異世界風俗❤『異世界転生したら風俗店こそが癒しの最前線だった件~俺は冒険して稼ぎ、全力で愛され、そして搾られる~』

本能寺から始める常陸之介寛浩

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《男女逆転風俗街・ユルヴァーナ村》編

第63話『男女逆転!? 噂の風俗街《ユルヴァーナ村》調査開始!』

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 ――“そこは、男が癒される街”ではなく、“女が癒される街”だった。

 

 その名は、《ユルヴァーナ村》。

 

 南国神殿街からさらに南下したこの村は、長年“女神信仰”を中心に繁栄してきた秘境の地。

 だが近年、冒険者たちの間である奇妙な噂が広がりつつあった。

 

 ──「あの村には、男女逆転の風俗街があるらしい」──

 ──「男が給仕し、女が癒される。それはもう、夢のような天国らしい」──

 ──「女冒険者たちが“第二の故郷”と呼ぶ、楽園」──

 

 そして今、その噂に誰よりも食いついたのが──

 

「マジで!? マジで行くの!? 最高じゃん!!」

 

 ヴァネッサ=ブラッドフォード、赤銅の女戦士。
 褐色肌に赤い戦闘衣をまとい、性欲も筋肉もモリモリ。
 風俗トークで人の顔を真っ赤にできる女である。

 

「ねぇ流星、ここだけは譲れないわ。絶対、寄ってく。ううん、泊まる!」

 

「な、なんでそんな目ぇ輝いてんの……?」

 

「だってさー! 今まであんたばっかり風俗満喫してさ! 女子に優しい風俗もあっていいじゃん!!」

 

 アリシアが軽く頭を抱える。

 

「この人、方向性だけは正しいのに……圧がすごすぎる……」

 

 ミレーユは頬を赤らめながら小声でつぶやく。

 

「女性用風俗……って、つまり“抱かれにいく”のよね……?」

 

「ちょ、ちょっと待って!? なんで王族のあなたまで興味もち始めてるのよ!!」

 

 ――こうして、流星パーティーは《ユルヴァーナ村》へ到着した。

 

 ◆ ◆ ◆

 

 村の入口は、どこか神殿街にも似た、静かで整った構造だった。

 石畳に水の流れる音。
 遠くから風鈴のような音色が響いている。

 

 だが、街の中心部に足を踏み入れた瞬間──

 

「ようこそお嬢様! 本日は“繊細な指技コース”から“野生の抱擁コース”まで、各種揃えております!」

「本日空いてるのは、執事風、騎士風、魔王風、年上ダンディ風でございます!」

 

「「「えぇぇぇぇぇぇぇ!?!?」」」

 

 そこには、美男たちが“肌を程よく露出”しながら、丁寧すぎる接客を繰り広げていた。

 

 まさに──女性のための、癒しと快楽の殿堂。

 

 ヴァネッサは鼻息荒く、拳を握った。

 

「やばっ!! 何ここッ!? テンション爆上がり!!」

 

「ちょ、ちょっと待て! お前、本当に入る気か!?」

 

「入るに決まってんでしょ!! 何のためにここまで来たと思ってんの!!」

 

 リリアが呆れた顔で言う。

 

「いや、風俗のために旅するパーティーって何なのさ……」

 

 ◆ ◆ ◆

 

 ──そして、ヴァネッサは入店した。

 

 女性専用風俗《男装執事と夢の楽園》へ。

 

 待ち受けていたのは、

 ・流し目のクール系騎士(CVつき)
 ・筋肉ゴリラな黒髪美男
 ・読書好きなインテリメガネ系
 ・“中性的な謎の美少年”(何故か人気No.1)

 

 選ばれたのは──**「筋肉ゴリラ」**だった。

 

「貴女の背中……硬いですね。少し、私が揉みほぐしましょう」

 

「えっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 サンセットの光の中、
 屋外露天の岩風呂で──
 ヴァネッサは全身オイルで包まれていた。

 

 筋肉ゴリラ男(仮名:ユウゴ)による“優しすぎるストレッチ施術”で、
 女戦士の身体は──

 

「ん……あっ……そ、そこは……う、腕が……あひゃっ♡」

 

 みるみる脱力していった。

 

「普段、肩に力が入りすぎているようですね。もう少し、力を抜いても……いいのでは?」

 

「……ごめん、惚れた……惚れたわこれ……♡」

 

 ◆

 

 そして、1時間後。

 

「──ただいまッ!!」

 

 戻ってきたヴァネッサの顔は、
 人生で最高に蕩けきった女の顔だった。

 

「お前……何されたんだよ……」

 

「全身ストレッチ&ふんわり甘い言葉攻撃!!
 あとね!! 腕枕と、目のマッサージと、耳なめ寸前!!」

 

「こわいこわいこわい!! なんでそんな熱弁なの!?」

 

 ミレーユが震えながら質問する。

 

「……それって、“性欲”ってより“包容力の暴力”じゃ……?」

 

 アリシアも真っ赤な顔で、

 

「私は……私は行かないわよ!? 断じて!!」

 

 

 ──こうして、《ユルヴァーナ村》は全員の脳裏に、強烈な記憶を刻み込んだ。

 

 だが、流星はまだ知らなかった。

 この村に潜む、“裏の顔”。

 すなわち──女性たちが“男を試す”ための“支配型風俗文化”の存在を。
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