若返ったオバさんは異世界でもうどん職人になりました

mabu

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本職の方で人手不足が悪化しました。

だんだん投稿する回数が減ると思いますが

時間と体力に余裕が出来たら投稿していきますので

宜しくお願い致します。

……… ……………… ………………
 





精霊王はそれぞれの属性の王が居るそうで、

この精霊王は水にまつわる精霊王だそうです。

元々水の属性はレベルMAXの私や

スライムであるミルちゃんは

相性がとても良いので、

色々教えてくれると約束して

くれました。

私の場合

他に火と地もレベルMAXだったはずだから

他の精霊さん達との相性も良いだろうと教えてくれました。


普通は相性が悪ければ

精霊側が見える様にしても

此方からはハッキリ見えなかったり


声が聞こえなかったりする事もある様で

ここまでの人数の姿をハッキリ認識して声も聞こえるのは

珍しいそうです。


まぁ、

珍しいのでしょうけど

しっかり姿が見える様になって

お話出来るなら

やっぱり仲良くなりたいですから、

これからは精霊さん達も

気ままに遊びに来て下さいと

お約束しました。



ソロソロ皆さんオヤツも

食べ終わりそうかな~

追加のお菓子を出そうかな~

と見回してしると

又上空が光だしました。


「あらっ。

やはり来てしまいましたか。」

精霊王は誰だか分かっている様です。

「何があらっだ。

自分達だけ美味そうな物を

食べて

俺達を呼ばないとは

どういうつもりだ?」


「そうですよ。

折角姿を出せるなら

わたし達の紹介を先にしてほしいです。」

「わたしも美味しいお菓子が食べたーい!」

「……食べたい。」


「………」


皆さん性別が分からない位の美しさで

人と同じ位の大きさという事は……

「初めまして。

真由実と申します。

もしかして

皆さん、

それぞれの属性の精霊王様ですか?」

私の挨拶に皆さんそれぞれ返してくださり

質問の答えは

最初に水の精霊王に話かけた

赤髪が特徴的な精霊王だった。

赤髪でなんとなく予想はついたが

やはり火の精霊王さんで

二人目に話たのが光の王

三人目が風の王で

四人目が地の王。

最後の無言で頷いたのが

闇の王だそうです。

皆さんそれぞれ挨拶をしてくれました。

「では、皆さんの分もお出ししますね?」

まずはテーブルを隣に出して

椅子も人数分出します。

私の分と同じ様に召喚をしたら

皿を王達の前に並べていきます。

此方の果物は

ボールにカットした物を入れてあるのでボールごと出して

お玉で掬って順番にのせていきましょう。

早く食べたいとソワソワしているので

「飲み物もスグ出しますから先に召し上がって下さい。」

そう声をかけると

皆さん嬉しそうに食べ出しました。


ほうじ茶ミルクも順番に出していき

最初のコ達の追加分のお菓子も出していきます。

私達の前にも

王達の前にも

追加のお菓子のお皿を出すと

最初のコ達も精霊王達も

ニコニコです。

「コレ、コレ、とても美味しい。」

「美味しい…。」

最初からあまり話さなかった地の精霊王と、闇の精霊王から

最初の感想を頂きました。


「それはカボチャプリンです。

かぼちゃを普通のプリンに加えて作るんです。

横にあるのが普通のプリンで

卵と牛乳、砂糖で作ったものですがお気に召しました?」

お二人がコクコクと頷く様子を見た水の精霊王が

「珍しいですね。

わたし達とも滅多に会話をしない2人が風より先に話すなんて。」

水の精霊王の言う通りなのでしょう。

他の精霊王達も目を見開いてコクコクしています。

……ただ単に風の精霊王は食べるのに夢中だっただけの様ですけど

地の精霊王と闇の精霊王の反応が珍しい事なのは分かりました。

「それ程美味いという事だよな?地の?闇の?」

火の精霊王の言葉に頷くだけの返事をかえす2人。

こういうやり取りが通常なのだそうです。

皆、それぞれ属性で呼びあっている様で

名はないそうなので私も属性で呼ぶ様に言われました。

皆さん私に名前をつけてくれてもイイと言っていましたが、

言っていた時のニヤニヤ感からして

名前をつけたら即契約になりそうな気がしたので

属性呼びにさせてもらいました。

皆さん 様 もつけないでと

お願いしてきたので水の王、
火の王、地の……

という感じに呼ぶ事にしました。

皆 一息ついた所で水の王が私に加護をつけたと話すと

「「「「「ずるい!」」」」



皆さんの加護を頂く事になり

レベルの低かった風と光が

レベルMAXになっていて

これで持っている属性の全てがレベルMAXになりました。

何よりも

一番嬉しいかったのは

ミルちゃんの能力があがった事で凄い事が起きた事です!

「まま、まま?
みゆたん、おはなしできたよ!」

今まで きゅぴっ っと鳴き

声がするだけだったのが

ムギちゃんと同じ様に

念話で会話が出来る様になりました。

加護がなければレベルを上げて進化をしなければ

話す事はできなかった様で

普通ならかなりの時間がかかるので最低でも5年位は

かかっただろうという事でした。

基本、感情は分るし

ムギちゃんが通訳の様な事も

してくれていたので

不便だとは思ってなかったのですが、

やはり直接話せるのは格別です。

可愛い声での拙い言葉。

最近ムギちゃんの話し方が

しっかりしてきて

赤ちゃん言葉が少しずつなく

なりだしていたので

赤ちゃん言葉は大歓迎です!

慣れるまでか進化するまでかは分かりませんが

今の時期を存分に楽しみたいと思います。

「いや~ん。

ミルちゃんしゅごいでちゅね~!

ムギちゃんにも教えてもらって3人で沢山おしゃべりしましょうね~!」














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