、彼らはまゆを溺愛するあまり
どんどんヤンデレ男になっていき・・・・
ヤンデレ、溺愛、執着、取り合い・・・♡
何でもありのドタバタ恋愛逆ハーレムコメディです。
甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜
具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」
居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。
幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。
そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。
しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。
そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。
盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。
※表紙はAIです
美醜逆転世界でお姫様は超絶美形な従者に目を付ける
朝比奈
恋愛
ある世界に『ティーラン』と言う、まだ、歴史の浅い小さな王国がありました。『ティーラン王国』には、王子様とお姫様がいました。
お姫様の名前はアリス・ラメ・ティーラン
絶世の美女を母に持つ、母親にの美しいお姫様でした。彼女は小国の姫でありながら多くの国の王子様や貴族様から求婚を受けていました。けれども、彼女は20歳になった今、婚約者もいない。浮いた話一つ無い、お姫様でした。
「ねぇ、ルイ。 私と駆け落ちしましょう?」
「えっ!? ええぇぇえええ!!!」
この話はそんなお姫様と従者である─ ルイ・ブリースの恋のお話。
【完結】秀才の男装治療師が女性恐怖症のわんこ弟子に溺愛されるまで
禅
恋愛
「神に祈るだけで曖昧にしか治らない。そんなものは治療とは言わない」
男尊女卑が強い国で、女であることを隠し、独自の魔法を使いトップクラスの治療師となり治療をしていたクリス。
ある日、新人のルドがやってきて教育係を押し付けられる。ルドは魔法騎士団のエースだが治療魔法が一切使えない。しかも、女性恐怖症。
それでも治療魔法が使えるようになりたいと懇願するルドに根負けしたクリスは特別な治療魔法を教える。
クリスを男だと思い込み、純粋に師匠として慕ってくるルド。
そんなルドに振り回されるクリス。
こんな二人が無自覚両片思いになり、両思いになるまでの話。
※最初の頃はガチ医療系、徐々に恋愛成分多めになっていきます
※主人公は現代に近い医学知識を使いますが、転生者ではありません
※一部変更&数話追加してます(11/24現在)
※※小説家になろうで完結まで掲載
改稿して投稿していきます
狼隊長さんは、私のやわはだのトリコになりました。
汐瀬うに
恋愛
目が覚めたら、そこは獣人たちの国だった。
元看護師の百合は、この世界では珍しい“ヒト”として、狐の婆さんが仕切る風呂屋で働くことになる。
与えられた仕事は、獣人のお客を湯に通し、その体を洗ってもてなすこと。
本来ならこの先にあるはずの行為まで求められてもおかしくないのに、百合の素肌で背中を撫でられた獣人たちは、皆ふわふわの毛皮を揺らして眠りに落ちてしまうのだった。
人間の肌は、獣人にとって子犬の毛並みのようなもの――そう気づいた時には、百合は「眠りを売る“やわはだ嬢”」として静かな人気者になっていた。
そんな百合の元へある日、一つの依頼が舞い込む。
「眠れない狼隊長を、あんたの手で眠らせてやってほしい」
戦場の静けさに怯え、目を閉じれば仲間の最期がよみがえる狼隊長ライガ。
誰よりも強くあろうとする男の震えに触れた百合は、自分もまた失った人を忘れられずにいることを思い出す。
やわらかな人肌と、眠れない心。
静けさを怖がるふたりが、湯気の向こうで少しずつ寄り添っていく、獣人×ヒトの異世界恋愛譚。
[こちらは以前あげていた「やわはだの、お風呂やさん」の改稿ver.になります]
転生先は男女比50:1の世界!?
4036(シクミロ)
恋愛
男女比50:1の世界に転生した少女。
「まさか、男女比がおかしな世界とは・・・」
デブで自己中心的な女性が多い世界で、ひとり異質な少女は・・
どうなる!?学園生活!!
一夜限りの関係だったはずなのに、責任を取れと迫られてます。
甘寧
恋愛
魔女であるシャルロッテは、偉才と呼ばれる魔導師ルイースとひょんなことから身体の関係を持ってしまう。
だがそれはお互いに同意の上で一夜限りという約束だった。
それなのに、ルイースはシャルロッテの元を訪れ「責任を取ってもらう」と言い出した。
後腐れのない関係を好むシャルロッテは、何とかして逃げようと考える。しかし、逃げれば逃げるだけ愛が重くなっていくルイース…
身体から始まる恋愛模様◎
※タイトル一部変更しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる