113 / 235
1H-鎮守と毒性
1H-08 菓子と治癒
しおりを挟む
場所を変えて野外のテラスに移った。ウッドデッキで作られたアウトドアの茶会室のような空間だ。頭上には藤に似た植物が茂り、日差しをやわらげている。中央には
人数分の椅子が備えられた丸テーブルが中央に置かれていた。
側仕えらしいエルフが給仕に入る。
「あら、フォミトリアじゃない。族長に付くことになったの?」
「ちょっと体調がすぐれなくて。軽い仕事ならこなせるわ。族長に相談して、こちらに配置替えしてもらったの」
線が細いのはエルフならではだが、それにしても覇気がなく、顔色もやや蒼白で呼吸も浅い。慢性的な消耗か、あるいは栄養不足かもしれない。
「フォミトリア。こっちはもう大丈夫だから、部屋で休んでいなさい」
「はい、族長……すみません」
フォミトリアはお茶の用意を中断し、退出していった。ポットとティーセットは残され、給仕の途中だ。エリスさんが自然に引き継ぐ。カップに注がれた紅茶からは湯気が立ちのぼる。
「それでは始めるか。パラケル。それでは出してもらおう。散々待たされた、その味とやらを賞味してやろう」
テトラフィーラ様の言葉は、手紙で期待値が上がっている分、重みがある。
「小僧。出してくれ。そうだな、ホールのものでよい。毒味としてその場でカットしたほうがこの場ではふさわしい」
「了解です」
自分はお披露目の一つ目に、ホールのクリスプスストラタムを選んだ。アイテムボックスから一台を取り出す。
「おお! これだったか? 手紙に書いたものと違うが?」
「手紙で報告した最初の菓子は、茶会にお出しするには華やかでよいのです。ただ、レッド少年と族長、主様は初対面。この場では毒味を兼ねる必要があると考え、二つ目の品を先にお出ししました。後ほどご希望に応じて最初の菓子もお出しします」
「まあ、良いだろう。進めてくれ」
刃物を温め、断面が美しくなるよう丁寧にカットする。皿に盛り付け、エリスさんに渡す。エリスさんがそれぞれの前に給仕していく。断面はきれいに十二層。上下にノヴァとパストリのクリスマが重なり、一体の味を生み出す。
「これが、レッドが生み出した[界上]の菓子となります。食材は全てホーミィー村のものを使用しています。万が一もありますので、【物質鑑定】も行いましたが、私パラケルが毒味役を務めます」
パラケル爺さんはフォークを入れ、一口食す。
「うむ。羊乳と卵の濃厚な味。少し冷やした生地によく馴染んでいる。……もう一口。二口目では滑らかな風味がより感じられる。生地とクリームがしっとり一体化し、バニラの香りも高い。紅茶との相性も……」
「パラケルよ、もう良い。お主、わざとやっているのではないか? 十分に毒がないことは分かった。食させてもらう」
族長も主様も待ちきれず、毒味はなし崩し的に中止となった。それぞれがフォークを入れる。
「ほう。これは良い。羊乳と卵の風味が一体となり、もちもちの生地に馴染んでいる。バニラの香りも甘く漂う。砂糖の甘さもちょうど良い」
「族長様、主様。鑑定をされましたか?驚かれると思います」
「おお、忘れていた」
主様の目が光る。族長は変わらず、主様に任せている。
「!? パラケルよ、これは本当に菓子か?薬ではないのか?」
「まさしく菓子です。[界上]の薬師が作った菓子といえば良いでしょう。体力・強精の効果が付与されていますが……」
「錬金兼製薬材料のバニラエッセンスの効果により、素材の持つ力を増幅した結果です。作った自分も驚きを隠せませんでした」
食材に魔素を含む錬金材料を組み合わせると、菓子であっても薬効が付与される。これは大きな発見だ。
「今まで羊乳はギー油を取るくらいしか用途がなかった。これからは羊乳も需要が出そうだな……」
紅茶を飲みながら、主様が優雅に応じる。
「もう一つの材料の卵は鴨のものを使用しています。どうしても季節物になってしまいますね。これからの時期はかなり限定されます」
量産は難しいと自分は説明する。
「それならエルフ族で育てている魔鴨はどうだ?年中卵を産むぞ」
「小僧。番《つがい》で二、三組もらおうぞ」
「人里で飼えるか? まあよい。それならクリスプスのレシピと引き換えだな。卵での販売なら良いぞ」
「いやいや、それでは釣り合わぬ。もう少し……」
族長とパラケル爺さんが交渉を始める。張り合いがあるのか、嬉々として議論を続けている。ここは任せてしまったほうが良さそうだ。
「レッド君。族長とパラケルは交渉し始めた。ああなると長い。手短に作成物の確認をしてもらおう」
エリスさんが助け舟を出す。自分は頷き、アイテムボックスから各種作成物を取り出す。
ポーション各種、サナーレウンゲンの香料違い、蒸留酒二種。お茶会の場なので工業的な物は控えた。
「こちらに来てから作成したものです。嵩張る物はこの場にはふさわしくないので出していません。貴族には好評でした肌の塗り物を試してみますか?」
軟膏瓶を開け、主様の前に差し出す。
「ほう、このペトペトしたものはなんだ?サナーレウンゲン?!治癒効果付きか!匂いは人族で流行りのアントス。こちらはデンタータ。ローサもあるのか」
主様の目が光り、鑑定結果に驚愕する。
「はい。外傷を治すための専用の塗り物です。原料はエシプスですね」
「これがエシプス!あの羊の小汚いエシプスが塗り物になるのか!?」
「いくつかの錬金工程を組み合わせています。原料はまさしくエシプスです。ただし原料の詳細は秘匿予定ですので、この場限りとしてください」
「当然だ。これが[界上の賜物]の知識か。この短期間でここまで仕上げるとは恐れ入る。エリスが託したくなったのもわかる気がするぞ」
族長が感嘆の声を漏らす。エリスさんも頷きながら言葉を添える。
「はい。話が出たときに備え、説明はしておきました。[界上]の中ではさておき、こちらの魔導師の技術と比べても、発想力は突出していると感じています」
向こうのテーブルでは、族長とパラケル爺さんがまだ言い合っている。交渉事は張り合いがあるのか、二人とも楽しげですらある。普段からこうなのだろうか。
その時、主様が声を上げた。
「ヒスビートゥスよ。もうそろそろ切り上げて本題とするぞ。エルフ族の問題なのだから、そちらで願う」
「主様、すみません。パラケル、交渉は後で継続よ」
「ああ。詰めは必要だな」
パラケル爺さんが頷き、場が改まる。どうやら今回のヒト族との折衝は彼が担当しているらしい。
「初めに確認したいことがあります。この問題を解決した時の約束を三者で結びたい。現在、主様はエルフ族と共に住んでおられる。そのため、他の種族からは“エルフに肩入れしている”と指摘されているのです。『主』格位を持つ神格者として、ヒト族を含め平等に扱っていただきたい。これは私個人の願いではなく、この森に住む種族全体の願いです」
パラケル爺さんの言葉は、地域全体の均衡を意識したものだ。確かに、神格者が一方に偏れば、他の種族との摩擦や不信を生む。薬師として地域に関わる自分にとっても、安定した環境は不可欠だ。
「ああ、あの問題があったからな。解決すれば、一方に肩入れをすることはしないと神格者として誓おう。それにレッドには相当の褒美を与えようぞ」
テトラフィーラ様の言葉は重く、しかし明快だった。神格者としての責任を果たすという宣言だ。
自分は静かに息を吐いた。ようやく、里についての本来の本題に入ることになった。ここからが、自分にとって真価を問われる場面となる。
人数分の椅子が備えられた丸テーブルが中央に置かれていた。
側仕えらしいエルフが給仕に入る。
「あら、フォミトリアじゃない。族長に付くことになったの?」
「ちょっと体調がすぐれなくて。軽い仕事ならこなせるわ。族長に相談して、こちらに配置替えしてもらったの」
線が細いのはエルフならではだが、それにしても覇気がなく、顔色もやや蒼白で呼吸も浅い。慢性的な消耗か、あるいは栄養不足かもしれない。
「フォミトリア。こっちはもう大丈夫だから、部屋で休んでいなさい」
「はい、族長……すみません」
フォミトリアはお茶の用意を中断し、退出していった。ポットとティーセットは残され、給仕の途中だ。エリスさんが自然に引き継ぐ。カップに注がれた紅茶からは湯気が立ちのぼる。
「それでは始めるか。パラケル。それでは出してもらおう。散々待たされた、その味とやらを賞味してやろう」
テトラフィーラ様の言葉は、手紙で期待値が上がっている分、重みがある。
「小僧。出してくれ。そうだな、ホールのものでよい。毒味としてその場でカットしたほうがこの場ではふさわしい」
「了解です」
自分はお披露目の一つ目に、ホールのクリスプスストラタムを選んだ。アイテムボックスから一台を取り出す。
「おお! これだったか? 手紙に書いたものと違うが?」
「手紙で報告した最初の菓子は、茶会にお出しするには華やかでよいのです。ただ、レッド少年と族長、主様は初対面。この場では毒味を兼ねる必要があると考え、二つ目の品を先にお出ししました。後ほどご希望に応じて最初の菓子もお出しします」
「まあ、良いだろう。進めてくれ」
刃物を温め、断面が美しくなるよう丁寧にカットする。皿に盛り付け、エリスさんに渡す。エリスさんがそれぞれの前に給仕していく。断面はきれいに十二層。上下にノヴァとパストリのクリスマが重なり、一体の味を生み出す。
「これが、レッドが生み出した[界上]の菓子となります。食材は全てホーミィー村のものを使用しています。万が一もありますので、【物質鑑定】も行いましたが、私パラケルが毒味役を務めます」
パラケル爺さんはフォークを入れ、一口食す。
「うむ。羊乳と卵の濃厚な味。少し冷やした生地によく馴染んでいる。……もう一口。二口目では滑らかな風味がより感じられる。生地とクリームがしっとり一体化し、バニラの香りも高い。紅茶との相性も……」
「パラケルよ、もう良い。お主、わざとやっているのではないか? 十分に毒がないことは分かった。食させてもらう」
族長も主様も待ちきれず、毒味はなし崩し的に中止となった。それぞれがフォークを入れる。
「ほう。これは良い。羊乳と卵の風味が一体となり、もちもちの生地に馴染んでいる。バニラの香りも甘く漂う。砂糖の甘さもちょうど良い」
「族長様、主様。鑑定をされましたか?驚かれると思います」
「おお、忘れていた」
主様の目が光る。族長は変わらず、主様に任せている。
「!? パラケルよ、これは本当に菓子か?薬ではないのか?」
「まさしく菓子です。[界上]の薬師が作った菓子といえば良いでしょう。体力・強精の効果が付与されていますが……」
「錬金兼製薬材料のバニラエッセンスの効果により、素材の持つ力を増幅した結果です。作った自分も驚きを隠せませんでした」
食材に魔素を含む錬金材料を組み合わせると、菓子であっても薬効が付与される。これは大きな発見だ。
「今まで羊乳はギー油を取るくらいしか用途がなかった。これからは羊乳も需要が出そうだな……」
紅茶を飲みながら、主様が優雅に応じる。
「もう一つの材料の卵は鴨のものを使用しています。どうしても季節物になってしまいますね。これからの時期はかなり限定されます」
量産は難しいと自分は説明する。
「それならエルフ族で育てている魔鴨はどうだ?年中卵を産むぞ」
「小僧。番《つがい》で二、三組もらおうぞ」
「人里で飼えるか? まあよい。それならクリスプスのレシピと引き換えだな。卵での販売なら良いぞ」
「いやいや、それでは釣り合わぬ。もう少し……」
族長とパラケル爺さんが交渉を始める。張り合いがあるのか、嬉々として議論を続けている。ここは任せてしまったほうが良さそうだ。
「レッド君。族長とパラケルは交渉し始めた。ああなると長い。手短に作成物の確認をしてもらおう」
エリスさんが助け舟を出す。自分は頷き、アイテムボックスから各種作成物を取り出す。
ポーション各種、サナーレウンゲンの香料違い、蒸留酒二種。お茶会の場なので工業的な物は控えた。
「こちらに来てから作成したものです。嵩張る物はこの場にはふさわしくないので出していません。貴族には好評でした肌の塗り物を試してみますか?」
軟膏瓶を開け、主様の前に差し出す。
「ほう、このペトペトしたものはなんだ?サナーレウンゲン?!治癒効果付きか!匂いは人族で流行りのアントス。こちらはデンタータ。ローサもあるのか」
主様の目が光り、鑑定結果に驚愕する。
「はい。外傷を治すための専用の塗り物です。原料はエシプスですね」
「これがエシプス!あの羊の小汚いエシプスが塗り物になるのか!?」
「いくつかの錬金工程を組み合わせています。原料はまさしくエシプスです。ただし原料の詳細は秘匿予定ですので、この場限りとしてください」
「当然だ。これが[界上の賜物]の知識か。この短期間でここまで仕上げるとは恐れ入る。エリスが託したくなったのもわかる気がするぞ」
族長が感嘆の声を漏らす。エリスさんも頷きながら言葉を添える。
「はい。話が出たときに備え、説明はしておきました。[界上]の中ではさておき、こちらの魔導師の技術と比べても、発想力は突出していると感じています」
向こうのテーブルでは、族長とパラケル爺さんがまだ言い合っている。交渉事は張り合いがあるのか、二人とも楽しげですらある。普段からこうなのだろうか。
その時、主様が声を上げた。
「ヒスビートゥスよ。もうそろそろ切り上げて本題とするぞ。エルフ族の問題なのだから、そちらで願う」
「主様、すみません。パラケル、交渉は後で継続よ」
「ああ。詰めは必要だな」
パラケル爺さんが頷き、場が改まる。どうやら今回のヒト族との折衝は彼が担当しているらしい。
「初めに確認したいことがあります。この問題を解決した時の約束を三者で結びたい。現在、主様はエルフ族と共に住んでおられる。そのため、他の種族からは“エルフに肩入れしている”と指摘されているのです。『主』格位を持つ神格者として、ヒト族を含め平等に扱っていただきたい。これは私個人の願いではなく、この森に住む種族全体の願いです」
パラケル爺さんの言葉は、地域全体の均衡を意識したものだ。確かに、神格者が一方に偏れば、他の種族との摩擦や不信を生む。薬師として地域に関わる自分にとっても、安定した環境は不可欠だ。
「ああ、あの問題があったからな。解決すれば、一方に肩入れをすることはしないと神格者として誓おう。それにレッドには相当の褒美を与えようぞ」
テトラフィーラ様の言葉は重く、しかし明快だった。神格者としての責任を果たすという宣言だ。
自分は静かに息を吐いた。ようやく、里についての本来の本題に入ることになった。ここからが、自分にとって真価を問われる場面となる。
131
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
公爵令嬢アナスタシアの華麗なる鉄槌
招杜羅147
ファンタジー
「婚約は破棄だ!」
毒殺容疑の冤罪で、婚約者の手によって投獄された公爵令嬢・アナスタシア。
彼女は獄中死し、それによって3年前に巻き戻る。
そして…。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
【完】あの、……どなたでしょうか?
桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー
爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」
見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は………
「あの、……どなたのことでしょうか?」
まさかの意味不明発言!!
今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!!
結末やいかに!!
*******************
執筆終了済みです。
悪役令嬢と弟が相思相愛だったのでお邪魔虫は退場します!どうか末永くお幸せに!
ユウ
ファンタジー
乙女ゲームの王子に転生してしまったが断罪イベント三秒前。
婚約者を蔑ろにして酷い仕打ちをした最低王子に転生したと気づいたのですべての罪を被る事を決意したフィルベルトは公の前で。
「本日を持って私は廃嫡する!王座は弟に譲り、婚約者のマリアンナとは婚約解消とする!」
「「「は?」」」
「これまでの不始末の全ては私にある。責任を取って罪を償う…全て悪いのはこの私だ」
前代未聞の出来事。
王太子殿下自ら廃嫡を宣言し婚約者への謝罪をした後にフィルベルトは廃嫡となった。
これでハッピーエンド。
一代限りの辺境伯爵の地位を許され、二人の幸福を願ったのだった。
その潔さにフィルベルトはたちまち平民の心を掴んでしまった。
対する悪役令嬢と第二王子には不測の事態が起きてしまい、外交問題を起こしてしまうのだったが…。
タイトル変更しました。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる