三國志 on 世説新語

ヘツポツ斎

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晋編2 竹林七賢

嵇康5  鳳は凡鳥に作る

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嵇康與呂安善,每一相思,千里命駕。安後來,值康不在,喜出戶延之,不入。題門上作「鳳」字而去。喜不覺,猶以為欣。故作「鳳」字,凡鳥也。(簡傲4)


嵆康けいこうと言えば、
親友の呂安りょあんと共に処刑されている。
呂安と、兄である呂巽りょきとのいさかいを
鍾会しょうかいに付け込まれ、謀殺された感じだ。

そんな二人、どれだけ仲が良かったのか。
それこそふと思い立ったときに、
いきなり車を用立てて、
千里の果てだろうが会いに行く、
という勢いであった、という。

あるとき呂安が嵆康の家まで
やってきたとき、たまたま嵆康が不在。

そこに出てきたのが
嵇康の兄、嵆喜けいきである。
呂安の来訪を知り、弟の客ならば、と
かれを招き入れようとした。

が、呂安。招きに応じない。
門に「鳳」とだけ書き、立ち去る。

む、よくわからんが、我らが家門を
祝福してくれたのかな?

そう思い、嵇喜は喜んだ、
……の、だが。

「鳳」って文字、分解すると
「凡」「鳥」になる、んですよねー。


 ○


呂安
まぁこのエピソードを読むに相当性格悪いし、そりゃ敵も作るだろとしか思えない。鍾会が司馬昭しばしょうに寄せた讒言を読んでも「あいつら好き放題くっちゃべって風紀乱してますし、ああいう奴らを王さまが放置すんの良くないんじゃないっすかね、治安よくするためにも、ああいうのは除いといた方がいいんじゃないでしょうか」って言われてて、少なくともそれで讒言が成立しちゃう程度にはアレだったんだろう。

嵆喜
注を読むと、阮籍げんせきにも白眼視されてて笑う。いいとこねえなこの人。楊州刺史にまでのぼってるスーパーエリート様なんだけど。
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