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守
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ーーーー桐ヶ谷組 事務所ーーーー
二月中旬。学校から帰った武流は自室にくつろぎ、考え事をしていた。球技大会の日、朔也と会ってから武流は挑発の意味を込めて、学校帰りは毎日、店に行く小夜について行っていた。しかし、あの日から朔也の顔を見ることが無かった。どこか避けられているような気がしていた。小夜にからかいながら朔也のことを聞いても、曖昧な返事をされてはぐらかされてしまう。二人に何かあったのではと武流は少し勘付いていた。
「武流~。」
「…親父?」
武流の部屋の扉を開けたのは意外な人間だった。ここ最近、ろくに話もしていなかった父、旭だった。旭は不敵な笑みを浮かべてズカズカと部屋に入ってきた。
「初恋の人との学校生活は楽しいか~?」
武流のからかい癖は父親似だろう。旭は目を細め、口角をあげながら武流をからかった。武流は苦手な父親の顔を遠ざけた。
「何のことだよ。」
「いや~、バレバレだからね?何年越しの片思いしてんの?」
「うるせーよ。関係ねーだろ。」
「関係あるよね?普通に考えて。親父だぞ?」
旭は鬱陶しそうにする武流を無視し、ウザ絡みを続けた。しかし、旭は顔つきは柔らかいままだったが、少し声色を太くし、真面目な話をし始めた。
「お前がお嬢さんの学校に行きたいって言ったのも、二年後の婚約のためなんだろ?」
「だから、関係ねーって。」
「優しいからな、武流は。急に結婚したってお嬢さんが可哀想だけど、好きな人との婚約を断れるほどのお人好しじゃないし。だったら結婚する前に振り向かせよう…。大方こんな考えでしょ?」
「……ちげーよ…」
「じゃあ、何だよ?」
武流は眉間に皺を寄せて、本心を隠すための応えを探していた。
「…品定めだよ。」
「ふーん。じゃあ、結果はどうだったの?」
「…別に悪くない。」
「はっ、素直じゃねーな。」
旭は武流を嘲笑った。その後、扉の方に戻っていき、言い忘れたというように振り返った。
「あのさ、武流。」
「何だよ。」
「武流が惚れた女を大事にするのは悪くないんだけど、この婚姻は二人の気持ちとか関係ないから。」
「……。」
「お前はいいと思うけど、お嬢さんがお前の考えるように振り向かなくても、乗り気じゃなくても変わらないからな。お嬢さんが可哀想だからとか言い出すんじゃねーぞ。そこんとこ忘れんなよ。」
旭は自分が言いたいことだけを言い終えて、武流の部屋を後にした。武流は息をつき、窓を開けた。冷たい風が武流の前髪を揺らす。武流は無意識に昔のことを思い出していた。
~九年前~
九年前の冬。武流は小学一年だった。当時の武流は友達がいなかった。その時は両親が離婚しておらず、旧姓の桐ヶ谷だったからだ。旭の後先考えない行動で桐ヶ谷という名前が良くない印象で出回っていたのだ。きっとクラスメイトの親たちは何かと言って武流と自分の子供を関わらせないようにしていたのだろう。普通の親だったら関わらせないようにするのが当たり前だ。致し方ないことだと思う。だが、武流の場合は違った。いじめが始まってしまったのだ。致し方ないの域を越えたものだった。
物を壊され、汚され、『出てけ、悪者』『死ね』などを浴びせられるのは毎日だった。武流は抵抗はせず、親にいじめのことを隠した。恥ずかしいことだと思ったからだ。そして何より、あの父親に頼ってやるものかという気持ちが強かった。抵抗はしないが、助けは求めない。解決することのないいじめは武流を追い込んでいった。
ある日の学校帰りのことだった。武流は遂に暴行を受けるほどまでになっていた。
「出てけ!悪者!おりゃっ!」
「出てけ!出てけ!」
「学校にくんな!」
学校近くの公園。三人の男児童はうずくまる武流に蹴る、殴るを繰り返していた。黒のランドセルは傷み、中は砂埃にまみれていた。
「こらーーー!!」
武流が泣き出しそうになっている時、三人を蹴散らしたのは他クラスにいた女の子。小夜だった。
「だ、誰だお前!?」
「悪者退治に邪魔する気か!?」
小夜はごちゃごちゃとうるさい三人の中の一人を勢いよく突き飛ばした。すると、その一人は尻をつき、大きな声をあげて泣き出してしまった。
「何が悪者退治よ!!一人の子を三人でいじめる方がよっぽど悪者じゃない!!」
小夜の威勢に圧倒されたのか、三人はそそくさと逃げていった。小夜は三人がいなくなったことを確認した後、しゃがんで武流の手を取った。
「桐ヶ谷くんでしょ?大丈夫?」
「…うん。ありがとう。」
武流が歩けることを確認すると、すぐ近くにあった蛇口まで連れて行き、武流の傷の汚れを洗い流し、小夜のクマさん絆創膏を貼った。
「私、桐ヶ谷くんのお父さん知ってるよ。」
「え?」
「私、百目鬼小夜!またなんかあったら言ってね。いつでも助けるから!」
「うん。ありがとう。」
小夜は武流を家まで送り届けると、すぐに帰っていった。
ーーーー武流の当時の家ーーーー
「武流!?どうしたの?こんなに絆創膏つけて!」
帰ってきた武流を慌てながら出迎えたのは母親だった。
「喧嘩した。」
「まあ、旭くんに似て血の気が多いのね。」
「母さんって、百目鬼小夜ちゃんって知ってる?」
「知ってるわよ。夏夜ちゃんの娘ちゃんだもの。お正月に行く大きな家の子だよ。」
「…じゃあ、ヤクザなの?」
「…そうなるかしらね?」
「じゃあ、どうして小夜ちゃんは学校で嫌われてないの?」
武流は感謝でいっぱいだった心に疑問を産ませた。
「…喧嘩じゃなかったのね。」
武流は涙目になってしっかりと頷いた。
「小夜ちゃんのお母さんがヤクザってことをちゃんと隠してるの。すごく難しいことなんだけどね…。」
「小夜ちゃんが俺のこと助けてくれたの。」
「そっか。お礼しなきゃだね。」
「……。」
武流の母は武流を抱きしめて涙を流した。
「ごめんね。ごめんね…。武流。」
武流は泣かずにぐっと堪えたまま母の腕の中にいた。
小夜のおかげか、それからの武流のいじめは徐々に弱くなっていった。
~その年の正月~
恒例行事の挨拶の際、挨拶が終わった後、武流は小夜にクマの小さなぬいぐるみを渡した。
「これ。この前はありがとう。」
「わ~!かわいい!ありがとう!」
「クマ好きなの?」
「うん!お母さんがよく買ってくれるの。」
武流は小夜の笑顔を見て、俯いた。
「小夜ちゃんのお母さんは良い人だね。」
「うん!私、お母さんのこと大好きなの!」
小夜の底知らずの明るい笑顔を見た武流は顔を赤くし照れた。これが武流の初恋だ。
その後すぐ、旭は訳あり離婚をし、武流は母親と共に遠い土地に引っ越した。姓を変えたためか、いじめられることはもう無くなった。
武流は小夜を忘れることはなかった。引越した後の正月は訳あって旭と兄とではなく、祖父に連れられて百目鬼の屋敷に挨拶をしに行った。奥手だった武流は話しかけることができず、ただずっと見ていた。
しかし、小夜の母、夏夜が亡くなった年は少し違った。武流は小夜が母親を誰より好きだったことを知っている。きっと悲しんでいると思い、正月に挨拶に行った時、小夜は笑顔でいた。周りの大人は「元気そうで良かった」とか、「強い子だ」と言っていたが、武流には空元気だと分かっていた。小夜の笑顔はあんなに脆いものなんかじゃない。底知れずの明るい笑顔なはずだ。そう思った時、武流は決意した。小夜を守り笑顔にできる男になりたいと。
~現在~
武流は部屋が寒くなったので窓を閉めた。
あの後、決意も虚しく、祖父が亡くなり武流が百目鬼の挨拶に行くことができなかった。しかし、高一の冬。両親が再婚し、また生まれ故郷に戻ることができたため、久しぶりに正月の挨拶で小夜に会うことができた。その時は衝撃だった。小夜の母親を見たことがあったが、母親似の、いや母親以上の美貌に胸が痛くなるほど鳴った。直視ができないほどの美しさに思わず足がすくわれた。しかし、それと同時に昔のような脆さが無くなっているように感じていた。
(まさか、好きなやつができてたからなんてな…。先越されたのか。あのジジイに。)
武流は鼻で笑って見せたが、悲しみを隠せずに瞳を少し潤した。
二月中旬。学校から帰った武流は自室にくつろぎ、考え事をしていた。球技大会の日、朔也と会ってから武流は挑発の意味を込めて、学校帰りは毎日、店に行く小夜について行っていた。しかし、あの日から朔也の顔を見ることが無かった。どこか避けられているような気がしていた。小夜にからかいながら朔也のことを聞いても、曖昧な返事をされてはぐらかされてしまう。二人に何かあったのではと武流は少し勘付いていた。
「武流~。」
「…親父?」
武流の部屋の扉を開けたのは意外な人間だった。ここ最近、ろくに話もしていなかった父、旭だった。旭は不敵な笑みを浮かべてズカズカと部屋に入ってきた。
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武流のからかい癖は父親似だろう。旭は目を細め、口角をあげながら武流をからかった。武流は苦手な父親の顔を遠ざけた。
「何のことだよ。」
「いや~、バレバレだからね?何年越しの片思いしてんの?」
「うるせーよ。関係ねーだろ。」
「関係あるよね?普通に考えて。親父だぞ?」
旭は鬱陶しそうにする武流を無視し、ウザ絡みを続けた。しかし、旭は顔つきは柔らかいままだったが、少し声色を太くし、真面目な話をし始めた。
「お前がお嬢さんの学校に行きたいって言ったのも、二年後の婚約のためなんだろ?」
「だから、関係ねーって。」
「優しいからな、武流は。急に結婚したってお嬢さんが可哀想だけど、好きな人との婚約を断れるほどのお人好しじゃないし。だったら結婚する前に振り向かせよう…。大方こんな考えでしょ?」
「……ちげーよ…」
「じゃあ、何だよ?」
武流は眉間に皺を寄せて、本心を隠すための応えを探していた。
「…品定めだよ。」
「ふーん。じゃあ、結果はどうだったの?」
「…別に悪くない。」
「はっ、素直じゃねーな。」
旭は武流を嘲笑った。その後、扉の方に戻っていき、言い忘れたというように振り返った。
「あのさ、武流。」
「何だよ。」
「武流が惚れた女を大事にするのは悪くないんだけど、この婚姻は二人の気持ちとか関係ないから。」
「……。」
「お前はいいと思うけど、お嬢さんがお前の考えるように振り向かなくても、乗り気じゃなくても変わらないからな。お嬢さんが可哀想だからとか言い出すんじゃねーぞ。そこんとこ忘れんなよ。」
旭は自分が言いたいことだけを言い終えて、武流の部屋を後にした。武流は息をつき、窓を開けた。冷たい風が武流の前髪を揺らす。武流は無意識に昔のことを思い出していた。
~九年前~
九年前の冬。武流は小学一年だった。当時の武流は友達がいなかった。その時は両親が離婚しておらず、旧姓の桐ヶ谷だったからだ。旭の後先考えない行動で桐ヶ谷という名前が良くない印象で出回っていたのだ。きっとクラスメイトの親たちは何かと言って武流と自分の子供を関わらせないようにしていたのだろう。普通の親だったら関わらせないようにするのが当たり前だ。致し方ないことだと思う。だが、武流の場合は違った。いじめが始まってしまったのだ。致し方ないの域を越えたものだった。
物を壊され、汚され、『出てけ、悪者』『死ね』などを浴びせられるのは毎日だった。武流は抵抗はせず、親にいじめのことを隠した。恥ずかしいことだと思ったからだ。そして何より、あの父親に頼ってやるものかという気持ちが強かった。抵抗はしないが、助けは求めない。解決することのないいじめは武流を追い込んでいった。
ある日の学校帰りのことだった。武流は遂に暴行を受けるほどまでになっていた。
「出てけ!悪者!おりゃっ!」
「出てけ!出てけ!」
「学校にくんな!」
学校近くの公園。三人の男児童はうずくまる武流に蹴る、殴るを繰り返していた。黒のランドセルは傷み、中は砂埃にまみれていた。
「こらーーー!!」
武流が泣き出しそうになっている時、三人を蹴散らしたのは他クラスにいた女の子。小夜だった。
「だ、誰だお前!?」
「悪者退治に邪魔する気か!?」
小夜はごちゃごちゃとうるさい三人の中の一人を勢いよく突き飛ばした。すると、その一人は尻をつき、大きな声をあげて泣き出してしまった。
「何が悪者退治よ!!一人の子を三人でいじめる方がよっぽど悪者じゃない!!」
小夜の威勢に圧倒されたのか、三人はそそくさと逃げていった。小夜は三人がいなくなったことを確認した後、しゃがんで武流の手を取った。
「桐ヶ谷くんでしょ?大丈夫?」
「…うん。ありがとう。」
武流が歩けることを確認すると、すぐ近くにあった蛇口まで連れて行き、武流の傷の汚れを洗い流し、小夜のクマさん絆創膏を貼った。
「私、桐ヶ谷くんのお父さん知ってるよ。」
「え?」
「私、百目鬼小夜!またなんかあったら言ってね。いつでも助けるから!」
「うん。ありがとう。」
小夜は武流を家まで送り届けると、すぐに帰っていった。
ーーーー武流の当時の家ーーーー
「武流!?どうしたの?こんなに絆創膏つけて!」
帰ってきた武流を慌てながら出迎えたのは母親だった。
「喧嘩した。」
「まあ、旭くんに似て血の気が多いのね。」
「母さんって、百目鬼小夜ちゃんって知ってる?」
「知ってるわよ。夏夜ちゃんの娘ちゃんだもの。お正月に行く大きな家の子だよ。」
「…じゃあ、ヤクザなの?」
「…そうなるかしらね?」
「じゃあ、どうして小夜ちゃんは学校で嫌われてないの?」
武流は感謝でいっぱいだった心に疑問を産ませた。
「…喧嘩じゃなかったのね。」
武流は涙目になってしっかりと頷いた。
「小夜ちゃんのお母さんがヤクザってことをちゃんと隠してるの。すごく難しいことなんだけどね…。」
「小夜ちゃんが俺のこと助けてくれたの。」
「そっか。お礼しなきゃだね。」
「……。」
武流の母は武流を抱きしめて涙を流した。
「ごめんね。ごめんね…。武流。」
武流は泣かずにぐっと堪えたまま母の腕の中にいた。
小夜のおかげか、それからの武流のいじめは徐々に弱くなっていった。
~その年の正月~
恒例行事の挨拶の際、挨拶が終わった後、武流は小夜にクマの小さなぬいぐるみを渡した。
「これ。この前はありがとう。」
「わ~!かわいい!ありがとう!」
「クマ好きなの?」
「うん!お母さんがよく買ってくれるの。」
武流は小夜の笑顔を見て、俯いた。
「小夜ちゃんのお母さんは良い人だね。」
「うん!私、お母さんのこと大好きなの!」
小夜の底知らずの明るい笑顔を見た武流は顔を赤くし照れた。これが武流の初恋だ。
その後すぐ、旭は訳あり離婚をし、武流は母親と共に遠い土地に引っ越した。姓を変えたためか、いじめられることはもう無くなった。
武流は小夜を忘れることはなかった。引越した後の正月は訳あって旭と兄とではなく、祖父に連れられて百目鬼の屋敷に挨拶をしに行った。奥手だった武流は話しかけることができず、ただずっと見ていた。
しかし、小夜の母、夏夜が亡くなった年は少し違った。武流は小夜が母親を誰より好きだったことを知っている。きっと悲しんでいると思い、正月に挨拶に行った時、小夜は笑顔でいた。周りの大人は「元気そうで良かった」とか、「強い子だ」と言っていたが、武流には空元気だと分かっていた。小夜の笑顔はあんなに脆いものなんかじゃない。底知れずの明るい笑顔なはずだ。そう思った時、武流は決意した。小夜を守り笑顔にできる男になりたいと。
~現在~
武流は部屋が寒くなったので窓を閉めた。
あの後、決意も虚しく、祖父が亡くなり武流が百目鬼の挨拶に行くことができなかった。しかし、高一の冬。両親が再婚し、また生まれ故郷に戻ることができたため、久しぶりに正月の挨拶で小夜に会うことができた。その時は衝撃だった。小夜の母親を見たことがあったが、母親似の、いや母親以上の美貌に胸が痛くなるほど鳴った。直視ができないほどの美しさに思わず足がすくわれた。しかし、それと同時に昔のような脆さが無くなっているように感じていた。
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