知力99の美少女に転生したので、孔明しながらジャンヌ・ダルクをしてみた

巫叶月良成

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第5章 帝国決戦

第23話 ジャンヌ誕生祭・後

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 色とりどりのフルーツタルトのケーキに舌鼓をうち、紅茶を飲んでまったりしていると、

「はい、というわけでー。プレゼントのトリは女王様にするとして、まずはあたしのプレゼント!」

 ニーアが張り切って手を挙げて自己主張してきた。

「うむ、やってやるのじゃ、ニーア!」

「任されました! これがあたしからのジャンヌへのプレゼントだぁ!」

 と、ニーアが取り出したのは、台形型の何かの塊。
 そこにラッピングなのか、リボンを巻き付けてプレゼント風にしている。

「えっと、なにこれ?」

「筋肉増量トレーニングセット! これでちょっとは筋肉つけなさい!」

 要はダンベルみたいなもので、それで筋トレしろとのこと。

 うわーいらねー。
 つか筋トレの仕方が原始的すぎんだろ。
 そして武器の持てない俺が筋力を上げたところで意味はないわけで。

 まぁ、そんなことはもちろん言えないけど。

「なになに? 嬉しい?」

「あ、ああ……」

「ジャンヌ、嘘が下手なのじゃ」

「そ、そんなことないぞ! うわーやったーうれしー、ちょうど家に切れてたところだったんだよなー助かる―」

「うっ、そんな……ジャンヌのばかぁ!」

 鉄の塊が飛んできた。右頬をかすめて絨毯に落下。

 ……死ぬかと思った。

「気を取り直して、余からこれをプレゼントなのじゃ!」

 撲殺される寸前だったのを早々切り替えられるか!

 と、そんな俺の前にマリアが小箱を差し出してくる。

「これは――」

 古びた小さな箱。
 手のひらに収まるサイズのそれを受け取ってみたが開くらしい。

「開けても?」

「もちろんじゃ!」

 マリアの許可を得て開けてみる。
 そこには銀色に輝く小さな指輪が。

「……まさか結婚指輪とかいうギャグじゃないよな?」

「ち、違うのじゃ! ちょっと思っただけでそんなことはないのじゃ!」

 ちょっと思ったのか。
 けどそれにしてはかなり年代物に見える。鑑定眼なんてないから分からないが、装飾もないシンプルな指輪で、一部、傷つきへこんでいる場所もある。

 とても価値があるとは思えないな。

「それは由緒正しき指輪なのじゃ。何かないかと王室の蔵を探ってたらたまたま見つけたのじゃ!」

 皇室の蔵って……。

「国宝級じゃないのか!?」

 単なる銀の指輪にしか見えないけど、もしかしてめっちゃ価値のあるものかもしれない。
 そう考えると、手足が固まってしまう。なんとか落とさないようにするのに精いっぱいだ。

「いや、それはただの指輪じゃ。銀やプラチナじゃなく、鉄のものじゃから安物じゃ」

「あ、そう……」

 そう言われると、今までの手の震えが消えるのだから不思議だ。
 でもなんでそんな安物を蔵にしまっておいたんだ?

「実はの。色々と調べてもらったんじゃが、その指輪は時のオムカ国王がかのジャンヌ・ダルクに渡した指輪だったのじゃ!」

「へ……?」

 ジャンヌ・ダルク。
 そういえば俺の前にもそう名乗った人物がいたとか。
 それはオムカ建国の英雄と言われ、その影響もあって、俺がここまでやってこれたのもある。

 てか待て。
 それって、つまり何百年も前で、歴史上の偉人がつけていたもの?

「安物だけど歴史的価値ヤバイやつじゃないか!?」

 やっぱ国宝以外の何物でもないだろ!
 そんなものをポイッとあげるな!

「でも、ジャンヌにはそれをつけていて欲しいのじゃ。それは国王がジャンヌ・ダルクに勝利を祈願して渡したものなのじゃ。必ず生きて帰ると。そしてジャンヌ・ダルクは大国との戦に勝ち、無事に帰ってきて国王に指輪を返したのじゃ」

 あぁ、なるほど。
 つまり、俺にもそのゲンを担いだ形にしたいと。

「生きて、帰ってきてほしいのじゃ」

 泣き出しそうな瞳で懇願してくる彼女。
 そのあまりに真摯な願いに、俺はうろたえた。

「そんな、大げさな」

「でもこれまでにない数の敵が来るのじゃろう?」

「あ、あぁ」

「それに戦場に絶対はないとジャンヌも言っておった」

「ま、まぁな」

「正直、待ってるだけは辛いのじゃ。遠く離れた場所で、ジャンヌが撃たれたと聞いた時は、もう本当に心臓が止まりそうだったのじゃ」

 そういうものか。
 それほどまでに俺のことを心配してくれるのはありがたいと思う。

 けど――

「駄目だ、マリア」

 そんな彼女の優しい気持ちを知ってなお、俺はそれを否定しないといけない。

「王たる者、そうやって誰かを依怙贔屓えこひいきしちゃいけない。俺にやるならほかの皆にも報酬としてあげなくちゃいけない。俺だけ特別扱いすれば、それは不満を生み、内部崩壊を――」

「分かってるのじゃ!」

 少し、いやかなり驚いた。
 マリアが俺の言葉を遮るだけじゃなく、その怒声に近い声を聴いたのは、多分初めて。

「分かってるのじゃ……それくらいは。ジャンヌに、教わったから。けど……けど……」

 分かってるのならなぜ。
 そう問いただしたいが、なぜか言葉が出ない。

 呆然としている俺に対し、辛そうな、泣き出しそうな表情で、マリアは声を吐き出す。

「それでも、それでも余はジャンヌを特別にしたいのじゃ」

 だからそれは、と口を挟みたいがそれを許さない迫力が今のマリアにはある。

「負けてもいい、逃げてもいい、1人になってもいい。どれだけ情けなくても無様でも生きて戻ってきてほしいのじゃ。他人はジャンヌを責めるかもしれんが、余はそれを許そう。そして共に死のう。だから、戻ってきてほしいのじゃ。たとえ、たとえ――」

 抑えていたらしい、彼女の想いが洪水となって直撃する。
 だがそれ以上に俺をうろたえさせる一言が、彼女の口から放たれた。

「たとえ、この世界からいなくなってしまうとしても!」

「っ!」

 俺がこの世界からいなくなる。
 それは俺がずっと悩んでいた重大事。

 なぜ彼女が、それを知っている?
 元の世界とか転生とか知らないはずのマリアが。

 俺の表情に驚愕が浮かんだのを見てか、マリアは淡々と説明する。

「2日前。お姉さまに聞いたのじゃ。ジャンヌたちは、違う世界から来て、そしてこの戦いが終わったら二度と会えなくなると」

 お姉さま……里奈か!
 あいつ、なにを。

「お姉さまを責めて欲しくないのじゃ。最近、ジャンヌがどこか思い悩んでるみたいなのを聞いてみたら、渋々そう教えてくれたのじゃ」

「そういうこと。もとはあんたのせい」

 ニーアの援護射撃が胸を刺す。

 俺が……。

 確かに悩んでいた。
 元の世界に戻るか。
 この世界に残るか。

 2つに1つ。
 同時に叶える方法はない。
 知力がいくらあろうと、物理的法則を覆せるわけでもない。

 だから悩んだ。

 それを、彼女に看破されていたというのか。
 そして、それを知った彼女は俺にこれを渡そうと決意したのか。

「正直、まだよくわかってないのじゃ。けど、いなくなってしまう。その可能性を知ったら、余はもう駄目だったのじゃ。依怙贔屓とさげすまれても、特別扱いとなじられても、ジャンヌを放っておくわけにはいかなかったのじゃ……」

 マリアは必死に俺に伝えようとしている。
 彼女と出会ってから、多分、一番大事なことを。

「だって、ジャンヌは救ってくれたのじゃ。帝国の操り人形だった余を。生きる目標もなかった余を。それに、ジャンヌは、余の、初めての……友達じゃから」

 思い出す。
 ここで初めて彼女に出会った時。

『――友達になってほしいのじゃ』

 精一杯の勇気を出して、出会って間もない俺にそう言った彼女。
 あれから2年。

 救われたのは俺の方だ。
 目標を与えられたのは俺の方だ。

 彼女がそう言ってくれなかったら、あのままよく分からない状況下で野垂れ死にしていたかもしれない。
 ここまで来れてなかったかもしれない。

 あぁ、本当に自分はまだまだだ。
 ここまで言われなきゃ何も気づけないなんて。

 なのに俺は、彼女の安全のため、そして自分の未来のためと言って戦線を広げていった。
 彼女を大陸の支配者にしてやろうと思った。

 それが逆に争いを呼び、彼女を危険にさらす可能性を高めることを知りながらも、そう突き進んできた。

 歪んでいる。
 分かっている。

 それでも、俺にはそれしか分からないから。
 マリアのためには、そうするのが一番だと思ったから。

 けど、もしかしたらそれは根本的に違ったのではないか。
 それを今、思い知らされた。

 もしかしたら独立も、勝利も、大陸の制覇も、マリアには何もいらなかったのかもしれない。

 彼女が望むもの。
 それは手の届く範囲での幸福。
 そして心を許せる友人。

 決して、大陸を統一したいというたいそれた願いではないのだ。

 だとすると、俺はひどい思い違いをしていたことになる。
 いや、やはり身勝手な思いだったのだろう。元の世界に戻りたいため、ただただそのために彼女の立場を利用した。
 利用して、人を死なせて、人を殺して、恨みを買って、なおのうのうと生きている。

 ……あぁ、そうか。
 俺はマツナガを責められない。
 むしろ、それより悪質。
 本当に、救いようのないほどの……。

「迷惑じゃ、なかったか?」

「え?」

 思わず口にする。
 そして後悔した。
 いまさら、俺の罪を告白し、その許しを請いたいだなんて。そんな身勝手でわがままで自分本位で一方的でエゴの塊でしかない思いなど。

 それでも、言わざるを得ない。
 もう心が限界だったのかもしれない。

「いや、迷惑だったはずだ。恨んでるはずだ。俺が来て。勝手にやって。お前を大陸の女王にするとか。戦線を広げて。人を死なせて。あのままだったら平温な日々が続いたはずなのに。俺が壊した。だから――」

 衝撃が走った。
 立っていられなくなり、思わずしりもちをつく。

 殴られた、と気づくのに3秒かかった。

 目の前にはマリアの前に仁王立ちするニーアの姿。
 その表情には怒気がありありと浮かべいて、俺を見下して口を開く。

「ジャンヌにさっきのプレゼントなんてもったいないわ。あんたのプレゼントはこの拳で十分よ」

「ニーア……」

「あんた、舐めてるでしょ」

「……ああ。俺なんかは」

「違うわ。女王様のことよ」

「……え?」

「ふんっ!」

 勢いよく鼻を鳴らして、彼女の主に見せ場を譲るように一歩退いた。
 そしてマリアが悲しいような、それでいて慈愛に満ちたような視線で言つめてくる。

 そして彼女は語った。

「そんなことはないのじゃ。余は、楽しかったのじゃ。ジャンヌと一緒にいることが。ジャンヌと一緒に過ごす日々が。何より、傀儡でしかなかった余を救ってくれて、オムカを国として再興してくれた。虐げられていた国の人たちを助けてくれた。確かに色んな人が亡くなったのは悲しいのじゃ。けど、戦わなければ、守れないものもあったから。じゃから余はジャンヌに感謝しても恨むことはないのじゃ」

「あ――」

 俺は勘違いを悟った。
 彼女が――マリアがそんなことで俺を恨みに思うはず何てないのに。
 彼女が人を悪しざまに言うことなんてないはずなのに。

 舐めてる、か。
 確かに、そうなのかもしれない。

 あぁ、本当。
 どこが知力99だよ。

 他人のことなんて、何1つわかっちゃいない。
 本当に、知力なんて戦場でしか役に立たない。

 対人関係って実は政治力なんじゃないか。
 しかも知力が介入できる余地のない。

 本当に、思い知らされる。
 自分がどれだけ未熟か。
 自分がどれだけうぬぼれていたか。

「……ごめん。そうだな」

「そうなのじゃ。ジャンヌがいてくれたから、余は生きていられるのじゃ。未来が開けたのじゃ」

 まだ遊び足りない子供だと思っていた。
 まだまだ未熟だと決めつけていた。

 けど、彼女だって一国の王だ。
 それ以前に自分で考え、自分で行動する人間だ。

 それを俺は……。

「正直、ジャンヌがいなくなってしまうかも。そんなことは考えたくないのじゃ。けど、それがジャンヌの幸せに通じるなら、余はその辛さにも耐えようと思うのじゃ」

「……ごめん」

「謝らないでほしいのじゃ。ジャンヌにはいつも、格好良くて素敵なジャンヌでいてほしいのじゃから」

「うん、ごめん……じゃないな……ありがとう、かな」

「ん!」

 元気よくうなずくマリアに、先ほどまでの陰の気配はない。

 本当に、俺よりしっかりと現実を見据えてるじゃないか。
 そうでもなくちゃ、一国の王になんかなれないか。

「立てるかの?」

 マリアが手を差し伸べてくる。
 俺にそれを拒絶する意志は存在しない。

 彼女の手を握り、引き起こされる。
 意外と力強い。
 それがなんだか嬉しかった。

 そういえば今日は俺の誕生日だったよな。
 そのくせ殴られて説教されて思い知らされて。

 まったく、歳をとってもまったく成長してない。
 それでもいい。
 これも1つのまた学び。

 だから彼女に言うことは1つだ。

「約束するよ。俺は帰ってくる。勝っても……いや、必ず勝って戻る。それからのことは、その時考えよう」

「うん!」

 マリアが破顔する。
 もう1人の似た彼女とはダブらなかった。



 余談。
 翌朝。朝帰りした俺は、家に戻る前に里奈の家に寄った。

 早朝にも関わらず里奈は起きていて、コーヒーを飲んでいた。

「怒ってる?」

 開口一番。何がと聞き返すまでもない。
 マリアに俺のことを話したことだ。

「いや、逆だ。言ってくれてありがとう、かな」

「責められると思った」

「まさか。里奈をそんなことには……」

「私ね」

「ん」

「…………ううん、何でもない」

 里奈が何を言おうとしたか。
 分かるような気がする。
 けど何も分からないような気がした。

「ねぇ、明彦くん」

「どうした?」

「誕生日おめでとう」

 まぁ実際は俺の誕生日じゃないんだけど。
 それを突っ込むのは野暮というもの。

「あぁ、ありがとう」

「コーヒー、飲む?」

「ん、いただこうかな」

 里奈が席を立ち、逆に俺は対面に座る。
 そして運ばれたコーヒーのカップを手に取ると、里奈がカップをささげてきた。

「素敵な女王様に」

「素敵な誕生日に」

 チンと、カップが触れて小さく鳴った。
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