24 / 221
ミディとパミラ
しおりを挟む
ミディは久しぶりにアーライにある屋敷へ。
バレアンから無事に帰ってきたパミラに会う為だ。
屋敷の前まで来ると前から走ってくる白いもふもふが‥
「パミラ!無事だったのね?会いたかったわ。」
パミラを抱っこして思う存分ふわふわモコモコを堪能する。
「クゥーン」と鳴いて甘えるパミラは、フェンリル感は全くなくて‥
可愛い!可愛い!ミディの白いもふもふなんだけど?
そうだ!サーチくんを使ってパミラが何を話しているか聞こう。
常に携帯しているサーチくんを取り出してボタンを押す。
「ねぇ。パミラ?何か話してみて?」
「ミディ!私恐かったよ。
黒の魔女と気持ち悪い男が私を誘拐したの。
だからね。
双子のお兄ちゃんに助けを求めたんだよ。」
「パミラ‥恐かったね。無事で良かった!
パミラのお兄ちゃんは、何で守り神様じゃなくて、ラル兄に助けを求めてきたの?」
ミディは不思議だった事をパミラに聞いてみた。
「あのね。
父様は守り神だからアーライから動くわけにいかないの。
だからお兄ちゃんはラハルトに会いにジュビアに行ったの。
ラハルトがお兄ちゃんの主になるから」
パミラは、お兄ちゃんが大好きみたい!
お兄ちゃんの事を話すと嬉しそうに尻尾がブンブン揺れてる。
「じゃあ、パミラはこれからどうしたいの?
パミラも大きくなったら違う国の守り神になるの?」
このままうちの屋敷で神獣であるフェンリルを飼っていてもよいのか、気になるミディがパミラに聞いてみると
「私は、将来ミディが住む国を守るって決めてるからミディが何処に住むか決まったら迎えに来て?
それまでは、ここで番犬代わりをしてるから!
アーライには、父様やお兄ちゃんがいるから安心なの。
私はまだフェンリルとしての力が覚醒してないらしくて‥
まだ、弱いからみんなを守れないの」
「そっかぁ。パミラも修行中なんだね!私が立派な冒険者になったら迎えにくるから、それまではここにいてね。」
「うん!
ミディの事待ってるから、たまには帰ってきて?
ミディの魔力は気持ちがいいから大好きよ?
ミディの魔力は私と相性がいいの!」
パミラはふわふわなカラダをミディにこすりつけて‥
どうやらミディの魔力を堪能しているらしい。
「パミラはそんなに私の魔力が好き?」
「うん!
ミディの魔力は柔らかくて温かいから安心するの。
何かね。
母様に抱っこされてるみたいで落ち着くんだよ?」
「私もパミラを抱っこしたら落ち着く!
何かすごく安心するの。
私たち相性がすごくよいんだね?」
「ねぇ。
ミディ?
私を使い魔にして!
そうすれば、半人前じゃなくなって、覚醒出来るの!」
「いいけど?
パミラは私でいいの?」
「ミディがいいの!
生まれた時々から私の主はミディって決まってるんだもん!
ラハルトがアーライ神にならなかったら、次のアーライ神はミディなんだからね!
だから、私の主はミディなの!
ミディが私に名前をつけてくれたから、仮契約は終わってるよ?
後は、ミディが私を使い魔にするって宣言すればよいの!」
今からミディがパミラと契約の儀式を行うようなので‥
次回に続く!
バレアンから無事に帰ってきたパミラに会う為だ。
屋敷の前まで来ると前から走ってくる白いもふもふが‥
「パミラ!無事だったのね?会いたかったわ。」
パミラを抱っこして思う存分ふわふわモコモコを堪能する。
「クゥーン」と鳴いて甘えるパミラは、フェンリル感は全くなくて‥
可愛い!可愛い!ミディの白いもふもふなんだけど?
そうだ!サーチくんを使ってパミラが何を話しているか聞こう。
常に携帯しているサーチくんを取り出してボタンを押す。
「ねぇ。パミラ?何か話してみて?」
「ミディ!私恐かったよ。
黒の魔女と気持ち悪い男が私を誘拐したの。
だからね。
双子のお兄ちゃんに助けを求めたんだよ。」
「パミラ‥恐かったね。無事で良かった!
パミラのお兄ちゃんは、何で守り神様じゃなくて、ラル兄に助けを求めてきたの?」
ミディは不思議だった事をパミラに聞いてみた。
「あのね。
父様は守り神だからアーライから動くわけにいかないの。
だからお兄ちゃんはラハルトに会いにジュビアに行ったの。
ラハルトがお兄ちゃんの主になるから」
パミラは、お兄ちゃんが大好きみたい!
お兄ちゃんの事を話すと嬉しそうに尻尾がブンブン揺れてる。
「じゃあ、パミラはこれからどうしたいの?
パミラも大きくなったら違う国の守り神になるの?」
このままうちの屋敷で神獣であるフェンリルを飼っていてもよいのか、気になるミディがパミラに聞いてみると
「私は、将来ミディが住む国を守るって決めてるからミディが何処に住むか決まったら迎えに来て?
それまでは、ここで番犬代わりをしてるから!
アーライには、父様やお兄ちゃんがいるから安心なの。
私はまだフェンリルとしての力が覚醒してないらしくて‥
まだ、弱いからみんなを守れないの」
「そっかぁ。パミラも修行中なんだね!私が立派な冒険者になったら迎えにくるから、それまではここにいてね。」
「うん!
ミディの事待ってるから、たまには帰ってきて?
ミディの魔力は気持ちがいいから大好きよ?
ミディの魔力は私と相性がいいの!」
パミラはふわふわなカラダをミディにこすりつけて‥
どうやらミディの魔力を堪能しているらしい。
「パミラはそんなに私の魔力が好き?」
「うん!
ミディの魔力は柔らかくて温かいから安心するの。
何かね。
母様に抱っこされてるみたいで落ち着くんだよ?」
「私もパミラを抱っこしたら落ち着く!
何かすごく安心するの。
私たち相性がすごくよいんだね?」
「ねぇ。
ミディ?
私を使い魔にして!
そうすれば、半人前じゃなくなって、覚醒出来るの!」
「いいけど?
パミラは私でいいの?」
「ミディがいいの!
生まれた時々から私の主はミディって決まってるんだもん!
ラハルトがアーライ神にならなかったら、次のアーライ神はミディなんだからね!
だから、私の主はミディなの!
ミディが私に名前をつけてくれたから、仮契約は終わってるよ?
後は、ミディが私を使い魔にするって宣言すればよいの!」
今からミディがパミラと契約の儀式を行うようなので‥
次回に続く!
11
あなたにおすすめの小説
巻き込まれ召喚された賢者は追放メンツでパーティー組んで旅をする。
彩世幻夜
ファンタジー
2019年ファンタジー小説大賞 190位!
読者の皆様、ありがとうございました!
婚約破棄され家から追放された悪役令嬢が実は優秀な槍斧使いだったり。
実力不足と勇者パーティーを追放された魔物使いだったり。
鑑定で無職判定され村を追放された村人の少年が優秀な剣士だったり。
巻き込まれ召喚され捨てられたヒカルはそんな追放メンツとひょんな事からパーティー組み、チート街道まっしぐら。まずはお約束通りざまあを目指しましょう!
※4/30(火) 本編完結。
※6/7(金) 外伝完結。
※9/1(日)番外編 完結
小説大賞参加中
【完結】偽物聖女として追放される予定ですが、続編の知識を活かして仕返しします
ユユ
ファンタジー
聖女と認定され 王子妃になったのに
11年後、もう一人 聖女認定された。
王子は同じ聖女なら美人がいいと
元の聖女を偽物として追放した。
後に二人に天罰が降る。
これが この体に入る前の世界で読んだ
Web小説の本編。
だけど、読者からの激しいクレームに遭い
救済続編が書かれた。
その激しいクレームを入れた
読者の一人が私だった。
異世界の追放予定の聖女の中に
入り込んだ私は小説の知識を
活用して対策をした。
大人しく追放なんてさせない!
* 作り話です。
* 長くはしないつもりなのでサクサクいきます。
* 短編にしましたが、うっかり長くなったらごめんなさい。
* 掲載は3日に一度。
私は聖女(ヒロイン)のおまけ
音無砂月
ファンタジー
ある日突然、異世界に召喚された二人の少女
100年前、異世界に召喚された聖女の手によって魔王を封印し、アルガシュカル国の危機は救われたが100年経った今、再び魔王の封印が解かれかけている。その為に呼ばれた二人の少女
しかし、聖女は一人。聖女と同じ色彩を持つヒナコ・ハヤカワを聖女候補として考えるアルガシュカルだが念のため、ミズキ・カナエも聖女として扱う。内気で何も自分で決められないヒナコを支えながらミズキは何とか元の世界に帰れないか方法を探す。
本物の聖女じゃないと追放されたので、隣国で竜の巫女をします。私は聖女の上位存在、神巫だったようですがそちらは大丈夫ですか?
今川幸乃
ファンタジー
ネクスタ王国の聖女だったシンシアは突然、バルク王子に「お前は本物の聖女じゃない」と言われ追放されてしまう。
バルクはアリエラという聖女の加護を受けた女を聖女にしたが、シンシアの加護である神巫(かんなぎ)は聖女の上位存在であった。
追放されたシンシアはたまたま隣国エルドラン王国で竜の巫女を探していたハリス王子にその力を見抜かれ、巫女候補として招かれる。そこでシンシアは神巫の力は神や竜など人外の存在の意志をほぼ全て理解するという恐るべきものだということを知るのだった。
シンシアがいなくなったバルクはアリエラとやりたい放題するが、すぐに神の怒りに触れてしまう。
【完結】そうは聖女が許さない〜魔女だと追放された伝説の聖女、神獣フェンリルとスローライフを送りたい……けど【聖水チート】で世界を浄化する〜
阿納あざみ
ファンタジー
光輝くの玉座に座るのは、嘘で塗り固められた偽りの救世主。
辺境の地に追いやられたのは、『国崩しの魔女』の烙印を押された、本物の奇跡。
滅びゆく王国に召喚されたのは、二人の女子高生。
一人は、そのカリスマ性で人々を魅了するクラスの女王。
もう一人は、その影で虐げられてきた私。
偽りの救世主は、巧みな嘘で王国の実権を掌握すると、私に宿る“本当の力”を恐れるがゆえに大罪を着せ、瘴気の魔獣が跋扈する禁忌の地――辺境へと追放した。
だが、全てを失った絶望の地でこそ、物語は真の幕を開けるのだった。
△▼△▼△▼△▼△
女性HOTランキング5位ありがとうございます!
聖女なんかじゃありません!~異世界で介護始めたらなぜか伯爵様に愛でられてます~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
川で溺れていた猫を助けようとして飛び込屋敷に連れていかれる。それから私は、魔物と戦い手足を失った寝たきりの伯爵様の世話人になることに。気難しい伯爵様に手を焼きつつもQOLを上げるために努力する私。
そんな私に伯爵様の主治医がプロポーズしてきたりと、突然のモテ期が到来?
エブリスタ、小説家になろうにも掲載しています。
聖女の力は「美味しいご飯」です!~追放されたお人好し令嬢、辺境でイケメン騎士団長ともふもふ達の胃袋掴み(物理)スローライフ始めます~
夏見ナイ
恋愛
侯爵令嬢リリアーナは、王太子に「地味で役立たず」と婚約破棄され、食糧難と魔物に脅かされる最果ての辺境へ追放される。しかし彼女には秘密があった。それは前世日本の記憶と、食べた者を癒し強化する【奇跡の料理】を作る力!
絶望的な状況でもお人好しなリリアーナは、得意の料理で人々を助け始める。温かいスープは病人を癒し、栄養満点のシチューは騎士を強くする。その噂は「氷の辺境伯」兼騎士団長アレクシスの耳にも届き…。
最初は警戒していた彼も、彼女の料理とひたむきな人柄に胃袋も心も掴まれ、不器用ながらも溺愛するように!? さらに、美味しい匂いに誘われたもふもふ聖獣たちも仲間入り!
追放令嬢が料理で辺境を豊かにし、冷徹騎士団長にもふもふ達にも愛され幸せを掴む、異世界クッキング&溺愛スローライフ! 王都への爽快ざまぁも?
罰として醜い辺境伯との婚約を命じられましたが、むしろ望むところです! ~私が聖女と同じ力があるからと復縁を迫っても、もう遅い~
上下左右
恋愛
「貴様のような疫病神との婚約は破棄させてもらう!」
触れた魔道具を壊す体質のせいで、三度の婚約破棄を経験した公爵令嬢エリス。家族からも見限られ、罰として鬼将軍クラウス辺境伯への嫁入りを命じられてしまう。
しかしエリスは周囲の評価など意にも介さない。
「顔なんて目と鼻と口がついていれば十分」だと縁談を受け入れる。
だが実際に嫁いでみると、鬼将軍の顔は認識阻害の魔術によって醜くなっていただけで、魔術無力化の特性を持つエリスは、彼が本当は美しい青年だと見抜いていた。
一方、エリスの特異な体質に、元婚約者の伯爵が気づく。それは伝説の聖女と同じ力で、領地の繁栄を約束するものだった。
伯爵は自分から婚約を破棄したにも関わらず、その決定を覆すために復縁するための画策を始めるのだが・・・後悔してももう遅いと、ざまぁな展開に発展していくのだった
本作は不遇だった令嬢が、最恐将軍に溺愛されて、幸せになるまでのハッピーエンドの物語である
※※小説家になろうでも連載中※※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる