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『全裸信仰村・リヴァル村編──服を脱がねば、語れぬ真実』
第84話『全裸の神官たちと、謎の祭壇』
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──山深き静寂の地に、ひとつの村があった。
名をリヴァル村。地図には載らず、王国の行政区画にも記録されていない「忘れられた地」。
だが、そこには確かに“文化”が息づいていた。
そして──その文化とは、「服を着ないこと」。
「お、おいリリア、本当にここで合ってるのか……?」
流星が土道を歩きながら、いまさらながらに不安を口にした。
同行しているのは、もちろんおなじみのパーティー面々──リリア、アリシア、ヴァネッサ、ミレーユの四人。
だが全員、表情が引きつっていた。
「まさかとは思ったけど……ここ、本当に服を着てる人がいないわね……」
リリアの視線の先には、筋骨隆々の男性や年配の村人、はては幼い子どもに至るまで──全員が一糸まとわぬ姿で、まるでそれが当然のように暮らしている光景。
「お……おじいちゃんが薪割ってる……全裸で……!」
ミレーユが目を覆いながらも、指の隙間からガン見していた。
「うん。いいね……この村、潔い……!」
ヴァネッサはむしろ感動している。腕を組んだまま、感動のため息をつく。
「まさに開放。理想の全裸筋肉社会……!」
「理想じゃないですから!」
アリシアが即座にツッコミを入れた。
◆
村の中心部。簡素ながら清潔な建物が立ち並び、その中心にあるのが──“癒しの神殿”。
見た目は普通の公民館のようなそれに、村人たちは次々と“全裸で”入っていく。
入り口には、木彫りの板が掲げられていた。
【全裸にて、心身の穢れを祓え】
【祈りとは、最も正直な姿でするべし】
「……ここ、何かおかしい。癒しの村ってだけじゃない」
アリシアが呟いた。
その言葉に、ミレーユがうなずきながら答える。
「うん。さっきの石碑……あれ、ただの祈祷用じゃない。“封印”だと思う」
流星が思わず振り向く。
「封印……?」
「この村……何かを“閉じ込めてる”」
祭壇には、奇妙な円形の刻印と、中央に嵌め込まれた「黒い宝珠」。
その周囲に記された古代文字は、ミレーユによれば“抑圧・禁断・快楽”などの意味を含んでいるという。
「かつて、この村では“快楽の神”を祀っていた痕跡があるの。でも、ある時を境に、その神は“封印”された──そうとしか思えないわ」
「じゃあこの全裸文化は……?」
「“快楽の管理”を、健全な方向に変換した結果かもしれない」
妙に真面目な考察に、ヴァネッサだけがやや浮いた声で答えた。
「え、でも脱がなきゃ祈れないなんて最高じゃん? うちの筋トレルームもそうしようかな~」
「それ絶対通報されるからやめろ!」
流星が即座にツッコミを入れる。
◆
その後、パーティーは村の長老──見た目100歳は超えていそうな全裸の老神官──から正式に依頼を受けた。
「この祭壇が、最近、うっすらと……温かくなってきておるのじゃ……封印が……揺らいどる」
「……その原因、調べてほしい」
老神官の言葉に、ミレーユが頷いた。
「承知しました。“封印の揺らぎ”は魔力の漏れが原因である可能性も。調査のため、今夜、この祭壇にて全裸祈祷に参加します」
「ええぇぇぇぇええええええっ!!?」
一同、絶叫。
「待て待て待て、俺たちも出るのかその祈祷!?」
「当然ですわ。信仰の実態を調査するのに、抜けるわけにはいきません」
アリシアが、冷静に告げた。
その表情は真面目そのものだが、頬はやや赤い。
「う、嘘だろ……これ……明らかにラッキースケベフラグじゃん……!」
流星が天を仰いだ。
だが、このリヴァル村の真の姿は──まだ誰も知らなかった。
名をリヴァル村。地図には載らず、王国の行政区画にも記録されていない「忘れられた地」。
だが、そこには確かに“文化”が息づいていた。
そして──その文化とは、「服を着ないこと」。
「お、おいリリア、本当にここで合ってるのか……?」
流星が土道を歩きながら、いまさらながらに不安を口にした。
同行しているのは、もちろんおなじみのパーティー面々──リリア、アリシア、ヴァネッサ、ミレーユの四人。
だが全員、表情が引きつっていた。
「まさかとは思ったけど……ここ、本当に服を着てる人がいないわね……」
リリアの視線の先には、筋骨隆々の男性や年配の村人、はては幼い子どもに至るまで──全員が一糸まとわぬ姿で、まるでそれが当然のように暮らしている光景。
「お……おじいちゃんが薪割ってる……全裸で……!」
ミレーユが目を覆いながらも、指の隙間からガン見していた。
「うん。いいね……この村、潔い……!」
ヴァネッサはむしろ感動している。腕を組んだまま、感動のため息をつく。
「まさに開放。理想の全裸筋肉社会……!」
「理想じゃないですから!」
アリシアが即座にツッコミを入れた。
◆
村の中心部。簡素ながら清潔な建物が立ち並び、その中心にあるのが──“癒しの神殿”。
見た目は普通の公民館のようなそれに、村人たちは次々と“全裸で”入っていく。
入り口には、木彫りの板が掲げられていた。
【全裸にて、心身の穢れを祓え】
【祈りとは、最も正直な姿でするべし】
「……ここ、何かおかしい。癒しの村ってだけじゃない」
アリシアが呟いた。
その言葉に、ミレーユがうなずきながら答える。
「うん。さっきの石碑……あれ、ただの祈祷用じゃない。“封印”だと思う」
流星が思わず振り向く。
「封印……?」
「この村……何かを“閉じ込めてる”」
祭壇には、奇妙な円形の刻印と、中央に嵌め込まれた「黒い宝珠」。
その周囲に記された古代文字は、ミレーユによれば“抑圧・禁断・快楽”などの意味を含んでいるという。
「かつて、この村では“快楽の神”を祀っていた痕跡があるの。でも、ある時を境に、その神は“封印”された──そうとしか思えないわ」
「じゃあこの全裸文化は……?」
「“快楽の管理”を、健全な方向に変換した結果かもしれない」
妙に真面目な考察に、ヴァネッサだけがやや浮いた声で答えた。
「え、でも脱がなきゃ祈れないなんて最高じゃん? うちの筋トレルームもそうしようかな~」
「それ絶対通報されるからやめろ!」
流星が即座にツッコミを入れる。
◆
その後、パーティーは村の長老──見た目100歳は超えていそうな全裸の老神官──から正式に依頼を受けた。
「この祭壇が、最近、うっすらと……温かくなってきておるのじゃ……封印が……揺らいどる」
「……その原因、調べてほしい」
老神官の言葉に、ミレーユが頷いた。
「承知しました。“封印の揺らぎ”は魔力の漏れが原因である可能性も。調査のため、今夜、この祭壇にて全裸祈祷に参加します」
「ええぇぇぇぇええええええっ!!?」
一同、絶叫。
「待て待て待て、俺たちも出るのかその祈祷!?」
「当然ですわ。信仰の実態を調査するのに、抜けるわけにはいきません」
アリシアが、冷静に告げた。
その表情は真面目そのものだが、頬はやや赤い。
「う、嘘だろ……これ……明らかにラッキースケベフラグじゃん……!」
流星が天を仰いだ。
だが、このリヴァル村の真の姿は──まだ誰も知らなかった。
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