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三番寮
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「それでは行ってきます!」
今日からいよいよ王立学園での生活が始まる。僕の場合は上級部に入る事になるのだけれど、クラス分けとかどうなるのかな?
エバさんから、今日だけは送らせて欲しいと言われコンドール商会の馬車で送って貰う。それと言うのも、王立学園は希望すれば寮に入れるとの事で、僕も寮に入る事にしたからだ。
寮費や食費は本人分を王家が全て負担してくれるので、余裕がある家の子供は身の回りの世話をしてくれる家礼やメイドを連れて入る事も出来ると言う。僕の場合はニヤも一緒だ。
「ねえ、アベルさん。本当に寮に入ってしまうの? 別に私たちの所から通っても良いのよ。馬車だって毎日送ってあげられるし」
エバさんは、寮に入ると言ってからずっとこの調子だ。本音はイヅミと別れるのが辛いのだろう。
(また一人、あちきの魅力で狂わせてしまったにゃ)
そのイヅミは、エマさんの膝に乗ってずっと撫でられている。
「それでは、今日まで本当にお世話になりました。休みの時には遊びに行きますので」
馬車を降りて、エマさんとアジさんに挨拶する。エマさんは本当に最後までイヅミの事を離してくれなかった。
挨拶を終えて王立学園へ入るための門に向かうと、ビックリした目をして固まっているアンネがいた。
「久しぶりアンネ。こんな所で固まってどうしたの?」
「あ、あなた今。コンドール商会の馬車に乗ってなかった?」
エマさんと一緒の所を見てたのか。
「そうだよ、今日までコンドール商会にお世話になっていたんだ」
「コンドール商会と言えば、いま王都でも一番勢いのある商会よね? 何で貴方がそんな商会にお世話になる理由があるのよ?!」
へー、コンドール商会って今そんな感じなんだ。
「まあ、成り行きで?」
アンネが固まったまま動かないので「先に行くよ」と言って門に入ると「待ちなさいよ!」と追いかけてきた。ちなみにアンネも寮に入るそうで、メイドさんが一人付いていたよ。
門を通ると学園の職員さん達が並んで、入学する生徒達の手続きをしていた。数日前に届いた入学届けを職員の人に渡して確認して貰う。
「アベルさんですね。使用人が一人、寮は三番寮になります。学年は上級部でクラスは……!?」
ここでもまた職員さんが固まってしまった。隣にいる職員さんと何かヒソヒソ話しているが、隣の職員さんもクラスの所を見て驚いて首を傾げている。
「何かありましたか?」
「あっ、あ、すみません。ちょっとこちらの確認不足の点がありまして。クラスに付いては確認してから再度連絡させて頂きます。それまでは寮の部屋でお待ち頂けますか?」
どうやらクラス分けで何か間違いがあったのかな? 僕は職員さんに寮で待っている事を伝えて、ニヤと共に寮へと向かった。ちなみにアンネの入る女子寮は別棟になっていたので途中で別れた。
三番寮に到着すると、入り口には学生と思われる人が立っており僕を見つけると声を掛けてきた。
「新入生かい?」
「はい。三番寮に入りました、アベルです」
学生が手に持った名簿で名前を確認する。
「君は六号室だね。案内するから付いておいで、お付きの人も一緒にどうぞ」
そして、部屋に案内される迄に自己紹介をする。
「僕はこの寮の寮長で、上級部二年のアルフレッドだ。皆んなからはアルフと呼ばれている。アベル君もアルフと呼んでくれ」
「分かりましたアルフ先輩、僕のこともアベルと呼んでください」
「分かった、アベル。で、そっちの子はお付きのメイドで良いのかな?」
アルフ先輩がニヤを不思議そうに見る。メイドにしてはメイド服を着ていないし、荷物も主人の僕が持っていてニヤは手ぶらだから当然か。
「ニヤは……ニヤ」
「ニヤは、僕の冒険者仲間で妹のようなものです」
「冒険者? アベルは冒険者なの?」
アルフ先輩の目の色が変わる。
「はい、でも最近は全然活動していなくてランクもEのままなんですけれど」
「いいなあ、冒険者! 俺も冒険者になりたかったんだけど親が許してくれなかったんだよね。今度、冒険者の事教えてくれよ。あっ! ここが六号室ね、この鍵で部屋を開けて、中に入ったらこの鍵を、ココに入れておくと良いよ」
アルフ先輩は気さくでとても良い先輩みたいだ。部屋まで案内すると「次の子が来てるかも知れないから」と言って入り口まで戻って行った。
僕とニヤは部屋に入るとひとまず荷物を置いて椅子に腰掛ける。意外と部屋は広くて二つに別れており、隣が使用人の部屋になってるようだ。多分ニヤは僕と眠るのだろうけど、二人分の部屋があるのは助かる。
「先ずは荷物を置いて、それからお茶にでもしようか」
「お菓子」
「お菓子も出してあげるよ」
取り敢えず部屋に荷物を置いて、お茶を飲んでゆっくりしていると、部屋の扉がノックされた。
「はい?」
扉を開けると、さっき入学手続きの時に話した職員さんが立っていた。
「すみませんアベルさん。先ほどのクラスの件で、確認が取れましたのでお知らせに来ました」
「わざわざありがとうございます」
職員さんから書類を受け取る。チラッと室内を見た職員さんが、もう大量の荷物が並んだ部屋を見てビックリしていたよ。
「何々、上級部一年英クラス。えっ、英クラスなの?」
クラス分けは、良くて琵クラス位だと思っていたのに英クラスかあ。それで間違いだと思った職員さんが確認に行ってたんだね。
夕刻になり、食事の時間だと呼ばれて食堂へと集まる。食堂も寮毎に別れていて三番寮の全員が集まっていた。
「えー、それでは今年の新入生も入って来たので、恒例の自己紹介を行いたいと思います」
さっき、寮の部屋まで案内したくれた寮長のアルフ先輩が挨拶をして次々に上級部の先輩や初級部で十才から寮に入っているメンバーを紹介していく。てか、アルフ先輩、寮生の顔と名前全員覚えているの?
男性の紹介が終わると、女性の寮長さんに代わる。こちらもキリッとした感じの品の良い先輩だ。
「さて、既存学生の自己紹介が終わった所で、新入生達の自己紹介をして貰おうか。まず最初は……」
ここで、チラッと僕を見るアルフ先輩。
「三番寮で、初めて英クラスの学生になる、アベル! 自己紹介をよろしく!」
えええーっ!? そうなの!?
今日からいよいよ王立学園での生活が始まる。僕の場合は上級部に入る事になるのだけれど、クラス分けとかどうなるのかな?
エバさんから、今日だけは送らせて欲しいと言われコンドール商会の馬車で送って貰う。それと言うのも、王立学園は希望すれば寮に入れるとの事で、僕も寮に入る事にしたからだ。
寮費や食費は本人分を王家が全て負担してくれるので、余裕がある家の子供は身の回りの世話をしてくれる家礼やメイドを連れて入る事も出来ると言う。僕の場合はニヤも一緒だ。
「ねえ、アベルさん。本当に寮に入ってしまうの? 別に私たちの所から通っても良いのよ。馬車だって毎日送ってあげられるし」
エバさんは、寮に入ると言ってからずっとこの調子だ。本音はイヅミと別れるのが辛いのだろう。
(また一人、あちきの魅力で狂わせてしまったにゃ)
そのイヅミは、エマさんの膝に乗ってずっと撫でられている。
「それでは、今日まで本当にお世話になりました。休みの時には遊びに行きますので」
馬車を降りて、エマさんとアジさんに挨拶する。エマさんは本当に最後までイヅミの事を離してくれなかった。
挨拶を終えて王立学園へ入るための門に向かうと、ビックリした目をして固まっているアンネがいた。
「久しぶりアンネ。こんな所で固まってどうしたの?」
「あ、あなた今。コンドール商会の馬車に乗ってなかった?」
エマさんと一緒の所を見てたのか。
「そうだよ、今日までコンドール商会にお世話になっていたんだ」
「コンドール商会と言えば、いま王都でも一番勢いのある商会よね? 何で貴方がそんな商会にお世話になる理由があるのよ?!」
へー、コンドール商会って今そんな感じなんだ。
「まあ、成り行きで?」
アンネが固まったまま動かないので「先に行くよ」と言って門に入ると「待ちなさいよ!」と追いかけてきた。ちなみにアンネも寮に入るそうで、メイドさんが一人付いていたよ。
門を通ると学園の職員さん達が並んで、入学する生徒達の手続きをしていた。数日前に届いた入学届けを職員の人に渡して確認して貰う。
「アベルさんですね。使用人が一人、寮は三番寮になります。学年は上級部でクラスは……!?」
ここでもまた職員さんが固まってしまった。隣にいる職員さんと何かヒソヒソ話しているが、隣の職員さんもクラスの所を見て驚いて首を傾げている。
「何かありましたか?」
「あっ、あ、すみません。ちょっとこちらの確認不足の点がありまして。クラスに付いては確認してから再度連絡させて頂きます。それまでは寮の部屋でお待ち頂けますか?」
どうやらクラス分けで何か間違いがあったのかな? 僕は職員さんに寮で待っている事を伝えて、ニヤと共に寮へと向かった。ちなみにアンネの入る女子寮は別棟になっていたので途中で別れた。
三番寮に到着すると、入り口には学生と思われる人が立っており僕を見つけると声を掛けてきた。
「新入生かい?」
「はい。三番寮に入りました、アベルです」
学生が手に持った名簿で名前を確認する。
「君は六号室だね。案内するから付いておいで、お付きの人も一緒にどうぞ」
そして、部屋に案内される迄に自己紹介をする。
「僕はこの寮の寮長で、上級部二年のアルフレッドだ。皆んなからはアルフと呼ばれている。アベル君もアルフと呼んでくれ」
「分かりましたアルフ先輩、僕のこともアベルと呼んでください」
「分かった、アベル。で、そっちの子はお付きのメイドで良いのかな?」
アルフ先輩がニヤを不思議そうに見る。メイドにしてはメイド服を着ていないし、荷物も主人の僕が持っていてニヤは手ぶらだから当然か。
「ニヤは……ニヤ」
「ニヤは、僕の冒険者仲間で妹のようなものです」
「冒険者? アベルは冒険者なの?」
アルフ先輩の目の色が変わる。
「はい、でも最近は全然活動していなくてランクもEのままなんですけれど」
「いいなあ、冒険者! 俺も冒険者になりたかったんだけど親が許してくれなかったんだよね。今度、冒険者の事教えてくれよ。あっ! ここが六号室ね、この鍵で部屋を開けて、中に入ったらこの鍵を、ココに入れておくと良いよ」
アルフ先輩は気さくでとても良い先輩みたいだ。部屋まで案内すると「次の子が来てるかも知れないから」と言って入り口まで戻って行った。
僕とニヤは部屋に入るとひとまず荷物を置いて椅子に腰掛ける。意外と部屋は広くて二つに別れており、隣が使用人の部屋になってるようだ。多分ニヤは僕と眠るのだろうけど、二人分の部屋があるのは助かる。
「先ずは荷物を置いて、それからお茶にでもしようか」
「お菓子」
「お菓子も出してあげるよ」
取り敢えず部屋に荷物を置いて、お茶を飲んでゆっくりしていると、部屋の扉がノックされた。
「はい?」
扉を開けると、さっき入学手続きの時に話した職員さんが立っていた。
「すみませんアベルさん。先ほどのクラスの件で、確認が取れましたのでお知らせに来ました」
「わざわざありがとうございます」
職員さんから書類を受け取る。チラッと室内を見た職員さんが、もう大量の荷物が並んだ部屋を見てビックリしていたよ。
「何々、上級部一年英クラス。えっ、英クラスなの?」
クラス分けは、良くて琵クラス位だと思っていたのに英クラスかあ。それで間違いだと思った職員さんが確認に行ってたんだね。
夕刻になり、食事の時間だと呼ばれて食堂へと集まる。食堂も寮毎に別れていて三番寮の全員が集まっていた。
「えー、それでは今年の新入生も入って来たので、恒例の自己紹介を行いたいと思います」
さっき、寮の部屋まで案内したくれた寮長のアルフ先輩が挨拶をして次々に上級部の先輩や初級部で十才から寮に入っているメンバーを紹介していく。てか、アルフ先輩、寮生の顔と名前全員覚えているの?
男性の紹介が終わると、女性の寮長さんに代わる。こちらもキリッとした感じの品の良い先輩だ。
「さて、既存学生の自己紹介が終わった所で、新入生達の自己紹介をして貰おうか。まず最初は……」
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