29 / 57
学園生活
しおりを挟む
今日は、先日のテストの結果が貼り出される日。どう見ても皆の顔色は良く無い気がする。特に上級部の問題は難しかったようでアルフ先輩の顔も真っ青だ。
「ほら、結果も見ないでしょげていても仕方ないですよ。見に行きましょうよ」
順位が貼り出された場所にはやっぱり生徒が溢れていた。それでも少し待って前に出ると順位を確認する。
「あれ?」
「うそ?!」
上級部一年、一位の場所。
そこには、ボクの名前が書いてあった。
てっきりここでも操作されるのかと思ったけど、何だったんだろね?
◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆
「ジルヌール!! 何故私の邪魔をする!」
ジルヌールの目の前に立ち、怒りの目で睨みつけるのはシルビア副学園長。
「邪魔などしていない、採点の結果を正しく評価して貰っただけだ」
「邪魔しただろう! 態々師匠まで呼び寄せて採点の確認をさせるだなんて!」
そのおかげで正しい採点結果のまま、順位が貼り出される事になった。
「何だか面白い問題が出ていたようだからな、専門家の意見を聞いたまでだ。ガリレオ教授はとても面白がられていたぞ、『シルビアへの問題を学生がこうも理解して説いてくれるとは』とな」
「あれを説いた生徒には、ぜひ教授のゼミに来て欲しいとも言われていたぞ」
「くっ!」
恩人である教授に参加されて、思ったように事が進めなかったシルビアは、恨むような視線を残してジルヌールの前から立ち去っていった。
◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆
「先ずはクラス全員の自己紹介からだな、勿論知っている者もいるだろうが、今回は特に初めても者も居そうなので全員にやって貰おう」
遂にまともな授業が始まりそうな予感。
「最初はそうだな……」
その時、教室のど真ん中に座っている生徒がスッと手を上げた。先生の顔が緊張して強張っている。
「エドモンド先生、僭越ながら僕が最初に自己紹介をさせて頂いても宜しいでしょうか? そうすれば皆も緊張が解れて、次からは話し易いと思うのですが?」
その生徒からの至極真っ当な提案に、先生も緊張を解いて頷いた。
「成程、とても良い提案ですランバート殿下。それでは殿下から自己紹介をよろしくお願いします」
殿下? なるほど。同学年にいると聞いた第三王子がこの学生なのか、緩いウェーブの掛かった金髪に整った顔立ち、背も高く、着ている服制も凄くキラキラして見える。
殿下は、スッと立ち上がり……この立ち上がる動きや、立ち上がった後の立ち姿もいちいち洗練されていて優雅で目を引く。
「私の事を知っている者も多いと思うが……」
ここでもチラッと僕に目線が届く。
「この国の第三王子。ランバート・ロイ・ドルトルンだ。王子とは言え、この学園にいる間は皆と同じ学生だから同じ様に接してくれ。初級部から一緒のメンバーにはもうずっと『ロイ』と呼んで貰っている、よろしく頼む」
成程、姿勢や話している時の仕草は芝居かかっているような、目を惹く動きなんだが、言っている事は凄くまともだ。
初めて王子と同じクラスになれた女学生なんかは、もう恋に堕ちた目をしているが、男子学生からの握手にも素直に応じているし。案外良い王子様なのかもな。
「では次の自己紹介の生徒は、僕に指名させて貰っても良いですか? 先生」
なんと! 自己紹介を指名制にしてきやがった。このクラスに僕の知っている生徒なんていないのに。
「では、僕が次に指名するのは……アベル君にお願いするよ」
王子から指名されずにガッカリする女子生徒と、ニヤニヤしてこっちを見る数人の生徒達。まあ、何とでもなるか。
「せっかく王子からのご指名……『ロイだ』 えっ?」
「さっきも言ったろ? ロイと呼んでくれ」
初っ端からハードル上げるなあ……。
「ロイからの指名なので挨拶させて貰います。名前はアベル。グリードル領の端の端の田舎の町から出てきました。後見人はグリードル子爵とコンドール商会に頂いています。スキルで土魔法のような真似事と収納の様な事が出来ます。よろしくお願いします」
「で、次に話して頂く方ですが……」
ここまで言って、さて次に誰を指名するかと悩む。ほんと誰も知らないんだけどな、と思っていると。隣の席から紙がスッと差し出された。
「では、アニータさん。よろしくお願いします」
僕の指名した女性がスッと立ち上がる。
「ご指名、ありがとうございますアベルさん。同じクラスで嬉しいわ、今後とも宜しくお願いしますね」
アニータさんの姿は、赤い巻き髪のツインテールでややツリ目がちにバイオレットの瞳。リボンの沢山ついた高級そうな仕立ての制服だった。
「アニータ・フォンテンバッハです。フォンテンバッハ侯爵家の次女、スキルは『賢者』、テストでアベルさんに負けたのは良い刺激になりましたわ。次は負けません事よ。では、次はトールストさんお願い出来ますかしら」
侯爵!? そうか、わざわざ僕のために紙を渡してくれたのは貴族の階級に合わせるために? これで他の生徒達は、自分の階級に合わせて次を指名する事が出来る。
見ていると、王子の回りを囲んでいる生徒から自己紹介が進み、だんだんと離れていくのが分かった。僕のように最後列なのは男爵か名の知れた商人の子。と、そう言えばアニータさんは何故僕の隣に座っていたのだろう?
全員の自己紹介が終わった所で、残りは明日からの授業の説明でこの日は終わった。
・
・
・
「と、言う事があったのさ」
いつもの食堂、目の前にはアルフ先輩とアンネで、ニヤが僕の隣をゲットしていた。二人に今日の教室での出来事を話す。残念ながらアンネはBクラスだったんだよね。僕もBクラスが良かったな……。
「アニータ・フォンテンバッハ侯爵令嬢……」
アルフ先輩がボソッと呟く。
「アニータに何かあるの?」
「「アニータ!?」」
「いやだって、王子様がロイと呼べって言ったら、どうしても他の貴族はこうなるでしょ?」
「あー」
何だかロイの取り巻きの生徒は、名前だけで呼ばれるのにいい顔はしていなかったけれどね。
アニータからは直接、「『アニータ』と呼んでくれて宜しくてよ」と、言われてしまったのでそう呼んでいる。
「アニータ嬢と言うよりも、フォンテンバッハ家の方さ。王家に一番忠誠を誓う侯爵家でありながら、その力は王家と同等かそれ以上。アニータ嬢は第二王子の妃候補だったのだけれど「アニータは誰の嫁にもやらん!」ってアニータ嬢のお祖父様が言ったもんだから、その扱いが腫れ物になってるのさ」
成程、それで席も離れていたのか。
「アニータ様自身はとても素敵よ。格下の貴族や商人とも分け隔てなく接してくれるし、私も何度かお話しした事があるわ」
アンネも初級部時代に話した事があるそうだ。まあ、話し相手が誰も居ない状況よりは、接し易いのかな。
「あとは……」
チラッと目線を下げて、手元に置いてある手紙を見る、授業の終わりに担任から渡された手紙。
何でも偉い教授先生から、ぜひ話がしたいと招待状が届いていたのだ。こんな田舎出の平民と何を話したいのだろう?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あとがき
第三王子や侯爵令嬢のいる教室で、アベルは普通の学園生活を送る事が出来るのでしょうか?
次回は、アベルを呼び出した教授先生とのお茶会です。
「ほら、結果も見ないでしょげていても仕方ないですよ。見に行きましょうよ」
順位が貼り出された場所にはやっぱり生徒が溢れていた。それでも少し待って前に出ると順位を確認する。
「あれ?」
「うそ?!」
上級部一年、一位の場所。
そこには、ボクの名前が書いてあった。
てっきりここでも操作されるのかと思ったけど、何だったんだろね?
◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆
「ジルヌール!! 何故私の邪魔をする!」
ジルヌールの目の前に立ち、怒りの目で睨みつけるのはシルビア副学園長。
「邪魔などしていない、採点の結果を正しく評価して貰っただけだ」
「邪魔しただろう! 態々師匠まで呼び寄せて採点の確認をさせるだなんて!」
そのおかげで正しい採点結果のまま、順位が貼り出される事になった。
「何だか面白い問題が出ていたようだからな、専門家の意見を聞いたまでだ。ガリレオ教授はとても面白がられていたぞ、『シルビアへの問題を学生がこうも理解して説いてくれるとは』とな」
「あれを説いた生徒には、ぜひ教授のゼミに来て欲しいとも言われていたぞ」
「くっ!」
恩人である教授に参加されて、思ったように事が進めなかったシルビアは、恨むような視線を残してジルヌールの前から立ち去っていった。
◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆◇◇◇ ◆◆◆
「先ずはクラス全員の自己紹介からだな、勿論知っている者もいるだろうが、今回は特に初めても者も居そうなので全員にやって貰おう」
遂にまともな授業が始まりそうな予感。
「最初はそうだな……」
その時、教室のど真ん中に座っている生徒がスッと手を上げた。先生の顔が緊張して強張っている。
「エドモンド先生、僭越ながら僕が最初に自己紹介をさせて頂いても宜しいでしょうか? そうすれば皆も緊張が解れて、次からは話し易いと思うのですが?」
その生徒からの至極真っ当な提案に、先生も緊張を解いて頷いた。
「成程、とても良い提案ですランバート殿下。それでは殿下から自己紹介をよろしくお願いします」
殿下? なるほど。同学年にいると聞いた第三王子がこの学生なのか、緩いウェーブの掛かった金髪に整った顔立ち、背も高く、着ている服制も凄くキラキラして見える。
殿下は、スッと立ち上がり……この立ち上がる動きや、立ち上がった後の立ち姿もいちいち洗練されていて優雅で目を引く。
「私の事を知っている者も多いと思うが……」
ここでもチラッと僕に目線が届く。
「この国の第三王子。ランバート・ロイ・ドルトルンだ。王子とは言え、この学園にいる間は皆と同じ学生だから同じ様に接してくれ。初級部から一緒のメンバーにはもうずっと『ロイ』と呼んで貰っている、よろしく頼む」
成程、姿勢や話している時の仕草は芝居かかっているような、目を惹く動きなんだが、言っている事は凄くまともだ。
初めて王子と同じクラスになれた女学生なんかは、もう恋に堕ちた目をしているが、男子学生からの握手にも素直に応じているし。案外良い王子様なのかもな。
「では次の自己紹介の生徒は、僕に指名させて貰っても良いですか? 先生」
なんと! 自己紹介を指名制にしてきやがった。このクラスに僕の知っている生徒なんていないのに。
「では、僕が次に指名するのは……アベル君にお願いするよ」
王子から指名されずにガッカリする女子生徒と、ニヤニヤしてこっちを見る数人の生徒達。まあ、何とでもなるか。
「せっかく王子からのご指名……『ロイだ』 えっ?」
「さっきも言ったろ? ロイと呼んでくれ」
初っ端からハードル上げるなあ……。
「ロイからの指名なので挨拶させて貰います。名前はアベル。グリードル領の端の端の田舎の町から出てきました。後見人はグリードル子爵とコンドール商会に頂いています。スキルで土魔法のような真似事と収納の様な事が出来ます。よろしくお願いします」
「で、次に話して頂く方ですが……」
ここまで言って、さて次に誰を指名するかと悩む。ほんと誰も知らないんだけどな、と思っていると。隣の席から紙がスッと差し出された。
「では、アニータさん。よろしくお願いします」
僕の指名した女性がスッと立ち上がる。
「ご指名、ありがとうございますアベルさん。同じクラスで嬉しいわ、今後とも宜しくお願いしますね」
アニータさんの姿は、赤い巻き髪のツインテールでややツリ目がちにバイオレットの瞳。リボンの沢山ついた高級そうな仕立ての制服だった。
「アニータ・フォンテンバッハです。フォンテンバッハ侯爵家の次女、スキルは『賢者』、テストでアベルさんに負けたのは良い刺激になりましたわ。次は負けません事よ。では、次はトールストさんお願い出来ますかしら」
侯爵!? そうか、わざわざ僕のために紙を渡してくれたのは貴族の階級に合わせるために? これで他の生徒達は、自分の階級に合わせて次を指名する事が出来る。
見ていると、王子の回りを囲んでいる生徒から自己紹介が進み、だんだんと離れていくのが分かった。僕のように最後列なのは男爵か名の知れた商人の子。と、そう言えばアニータさんは何故僕の隣に座っていたのだろう?
全員の自己紹介が終わった所で、残りは明日からの授業の説明でこの日は終わった。
・
・
・
「と、言う事があったのさ」
いつもの食堂、目の前にはアルフ先輩とアンネで、ニヤが僕の隣をゲットしていた。二人に今日の教室での出来事を話す。残念ながらアンネはBクラスだったんだよね。僕もBクラスが良かったな……。
「アニータ・フォンテンバッハ侯爵令嬢……」
アルフ先輩がボソッと呟く。
「アニータに何かあるの?」
「「アニータ!?」」
「いやだって、王子様がロイと呼べって言ったら、どうしても他の貴族はこうなるでしょ?」
「あー」
何だかロイの取り巻きの生徒は、名前だけで呼ばれるのにいい顔はしていなかったけれどね。
アニータからは直接、「『アニータ』と呼んでくれて宜しくてよ」と、言われてしまったのでそう呼んでいる。
「アニータ嬢と言うよりも、フォンテンバッハ家の方さ。王家に一番忠誠を誓う侯爵家でありながら、その力は王家と同等かそれ以上。アニータ嬢は第二王子の妃候補だったのだけれど「アニータは誰の嫁にもやらん!」ってアニータ嬢のお祖父様が言ったもんだから、その扱いが腫れ物になってるのさ」
成程、それで席も離れていたのか。
「アニータ様自身はとても素敵よ。格下の貴族や商人とも分け隔てなく接してくれるし、私も何度かお話しした事があるわ」
アンネも初級部時代に話した事があるそうだ。まあ、話し相手が誰も居ない状況よりは、接し易いのかな。
「あとは……」
チラッと目線を下げて、手元に置いてある手紙を見る、授業の終わりに担任から渡された手紙。
何でも偉い教授先生から、ぜひ話がしたいと招待状が届いていたのだ。こんな田舎出の平民と何を話したいのだろう?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あとがき
第三王子や侯爵令嬢のいる教室で、アベルは普通の学園生活を送る事が出来るのでしょうか?
次回は、アベルを呼び出した教授先生とのお茶会です。
0
あなたにおすすめの小説
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
スキルハンター~ぼっち&ひきこもり生活を配信し続けたら、【開眼】してスキルの覚え方を習得しちゃった件~
名無し
ファンタジー
主人公の時田カケルは、いつも同じダンジョンに一人でこもっていたため、《ひきこうもりハンター》と呼ばれていた。そんなカケルが動画の配信をしても当たり前のように登録者はほとんど集まらなかったが、彼は現状が楽だからと引きこもり続けていた。そんなある日、唯一見に来てくれていた視聴者がいなくなり、とうとう無の境地に達したカケル。そこで【開眼】という、スキルの覚え方がわかるというスキルを習得し、人生を大きく変えていくことになるのだった……。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる