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不敵
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「帰りが遅くなる?」
佐藤は総裁の清兵衛と若頭の成亮の前で小夜の帰りが遅くなることを報告していた。その報告に清兵衛は怪訝な顔を浮かべ、成亮は相変わらず黙っていた。佐藤はその表情を見るなり、額に冷汗を滲ませた。
「はい。お嬢はお二人の気質を受け継いでか、人に頼られる事も多く、学校での活動を手伝うそうなんです。帰りは六時過ぎになるとか。」
「六時すぎだ?ふざけんじゃねぇ。高校に行くことを許したのは百目鬼家に従事するという条件付きだったじゃねぇか。話が違う。」
「お嬢もお年頃。同じ年の人間と仲良くなって普通の女の子としての楽しみも味わいたいんだと思います。」
佐藤はキレそうになっている清兵衛を前に臆することなく話を進める。しかし、その言葉で余計にヘソを曲げた清兵衛は佐藤を見ようともしなくなった。
(流石に上手くはいかねぇか…)
「くっくっくっくっ…」
佐藤が心の中で呟くと後ろから気味の悪い笑い声が聞こえてきた。佐藤は咄嗟に後ろを振り向き、警戒する姿勢をとるとそこには見覚えのある性悪男がいた。
「桐ヶ谷旭さん!?」
「よう~、元気してたか?仁くん」
桐ヶ谷旭とは、清兵衛の同業である人間の息子である。旧家の人間では無いものの、手段を問わない冷酷な金稼ぎで地位を確立。喧嘩においては『拳の黒豹』と呼ばれるほどの強さ。正真正銘の成金野郎で、他の家からは疎まれている存在なのだ。
旭は佐藤の横につき、佐藤を見下しながら自らの無精髭を撫でていた。
「普通の女の子ねぇ。そもそもこういう家に生まれてきた時点で普通じゃないでしょ。高校の時だけ夢見させて、大人になったら堅気の世界に踏み入るなってのもひどい気がするなぁ。」
「旭!!俺の家のことについて口出すんじゃねぇ!!」
「うぅぅぅ、清兵衛さんは相変わらず怖いや。余所者は外に出てますよ。でも、長くならないでくださいよ。俺との話も大事なんだから。」
「…分かっとるわ!いいから出てけ。」
「はいはい。」
旭は飄々としながら清兵衛に軽く一礼をし、部屋を出た。佐藤はやりにくそうな顔をして旭を見送った後、再び正面を向き直した。
「どうしてここにあの人がいるんですか?」
「おめぇには関係ねぇよ。」
「新しく桐ヶ谷組なんてもんを立ち上げたなんて聞きましたけど、総裁はあの人に甘くはありませんか?」
「俺のやることに一々口出すなって言ってんだ!!」
「…すみません。」
清兵衛は鬼瓦のような顔をして啖呵を切った。その目力は人一人殺せるほどの威勢を感じる。佐藤はその目力に耐えようとしたが、やむなく耐えることできず、目線を逸らした。
「佐藤。お前勘違いしてるようだがな、お前はガキの子守りのためにいるんじゃねぇ。監視のためにいるんだよ。小夜を堅気の世界に行かせる気はねぇぞ。」
「…はい。」
「そのことようく覚えておくんだな。小夜が変な動き見せたら、お前もただじゃすまねぇからな?」
「…はい。承知しました。」
「分かったら出ていけ。」
「失礼しました。」
「待て。」
佐藤が部屋を退出しようと立ち上がった時、成亮がやっと口を開いた。
「佐藤。後で私の部屋に来なさい。話がある。」
「わ、かりました…。」
半ば反射的に返事をしてしまった佐藤は驚きを隠しつつも部屋を出た。
(はぁ…。若頭は何考えてるかわかんねぇし、総裁はこえーし。寿命縮むわ。)
「じーんくん!」
「うわっ!」
ほっと息をついている佐藤の背後に現れたのは先程の桐ヶ谷旭だった。相変わらずの性悪な笑顔を浮かべている。
「なんすか?つーか、なんでここに貴方みたいなのがいるんですか?」
「おいおいおい、仮にも今は組頭だぜ?そんな口の聞き方していいのか?」
「組って…。昨日、今日生まれたんだか分かんないやつの頭なんて意味ないですよ。」
「言うねぇ。仮にもお前を育ててやった人間によ。」
「それとこれとは関係ありません。」
旭は溜息をつくと、先に歩き始めてしまった佐藤の後をついていった。
「しっかし、この俺が育てた逸材が今やガキの子守りとはね~。
な~!俺のとこ来いよ!もう一回あの血肉湧き踊る生活に戻ろうぜ!」
旭は不敵な笑みで佐藤を見つめ、目を輝かせている。佐藤は鬱陶しそうに歩き続けていた。しかし、突然旭は立ち止まり、驚くことを言葉にした。
「お前が子守り続けてると邪魔なんだよね。」
「は?」
「さっきのあれ、嘘だろ?知ってるぜ。お嬢さん今学校でまずいらしいな。」
「なんで知って…」
「まあ、そのうちわかるさ。
そんなことよりも、お前があの爺さんよりもお嬢さんの言うことを聞いていることが厄介なんだよ。ほら、お嬢さん、こっそり進学しようとか、あまよくばこの家出てこうとか考えてるんでしょ?」
「なんでそんなこと知って…!!」
佐藤は旭に思いっきり飛びつき、胸ぐらを掴んだ。しかし、旭はびくともせず、不敵な笑みのままだった。
「爺さんたちに言うつもりはないよ。ただ俺的にはお嬢さんにそんな甘っちょろい希望持ってもらってると困るんだよね~。尚更お前が協力者ってなってくるとさ…。わかるでしょ?」
「くっ…!」
旭は睨み付ける佐藤と目を合わせたまま視線を逸らさなかった。そして、ゆっくりと左手をあげ、胸ぐらを掴んでいる佐藤の手を握った。そして思いっきり力を入れると佐藤はすぐさま手を退けた。
「ぐっ…」
「佐藤。」
「なんですか…?」
旭は佐藤の頭に手を置き、真剣な顔を近づけた。
「お嬢さんの味方してると、俺かじじい達かに殺されるぞ?」
旭は囁くとまた不敵な笑みを浮かべ、先程の部屋へと向かった。
「こっちに来たくなったらいつでも言えよ。迎えに来てやる。」
(誰が、あんたのとこなんか行くかよ…)
佐藤は痛めた右手首を押さえながら去っていく旭の背中を睨み続けていた。
ーーーーーーーー
佐藤は痛めた右腕を司波に治してもらった後、成亮の部屋の前に来ていた。
(何言われんのかな~。もう疲れたわ~。)
項垂れていた佐藤のところにちょうど成亮が部屋に帰ってきた。
「悪いな。遅れた。中に入りなさい。」
「あ、し、失礼します。」
佐藤は部屋に入ると出してもらった座布団に恐る恐る座った。
「今茶を入れるからな。」
「そんな俺が入れますよ!」
「右手を怪我していたら茶をこぼすかもしれないだろう?いいから座っていなさい。」
成亮はゆっくりとした口調の人間だった。茶を入れる姿はとても若頭とは思えない。
(さすが、堅気の世界にいた人だなぁ…)
「小夜は最近どうなんだ?」
茶を入れ終わった成亮が急に話しかけたため、佐藤は驚いてキョトンとしていた。
「小夜のことだよ。元気なのか?」
「あぁ!あ~、そうですね。元気に学校に行っていますね…。
それに…」
「それに?」
佐藤は出された茶を見つめながら、そっと微笑んだ。
「夏夜さんによく似てきました。」
成亮はその言葉に驚き、そっと微笑んで湯呑みに口をつけた。
「そうだな。あの子は夏夜によく似ている。」
「…気にかけていらしたんですね。中々お嬢とお話にならないから、気にしていないのだとばかり…」
「……。」
「若?」
「夏夜を失ってからあの子の目を見れなくなってしまった。あの子を通じて夏夜を見てしまうような気がしてな…。」
「お嬢は俺が守ります。夏夜さんのようにはさせません。」
「心強いな。佐藤はいくつになる?」
「三十五になります。」
「はっはっはっ、もっと若ければ小夜の婿になってくれればよかったのにな。」
「そんな、お嬢はまだ結婚なんて年じゃないですよ。」
「確かにな。あの子は自分で決めていくだろうな…。」
「人格も夏夜さんに似て威厳がありますしね。」
「実は…」
佐藤は成亮の口から告げられたことに唖然とし、その場に固まるしかなかった。
月が屋敷を明るく照らし、その下で勉学に励む小夜はまだ知る由もないことだった。
佐藤は総裁の清兵衛と若頭の成亮の前で小夜の帰りが遅くなることを報告していた。その報告に清兵衛は怪訝な顔を浮かべ、成亮は相変わらず黙っていた。佐藤はその表情を見るなり、額に冷汗を滲ませた。
「はい。お嬢はお二人の気質を受け継いでか、人に頼られる事も多く、学校での活動を手伝うそうなんです。帰りは六時過ぎになるとか。」
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佐藤はキレそうになっている清兵衛を前に臆することなく話を進める。しかし、その言葉で余計にヘソを曲げた清兵衛は佐藤を見ようともしなくなった。
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「くっくっくっくっ…」
佐藤が心の中で呟くと後ろから気味の悪い笑い声が聞こえてきた。佐藤は咄嗟に後ろを振り向き、警戒する姿勢をとるとそこには見覚えのある性悪男がいた。
「桐ヶ谷旭さん!?」
「よう~、元気してたか?仁くん」
桐ヶ谷旭とは、清兵衛の同業である人間の息子である。旧家の人間では無いものの、手段を問わない冷酷な金稼ぎで地位を確立。喧嘩においては『拳の黒豹』と呼ばれるほどの強さ。正真正銘の成金野郎で、他の家からは疎まれている存在なのだ。
旭は佐藤の横につき、佐藤を見下しながら自らの無精髭を撫でていた。
「普通の女の子ねぇ。そもそもこういう家に生まれてきた時点で普通じゃないでしょ。高校の時だけ夢見させて、大人になったら堅気の世界に踏み入るなってのもひどい気がするなぁ。」
「旭!!俺の家のことについて口出すんじゃねぇ!!」
「うぅぅぅ、清兵衛さんは相変わらず怖いや。余所者は外に出てますよ。でも、長くならないでくださいよ。俺との話も大事なんだから。」
「…分かっとるわ!いいから出てけ。」
「はいはい。」
旭は飄々としながら清兵衛に軽く一礼をし、部屋を出た。佐藤はやりにくそうな顔をして旭を見送った後、再び正面を向き直した。
「どうしてここにあの人がいるんですか?」
「おめぇには関係ねぇよ。」
「新しく桐ヶ谷組なんてもんを立ち上げたなんて聞きましたけど、総裁はあの人に甘くはありませんか?」
「俺のやることに一々口出すなって言ってんだ!!」
「…すみません。」
清兵衛は鬼瓦のような顔をして啖呵を切った。その目力は人一人殺せるほどの威勢を感じる。佐藤はその目力に耐えようとしたが、やむなく耐えることできず、目線を逸らした。
「佐藤。お前勘違いしてるようだがな、お前はガキの子守りのためにいるんじゃねぇ。監視のためにいるんだよ。小夜を堅気の世界に行かせる気はねぇぞ。」
「…はい。」
「そのことようく覚えておくんだな。小夜が変な動き見せたら、お前もただじゃすまねぇからな?」
「…はい。承知しました。」
「分かったら出ていけ。」
「失礼しました。」
「待て。」
佐藤が部屋を退出しようと立ち上がった時、成亮がやっと口を開いた。
「佐藤。後で私の部屋に来なさい。話がある。」
「わ、かりました…。」
半ば反射的に返事をしてしまった佐藤は驚きを隠しつつも部屋を出た。
(はぁ…。若頭は何考えてるかわかんねぇし、総裁はこえーし。寿命縮むわ。)
「じーんくん!」
「うわっ!」
ほっと息をついている佐藤の背後に現れたのは先程の桐ヶ谷旭だった。相変わらずの性悪な笑顔を浮かべている。
「なんすか?つーか、なんでここに貴方みたいなのがいるんですか?」
「おいおいおい、仮にも今は組頭だぜ?そんな口の聞き方していいのか?」
「組って…。昨日、今日生まれたんだか分かんないやつの頭なんて意味ないですよ。」
「言うねぇ。仮にもお前を育ててやった人間によ。」
「それとこれとは関係ありません。」
旭は溜息をつくと、先に歩き始めてしまった佐藤の後をついていった。
「しっかし、この俺が育てた逸材が今やガキの子守りとはね~。
な~!俺のとこ来いよ!もう一回あの血肉湧き踊る生活に戻ろうぜ!」
旭は不敵な笑みで佐藤を見つめ、目を輝かせている。佐藤は鬱陶しそうに歩き続けていた。しかし、突然旭は立ち止まり、驚くことを言葉にした。
「お前が子守り続けてると邪魔なんだよね。」
「は?」
「さっきのあれ、嘘だろ?知ってるぜ。お嬢さん今学校でまずいらしいな。」
「なんで知って…」
「まあ、そのうちわかるさ。
そんなことよりも、お前があの爺さんよりもお嬢さんの言うことを聞いていることが厄介なんだよ。ほら、お嬢さん、こっそり進学しようとか、あまよくばこの家出てこうとか考えてるんでしょ?」
「なんでそんなこと知って…!!」
佐藤は旭に思いっきり飛びつき、胸ぐらを掴んだ。しかし、旭はびくともせず、不敵な笑みのままだった。
「爺さんたちに言うつもりはないよ。ただ俺的にはお嬢さんにそんな甘っちょろい希望持ってもらってると困るんだよね~。尚更お前が協力者ってなってくるとさ…。わかるでしょ?」
「くっ…!」
旭は睨み付ける佐藤と目を合わせたまま視線を逸らさなかった。そして、ゆっくりと左手をあげ、胸ぐらを掴んでいる佐藤の手を握った。そして思いっきり力を入れると佐藤はすぐさま手を退けた。
「ぐっ…」
「佐藤。」
「なんですか…?」
旭は佐藤の頭に手を置き、真剣な顔を近づけた。
「お嬢さんの味方してると、俺かじじい達かに殺されるぞ?」
旭は囁くとまた不敵な笑みを浮かべ、先程の部屋へと向かった。
「こっちに来たくなったらいつでも言えよ。迎えに来てやる。」
(誰が、あんたのとこなんか行くかよ…)
佐藤は痛めた右手首を押さえながら去っていく旭の背中を睨み続けていた。
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佐藤は痛めた右腕を司波に治してもらった後、成亮の部屋の前に来ていた。
(何言われんのかな~。もう疲れたわ~。)
項垂れていた佐藤のところにちょうど成亮が部屋に帰ってきた。
「悪いな。遅れた。中に入りなさい。」
「あ、し、失礼します。」
佐藤は部屋に入ると出してもらった座布団に恐る恐る座った。
「今茶を入れるからな。」
「そんな俺が入れますよ!」
「右手を怪我していたら茶をこぼすかもしれないだろう?いいから座っていなさい。」
成亮はゆっくりとした口調の人間だった。茶を入れる姿はとても若頭とは思えない。
(さすが、堅気の世界にいた人だなぁ…)
「小夜は最近どうなんだ?」
茶を入れ終わった成亮が急に話しかけたため、佐藤は驚いてキョトンとしていた。
「小夜のことだよ。元気なのか?」
「あぁ!あ~、そうですね。元気に学校に行っていますね…。
それに…」
「それに?」
佐藤は出された茶を見つめながら、そっと微笑んだ。
「夏夜さんによく似てきました。」
成亮はその言葉に驚き、そっと微笑んで湯呑みに口をつけた。
「そうだな。あの子は夏夜によく似ている。」
「…気にかけていらしたんですね。中々お嬢とお話にならないから、気にしていないのだとばかり…」
「……。」
「若?」
「夏夜を失ってからあの子の目を見れなくなってしまった。あの子を通じて夏夜を見てしまうような気がしてな…。」
「お嬢は俺が守ります。夏夜さんのようにはさせません。」
「心強いな。佐藤はいくつになる?」
「三十五になります。」
「はっはっはっ、もっと若ければ小夜の婿になってくれればよかったのにな。」
「そんな、お嬢はまだ結婚なんて年じゃないですよ。」
「確かにな。あの子は自分で決めていくだろうな…。」
「人格も夏夜さんに似て威厳がありますしね。」
「実は…」
佐藤は成亮の口から告げられたことに唖然とし、その場に固まるしかなかった。
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