江戸詠唱録 アニメオタク佐藤悠斗が長すぎる呪文練習中に転移した不条理な異世界での奇妙な漂流と女剣士との出会いを描く冒険奇譚～得意魔法は根幹魔

第二十三章: 江戸への旅路と納豆の呪い

佐藤悠斗は、柳生十兵衛、綾音、みゆきと共に、我孫子宿で徳川頼房（水戸黄門）と別れ、江戸へ向かう旅を再開していた。

前日、我孫子宿で休息中、綾音が悠斗と接吻を交わし「征夷大将軍・客分の側室」となり、頼房と助さん、格さん、屋七に見送られながら旅立った。

空は薄曇りで、利根川沿いの街道は湿った土と草の匂いが漂う。道の両側には葦が茂り、遠くに手賀沼の水面が朝陽を反射してキラキラと輝く。鳥のさえずりが静寂を破り、風が木々を揺らす。

悠斗の藍色の着物は汗と埃でくすみ、裾が擦り切れて糸がほつれている。腰には三つ葉葵の家紋が入った小太刀がカチャリと揺れ、汗が額から首筋を伝い、乱れた黒髪が顔に張り付く。

「いやー、黄門様と別れて江戸か。側室二人も付いてきて、異世界ライフやべえな」

呟きながら、彼は唇を拭い、内心で「みゆきと綾音、どっちもキスしてきて、どうすんだよ俺」と興奮と困惑が混じる。鼻血の跡が残り、疲れた目には好奇心と疲労が宿る。

柳生十兵衛が隣で「ふん」と鼻を鳴らし、鋭い視線を街道に注いだ。

彼女の深緑の着物は旅塵で薄汚れ、汗が首筋を伝い、白い肌に艶めかしい光沢を与えている。

豊満な胸が息づかいと共にわずかに揺れ、長い黒髪が風にそよぎ、戦士の気品と無意識の色気が混在する。

「貴様、黄門様と別れた途端、下品な側室二人を連れて満足か？ 江戸で幕府の名を汚す気か」

冷たく言い放つ声には、悠斗への苛立ちと、側室への怒りが滲む。内心では「貴様が側室を増やすなど、幕府の名が泣く」と葛藤が交錯し、刀を握る手が汗で滑る。

綾音が「ふふ、江戸ってどんなとこかな？」と笑いながら近づいてきた。彼女の軽い着物は汗で身体に張り付き、豊満な胸がくっきりと浮かび、汗ばんだ太ももが露出している。

ポニーテールに束ねた黒髪が揺れ、朝陽に照らされた肌が妖艶に輝く。

「主人、私、側室として頑張るよ！ 次はどんな魔法かな？」

変態的な好奇心が声に滲み、目を輝かせる仕草が無邪気さと色気を混ぜ合わせる。
汗で濡れた胸元が風にそよぎ、布が肌に張り付いて豊満な曲線を強調する。

「変態が何を言っても信用ならん。貴様、主人などと呼ぶな」

十兵衛が呆れ顔で綾音を睨み、刀の柄に手を置いた。

みゆきが悠斗の横で「ふふ、江戸なら私もあんたの側で活躍するよ」と笑った。

彼女の小さな身体が汗で濡れ、日焼けした細い腕が陽光に光る。

黒い装束が身体に張り付いて小さな胸が揺れ、汗が首筋を伝う。

鋭い目が満足げに輝き、細い腰がわずかに揺れる。

「お前ら、側室ってだけで調子乗んなよ」

悠斗が笑うと、みゆきが「ふふ、キスしたんだから当然だろ」と唇を尖らせ、彼に寄り添った。

一行が街道を進むと、葦の茂みの奥から気配がした。

「うおっ、何！？」

悠斗が目を凝らすと、黒装束の男たちが刀を手に飛び出してきた。豊臣残党だ。

「妖術使い、貴様と黄門が我孫子宿を救っただと！ 綾音の裏切りも許さん！ 死ね！」

リーダーが叫び、残党が一斉に襲いかかった。

「やべえ、またこいつらか！」

悠斗が叫び、内心で「我孫子宿でやっと平和になったのに、しつこすぎるだろ！」と苛立ちが募る。

「貴様ら、また我孫子宿の平和を乱す気か！」

十兵衛が刀を抜き、汗ばんだ胸が戦意で揺れる。彼女が残党に斬りかかると、刀が風を切り、火花が散る。

「ふふ、主人、私も戦うよ！」

綾音が短刀を手に素早く動き、残党の一人を押さえつけた。

汗で濡れた胸が揺れ、変態的な笑みが浮かぶ。

「ふん、私だって負けねえよ！」

みゆきが素早く動き、残党の足を払って転ばせた。汗ばんだ肌が陽光に光り、小さな胸が揺れる。

「やべえ、みんな強いな！ でも、こいつら、しつこすぎる！」

悠斗が呟き、残党の刀が彼に迫る。「うおっ！」と避けると、汗が額から首筋を伝う。

「貴様ら、まとめて片付けるぜ！ 我孫子宿の平和を邪魔すんな！」

彼が呪文を編み始めた。

「我、佐藤悠斗、深淵に潜む超ヤバい南蛮の精霊を呼び起こし、古の禁忌を解き放つ！ 粘液の使者よ、臭いの魔神よ、このしつこい残党どもに超絶迷惑な呪いをぶちかませ！ 全身がヌルヌルして納豆臭くなる衝動をぶっ放せ！ スーパー・スリミー・ナットー・カース・オブ・ド変態・アゴニー！」

声が街道に響き、紫のモヤモヤが噴き出し、残党を包んだ。モヤが渦を巻き、彼らの全身を紫色の粘液で覆う。

「うっ！？ 何！？」

リーダーが全身を押さえ、ヌルヌルした感触に顔を歪めた。

「うおおっ、臭い！ 納豆！？」

残党が「うぐっ、何だこのヌルヌル！？」と地面に転がり、刀を落とした。全身が粘液で覆われ、納豆の強烈な臭いが街道に広がる。

「うわっ、効いてる効いてる！ 納豆臭くてヌルヌルだ！」

悠斗がニヤリと笑い、鼻血が再び滲む。

内心で「我孫子宿の平和を守るためだ！ こいつら、もう襲えねえだろ」と満足が混じる。

「貴様、また下品な術を！」

十兵衛が怒鳴り、汗ばんだ胸が揺れる。「納豆臭いなど、我孫子宿の空気が汚れる！」

「ふふ、主人、すごい！ 納豆臭いって面白そう！」

綾音が笑い、汗で濡れた胸を扇ぐ。

彼女が残党に近づき、「ねえ、ヌルヌル気持ちいい？」と変態的な笑みを浮かべる。

「ふん、あんた、最高だよ！ こいつら、もう襲えねえぜ」

みゆきが悠斗に寄り添い、汗ばんだ肌が彼の腕に触れる。

「うおおっ、臭い！ 助けてくれ！」

残党が這って逃げ出し、納豆臭い粘液が街道に残る。

「やべえ、豊臣残党、撃退したぜ！ 江戸まであと少しだな」

悠斗が笑い、鼻血を拭う。十兵衛が「貴様、下品すぎる！」と睨み、綾音が「ふふ、次はどんな魔法かな？」と笑った。

みゆきが「ふふ、あんたの側にいるよ」と寄り添い、一行は江戸への旅を続けた。

だが、豊臣残党が遠くで新たな策を練る。

「妖術使い、納豆臭い魔法だと？ 次はもっと大勢で仕掛ける」

黒装束の男たちが刀を手に、我孫子宿の復讐を企てる。

江戸への旅路に、新たな波乱が待つ。