知力99の美少女に転生したので、孔明しながらジャンヌ・ダルクをしてみた

巫叶月良成

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第5章 帝国決戦

第11話 孤児院にて

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 カンカン、と乾いた木の棒同士が当たる音が響く。
 いや、当たるなんて生易しいものじゃない。

 激突だ。

 全力で振り下ろされた木の棒――というより木刀と、それを受けるために振り上げられた木刀がかみ合って激しい音を鳴らす。

「ああ、やるっ!」

「ふっ!」

 2人の人物が木刀で打ち合っていた。
 寸止めじゃなくフルコンタクト(直接打撃)のため、受け損ねれば大怪我は必至なのに、その2人はダンスでも踊るかのように、位置を変え、動きを変えひたすらに攻撃と防御を目まぐるしく入れ替える。

 里奈と愛良だ。

 2人は真剣な表情で木刀を振り続けるが、いまだにクリーンヒットはない。
 そのことが周囲で見守る群衆の緊張感を否が応にも引き上げ、呼吸をするのも忘れるかのように見入っている。

 里奈が攻勢をかける。
 右手で木刀を振り上げ大上段からの打ち下ろし――と見せかけて木刀を手放した。
 それを左手でキャッチすると、愛良の予想外の方向から突きを見舞う。

 大上段を受ける構えだった愛良は、獣のように反応したが回避が遅れた。
 突きを回避するように足を動かしたが、その無理な回避運動に体がついていけない。
 足がもつれ、しりもちをつく。

「あっ!」

 観客が息をのむ。
 里奈が繰り出した突きから、手の中で器用に握りなおし逆手で木刀を持つと、そのまま倒れた愛良に突き刺そうと振り下ろす。
 対して愛良は避けることを選ばず、持った木刀を思いっきり突き上げる。カウンターだ。

 お互いが一撃必殺狙い。
 当たればそれこそとんでもないことになる。

 俺は声をあげようとして、それが無理だと知り、そして――

「ピー! タイムアップですー!」

 竜胆の声が上がる。
 それを聞いた里奈と愛良はピタリと止まった。
 お互いの木刀の先を相手の額から数センチ離れた位置で止めた。

 ほぅ、と観衆から安堵のため息が漏れ、そして喚声があがった。

「姉ちゃん、すっげー! かっけー!」「ひゅん、ってやってバシッてやってバーンだったもんな!」「お姉ちゃんたちすごいー! けど大丈夫ー?」

 観衆が里奈と愛良を取り囲み、ワイワイと声をあげる。
 俺はそんな気になれず、一気に虚脱したように肩を落とす。

 そう、ここは軍の稽古場でも町中の広場でもない。
 帝都はずれの孤児院だ。

 だから彼女らを取り巻くのは今の俺と同じ――いや、下の子供たち。
 それが男女年齢関係なくわいわい騒ぐ。

 愛良が働く孤児院に、里奈が頻繁に通っているらしいことを聞いて見に来たのだが……。

「なにやってんの、2人で」

 プレイヤーの中で、いや、俺の知っている連中の中でかなり常識人に近い(最近、里奈の評価は下がっているが)と思っていた2人がまさか子供たちの前でチャンバラをしているとは思ってもみなかった。

「あ、明彦くん」

「……どうも」

「あ、先輩ーちっすっす!」

 里奈、愛良、竜胆がこちらに気づいて挨拶してくる。
 俺もそれに答えつつも、彼女らに近づく。

 だがそんな彼女たちを守るように、小学校中学年くらいの男子を中心に防壁を作ってきた。

「誰この人ー」「なんかえらそー」「お姉ちゃん、変な人いるー」

 ……このガキ。
 いやいや、いかん。今の俺は立場ある人間。子供なんかの挑発に……。

「なんかひんそーだよ」「かわいくねーし」「ちっせー」「てかぺちゃぱいー」

「このガキども、そこに直れ! てか里奈よりはあるわー!」

「明彦くん? どういう意味かな?」

 あ、しまった。
 里奈がすんげぇ怖い目で見てる。笑っているようで目がガチだ。収穫される。

「ごめんなさいでした!」

「もうっ、失礼しちゃうんだから」

 プンスカ怒る里奈は、今の今まで殺し合いのような打ち合いをしていたと思えないほど幼く見える。

「大丈夫です、先輩は正義ジャスティスの申し子なので、いっぱい正義ジャスティス正義ジャスティス正義ジャスティスしてくれる人ですよ」

 竜胆が子供たちに説明してくれているが、それで理解できる奴は逆に将来不安だぞ。

「まぁオレ……あたしの恩人みたいな人だから。仲良くとは言わないまでも、そう警戒しないでやってくれ」

「はーい、アイラせんせー」

「よっし、じゃあ汗かいたから皆、お風呂に入ろうか! ほら、園長先生とお風呂沸かしてこーい」

「はーい!」

 子供たちが愛良の号令のもと、一斉に動き出す。
 それを満足そうに見守る愛良に俺は近づいた。

「うまくやってそうだな」

「ん……ああ。なんとか、な。あぁ……と」

 愛良が俺の方を見て、ちょっと視線を外して、頭を掻いて、盛大にため息。
 なんだ、どうした?

「その、なんつーんだ。オレ……いや、あたしが……その」

 なんか言いにくそうにしているので、根気よく待ってみるとようやく覚悟が決まったらしい。

「あたし、なんかのために色々……その、サンキュウ」

 ギリギリ聴覚に入ってくるくらいの声でお礼を言われた。

 あぁ、俺が仕事探しの手伝いをしたことを言っているのか。
 別にそこまで恩を感じる必要はないのに。

「気にしないでくれ。この国を良くしようって人を無碍むげにはできないってだけだから」

「ん、そういうもん」

「そういうもんだ」

「じゃあこの話はこれでおしまいだ。で? 何しに来たの?」

 言うだけ言ってすっきりした様子で改めてこっちを見る愛良。
 なんかすっきりした印象を受けた。今まではちょっと怖いと思ったけど、なんか気の良いあねさんって感じ。

「いや、色々煮詰まってね。それで散歩がてらに様子見にきただけだけど。てかこっちこそ何やってんのだよ。里奈とあんな危ないことしてさ。殺し合ってるのかと思ったぞ」

「これのことー?」

 里奈が木刀をぶんぶん振って近づいてくる。

「ちょ、お前危ないからやめろ」

「え、でもこれ……ふっふーん。てぇい!」

 里奈が悪そうな笑みを浮かべたかと思った途端、その木刀で俺に打ちかかってきた。

「ちょ、わっ!」

 慌てて腕を頭上に掲げるが遅い。
 里奈の木刀が俺の脳天に――

 ポコン

 さく裂した。
 ほんのわずかな衝撃を残して。

 ……へ?

「これね、木刀に見えるけど実はスポーツチャンバラ用のスポンジなんだよ」

「そう、これぞ最終ファイナル正義ジャスティス・雷神断罪剣サンダー・ジャッジメント・ソードです!」

「ま、オレの……じゃないや、あたしのスキルって色んな剣を取り出せるようでさ。色々試したら、こんなのもできたってわけ」

「は……ははは」

 なんだそりゃ。
 確か『剣豪将軍』だっけか。足利義輝あしかがよしてるのごとく剣を大量生産できる。
 剣や刀ならなんでもありってか?

「てかあのカンカンって音は!? スポンジだろ!?」

「ん、なんかよくわかんないけど鳴るんだよねー」

「多分、風に触れることによって高質化するのか。まぁ知らないけど」

 いいのか、そんな適当で。
 ま、いいか。

「ん、そうだ。色々煮詰まってるんだろ? 少しは体を動かしてみろよ」

「そうだよ、ずっと部屋に引きこもってちゃだめだよ。明彦くんも体動かそ?」

「俺も!?」

「適度な運動! それもまた正義ジャスティスです!」

 まぁそりゃ運動した方が脳も活性化されるというけどさ……。
 ただ俺の体力のなさと運動音痴は芸術レベルまで高められているはず。
 だからこそどうも気が進まない。

 ただ何度も3人にせっつかれ、仕方なくやることになった。
 ま、いっか。スポンジの剣なら武器じゃない。俺だって持てるはず。

「分かったよ、ちょっとやってみるか」

「来ました! ならお相手はこの竜胆がします! さぁさぁ、お立合いです!」

 竜胆がぶんぶんとスポンジ剣を振り回す。うん、とりあえず行ける。

「さぁ、どこからでもかかってきなさいです、先輩!」

 ええい、もうこうなったらやけだ。
 やってやる。これでも男の子。チャンバラはもってこい、のはず。

 えっと、確か剣はこう持って、正眼ってこうだっけ?
 などと試行錯誤しつつも、なんとか構えを取ると、そのまま剣を振り上げて叩きつける。

「てや!」

 ブンっ

 空振りした。
 距離感が違ったみたいだ。この剣の長さと俺の腕の長さ。それをちゃんと見極めないと。
 剣は軽い。俺にも持てる。しかも俺の剣速に驚いたのか、竜胆は目を丸くしている。

 ふっふっふ。
 これは幕開けだ。
 知力99で武力最強軍師の伝説の幕開けだ。

 そう思えばもはやこれはスポーツチャンバラではない。
 いわば最強の第一歩となる晴れ舞台!

 踏み込み、今度は剣を右に振って胴薙ぎ。
 当たる!

 ぽこっ

 当たった。竜胆の左手にクリーンヒットした。
 クリーンヒットしてしまった。

「あ、すまん。大丈夫か竜胆!?」

 我に返って竜胆の腕を見る。
 俺の殺人剣が当たったのだ。骨折とかしてないよな!?

「えっと……」

 無事だ。
 けど行ける。俺はやれる! 竜胆はまったく反応できなかった!

「あの、先輩。もう一度やってみてもらっていいですか?」

「ん、ああ」

 いいのか?
 俺の中に眠る剣鬼が目覚めてしまっても?

「へやっ!」

 へろっ
 ばすっ

「……もう一度」

「とぅ!」

 へろっ
 ぱしっ

 なに!? 掴んだ!?
 俺の渾身の一振りが、まさかの竜胆の――しかも左手一本で止められた。
 無刀取り!?
 竜胆、まさか新陰流しんかげりゅうの奥義を極めていたのか!?

「えっと、本気でやってます、先輩?」

「当たり前だろ! 俺はいつだって本気だ。てか俺の殺人剣をどうしてそんな――きゃぅ!」

「なにこの可愛いの! 一生懸命振ってる姿が可愛い! 全然速度が出てない残念さが可愛い! さすが私の妹! さすが明彦くん! もうこれはお持ち帰りしていいやつ!?」

「本当なのじゃー! ジャンヌはいつ見ても可愛いのじゃー。でもお姉さま、お持ち帰りは困るのじゃ!」

 なんか背後から抱きつかれてもみくちゃにされた。
 てかなんか関係ない人混じってない!?

「う・る・さーい! いい加減にしろ!」

 背後からの拘束を振りほどこうとめちゃくちゃに暴れる。けど俺の力じゃ2人は振り払えない。

「てかなんでマリアがいるの!? 聞きなれた声がしたと思ったら!」

「いや、女王様がお忍びしたいってことで色々見て回ったんだけど。ちょうどそこにジャンヌがそんなへっぴり腰で誘惑してくるからさ。もう、そりゃもう抱きしめたいよね!?」

「ニーア、お前もか!」

 3人だった。かなうわけねー!
 背後からマリアが腰に、右手を里奈、左手をニーアという万全の布陣でつかまれて、もう密着度愛が半端なくて、いろんな思いが混ざり合って酸欠で頭がくらくらし始めた。

 見れば竜胆はご愁傷様と手を合わせてるし、愛良は若干ひきつっているが、そこに一途の光明を見出した。

「愛良、助けて……」

 俺の必死の懇願に、愛良はやれやれと肩をすくめて、

「あーっと、女王様、なんでしたっけ? えっと、子供が見てますので、できればお控えになさってもらえたら。あと里奈。ちょっと落ち着こう?」

「む、むぅ。そうじゃな。青少年に変な影響を与えちゃいかんのじゃ」

「はっ! そ、そうね。私としたことが」

 助かった。さすが愛良。
 てかマリア。お前、自分のことちゃんとわかってるのか。後で説教だな。

「はぁ……はぁ……」

 とりあえず3人に解放されたものの、呼吸を整えるのに一苦労だった。

「お前らな! 公衆の面前でなにやってるんの!」

「しょうがないでしょ、明彦くん可愛いんだもの!」

「だから誘われたって言ってるでしょ? 美しい花が美味しそうな花粉をつけてるのに、ミツバチが寄らない理由はないでしょ」

「そうじゃ、あれは抱き着いて、という合図じゃったぞ」

 えーーーー、なんで俺が悪いみたいな流れになってんの?
 てかどれだけ知力があっても、話を聞かない奴を説得しようと思っても無駄だということを最近知った。もういいや。

「で? なんでマリアがいるの?」

「それはじゃの。お忍びなのじゃ!」

 全っ然、忍べてないけどな!
 グレーのケープを頭から羽織って顔は隠そうとしているが、そもそも薄いピンクのフリルつきワンピースとか、普通にどこかのお嬢様としか見られないだろ。
 てかニーアは普通に姿見せてるから意外とバレバレだと思うぞ。

「大丈夫なのか?」

 俺はニーアに寄ると声を潜めて聞く。

「大丈夫、大丈夫。これでも警護体制はばっちりだし。それに、女王様が人々の暮らしをちゃんと見て手助けしたいって。断れないでしょ、そう言われちゃ」

「まぁ、そう言われちゃそうだな」

 王としてその心意気やよし。
 言葉だけじゃなく、実際に行動をしているのも評価できる。

 結局、為政者は人々が何を求めているか。
 それを分からなければどれだけ良い施策をしようとしても、見当違いだったり的外れだったりと「それじゃねーよ」と言われれて無能扱いされてしまう。
 王政というトップダウンの機構ができている以上、面と向かって批判はないだろうが、できればマリアには良き王として過ごして欲しいものだ。

「大丈夫だって。それにあの女が来たら、確実に仕留める」

 ニーアの顔から笑みが消える。
 あの女。
 名無しノーネームと名乗った帝国の暗殺者。
 俺を狙い、ハワードの爺さんを殺した仇。

 ニーアはその時に友人を亡くしたことを知り、さらにマリアを狙うあの女に怒り心頭だった。

 そうか。もしかしたらあの女が動くのかもな。
 この微妙に停滞した時期。
 軍が動かせない間に行われる謀略戦。
 そこに暗殺がないとは言い切れない。

「安心して。一応、今のところは感じないから。あの女の匂い」

 犬みたいだった。
 まぁ、ニーアは獣っぽところあるからな。
 じゃあそこは任せよう。

「うむ、それにしても初めて来たが、いい感じの孤児院じゃのう!」

「知ってるのか?」

「ふっふっふ、実はアシカおじさんをやってるのじゃ!」

 アシカおじさん?
 ショーでもやるのか?
 足長おじさんのことだろうな。多分。

「あっ、そうだったのか。すまない――ません。ありがとうございます、とても助かってます」

 愛良がハッとしたように、マリアに深々と頭を下げる。

「よいのじゃ。余にはお金を出すことしかできないからの。それで子供たちが笑顔になってくれれば皆幸せなのじゃ!」

 そのマリアの言葉が、心から出ているものだとはっきりわかり、胸が熱くなる。
 あるいは、俺がいなくても彼女は良く国を治めてやっていけるのか。そう思えてしまう。

 出会ってもうすぐ3年、か。
 あの時の操り人形でしかなかった少女が、今ではちゃんと自分で考え、行動するまでに成長している。
 それも少なくとも悪名は残さないだろうまでに正当的な成長だ。

 まだ伝える決心はつかない。
 けど、仮に俺が消えたとしても大丈夫。
 そんな思いを抱いた今日この頃だった。

 ――なんて思ったことがありました。

「じゃから余も幸せになるのじゃー。ジャンヌはあったかいのぅ」

「前言撤回! やっぱお前はまだまだだ!」
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