72 / 114
71
しおりを挟む考え出したら色々と追加しないとと思う事が出てきてしまい
改造車の奥の空間に寝室を2部屋増やす事にしました。
今は私と和美の部屋だけなので
国王や萌ちゃん達が一緒の時用にもう1部屋と
カミオールさん達のお付きの人達用の部屋に1部屋です。
国王達用の部屋は専用ではなく予備部屋って感じかな?
夫婦だけの時や萌ちゃんだけとかの時は和美の部屋を一緒に使ってもらってもいいし、
人が多い時は予備の部屋を使う感じです。
お付きの人達用の部屋は1部屋を中で2部屋に分かれる様にして
2段ベッドを2つずつ設置して各部屋男女に別れて4人ずつ寝れる様にしました。
国王と和美の2人の時でも最低2人、
萌ちゃんも一緒なら又1人、
…なんて考えだしたらキリがなさそうだったので
面倒くさくて部屋を広げて最大8人位寝れる様にしました~!
オンハルトさんに聞いたら
「基本、寝る時間以外は主人の側におりますので就寝する場があるだけで十分です。」
と言われたので
ソレならと
学生寮の相部屋のイメージで
2段ベッドを設置しました。
一応机も収納棚も設置してみたら
「十分過ぎる設置です」
と絶賛されたりしたけど、
逆にこんなんでイイの?
ってなりました。
でも、
2段ベッド自体が珍しいらしく
自分達も使用してみたいと
興味津々で
寝るだけだからと明日にでもと
お試し泊が決定。
もうイイ時間になっているので
改造を終了して自室に戻って寝る事にしました。
そのままお試しで寝ればいいのにって?
駄目なんです!
まず毛布類の準備をしてませんし
和美に了承を取らずに先に使用したら拗ねるかもしれません。
別に私の持ち物だからソコは
本当はどーでも良いのですが
最大な理由は
ムギちゃんとミルちゃん、赤ドラちゃんが居ないから!
2人は既に寝ていたのでお部屋で就寝中なんです。
赤ドラちゃんは今日の添い寝役として一緒に寝て2人を見守っています。
最近チビ王達は交代で添い寝をする位2人にメロメロで
良いお姉ちゃんお兄ちゃんなんです。
なのでチビちゃん達が揃ってないので却下なんです。
ならレオナルドさん達だけで泊まればイイと思うでしょ?
でも私が改造車から離れて
長時間が過ぎると勝手に収納に戻ってくるので2人だけでは泊まれないんです。
中に人が居る時はどうなるのかは
まだ試してないので分からないけど
寝てる時に改造車が消えたら2人が外に放おり出されるかもしれないのです。
2人がイイと言うなら検証しても良いけど
まだ朝晩は少し冷えるので検証するなら
もう少し暖かくなってからです。
翌日和美に報告してアッサリ了承。
カミオールさんも見てみたいと言うので地下に行き改造車の追加部分のお披露目です。
「イイじゃない、イイじゃない!キャンピングカー的要素が無いのは残念だけど部屋で寝るより楽しめるわ!」
欲を言えばテントを張って寝袋で寝てみたかったけどと
ヤッパリ私と同じ事を思っていた様だけど
私の召喚出来るものにはテントが無いからね?
「本当にね。昔テレビで見た部屋みたいに広げれる大きめのテントとキャンピングカーを繋げてマットを敷いて寝袋で寝るってのもしてみたかったけどね?」
そんなにキャンプにこだわった人は私の身近には居なかった。
「魔法のあるこの世界で日本のあの設備環境を極めたキャンプ用品なんて神的なんだけどねぇ~」
2人で無い物を思いながら
「でも、コレでも十分神的なんだヨネー」
とお付きさん部屋へ。
「十分過ぎる部屋に視察旅に行くのが楽しみに御座います」
カミオールさんが2段ベッドのカーテンを開けしめし
中の読書用のライトに驚き
専用の戸棚に机と椅子、姿見の鏡まであるのを見て
良い部屋ですと評価してくれた。
あとその都度追加や変更をすれば良いだろうという事になりお披露目は終了。
家はチビ王ちゃん達が居るから
何時でもカスタマイズ出来るから楽しいよね!
そのチビ王ちゃん達がダンジョンに行きたいと言うので今日もダンジョンへ。
昨日はダンジョンヘ行っても一日改造車の中で過ごしたので
今日こそはピクニック気分で
外での昼食に!
急いで昼食用のお弁当を作っていざダンジョン!
ダンジョンに行くのにピクニック気分な私も大概だけどね……
ダンジョンに着いたら早速お昼ご飯にします。
ピクニックシートを広げて座布団をだし
弁当を広げて皆で賑やかな昼食タイムです。
「コレおいしーの!」
「まま、みう、コレしゅき!」
「おいしい…」
チビちゃん達の食事風景に癒されながら自然の中で食べるお弁当は自分の手作りであっても最高です!
「自然を感じながら食べる食事だけでも贅沢な気分なのに
この子達の癒しが加わったら
ココは世界で一番の昼食場所だわ!」
やはり類共な親友。
昼食が終わりムギちゃん達はお昼寝タイム。
チビ王達は何やら密談中かと思いきや
「このダンジョンを改装してイイか?」
まだ一階層と二階層だけしか制覇(利用)していないダンジョンの五階層と六階層を大々的に改装したい。
その為三階層と四階層もリニューアルする必要があると説明してくれたので了承します。
「元々このダンジョンは皆が私の為に作ってくれたんだから
皆が作り直したいって言うなら問題ないよ?」
突然の申し出によりダンジョンも改造する事が決定しました。
……改造車のお披露目の後でのダンジョン改造って…
…またどんな改造を計画しているのやら?
328
あなたにおすすめの小説
銀眼の左遷王ケントの素人領地開拓&未踏遺跡攻略~だけど、領民はゼロで土地は死んでるし、遺跡は結界で入れない~
雪野湯
ファンタジー
王立錬金研究所の研究員であった元貴族ケントは政治家に転向するも、政争に敗れ左遷された。
左遷先は領民のいない呪われた大地を抱く廃城。
この瓦礫に埋もれた城に、世界で唯一無二の不思議な銀眼を持つ男は夢も希望も埋めて、その謎と共に朽ち果てるつもりでいた。
しかし、運命のいたずらか、彼のもとに素晴らしき仲間が集う。
彼らの力を借り、様々な種族と交流し、呪われた大地の原因である未踏遺跡の攻略を目指す。
その過程で遺跡に眠っていた世界の秘密を知った。
遺跡の力は世界を滅亡へと導くが、彼は銀眼と仲間たちの力を借りて立ち向かう。
様々な苦難を乗り越え、左遷王と揶揄された若き青年は世界に新たな道を示し、本物の王となる。
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる